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支障木の大クルミは、運べる大きさに刻んだら、大半が薪に。利用されるのはましだけど、ギリギリ持って帰れる大きさにチェーンソー加工し、丸餅みたいに磨いて、硬い座布団に。そのまま乾燥するとバキバキに割れるので、いろいろ試してみます。失敗したら、元通り薪になる。
二つ目のフクロウの巣は、大きな果樹園に付きました。果樹園にネズミの被害はつきものなので、その防除目的と、やっぱ、フクロウの可愛いイメージがよかったか、快諾をいただき、手伝いも。観光農園的に、沢山のお客さんも来てました。そしたら、関東の大学の先生か?が、声をかけてきて、猛禽類の活動調査をされているということで、偶然のことで、びっくり。その話によると、フクロウは結構ずぼらで、人気があっても慣れるということらしい。うまく、入居されるといいけれど、殺鼠剤は、ここでも使
巣箱つくりに欠かせない、「丸太のくり抜き」玉の外周に水平方向に、刃を押し込むよう、切るのが「突っ込み切り」ソリッドバーが突込切りには向くといわれてるけど、現場的に「ほんとか?」と、感じたことがあり、試してみた。じっさい、ローラートップでも突っ込みに向いてるバーもある。チェーンソーのバーには、微妙にいろんな形あって、薄い3枚の板を張り合わせて、先端にベアリング入の「ローラートップ」と、一枚の板に溝を彫っただけの、シンプルな「ソリッドバー」とがあり、肝心の先端の
ヤフオクで安く買ったカンナは、とりあえず削れた。でも、左が高くて、角ができる。よく観ると、刃もだいぶ鈍ってる。というか、小刃状に、減ってるじゃあないか!?そんなだから、使いにくい。こんなんで、そこそこ仕事してしまうから、電機工具はヤバイ。しかし、きちんとキレる刃物はまったくの別物なので、砥いで調整します。モーターがバンバンだから、本当の性能をみてみたい。手砥ぎなので、硬い電気カンナ刃を水平に減らす作業は、砥石だと気が遠くなる。奥の手。長いダイ
しっかり大きな深い穴を掘るのは、なかなか難しい。これまで、ノミと玄能で、コンコンしてた。いくつも掘るのは、非常にめんどくさい。角ノミという機械があるが、馬鹿でかいし高価。オークションを眺めてたら、これを見つけた。そそられる形をしている。4個の爪で、木の繊維を、縦横分担して切断する、使いこなしは難しいけど高性能の「窓ノコ」の原理を持ってる。買うしかない。内側をノミで掘るのは同じ。全ノミなら、四角に掘るが、これは丸い。1回で深さ4センチ掘れるので、ノミで
ひょっとしたら、藪化してるかもしれない山を登ることになったので、今一番使ってる「シルキーツルギ」の、手入れをしておく。目立ては、常日頃してるので、サラッと山頂を撫でる程度。それだけでも、食い込みが違う。最初だけだけど。今回は、この身についた「ヤニ」ノコを挽く際に、このヤニが抵抗になる。挽く力の半分どころか場合によっては9割が、ノコ身の摩擦抵抗で、残りのちょびっとで繊維の切断してる。その大摩擦の原因が「ヤニ」もったいない。このヤニが、特に松や杉では、憑
太い洞桐は、貴重材なので、身近に「やたらとある杉の間伐材」?で、フクロウの巣箱を作ってみる。杉は、ほとんど真ん丸で均質なので、壁も薄くできる。桐より密度的に重いけど、薄い分の軽量化で遜色なくできる。40センチパイの材も、手に入る。1本伐採したら、いくつ作れるんだ??マンションできそう。チェーンソーで突込切りで、くり抜くのは、むしろ杉が楽かも。均質だから、刃先がぶれにくい。それに、杉って見た目以上に軽いのです。まあ、桐はやたら高級感があるから、偉そうなのがい
元がこれ。竹はうちの山のを割って、面取りしたもので2Mちょいある。移殖ベラは、使わなかった100均のもの。鉄が柔いので、金切りばさみで切れた!グラインダーで、Rとギザギザを整えて。竹には針金でぐるぐる巻きに。うちの薪ストーブは、杉でも松でも湿ってても?なんでも焚くし、安いステンシングル管だから、内側に、すすが付きまくります。でも、掃除はいたって簡単。曲がりと、横茎の部分に溜まりやすいので、2か所をコンコン叩いて外して、こいつで押し引きすれば、物の5分。縦
