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本日2月5日は日本二十六聖人の記念日です。5年前のこの日とその四日後にかけて、日本二十六聖人の列聖がよりによって日本開国直後、かついまだキリシタン禁制は続いていた時期になったことにつき、何か政治的意図がからんでいたのではないかという問題につき、Yahoo!JAPAN知恵袋で問答し、それをブログにリンクしました。あらためてその二度のブログ記事をここにリンクして、みなさまのご照覧に供しく存じます。日本二十六聖人の記念日|MTFのAkemiのblogイタリア児童文学・皆既日食・足摺岬
ずっと前からキリシタン大名、高山右近のことは気になっていた。この本は、キリシタン大名であったが改易されて金沢に暮らした高山右近が、国外追放されて没するまでの物語である。それ以前のことがらは、回想という形をとっている。徳川幕府の切支丹迫害が大阪の陣と連動したものであったこと、当時の長崎の様子などがひじょうによくわかる。村山等安という人物に興味がわいた。知的な文章であり、読みやすかった。1.さい果ての島国より:来日したイエズス会士が妹に宛てた書簡という体裁をとり、安土桃山時代か
1605年(慶長10年)には徳川家康から将軍職を譲られる形で江戸幕府2代将軍となり朝廷からも征夷大将軍に任命されました。ここから、徳川秀忠の将軍生活がスタートします。こうした二頭体制による政権運営は「大坂冬の陣・夏の陣」が開戦する1614年(慶長19年)まで続くことになります。1614年(慶長19年)「大坂冬の陣」1615年(慶長20年)「大坂夏の陣」に勝利したことで豊臣家は滅亡し政権の運営に集中できるようになるのです。。1616年(元和2年)一代で江戸幕府を成立
最近また宗教のことが色々話題になってて、高校時代に読んであまりの内容にとにかく衝撃を受けた、遠藤周作さんの「沈黙」、久々に読むと全然違うのが意外で、もちろん全体の展開はある程度分かっての再読だからってのもありますけど、自分が歳をとって感受性が鈍くなったのか、少しは多面的に考えられる様になったのか。キリスト教が厳禁になり信者達が幕府から苛烈極まる方法で棄教を迫られ、苦悶し死んでいく様は極限の状況で、それが伝わっているにも関わらずポルトガル本国から若い宣教師達を派遣してくる、何の防衛手段も与えない
くまもと旅。2日目は天草へ。天草って、公共交通機関では動きにくいところで。でも、1度は行ってみたくて。で、利用したのが「天草ぐるっと周遊バス」3,000円でガイドさん付で天草をぐるっと案内してくれるのです。熊本駅から「あまくさ号」で本渡へ。そこから、「天草ぐるっと周遊バス」に乗り換えて観光。まずは、かかしの里へ。かかしの里って、しょぼそう…って思ってたんですが、案山子のクオリティが想像以上でした。ってか、これ案山子っていうの???案山子の定義と
また久賀島に来とります。来る時に海が荒れとって、ジェットフォイルは全便欠航。フェリーも最終便が動いたので、普段とはちごうて沢山の乗客と一緒に夜8時に福江に到着。翌日は塾長の施術を見学して、月曜日の朝、久賀島に着いたですよ。夜に歩いて200歩の港からエギをポイして見たですが、イカはおっても反応無し。スゴスゴと引きあげたです。ま、今回は釣りがメインでは無かですけん、時間が有ったらと言う事で・・・。むごいキリシタン弾圧が行われた場所で、訪れる人も多か所です。人間と言うのはこんなにむごい事が出
【質問】海南島のヨハネさんへ。殉教についての考えを教えてください。キリスト教が弾圧されて、過去にたくさんの信者が殉教しました。神様は人間が殉教することを望んだのでしょうか?遠藤周作さんの「沈黙」を読んだ時に、キリスト教を捨てた宣教師について、共感を覚えました(本心から捨てたわけではないけれど、捨てたと見せかけた。他の人々はキリスト教を捨てるといわずに殉教した)。新約聖書の福音書では、キリストは弟子達に裏切られることを事前に知りながら、弟子達を赦して死んでいきました。キリストは人間を救
