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1960年に東宝が製作した映画『ガス人間㐧1号』がNetflix作品としてリブートされる事がアナウンスされました。現時点ではタイトルは『ガス人間』とされています。(オリジナル作品のタイトル表記に関しては、縦書表記では”㐧一号“、横書表記では“㐧1号”となっています)主演は小栗旬。『ゴジラVSコング』『日本沈没−希望のひと−』に続く、東宝特撮作品のリブートに出演です。共演は蒼井優。オリジナルの『ガス人間㐧1号』に準えば、小栗旬=水野(ガス人間)、蒼井優=春日藤千代、というキャスティングだと思
ずいぶん昔に観て、強く印象に残っていた『ガス人間第1号』(1960)をネットで再び観た。ガス人間第1号www.youtube.com当時たて続けに作られたという『美女と液体人間』(1958)『電送人間』(1960)も今回観たが、この『ガス人間第1号』が秀逸の出来だとおもう。美女と液体人間www.youtube.com電送人間www.youtube.com『ガス人間第1号』の特異なところはヒロイン役八千草薫の、凛としてそれでいて妖しくもある美人ぶりのもの凄さだ。
ひとつ前の当ブログの続きです。八千草薫さんが「宝塚歌劇団」入団5年目に主役に抜擢されます。それが『文福茶釜』の子狸役だったということで、スタートから「人間ならざるもの」の物語に縁があったのです。映画女優に転身、東宝に入った八千草薫さんは「特撮」に縁が深く、ひとつ前の当ブログで紹介した『白夫人の妖恋』(1956豊田四郎監督)と同じ1956年には『乱菊物語』(1956谷口千吉監督)に出演しています。八千草さんの役は高貴な者しか相手にされない遊女・「陽炎」で、いい寄る男に容易に手に入らない宝を
ひとつ前の当ブログで書いたように、サリー・ホーキンスさんが主演した『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017ギレルモ・デル・トロ監督)は「第90回アカデミー賞」で作品賞を受賞しました。この「第90回アカデミー賞」では、日本人の辻一弘さんが「メイクアップ・ヘアスタイリング賞」を受賞されました。チャーチル首相を演じて主演男優賞を獲得したゲイリー・オールドマンさんの特殊メイクを担当して、まさにソックリに作り上げました。こういった細かい手先の作業、もの作りは日本人の得意とするところですね。『シェイプ
本作は昨年の7月に国立映画アーカイブで『逝ける映画人を偲んで2017-2018』という特集で鑑賞しました。この映画での対象者は、俳優の土屋嘉男と大前亘、照明の高島利雄でした。八千草さんは2019年の10月24日に亡くなられ、命日が近づいたことで取り上げてみました。国立映画アーカイブ逝ける映画人を偲んで2017-2018より製作:東宝監督:本多猪四郎特技監督:円谷英二脚本:木村武撮影:小泉一美術:清水清志音楽:宮内國郎出演:三橋達也八千草薫土屋嘉男佐多契子
自粛期間中から暇な時間はAmazonとNetflixを行ったり来たりしてますが~実質お金のかかっていないAmazonが私的にめずらしく軍配があがっているこの頃動画のカテゴリーのトップ画面では試聴履歴に基づいた?おすすめ作品を教えてくれます。精度的にはNetflixのほうが信ぴょう性あるし、パーセンテージも出るんでわかりやすいんですが、突拍子もないものをおススメしてきましたよ。これ、ほんの一部です😓もちろん洋画とかも出てきますが…圧倒的に邦画の、え
映画のこと、良く分からんのだが、PrimeVideoで東宝映画の「ガス人間第一号」「電送人間」「美女と液体人間」が見放題となっていた。これらの怪奇映画はそのタイトルから興味をそそられていた。まずは「ガス人間第一号」を観てみる。1960年の作品。怪奇要素満載。不気味、不気味、不気味。また、八千草薫の美しいことったらない。その美しさに、談志家元も憧れたという。警察と記者クラブの関係や民衆の事件に対する好奇心など、現代に通じる興味深い描写が多々あるのも楽しい。出演
昨年(2019年)逝去された宝塚歌劇団出身の八千草薫さんを知ったのは、東宝特撮作品「白夫人の妖恋」(1956年豊田四郎・監督)と「ガス人間第一号」(1960年)でした。その「ガス人間第一号」のDVD(発売元:東宝)特典に、何と八千草薫さんが本編映像に合わせて解説するのオーディオコメンタリーが収録されています。聞き手は娯楽映画研究家の佐藤利明さん。圧倒的な美しさの八千草さんは必見スタッフは、監督・本多猪四郎、特技監督・円谷英二、製作・田中友幸の東宝最強特撮トリオ。生体実験でガス
NHK番組録画映像後藤ひろひと出演劇場への招待ガス人間第1号お売り下さいm(__)m⇩お持ちの方はメッセージお願いします⇩
忘年会の予定次第ではこれが最後のオールナイトに出来るかもしれない。特に『ガス人間第1号』が観たいんですよね。強行して観に行っても寝ちゃったらこれは悔しいから。(^◇^;)
この人は日本人の女性で一番美しい女性です。女優の八千草薫さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。この映画の、この時代の八千草さんほど美しい女優さんは存在しないと思います。ガス人間第1号[三橋達也]楽天で購入ガス人間第1号コレ観て!