洞桐のくり抜き材は、乾燥中に割れが見つかりました。1か所は、上から下まで貫通してる。伐倒時に、自重で割れたか?ということで、繋ぎます。超長ドリルの使い心地は、◎!桐は柔らかいので、手製の竹釘がテキトウサイズでも、コンコン入ります。接着剤は木工ボンド。雨で弱いかと思いきや、内部までは濡れないから、問題ないらしい。そもそもが木の上だから、乾燥条件はこの上なし。長い竹釘の、「差し込み潤滑材」にもなるので、打ち心地もイイ感じ。打ち込んで10分もするとびく
木工用と鉄鋼用のドリルは、材質がまったく違います。穴をあける材の硬さが全然違うから当たり前。鉄鋼用が断然硬い。で、曲げ剛性も高度。つまり丈夫!で、刃先と、身のらせん刃の要求精度も断然高いので、摩耗が進むと鉄くずになります。その、減った長ドリルが手に入ったので、木工用に加工します。元の持ち主が楔型に加工してあったのですが、そのままだと、木に潜り込み形になるので、目立てしても、切削抵抗が半端ないじょうたいでした。刃先は径分。正確に穴が開くのが理想ですので、
ヤフオクで、薄刃の「細工斧」を見つけた。軸の穴を観ると、錆が酷い。化粧グラインダーをかけてあるけど、十分使えるレベル。穴は、形は卵型で素晴らしいけど、形が少し雑。全体のシルエットが、かっこいい。上から見た「くびれた形」が、この斧の最大の特徴。無駄のない肉付きで、軽くて砥ぎやすい。鉈に近い薄刃で、食い込みの良さを使った細工向用。お椀の粗削りとかに使ってるのを観たことがある気がする。流行りの、グリーンウッド向き。鋼材は、なかなかイイ。少し柔らかめ
手触りのいい「木肌」木の良さの肝。電動だろうが、紙やすりで粉まみれは、できれば避けたい。その点、「かんな」は、1発で面が出せるから、エライ。カンナもいろいろあるけど、小回り、独特の木肌が出せる「槍カンナ」は、面白い。ところが、今ぶ~むらしく、やたら高い。古道具オークションでも無理。そしたら、古道具の端っこに小さいのを見つけたので、砥ぎます。錆びてる。それも、肝心要の切っ先に、雀巣状の喰いつきサビ。後先端の欠け。これは、使わない個所なので無視。
伐採した、そこそこおおきなケヤキは、芯に少しの腐れがあり、材として日の目を見ることができない。太鼓でもできそうな気もするんだけど。悪あがきの、チェーンソー製材をしてみる。こういうことは、とにかく経験値を上げこと。一枚目の、直線引き。すみ出しはしてない、チェーンソーの直フリーハンド。どうせ線引いても、ノコくずで見えなくなるから。むしろ、集中して、バーと幹と立ち位置全体を見渡して、切り進むのが、いい。そこそこ、まっすぐでしょ?ただ、上下天地返しは、
うちの店の前には、こんなのがゴロゴロ放置されてます。先日は、朝、シャッターを開けると、一つ旅立たれてました。知らない年配の方が、手を合わせてる姿を見かけることもありました。大きさが、「お地蔵さん」に似ているのでしょうか?子供のころは、たくさんの路傍のお地蔵さんたちがいましたが、今は、町も道路もきれいになって、姿を消しました。たまに、道標が残されてるくらい。車は沢山走ってるけど、歩く人が減ったからかな?えらい人たちは、まず歩かないからかな?話がそれましたが
桜は、おそこそこ重くて、しっかりしてるのでいい薪割台になります。繊維に直角に切る「玉」より、股部分のほうが、長持ちします。樹齢50年超で、この大きさなので、滅多に出ない貴重品です。加工も、玉よりずっと手間がかかる。薪に割るのも面倒で、現場に放置されることあって、ストックが多少ある。今年の雪解け直後に伐採した、写真の桜そのものです。ちょっと時間が空いたので、加工しました。馬に乗せて、電気チェーンソーで上下面を平らに削ります。エンジン型でやりたいところだけど、街内
