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年間57本目(2月12本目)2012年公開洋画54位全206本中通算邦画8,914本洋画7,172本合計16,086本がっつりと「つぐない」のクリストファー・ハンプトンの舞台劇をそのままで映画化したもので舞台劇映画でまじめに会話劇になっているがデヴィッド・クローネンバーグの良さが殺されて凡庸になっている。「つぐない」の脚本家の関係でキーラ・ナイトレイが出ていて脱いでSMシーンまでを披露しているがそれゆえに彼女のエロ目的な映画になっているし、基本、メロド
イギリス/フランス2020年【原作・監督・脚本】フロリアン・ゼレール【脚本】クリストファー・ハンプトン【出演】アンソニー・ホプキンス、オリビア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツ、ルーファス・シーウェル、オリビア・ウィリアムズ、アイーシャ・ダルカール【あらすじ】ロンドンで独りで暮らす81歳のアンソニー(アンソニー・ホプキンス)は、少しずつ記憶が曖昧になってきていたが、娘のアン(オリヴィア・コールマン)が頼んだ介護人を断る。そんな折、アンが新しい恋人とパリで暮らすと言
監督:アグニエシュカ・ホランド1996年公開原作:クリストファー・ハンプトン『TotalEclipse』(1968年)所要時間:1時間51分本作は実際にいた19世紀フランスの詩人アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの出会いから交流を描いた作品です。ランボーは『地獄の季節』、ヴェルレーヌは『月の光』などの作品を書いています。本作自体はもともと、クリストファー・ハンプトンによる戯曲(1968年)で、今回もハンプトンの脚本によって1995年に映画化されたのでした。ラン
【ファーザー】名優アンソニー・ホプキンスが認知症の父親役を演じ、「羊たちの沈黙」以来、2度目のアカデミー主演男優賞を受賞した人間ドラマ。日本を含め世界30カ国以上で上演された舞台「LePere父」を基に、老いによる喪失と親子の揺れる絆を、記憶と時間が混迷していく父親の視点から描き出す。ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。そんな折、アンソニーはアンから、新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。しかしアン
何故かあまり語られないディカプリオの衝撃作本当はこの映画が撮影された時ディカプリオはもう20歳すぎていて、厳密には少年ではないんですが・・・そこは彼が演じているアルチュール・ランボーが10代(終盤まで)ということで、ひとつ大目に見てやってください(笑)19世紀のフランス象徴主義の代表的詩人、アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの軌跡を描いた人間ドラマ。物語は、若く美しく才気溢れるランボーと、酒に溺れ狂暴な感情の爆発と内気な優しさという矛盾を孕むヴェルレーヌの奇跡的な出会いから、
こんにちは。10月8日から31日まで、Bunkamuraシアターコクーンで上演されていたシアターコクーン・オンレパートリー2017『危険な関係』を友人と観てきたので、今日はその感想を書いておきます。『危険な関係』はシアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ“DISCOVERWORLDTHEATER”の第2弾作品です。第1弾は昨年上演された、アーサー・ミラー作の『るつぼ』でした。セイラムの魔女裁判をモチーフにした名作戯曲です。1996年には『ク