ギムナジウム

この季節になると、朝起きてまず窓の外を見ます。あ～夜中雪が降ったのね。この写真を撮ったのは朝五時。見ての通り、道路は既に除雪車が通った後。手前の歩道は住民が雪かきしなくてはなりません。ダンナの出勤もまずは車に積もった雪を取る事から。除雪作業中、フロントガラスは温めておき、見えるようになってから出発なので５分から１０分はかかります。ミルが住む南仏も日に日に寒くなってきているものの、私達が住む町から比べればまだかなりマシ。今日は午前中で授業が終わったので、街中のパン屋

ケストナーには本作以外にも『エミールと探偵たち』、『ふたりのロッテ』など、名作が数多くあります。本作も「岩波少年文庫」に入っているくらいですから児童文学の金字塔なのですが、一方で、社会風刺小説でもあると思います。本作の刊行は1933年、ケストナーはドイツ人です。ナチスが政権を取った年です。自由主義を擁護し、反ナチスという立場でしたので、作品が焚書処分となります。ナチス批判と連想される箇所がいくつもあるのです。ケストナーが本作でも主義を貫いたことがよくわかります。●実業学校の

皆様誠にありがとうございます。ヘルマンヘッセの「デミアン」など、マニアックなので、まずは「車輪の下」くらいからいけば良かった…と思っておりましたら、意外にも皆さま「デミアン」を読んでくださいました…。ギムナジウムもの、ドイツのラテン語学校ものがお好きな方、本場のヘッセが書く学校での学生の気持ち、学生同士の交流、とっても気にいると思いますので、そこだけでもお勧めいたします。【モバイル弁護士】を自称された兄弁（あにべん）は、独立されて地元で弁護士会の役員を歴任されて偉くなっておられます。遠くか

２０２５年１０月１３日（月）最低気温６．９℃最高気温１５．９℃日の出～日の入り０７：４０～１８：４１こんばんけろ週明けも朝からすでに曇ってさえない１日なりそうだけろっ、冷え込みは昨日よりもマシだったけろ・・きょうはお昼前にお出かけしてね民営気動車に乗ったんだけろ３０分遅れの対向の特急待ち合わせでこっちも少しだけろ遅れたんだ・・接続にゃ問題無しだけろトゥットリンゲンで降りたんだけろ、長い間工事行われた駅前ターミナルがようやくオ

今日リコはドイツ語のテストがある日。Abitur（卒業試験）の成績に含まれる大事なテストの１つです。８時から始まり１３５分間のテストです。今日のテストは万年筆で書かなきゃいけないそうです。普段はボールペンを使う事が多いリコ。久々に万年筆を筆箱に入れて持って行きました。ドイツでは小学校の時から基本万年筆で文字を書きます。日本みたいに鉛筆やシャーペンを使う事は殆どありません。ただ、ギムナジウム生になると普段の授業で使うペンは自由になります。多くの子がボールペンを使います。

今日はリコが音楽の授業でプレゼンをする日。１２年生なので１つ１つの成績がAbitur（卒業試験）に関係するので必死。リコが今回行うプレゼンのテーマは「フーガ」だそうです。約３０分ぐらいのプレゼンを昨晩聞かせてもらいました。フーガと言えば、バッハが思い浮かぶのですが、バッハの曲を分析したり、カノンとの違いを説明したり。なかなかよく出来ていました。ドイツの学校はプレゼンをやる機会がすごく多いんです。小学校の時からバンバン、一人だったりグループだったりでプレゼンを

昨日マルクトプラッツで販売した１２年生達のケーキは５００€以上（約８７００円）の売り上げだったそうです。卒業式までに何度かこのようなケーキバザーを計画しているとか。ところで、ミルはこれから生活する学生寮の入居の予約が本日朝８時なので、ホテルから寮に時間１５分前に行ったそうです。そしてミルの部屋に案内され鍵を受け取ったそうです。部屋には机、ベット、冷蔵庫、トイレ、シャワーがあります。ユニットバスはこんな感じ。ドイツの方の学生寮には、自分の部屋にトイレ、シャワー、冷蔵

今日はこのケーキミックスを使ってパパガイクーヘンを作りました。ギムナジウム最終学年の１２年生のリコ達。卒業式は学校主催で行われるのですが、その後夕方から日付が変わるまでつづくAbiballというパーティは卒業生主催で行われます。ミルの時の経験で知っていますが、生徒たちがケータリングの食事を手配したり、ドリンクを用意したり、プロのDJを手配したり。Abiballは卒業生、先生方、親や兄弟など参加するのですが、チケット制です。ミルの時は確か一人４５€（約７７７５円）でした。そのチ

４週間行ったミルのギムナジウムでの実習、今日が最終日です。先生方にお礼の気持ちを込めケーキを作りました。左から「栗とマロンクリーム」「イチジクとくるみ」「抹茶とあんこと栗」「抹茶プレーン」の４種類。こんな感じに袋に入れリボンをつけました。そして中身をこんな風に説明書きを書いたシールを貼りました。今日は担当してくれた先生はお休みで、彼女のフランス語の授業はプリント課題等をやるようなんですが、それを監視（？）する先生はフランス語の先生じゃないので、ミルが一緒にい