湧水を流す「樋」は、竹の半割が、一番手軽ではある。でも、いかにも、軽い。軽すぎる?もっと、重厚な?カッコイイモノが欲しい。「湧水」には、人にとって特別な価値があるので。で、バージョンアップして、木の樋を作ることになりました。材料は、知り合いの杉林の、去年の間伐材で、林内には、数十本の「刈り捨て間伐材」が、ゴロゴロしてます。もったいないけど、使い道が「スウェーデントーチ」と薪くらいで、放置されてたもの。チェーンソーで半割にしてみると、さほど腐れてもなかった
「突っ込み切り」という技法は、チェーンソーにしかできない?非常に使える、手です。バカでかい機械ならあるだろうけど、ハンドヘルド(手持ち機械)で、こんなことができるのは素晴らしい。少しずつ、腕も上がって、出来ることが増えるのも楽しい。四角に抜いて、斜め切りで、ノコ道を拡げたら、どんどん削れる。縦切りだから、ノコ屑が長いのが山盛りで、楽しい。V字型の溝で少し安定させて、そこにバーを押し付けるように、削るのが、コツ。奥の奥まで、短いバーが届かないのが玉にきず。そこ
春に伐採して、その場で玉をチェーンソーで荒切りして、放置してた杉の木が、乾燥が進んで、だいぶ軽くなってきたので、ちょんなとハツリ機で、一皮むいて、木肌を出して、一応、完成。目を入れるかどうかが、問題だ。杉に木肌。木目も、色も、きれい。こういうものって、最近後ろ姿が、気になる。人も、ネコも、後ろから観るのが好き?年とったからだろうけどね。とあるラーメン屋さんからのリクエスト。色が褪せたら、ゴミにならないかが心配だけど、やってみなけりゃわからない。
木肌は、チェーンソーの切りっぱなしだったり、雨ざらしだったりすると、ざらついて、人を寄せ付けない。ところが、表面を整えると、これだけきれいになる。木は、やっぱり、問答無用で、すばらしい。整え方はいろいろあって、カンナ掛け、やすりがけ、ノミがけ、バーナーで焼いて、擦る。等々、それぞれの質感があって、おもしろい。但し、「高度な道具の使用と手間暇」、技が要る。要するに、非常にめんどくさい。けど、仕事として、頼まれたらやるしかない。つうか、やる気が出ました。
いつもの、エポキシ木粉加工。古いゆるゆるの鉈の刃は、刃の当りが微妙にずれるので、不安定で危ない。狙ったところに、カツンと当てたい。柄と刃はしっかり固定しておきたい。ところが、しっかりが過ぎると、柄が折れる。少しの、弾性、遊び、が欲しい。柄が、硬いカシでも、長年使えば、締め込みも痩せる。乾燥でも少し痩せる。古道具では、カタカタしてることがふつう。エポキシのFRPパテだけで埋めると、パテが割れる。これが、木粉を大量に混ぜた粘土状のだと、まず割れなくなる。
チェーンソーでの板挽きは、縦切りが、やたら早いしきれいにできる。慣れは必要。チェーンソーのいい練習になる。今回のバーは、スプロケットの小さい、巾の狭い廉価版のヤツ。それでも、ほぼ真っ直ぐ挽けますね。姿勢と、加減が大切。但し、バーの長さの倍弱が限度なのが、悔しい。それでも、だいぶい使い道はありそう。で、今回は厚めの板に挽いて、両刃の鉈で、どんどん割を入れて、薄い板を量産します。これ、何に使うかというと、先日の湧水の、流れた先の斜面の崩壊を、これで、留めます
栗は、腐りにくいので、線路の枕木や家の土台にも使われます。ということで、最近手に入った栗を、割って、小さな杭をこさえてみました。電動チェーンソーで、おおよその長さに切り、斧で大まかに割り、4センチ前後に、鉈で割り、皮剥ぎで、皮を剥ぎ、鉈で、先端を尖らせ。生木に近くて正目だと、堅い栗でもパンパン割れる。ザクザク削れる。気持ちいい。運びやすいように、PPバンドで結束。クレオソートでも塗れば最高なんだけど、現在手持ちがないので。薪割台とか、斧とか、道具が揃っ
丸太に、チェーンソーで切り込みを入れて作る、「スウェーデントーチ」でも、持ち運ぶときに、杉の皮が剥げて、手も汚れる。そんなこと、小さなこと。しかし、大切な車に乗せて運ぶには、問題になるみたい。細めの材がはけてしまったので、太めの玉で作ってみる。単価を上げたいところ。皮を剥く。ついでに、木目が見えるように、斜めに削いでみた。底面も、面取りなど。高圧洗浄するか?それはめんどっちい。ワックスかけたりして?だいぶ、それらしくはなった??切り込みは、下