昨晩泊まった旅館は、建物が古く、人が歩く度に「ガサガサ」と揺れ「阪神大震災」を経験している私は、揺れが気になって、殆ど眠れませんでした。「安宿は安宿だ」と改めて思いましたが、後の祭りです。昨日の終了地点「西構口跡」を出発し「嬉野宿」を出て行きます。途中「六地蔵塔(石憧)」や「地蔵堂」を見ながら、旧道から国道へと進みます。街道は、左へと国道を離れ「不動山集落」へと入り「平野川」を渡って山道へと進みます。「平野川」は、昔は徒歩で渡っていましたが、川幅が狭く一旦増水すると、なかな
3月の旅行の続きです🧳🏨ホテルは12時チェックアウトなので、朝食後、歩いて5分位の雲仙地獄めぐりへ1627年、雲仙の煮えたぎる熱湯を使用してキリシタン弾圧のための拷問が行われました熱湯に漬けては引き上げるを繰り返したり、柄杓で掬った熱湯を少しずつかけていくという残酷極まりないもの。まさに地獄・・・悲しい歴史を顧みつつ巡ります。清七地獄キリシタンであった清七という男が処刑された時に噴出したため名付けられた地獄。湯けむり橋前が見えなかった…☝️雲仙地獄工房で温泉卵を売ってるから
こないだまでの就寝前読書のお供が↓でした。天正少年使節のクアトロ·ラガッツィ(4人の少年)の生き様を描いた小説なのかと思って買ったのですが、膨大な歴史資料をベースに当時の時代背景を忠実に証明しようとした論文のような大作でした。ということもあってか、眠りにつく前に少しずつしか読み進めなくて、読了にずいぶん時間がかかってしまいました。いついずこでも為政者による特定の人々に対する迫害は繰り返されてきたわけですが、豊臣秀吉、徳川政権によって行われたキリスト教迫害のむごたらしさを改
(三条名店街の東側=河原町通り側の入口)旧東海道を踏破した後に三条大橋でぷつりと旅をやめるのではなく、500㎞以上を走破してきてそのまま三条通りを西進、昔の京都の中央通りだった旧朱雀大路(現・千本通り)に出たところで左折して南進し、羅城門址を目指します。三条大橋西詰から200m先で交差するのが、現在の京都の南北メインストリートのひとつ、河原町通りです。ご存知の方が多いと思いますが、京都の街は京都御所の真ん中よりやや北寄り、中立売(なかだちうり)御門と乾御門の間にある一条通(御所の東、鴨川の
たまに丸ぱくりしてくるが、アフェリで稼いでねぇから堪忍してやw正しい歴史を学ばせてくれん学校では決して知り得ねぇ話だよな。ネットがあって初めて知った事も幾つかあるしな。これもそのうちの一つ。
まいど~生きもの自然科学大好き絵本講師のくがやよいです。長崎の旅は本とともに。「長崎に来るなら、その前でも後でもいいのでこの二冊を読んでみて。」と長谷川集平さんが教えてくださった本がある。9月に『デビルズドリーム』を、10月に『見えない絵本』を読んだ。長谷川集平前田秀信/絵理論社5年生の学級文庫にあった。主人公は、小学校高学年の女の子。母方の故郷の長崎で、お母さんと二人暮らし。「デビルズドリーム」は、友だちと共有してい
2000年10月5日3時頃の幻一人の男が、海の上か船の上で簾の様なものです巻きにされては戻され、又す巻きにされては戻され絶叫、又は号泣している。「こらえてつこうさい、こらえてつこうさい!」感じでは、何百年も続いている様である。昔のクリスチャン迫害者、又は関係者か。この場合、何と祈るべきか。追記2010年9月数年前、これは判った。迫害された人の訴えで、時間が与えられて、当時を再現されている。迫害者に見せる為に見ている。迫害者には拷問のようなものである。関連記事→キリ
なんで日本だけコロナが終わらないの?日本人はいつまでマスクをつけ続けるの?リブログさせていただきます日本は大丈夫?逮捕されてもいいの?エリザベスさん日本は大丈夫?逮捕されてもいいの?エリザベスさん[社会・政治・時事]エリザベスさん、みんなの質問に答えるインスタライブ。https://www.instagram.com/p/Ch94TCop1iR/?...www.nicovideo.jpリブログさせていただきましてありがとうございます
