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4年前にfacebookに投稿した記事ですが、日本における自動車整備士不足という問題は、ますます深刻化しています。例えば次の車検、あなたのクルマの整備をしてくれるのは日本人ではない可能性は普通にあります、予約が取れなくて車検満了日を超えてしまう可能性もあります、整備士資格を持っていないメカニックの違法サービスに頼らざるを得ないかもしれません、整備士資格の取得条件が大幅に緩和されて昨日までタイヤとオイル交換しかしたことがないサンデーメカニックだったような人があなたのクルマの担当になるかもしれませ
上出優之利さんの写真個展「クルマの達人」が、先週土曜日に閉幕した。何点かの作品が売れたようだが、準備や移動の支出を考えればおそらく大幅な赤字ではないかと思う。けれども見逃してはいけないとても大切なことは、赤字、黒字という意識をもって事を俯瞰するという感覚、すなわちその行為がプロとして行われていること。そして、それらの作品の制作が注文を受けてのことではなく、自発的であること。すなわち売れないリスクを考えると、作品を通じて表現することに金銭以上の価値を置かずには存在さえしない仕事だということ。写
雑誌連載「クルマの達人」の写真を撮っていただいている上出優之利さんの写真個展『クルマの達人』、盛況のうちに終了した東京の催に続き、いよいよ上出さんの故郷である大阪に会場を移し、本日(9月2日・火)より開催されています。北区・中之島の《キヤノンギャラリー大阪》への道順等は、以下のキヤノン公式ウェブサイトをご覧ください。【キヤノン公式ウェブサイト】また初日の午後4時から1時間、上出さんによるギャラリートークが開催されます。「クルマの達人」という四半世紀を超える長期連載の表現者のひとりとして
上出さんの写真展で開催されたトークショー、大盛況でした。キヤノンギャラリー銀座へひとときに50人以上が詰めかけたと言えば、ギャラリーを訪ねたことがある人なら分かると思います。すし詰め寸前の立ちっぱなしの1時間20分。お越しの皆さま、たいへんお疲れ様でした。上出さんの人徳、さすがですね。素晴らしいです。上出さんが雑誌連載「クルマの達人」のために撮影した作品を紹介する写真展ではありますが、わたしもマイクを持って皆さんの前に立つことになりました。上出さんと共に展示された写真を順に巡り、わたしは写真で
【上出優之利写真個展「クルマの達人」】東京・銀座で絶賛開催中ですが、《明日(7月19日・土)の午後3時から》、写真家の上出優之利さんが皆さんの前で、展示中の作品を一点ずつ振り返りながら、氏にとっての撮ることについて説いてくれる約1時間のトークショーを開催します。この席に「クルマの達人」で紹介したクルマの達人も駆けつけてくださり、上出さんといっしょにご自身の仕事についてお話をしてくださいます。詳細はブログの後半にありますので、ぜひ皆さんもいらしてください。わたしの方でご来場予定を把握してい
上出優之利(かみで・まさのり)さんの、写真個展が本日から開催されます。テーマは、なんと「クルマの達人」です。まずは開催概要から。★7月15日(火)~26日(土)キヤノンギャラリー銀座入場は無料ですが、休館日があるので以下のウェブサイトで詳細をご確認の上、お出かけください。19日(土)15時からのトークショーでは、わたしもマイクを持たせていただきます。【キヤノン公式ホームページ上出優之利写真展「クルマの達人」】わたしが書くものをご愛読いただいている皆さんが写真展をより楽しんでいただ
先日、京都で行った「クルマの達人」の取材風景です。今では雑誌に寄稿している唯一の記事です。自動車整備の現場で働く職人を訪ねて原稿を書き始めてから30年経ちます。CarExという雑誌で連載していましたが同誌の休刊に伴い、掲載の場所をカーセンサー誌に移し連載名を「クルマの達人」に変更してから26年になります。「クルマの達人」の写真を撮ってもらっているカメラマンは、上出優之利さんです。26年間を3人のカメラマンに撮ってもらいました。上出さんは三代目です。今年の7月(東京)と9月(大阪)、上出優
「クルマの達人」の取材に出掛けてきました。2005年に知り合って、その頃はたぶん50代だったよねと話して、71歳だけどまだレースやってるよ走ってるよ、と。なんだ、今日呑みに行くんだと思ってウキウキしてたのにさ、だって。昨日は崎山さんから電話が掛かってきて、今日はほんとに帰っちゃうの?と何度も懐っこく話してもらって。「クルマの達人」の仕事がわたしのプライベートに添えてくれたもの、頭が下がるような仕事ぶりを納めた大人たちにガキのようにかわいがってもらえること。四半世紀をとっくに越えた連載、
Bow。さんが旅立たれた。親しいと言えるような個人的な付き合いがあったわけではありませんが、「クルマの達人」に登場していただくために取材したときの心地よさをよく覚えています。数年前に、癌を患ったそうだと人づてに知って、少し落ち着いた頃だとも聞いたので携帯電話を鳴らしてみたけど応答はありませんでした。喉の腫瘍だったと後で知りました。Bow。さんのことを書いた「クルマの達人」を掲載します。2007年のちょうど今ごろの季節に書店に並んだものです。写真は橋本玲さん。誌面に掲載したものとは違う、未公開