春に刈った、竹を使って、「獅子脅し」?字が違うか?なんか変。を、作ってみた。竹の適当な長さを、斜め切り。支点を、灌木の皮を剥いて穴に通してつくり。楔で留めて。柱は竹でこさえて、大きめの穴は先ほどのドリルで開け。水が貯まると、先が下を向いて水が流れ出て、戻って、石に当って、鳴る。んだから、肝心のシーソーの重心の微調整は、現場合わせで。斜め切りの受けの水量が不足かもしれない。尻をカットして、重心を寄せる。試にコンクリートの床に当ててみると、あんまりいい音じゃ
道具好きです。ちょっと、丸太に長い穴を開けたくなり、大阪の方から中古のドリルを入手。だいぶ使い込んでるけど、基本的な素性はいいモノです。当然刃先が、鈍ってますので、研ぎます。右下側の切っ先が鈍ると、ドリルの胴部分の締め付けがどんどんきつくなって、先の切れ味以上に、進まなくなります。なのに、切っ先の研ぎをほとんどしないまま無理に、グリグリ使われてることが多い。機械が優秀だと、人が鈍る。危ないはなし。木工ドリルで肝心なのは、印をつけた2カ所。連携して木
ご無沙汰していた大クルミの現場。伐採の支障木で、ミズキを先に切ったことを思い出しました。ミズキは、下の写真のように、とてもきれいな白っぽい、清潔感のあふれる優しいベージュ色。こけしや駒の材料になります。あと、正月明けの団子刺しの木。森林の中というより、耕作放棄地の雑木林に自生しやすく、会津では普通に見かける。そこそこ成長も早く、大きくもなる。これからの時代に多く出てくるおもしろい樹種。これ、不思議なことに、伐採した後の樹液が、後日オレンジ色に変色します
子供の時からよく観てきた筈の、民芸品。うちの、神棚には必ず家族分+が置いてあり、オモチャだった。杉の玉から、現場で刻み出すんだけど、形が、記憶があいまいで、正確に出てこない。最近のもの。こうしてみると、けっこう端正な局面でできてるのがわかる。昔の素朴なものより、ずいぶんときれいになってる。原型は、たぶん達磨から来てる?その達磨も、古いものより今のものは、滑らかに丸くなってる。素材や加工方法も、移り変わってる。チェーンソーで削り出すも、回数を重ねると形が安定し
去年の10月ごろ伐採した杉です。水分は、まだまだたっぷり。なので、重いったらありゃしない。56センチパイ、厚25センチ。丸いままだと、軽トラにのせるのが腰的にギリギリ。つうか、無理。ギックリは去年やってコリゴリしてる。「塊感」は大きいほどイイ。玉のままで無理なら、板か?出来るだけ厚みのある板。ということでチェーンソー現場加工の「玉」の次は「蒲鉾型」馬に乗せて、平ノミで表面をさらう。この形、あんまりおもしろくない。木目は、そこそこ。まだうまい出し方があ
杉の饅頭型は、まだ最終仕上げ前ですが、だいたいこんなんになります。山中で、大まかにチェーンソーで削って、家で、平ノミでコンコン地道に削って、この後、ベルトサンダーで荒目、中目、仕上げ目のサンディング作業、白木のままがいいか、オイル仕上げかはたまた浸透タイプか、表面加工は、その後の「長い目で観た質感」に影響大なので、迷うところ。形とか木目とか、塊感。なんとなく面白いと思うんだけど??ちなみに、白いところは、水の通り道。濃い色の部分は、渋、タンニンが腐らないよう
雪中作業は、寒いこと、歩きにくいこと、道具が運びにくいこと、が、難点。反面、虫がいない、いい防寒着、いい防寒長靴、で空気もきれい?であんがい悪くない気分。昔は、雪の中を滑らせて運び出したらしい。丈夫な箱大型ソリが欲しいけど、2~3万。デカイ!スキーの廃品利用で自作も考えたけど、めんどくさい。で、そこいらへんの除雪の「スノーダンプ」に乗せてみたら、意外にこぼれず、これ、使えます。ダンプ形状から、引っ張るより押す方が、荷物が安定する。コントロールしやすい。段差