2022年-令和4年7月28日シネ・ヌーヴォ昭和37年作品初見、天草四郎を大川橋蔵、岡新兵衛を大友柳太郎の2大スターの共演ですが私の世代では顔馴染みでは無いね。お話はご存知の様に幕府によるキリシタン弾圧、松竹を辞めた大島渚は東映からオファーを受けてメガホンを取る。結末も知っている展開、オープンセット等に拘りが有りますが、何故、大島渚がという感じもしますね。ただ、四郎が決起する心情を説明する場面は興味深い、それは全国のキリシタンが一斉に決起すべきまで待てと言う事だ!そこに60年安保闘争を描
いつもご覧いただきありがとうございます💓あなたが輝く色彩の世界へ誘うカラーセラピストのブログです🌟色の力は無限大∞カラーで見える世界を変えていくカラー歴25年カラースペシャリストの高木和歌です🌸キリシタン弾圧の投稿を終えて『キリシタン弾圧①島原の乱と原城マリア観音像【いにしえからの伝言】』いつもご覧いただきありがとうございます💓あなたが輝く色彩の世界へ誘うカラーセラピストのブログです🌟色の力は無限大∞カラーで見える世界を変えていくカラ…ameb
いつもご覧いただきありがとうございます💓あなたが輝く色彩の世界へ誘うカラーセラピストのブログです🌟色の力は無限大∞カラーで見える世界を変えていくカラー歴25年カラースペシャリストの高木和歌です🌸長崎市内からある女性の訪問前回の続きです。木彫のマリア観音像が南島原へ最後の配送が終わられたとの情報に書き始めました。『キリシタン弾圧①島原の乱と原城マリア観音像【いにしえよりの伝言】』いつもご覧いただきありがとうございます💓あなたが輝く色彩の
古い町並の殿町通にあるカトリック教会に入ったのは、閉館時間の間際だった。たまたまシスターが居られ、歓迎された上に教会の中を案内して頂いた。教会に入ったその瞬間は、ただもうその美しさに息を呑んだ。イエス様を祀る中央祭壇シスターの説明によると、教会は一見すると石造りのように見えるが、実際は木造建築であるという。聖母マリア(左祭壇)
今日は朝から所要ありです。暑くなりそうです。水分補給して気をつけていきましょう。昨日は福者ペトロ岐部と殉教者のためにイエズス会でミサが捧げられました。ロシアに発注していたイコンが無事届いたとのこと。ウクライナ問題からロシアとややこしい状況になり発注したイコンが届かないのではと心配されていたらしかった。ミサ始まる前↓聖歌奉仕で参加した私でしたが(生で歌う場合はまだ8名でしか許されてない)、詩篇を歌うA子さんの美しいソプラノには涙が出そうになりました。すでにキリシタン弾圧のなかキリ
日本にキリスト教が伝わったのは、天文18年(1549年)に薩摩、今の鹿児島に上陸したイエズス会宣教師フランシスコ・ザビエルによってであることは誰もが教科書で知るところだ。織田信長から布教活動を許されたこともあって、西日本を中心にキリシタンが急増し、信長が本能寺で亡くなる頃には全国で約15万人の信者がいたと言われている。そんな信長のキリシタンの保護政策に対し、秀吉に見直すきっかけを与えたのが、天正14年(1586年)7月に秀吉自身が始めた「九州平定」だと言われている。九州平定は九州統一を目論
先日の、くさせんり師匠との島原ドライブの続きです。松倉重政と板倉重昌ってどんなイメージの人物でしょうか?松倉重政は、島原藩初代藩主。キリシタン弾圧の名目で、住民に暴政を敷き、重税を課して息子の松倉勝家の時代に島原の乱が勃発する遠因を作った人物。そして、板倉重昌は勃発した島原の乱を鎮圧する為に幕府軍を率いて原城を包囲するも、功を焦って戦死した人物。どちらも、地元・島原の目線からすると、外部からの忌むべき侵略者のようにも受け取れるようにも思えます。そんな二人が期
着物着た時に我が家の壁にいつもかかってる高札。時々反応いただくのでちょっとご紹介。これね高札というのは徳川幕府が農民や商人を取り締まる基本的なきまりを公示したもの。高札そのものはそれこそ奈良時代からあるものだけどね。「定」とかいてありますがこれには「定」と「覚」と2種類あって「定」は永年掲示「覚」は暫定的な掲示みたい。なのでこれはずっとかけとくやつ。真ん中に「太政官」とありますがこれは明治政府が発行したもので「県」の名前が記されています。これより前は「奉行」江戸幕府