IwroteaboutNobuhiroYamamoto,thechiefdeveloperoftheNDRoadster*MX-5/Miata,inaJapanesemagazine,andwecreatedanEnglishversionforMiatapeopleinEnglish-speakingcountries.AccordingtoYamamoto,hewasabletocompletetheNDRoads
もう初夏の頃のことですが電話を掛けたら、20年も前に原稿を書かせていただいたわたしのことを憶えてくださっていたことが、驚くやらうれしいやら。なにしろ、御年85歳です。すぐに大阪まで顔を見せに行ってきました。なにしろ85歳ですから、20年前にインタビューを取ったときにすでに65歳ですから、工場に出ているよと言われても、看板役としてのお務めかしらと想像していたら、ポルシェのエンジンルームに半身を突っ込んで工具を動かしているじゃないですか。さらに2週間後くらい、カメラマンといっしょに改めて訪ねて取材し
9月27日発売のカーセンサーエッジ誌、連載「クルマの達人」で、NDロードスター開発主査を務められた山本修弘さんのことを書かせていただきました。写真:上出優之利具体的なクルマの話……例えばサスペンションとかエンジンとかデザインとか、そういう話は、ほとんど書きませんでした。ただただ山本さんの目の前に現れた情景とそれについてのご本人の反応を書きました。その中から、我ら凡人の身の丈からでも見渡せる決してスーパーマンではない親しみと、おおよそほとんどの人には真似できない人並み外れた特性を読み抜いてい
暴走呑んだくれナイトの失態劇をfacebookに投稿した、先日の名古屋、大阪取材行。ちゃんと仕事もしてまっせという証拠写真が届きました。いつ冥土から招待されても土産として持ていけるように、数年前から記念写真を撮ってもらっている「クルマの達人」取材。ここでは紹介できない誌面用の写真の中に、いつもその記念写真が入っています。上出優之利さんは、もともとミュージシャンで、制作者として活動していた頃は中森明菜さんの作品を手掛けたこともあるような人ですが、2011年の震災を機に写
昨日は、「クルマの達人」の取材に行ってきました。夜の8時ころに帰ってきて、少し寝てまた起きて、いま午前3時。原稿を書いています。正確にはその合間にブログを書き始めました。この時間に仕事をすることも、出力を得たいときに何日間もそのことを意識の一部にはっきりと保ち続けることも、特に違和感なく意識もせずにやっています。習慣というのは恐ろしい。スピーカーシステムの仕事でも、取り組み方は同じです。というか、実によく似ていると思います。あんなに悩みまくって苦労したのに、突然閃い
貴方の仕事の機微について聞かせてください、と初めてこの場所を訪ねたとき、わたしはまだ32歳でした。そのときまだ社会人に成りたてで余所で働いていた貴方が、いまはもうあの時の父親と同じ歳になったと知りました。驚くのではなく、そうだよなあ……と、とても感慨深くありました。親子の同い歳を、一条の連載で取材しました。お父さんはよく怒ってました。作業をしているから話しかけるなと客を叱るほどはっきりものを言う人でした。貴方はお父さんほどはっきりものを言う人ではありませんね。今日もそ
「クルマの達人」の原稿を書き始めてます。カーセンサーエッジ誌での毎月の連載分ではなく、書籍用の原稿です。なので、しばらくは猛烈にイヤなヤツになるかもしれませんので、最初に謝っておきます。仕方がないんです、周りのことをまるで構えなくなるこの感じ、ものを創る人にはわかってもらえると思うのですが。。。。この仕事はもう30年やっているので、たくさんたくさんカメラマンを知っていますが、上出さんの写真は完全に天下一品だと思います。人物の写真って、実は誰が撮ってもそれなりにそれっぽ
連載「クルマの達人」の書籍化を進めています。担当してくれる編集者を指名してOKをいただいて、さっそくデザイナーと印刷所の提案をもらって、わたしの構想を示したコンテを編集者とカメラマンに提出して、予算的なことをネット会議で打ち合わせて、赤字丸出しなことが判明してそこをなんとかする(とっても大切・笑)アイデア出しを常態脳内todoリストに書き込んで、編集者とカメラマンの顔合わせを兼ねた打ち合わせを大阪で行う予定を組んで、←いまココという感じです。「クルマの達人」の書籍化
おはようございます。本日は関東以北を中心に相当の降雪が予想されているということで、すべての予定を半日前倒し中です。ガレージでいまできることがなくなったので、仕事部屋でMacの前にやってきました。午前3時、夜は好きです。片付かないことと、追加したいことと、同時進行でこの3ヶ月くらいめちゃくちゃですが、そのうち追いつきます。お待たせしている各方面の皆さん、ごめんなさい。1HP(HumanPower)は、1HP(HorsePower)の1/4程度だそうです。一生懸命走
