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他人をコントロールしカルト集団を率いていたダニエル・ペルは一家殺害容疑で終身刑を宣告されていた。サリナスにある郡裁判所内の取調室でカリフォルニア州捜査局(CBI)捜査官キャサリン・ダンスに尋問を受けていた。キネシクスの専門家であるキャサリンは殺人鬼の冷静な振る舞いをコントロールしダニエルは怒りを露わにしキャサリンに襲いかかるもすぐに引き離され留置場に隔離される。そんな最中裁判所内で火災が発生。隙をついてダニエルは脱獄してしまう
二つの残忍な殺人事件が発生する。いずれも現場にはアンティークの置き時計が置かれていた。〝ウォッチメーカー〟を名乗る犯人は同じ時計を1個購入している事がわかり、リンカーン・ライムをはじめとした捜査チームは次の被害者を出す前に犯人を探し出そうと試みる。ライムシリーズ第7弾目の犯人はこれまでの最強と言われている。・・・らしい。確かに、事件の構図はややこしいほど計画されている。時間にとりつかれた人物の猟奇殺人
1.『スリーピング・ドール』上下スリーピング・ドール上キャサリン・ダンス(文春文庫)Amazon(アマゾン)804円スリーピング・ドール下キャサリン・ダンス(文春文庫)Amazon(アマゾン)804円2.『ロードサイド・クロス』上下ロードサイド・クロス上(文春文庫)Amazon(アマゾン)806円ロードサイド・クロス下(文春文庫)Amazon(アマゾン)845円3.『シャドウ・ストーカー』上下シャドウ・ストーカー上(
天才尋問官、キネシクスの達人キャサリン・ダンスシリーズ第1作。カリフォルニア州捜査官、キャサリン・ダンスは人の所作や表情を見抜く「キネシクス」分析の天才。その日ダンスはある一家を惨殺したカルト集団のリーダー、ダニエル・ペルの尋問を行う。だがその直後、ペルは脱獄い。狡猾に捜査の目を欺き逃走する。ダンスはペルの目指す場所を暴く鍵を惨殺された家族の生き残りの少女、通称「スリーピング・ドール」に求めるが…スリーピング・ドールAmazon(アマゾン)1〜4,833円リンカーン・ライ
看板シリーズの長編はもとより、短編の名手でもあるディーヴァーの8年ぶりの第三短編集。リンカーン・ライム、キャサリン・ダンス、ジョン・ペラムと、ディーヴァーの看板スターが次々登場し、長編とも趣の違う快速ぶりでまさにフルスロットルの攻防を繰り広げます。6編の短編が収録された短編集です。「キャサリン・ダンスフルスロットル」「ゲーム」「バンプ」「リンカーン・ライム教科書どおりの犯罪」「ジョン・ペラムパラダイス」「三十秒」各編は、街中でのテロを計画している自由兄弟会という過激派グル
ロードサイド・クロス上(文春文庫)Amazon(アマゾン)150〜3,600円ロードサイド・クロス下(文春文庫)Amazon(アマゾン)845円リンカーン・ライムシリーズのスピンオフとして、キネクシス(行動心理学)の専門家・キャサリン・ダンスを主人公とするシリーズ。「スリーピング・ドール」に続く第2作です。キネクシスの専門家は、容疑者や証人の仕草や言葉遣いを観察・分析することによって、その嘘を見抜くことができる。まさに人間嘘発見器ですね。路傍に立てられ
ジェフリー・ディーヴァー著「煽動者」を読了しました!読み終わった今、もうとても幸せな気持ちでいっぱいです。※今回はグッと我慢してネタバレせずに、興奮だけお届けします。リンカーン・ライムシリーズからのスピンオフ、キャサリン・ダンス捜査官が主役のシリーズ第4弾。とうとう、前々から私が言っていた通りになりました!キャ〜今回の犯人もまた頭の良い狡猾なサイコパス。自分が自ら殺人を犯すのではなく、集団に恐怖の意識を植え付け、我先に逃げる時に地獄絵図のようなパニックと事故を起こさせるというもの。