マグロ大好きな我が家族。この冷凍マグロが広告の品になるのを待っていました。これは生食可能な冷凍マグロなんです。私達が住んでいる町にスーパーはいくつもありますが、生食可能なマグロはこの冷凍物だけ。そしてこの商品を取り扱っているのはKauflandとEdekaのみなんです。数か月前にこれが広告の品になった時にまとめ買いしましたが、その在庫もとうに無くなっていました。なので今日からの広告に載っていたので早速買ってきました。黒い箱は「柵」と書いてある通り、柵取りされ

ミルは４週間の実習の最後の週ですが、必要な参観授業数をもうクリアしたので、今週は朝からじゃなく、見学したい授業を選んで登校するようです。なので本日は５時間目から登校したミル。７時間目にリコによる「JapanischAG」（日本語クラブ）に参加して、帰りは二人一緒に帰ってきました。JapanischAGは本日更に生徒が増えたそうです。書く事、文法、発音なんかの他に本日やったのがこれ。箸を使って、大豆とかｍ＆ｍをお皿からお皿へ移すゲーム。みんな上手に箸を使えたそうです

日本に留学する期間も決定したところで、ついに先方の学校（日本側の学校）に連絡し、２、３学期分の留学の申し込み申請書と、入寮のための書類をメール添付で送付した。昔なら郵送のやり取り、その次にはファックスなどだったのだろうが、本当に便利な時代である。これは留学開始の半年ほど前のことであった。学校側からは、正式な許可が出るまでしばしお待ちをという連絡があり、しばらくしてのちに受け入れ承諾のお知らせをやはりメールでいただいた。同時に、寮と学校の費用の見積もりもいただき、年度が変わった後（留学

ドイツは日本の部活のようなものはありません。しかしAGと呼ばれているクラブ活動のような物はあります。大抵、週一で行われ、参加は自由な物です。リコが通うギムナジウムには、劇、コーラスやバレーボールやバスケなど色々あります。ミルが在学していた時、「JapanischAG」（日本語クラブ）を運営していました。それぞれのAGに、先生だったり外部のそれの専門家とか、誰か1人そのAGをやっていく人がいるのですが、生徒も18歳になったら好きなAGを運営出来ます。現在ギムナジウムで実習中

金曜日、ミルとリコは７時半に家を出て学校へ向かいます。ザクセン州は今週から新学年が始まり、今日で最初の１週間が終わるところです。この見慣れたミルとリコ揃っての登校風景。昨年ミルがギムナジウムを卒業するまで、いつも見ていた朝の様子です。リコはギムナジウム最終学年の１２年生になったのですが、ミルは今週から４週間実習をやってます。ミルは大学で、ギムナジウムの先生になる為の勉強をしています。ドイツで先生になるには、小学校やギムナジウムなど学校の種類ごとに必要単位、つまりどのぐ

『変身』以来のカフカ。本作も難解だ。不条理な出来事がこれでもか、これでもか・・・と続くところがカフカらしい。伯爵(城主)から依頼を受けて、測量士K(イニシャルだけなのです)は自国の家や暮らしを全て投げ打って(政治家用語でいえば、不退転の覚悟をもって)、永住前提で村に赴任した。到着後Kの身に連続して起こる不条理。朝起きてみたら虫になっていた！は一瞬にして奈落の底に落とされる不条理だが、今回は時間をかけて徐々に不条理の度合いが増してくる。招待されて村に入ったにも拘わらず、村人

著者エーリッヒ・ケストナー男児ママ「汚れ物は送っておいで！」ママに身の回りの事やってもらえるアドバンテージがあるのに仕事もできないとか。偉大な功績を男性に奪われた「女性発明家ランキングTOP10」-ナゾロジー歴史を振り返ってみると、人類社会には古くから女性差別が存在していました。時が経ってもそれは変わらず、性差別は科学分野にもおよんでいます。男性は、聡明な女性たちの科学的発見や偉大な発明をひた隠しにし、自分たちの功績にしようとしたのです。その陰で、不当に評価されてきた女性たちは数知

”X”のトレンドにこんなのが！！「ヒョンリクスラブラブフェス開催中」このタグ考えた人はだれですか！最高です！他メンバーとのラブラブ動画・写真もたくさんあるのですがやはりこの2人の関係には何か特別なものを感じます（主観です今は大人になって、あからさまなイチャイチャは無くなっていますが、最初のころ（2018年～2021年頃？）はもう見てるこっちが恥ずかしくなるようなイチャイチャが・・それをリアルタイムで見れなかったのが残念これはいつ頃？2019年頃？そし

昨日、ミルが寮に帰る前に、本日やるプレゼンをミルにも聞いてもらったリコ。今日そのプレゼンをみんなの前でやったそうです。歴史の授業で、プレゼンの内容は、ビスマルク時代の宗教と政治なんかの話でした。ある程度のスピードで話して30分以上かかるプレゼン。特に風刺画の分析が素晴らしいと私は思いました。帰宅したリコに、どうだった？と聞くと、リコ「先生が時々難しい顔をして聞いているから、ヤバい部分があるんじゃないか、って心配しながら話したけど、終わったら先生から、そうとう準備に時間がか