ほとんどスピーカー屋さんのヤマグチですが、書く方の仕事もやってます。スピーカー屋さん=12年、書きもの屋さん=31年というところでしょうか。その他にも編集屋さんとかマネジャーさんとかありましたが、その辺は数年ずつしか続きませんでした。「クルマの達人」という連載は、このタイトルにしてから24年目になりますが、まだ連載させていただいています。職人さんの写真をとても大切にしている連載なので、腕っこきのカメラマンに撮っていただいています。現在、いっしょにお仕事をしていただいてい
本日、2021年最後の取材を終えました。にこにこ笑っていますけど、じんわり沸騰するくらい血流活発な数時間が、書くために聞くという仕事です。あのときのあの言葉、あの表情、あの間……あれはどういう意味だったのだろう、なんてことを数日間寝ても覚めても考えて、閃いたら書きはじめるのがわたしのスタイルです。今回は年末進行なので、月曜までに書きあげます。返事を書かなければならないメールが相当溜まってしまっています。勧めなければならない作業も相当溜まってしまっています。会社の年末調
不安定な天気が続いています。コンビニで買う500円傘が、どんどん溜まります……。困ったものです。昨日は「クルマの達人」の取材に出掛けてきました。先週はまる一週間、ロードスタースピーカーシステムの件で広島へ出掛けていたので、今日中に取材を完了しなければ入稿に間に合わず、本来の休日を返上して対応してくださいました。長い付き合いになるメカニックですが、そこまでして「クルマの達人」に登場しなくても、こなしきれないくらいの仕事を抱えているわけで、完全にわたしの都合に快くお付き合
「クルマの達人」の写真を撮っていただいている、上出優之利さんが、『888前夜』という写真集を上梓されました。“888”とは、2020年のクリスマスイブに記録された、東京都における新型コロナウイルスの新規感染者数。この数字を知ったとき、上出さんには、“嗚呼、もう新宿は返ってこないのか”という想いがよぎったそうです。上出さんとわたしは、わたしがまだ20代後半の頃に知り合いました。当時上出さんは、音楽の仕事をしていました。演者として、制作者として、音楽の道で生きてゆくんだと
ようやく書きかけの原稿が手を離れ、少しゆっくりした気持ちでMacの前に座っています。ゆっくりしても、やっぱり画面に向かってキーボードを叩いているのかよ、という感じなのですが。仕事で何かを書いているときは、いつも相当に産みの苦労を味わいます。レポートではなく、本質を伝えたいんです。同時に、読んでくださる人に楽しんでもらいたい。連載の原稿、例えば「クルマの達人」は2400文字程度ですから、5分もあれば読み切れる文字数ですが、その5分を楽しんでもらいたい。できれば、そのあとの
現在発売中のカーセンサーエッジ誌中、連載「クルマの達人」にも6ページにわたって書きましたが、「崎山自動車サーヴィス」が今年末をもって工場を閉めます。崎山自動車への感謝と、崎山和雄さんへのお疲れ様の意を込めて、わたしが仲間に入れていただいている自動車の会の定例会が、工場で開催されました。時節柄、執拗なくらいの対策をとった会場には、マスク姿のクルマ好きたちがたくさん集まりました。崎山さん、本当にお疲れ様でした。起業して50年、工具を手にして60年というキャリアは、当世を熱
どうにも目を開けていられなくなり、8時頃に寝てしまいました。子供みたいな時間ですね。で、2時に目が覚めました……。6時間ぴったりで目が覚めるのは、わたし的には健康な証拠です。さて……寝室から仕事部屋に下りてきて、1月末発売分の「クルマの達人」の写真を選んだり、原稿書きの準備をしています。もちろん取材はもう終わっています。もう1月末の準備を始めるんですよ。発売から2週間もすれば、道端の梅の木に、白やピンクの小さなほころびを見つけて、なんだかうれしい気持ちになれる頃で
9月16日、誕生日です。56歳になりました。Facebookのタイムラインやメッセンジャーへ、すごくたくさんの皆さんからお祝いのメッセージをいただきました。ありがたいことです。感謝しています。同時に、ふわふわと逃げられない年齢のまっただ中にいる実感にズキズキしています。逃げるときは、死ぬときなんだというくらいのズキズキです。ざっくりと2つのことに傾倒してきた直近の10年です。1つは原稿を書くということ、もう1つはスピーカーシステムを創るということ。スピーカーシステムは
まもなく9月になります。誕生月です。56歳になります。最近、親しい人に「次にやろうとしていること」について時々話します。自分のことですから、誰よりもわたしがいちばん知っています。何かを始めると深く深く掘り進むタイプです。他所からの眺めは小さな黒い点にしか見えないような面積に、猛烈な容積を持たせるような穴を掘るタイプです。ですから時々、自分の掘った穴の中で身動きが取れなくなることがあります。転回もできないほど細い穴からは、元来た道を逆に辿って出口を目指すことはできません