王国への道-山田長政-遠藤周作新潮文庫<忙しいがなかなかお金にならない>小さい仕事がちょくちょく入ってくるが、処理するのに時間がかかってなかなかお金にならない。「あつ森」では、もう1億5千万ベルも貯まったが(暇なんですね。。。)、現実には貯金がさっぱり増えない。毎月、かつかつだ。<印象に残る本>長く待たなければならない病院用として、この本を書棚から引っ張りだした。つまり読むのは少なくとも2回目ということになるが、岐部ペテロとの話だと内容は覚えていた。それだけ、印象に残る本だ
このドラマを楽しみにしている人なんてそうはいないよね。って自分一人の世界を楽しんでいたんですが、最近Twitterをみて、知りました。「黄金の日日」を見たことがある人もない人もこのドラマを楽しんでるってことを。リアルタイムで見た「黄金の日日」、40数年経っても覚えている本格的なクライマックスに突入です。桔梗は美緒様の勧めにより、五右衛門と共にルソンに逃げました。愛する助左衛門と五右衛門との心安まる日々も、すでに9ヶ月。9ヶ月の間、助左衛門は桔梗との結婚を具体化し
今まで小日向台地の神田川沿いの南端の坂をたどってきましたが、ここからは小日向台地と東の小石川台地の間にある茗荷谷沿いの坂をたどります。茗荷谷はその名の通り茗荷の栽培が盛んだったそうで、現在も細々と続けられています。私はきざんで味噌汁に入れるスタンダードが好きです。また谷の地形を利用して東京メトロの小石川車両基地が置かれ、谷沿いには春日通りも通り、大学や高校がひしめく文教地区でもあります。最初の坂は(27)荒木坂の北、茗荷谷から小日向台地を西に上がる(28)切支丹坂です。幽霊坂とも呼
年間第3主日。昨日は神父さまがお葬儀の司式の為、御ミサはお休みでした。YouTubeで片柳神父さまのお説教を聴きました。昨日はいつもよりも早起きしました。布団に入るのが少し遅かったのですが、久々に不眠時のとんぷくを飲んでも眠れなくて睡眠薬を一錠追加しました。2時過ぎに寝たので、起きている時間が長かったです。今日もずっと家に居ます。誰とも話していません(笑)午後から沈黙の映画を見ました。U-NEXTの31日間無料トライアルに登録しました。普段映画は見ないので無料期間内に
図書館から借りて読んでいた、遠藤周作さんの女の一生を読み終えた。女の一生〈1部〉キクの場合(新潮文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,950円女の一生〈2部〉サチ子の場合(新潮文庫)Amazon(アマゾン)7〜2,520円年末年始は図書館の貸し出し期間が長いので借りた本ですが、結構なボリュームで読めるかなと思っていました。遠藤周作さんの本は難しいイメージがあって、あまり読んだ事がありません。深い河と、何冊かは読みました。女の一生は、ブロ友さんが紹介しているのを
日本二十六聖人記念館は記念碑の裏手にありますが、その記念碑の裏側は壁画になっています。「長崎への道」京都から長崎までの処刑場へと向かう旅、その祈りの道筋を描いたものですが、一見唐突な感じで庇が延び、記念館の建物に繋がっています。これは殉教記念碑と記念館との血の繋がりを表していて、「殉教の橋」と呼ばれているそうです。地上からは見えないところに神の楽園が描かれているんですって。見上げると、鏡に少しだけ映っています。なるほど、細かいところまで考え抜かれたデザインになっているんですね。こ
息子のアパートに荷物を持って行った帰り、長崎市西坂町の西坂公園へ寄ってみました。(観光客用の無料駐車場がありますが、40分以内でと注意書がしてあります)ここには学生時代に来たのが最後で、日本二十六聖人殉教記念碑があったことしか記憶にありません。西坂の丘というのは、過去600人以上のキリシタンが処刑された場所です。その最初の殉教者が日本二十六聖人で、1597年、外国人6名と12歳から15歳の少年を含む日本人20名が磔にされました。(イエスキリストの磔刑はあまりにも残酷な方法でしたが、