今日はリコが通うギムナジウムのクリスマスコンサートの日でした。夕方、ギムナジウムへむかう時、虹が出ていました。このクリスマスコンサートは毎年11年生と12年生が企画運営をすることになってます。リコの出番は数曲のコーラスとこちら。ステージにカーテンをし、影絵でダンスします。そのピアノ演奏をリコがするのです。どうにか無事に終わりました。毎年手作り感たっぷりなギムナジウムのクリスマスコンサート。今年も楽しかったです。

クリスマスらしいメニューが登場している今週の大学のメンザ（学食）。今日はカモをチョイスしたらしいミル。美味しかったそーです。幼稚園のころから学食は諦めモードなメニューばっかで、ギムナジウムではもう全くオーダーしなかったのですが、（ウチの子達だけでなく、ミルの当時のクラスメートも現在のリコのクラスメートも誰一人と学食を注文していないのです）大学のメンザは色々なメニュがあってお値段もリーズナブルでボリュームもあってホント良いと思います。ところで、今日も一日中氷点下でした。

EnglishG21Cornelsen社・僕のロンドン・島の少女・スポーツの時間・カナダで育つ・10代の雑誌毎新学期には子供の英語の教科書が届くのが楽しみでした。舞台はイギリスかな、アメリカかな。登場人物は誰かななど、いつもわくわくしていました。このギムナジウムの教科書の舞台もやはり（小学校の教科書もずっとそうだったように...）イギリスですが、登場人物はアジアからの移民の子やカナダ人、黒人の女の子などでさまざまな文化にふれることができます

今更ながら初めて「ポーの一族」を読んだ。1972年発表、1976年小学館漫画賞を受賞、以来、年代問わず幅広い支持を得て1992年(平成4年)のアンケートでも好きな少女マンガベスト100のなんと1位に輝く！萩尾望都の出世作にしてど名作である。恥ずかしながら全く予備知識ナシ、マンガ読むと馬鹿になる！とシツコク親に言われた世代なのでスポ根は通って来たがくるくるキラキラ画風には無縁で。雰囲気からして華麗な貴族が没落してしまうオハナシかな。。。？なんて読み始めたらいきなり吸血鬼の

ちょっと今日は息子ネタ実はこの夏の新学期から、息子、学校で日本語の授業を選択しておりま～す！🎌🇩🇪現在１１年生で日本でいえば高校２年生になりますが、この学年から科目が選択式になってきており、その中でデュッセルドルフのギムナジウム（高校みたいなもん）では日本語🇯🇵🗾が選択できるのです👏👏👏これはドイツの中でも結構珍しい選択肢になると思いますデュッセルドルフ市内の色んなギムナジムから生徒は来ており、ある学校の教室で授業となってるので、この選択科目の時は息子は別のギムナに移

ミルは現在大学の授業にノートパソコンを持っていってます。日本はどうなんででょうか。こちらでは、例えばリコが通うギムナジウムでは１１年生からタブレットが認められてます。ノートに書く代わりに、タブレットにペン入力するのです。リコが言うには、約半分ぐらいの生徒がタブレットだそうです。ミルはギムナジウム卒業まで、アナログ。ノートに万年筆で書くやり方でとおしました。理由は、学年主任の先生が、「Abitur（卒業試験）は万年筆で記入のみ可能なので、書く事に慣れている方がいい」とい

今日も寒いことは寒いんですが、いい天気でした。ダンナは予約していたタイヤ交換をしに行ってきました。これでいつ雪が降っても安心です。リコは秋休みも半分が終わり、休み明けに提出予定がある課題などに取り組んでいました。ミルはというと、１０月から始まったゼメスター。今までオリエンテーション系が色々ありましたが、ミルがとっている講義は本日が初日でした。ギムナジウムは１コマ４５分授業ですが、大学はその倍、９０分授業です。朝から１つの授業受け、買い物してから寮に戻り、お昼を食べてから

世界ランキングを知って、目標に向かおう！ひと昔前は、いい大学に行く＝いい就職口が見つかるという時代でした。今は、いい大学に行くことはもちろん、自分の進路をある程度イメージしておくことが成功につながるでしょう。世界大学ランキング:東大は順位1つアップで28位、京大は55位タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの世界大学ランキング。日本の大学で100位以内は東大と京大だけ。500位以内に食い込んだのは旧・帝大を中心とする国立大学法人。私立大学では順天堂大と慶応大が601-

今日はリコの授業は自宅学習の教科が重なり、登校するのは６時間目からです。という事で朝ゆっくりする時間があるので、ミルがリコの朝食を作りました。ソーセージクッパですって。と～ってもいい香り。リコ「メチャ美味しい～！」お野菜もたっぷりでいいね！登校したかと思ったら、２時間しか授業がないからあっという間に帰宅。帰宅後宿題をやっていました。トランプの声が聞こえてきます。英語の授業でトランプ氏とハリス氏のdebate、討論、約３０分を聞いてコメントを書く宿題ら