ジェフリー・ディーヴァー著「シャドウ・ストーカー」を読了しました!こちはら、リンカーン・ライムシリーズの中に登場した《人間嘘発見器》であるキャサリン・ダンス捜査官のシリーズ第3弾。もう、期待を裏切らないジェットコースターのような起伏に大満足です。(今回はネタバレしてません。)原題は“XO”。なんか、XO醤みたいだけど(笑)、キスとハグを表していて、メールや手紙の最後に書いて使います。私も昔はtext送るとき使ってました。xx!とかxxx!とか。ハグのOは使ったことはなく、むしろ知
ジェフリー・ディーヴァー著「ロードサイド・クロス」を読了しました。※ちょっと、ネタバレしてるかなちょっと、ちょっと、どういうことぉ〜!!面白すぎるんですけど、恋の行方がリンカーン・ライムシリーズにあるパターンがあるように、キャサリン・ダンスシリーズにもパターンがあるようだ。それは、操作に協力してくれることになった新顔とイイ感じになる…とみた。今回はブログが舞台。まさに、今のSNS時代にあってもおかしくない事件で容易に想像が出来る。題名になっている、道端の十字架。事故等で亡く
ジェフリー・ディーヴァー著「バーニング・ワイヤー」を読了しました凄い!凄い!(※止められないのでネタバレします。)いやぁ〜、ついに3度目の対決で勝利しましたね!今回の犯人は題名にある、バーニング・ワイヤー(高圧電線)を使って無差別殺人を行う。⚡最初は、その電力会社に勤めていて白血病にかかってしまったという1従業員がホンボシと思われていたが、そこはジェフリー・ディーヴァー、そんな単純なはずはない。珍しく顔写真まで出してニュースになったり、えらく大体的でおかしいなとは思ったのよ。そした
さてして脳ミソ埋め埋め(≧∀≦)!!今回はジェフリー・ディーヴァー「ロードサイド・クロス」上下巻あらすじは…ボディランゲージで人の嘘を見抜く尋問の天才キャサリン・ダンス捜査官彼女の暮らす町で路肩に死者を弔う十字架が立っていたその十字架に刻まれた日付は翌日そして女子高生が命を狙われ辛くも逃れることが出来た容疑者として浮上した少年はネットの中で誹謗中傷を受けその恨みから書き込みをした人間を狙っている可能性が出てきたキャサリンは少年に会い何かを隠していると思
さてして脳ミソ埋め埋め(*´艸)今回はジェフリー・ディーヴァー「煽動者」上下巻あらすじは…ボディランゲージを手がかりに人の思考を読み取るキネシクスの専門家キャサリン・ダンス捜査官はギャングによる犯罪の証言をする庭師のセラーノに話を聞いたしかしセラーノの話の内容では特に収穫がなく嘘をついている様子もみられないことから帰宅を許しただが間もなくセラーノ本人がギャングの殺し屋だと判明追いかけたキャサリンだったが逃走されてしまうこの失態からキャサリンは民事部へ
シャドウ・ストーカー上(文春文庫)ジェフリーディーヴァーJefferyDeaver文藝春秋2016-11-10売り上げランキング:49352Amazonで詳しく見るbyG-Toolsシャドウ・ストーカー下(文春文庫)ジェフリーディーヴァーJefferyDeaver文藝春秋2016-11-10売り上げランキング:51371Amazonで詳しく見るbyG-Toolsキャサリン・ダンスは休暇先で、友人である人気カントリー・シンガー・ソング・ラ
ジェフリー・ディーヴァーの人気サスペンス小説であるリンカーン・ライムシリーズのスピンアウトとして始まった、キャサリン・ダンスシリーズの3作目となる”シャドウ・ストーカー”を読んでみました。翻訳小説を読むのは本当に久しぶりです。リンカーン・ライムシリーズというのは、捜査中の事故で四肢不随になったニューヨーク市警の車椅子刑事が主人公のサスペンス小説です。事件現場の鑑識結果から犯人を見つけ出す綿密なプロットで、私の好きなシリーズ小説のひとつなのですが、キャサリン・ダンスはそのシリー
スリーピング・ドール〈上〉(文春文庫)/ジェフリーディーヴァースリーピング・ドール〈下〉(文春文庫)/ジェフリーディーヴァー¥799¥799Amazon.co.jpAmazon.co.jpリンカーン・ライムシリーズの第7作の「ウォッチメイカー」は、ジェットコースターのような疾走感といい、連続するどんでん返しの衝撃度といい、私はディーヴァーの最高傑作だと思っています。それ以外にも「ウォッチメイカー」には盛り沢山の魅力があ