『ガス人間第1号』(1960年、日本)土屋嘉男さん、三橋達也さん、八千草薫さん、村上冬樹さん出演の映画生体実験の犠牲で、身体をガス化できる特殊能力を持ってしまった男と、彼の愛する美しい女、春日流家元・藤千代との悲恋の物語タイトルはB級SF映画ぽくて、どうせ大した作品じゃないだろぉと、お気楽に見ていたら、とんでもない、途中から引き込まれてしまったなんとも奇妙でドラマチックなSFラブ・ストーリー今見ても十分に面白いそして、若い八千草薫さんはとてもお綺麗で
左朴全や八千草薫とか気になるとこだが爆笑問題の太田さん?違うなしかしテクニカラーな質感時代を感じるわ昭和50年代の角川映画や東映のトラック野郎シリーズのフィルムの質感はまだ遠い過去という気がする
台風前の小雨のなか、ゾンビは善福寺公園ってとこにいた。自然のシャワーを浴びると、風景の色彩が濃くなってメリハリが強く出て好きである。しかし、池は水藻は繁殖してるからか、真緑色だったなあ。そして今日の買い物。いつもの購入のゴジラ全映画DVDコレクターズBOXで、今号は『ガス人間第1号』である。ゴジラものじゃなく、空想科学映画シリーズなんですな。これは付録のポスターだけど、これのオリジナルが欲しいけど、たま~にヤフオク出ても高額になりすぎて、ゾンビは眺めるだけですわ。1960年
題名から新東宝映画と思ってしまいますが、本多猪四朗監督、円谷英二特技監督による「東宝作品」です。本作、ベースのプロットが実は「ゴジラ」と同じです。太平洋上で行われた水爆実験によって日本の漁船が被爆。乗組員全員が「現地」で死亡しますが、1人の「人間」だけが「遠隔地被爆」し、放射能の影響により、おぞましい姿「液体人間」となって、海を渡り、帰巣本能により、故郷・日本に帰ってきます。液体人間には、まだ「人間の感情」が残っており、自分の家族・知人・友人を訪ねるのですが、その姿は「ア
強盗殺人を捜査する岡本警部補たちは、容疑者として日本舞踊の家元・藤千代に目を付けた。だが、彼女は無実であると主張する男が現れる。彼・永野こそ、自在に身体を気体化できる能力を以て、強盗を働いていた真犯人だった・・・・。ガス人間第1号[三橋達也]2,000円楽天
黒澤明監督作品の常連、また東宝特撮映画の脇役として活躍された土屋嘉男さんが、本年2月に肺がんのためにお亡くなりになっていたことがわかりました。89歳でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。合掌・・・。土屋さんの代表作は、映画『ガス人間第一号』です。今回は、このレビューをお送りします。↓映画の予告編です。ストーリーは・・・東京で不可解な銀行強盗事件が頻発していた。五日市街道に沿った銀行ばかりが狙われていた。警察は容疑者を強引に逮捕するが、そこへ真犯人を名乗る男があらわれる。男
こんばんは。誰もがいつまでも若々しく♪美容教授の杉山です。今日はうっかりして朝のブログの投稿予約をミスってしまいました。やはり、日頃から小さな事もしっかり対処しないといけないですね。それで今回、ブログに投稿したかった記事。それは、私の様な特撮マニアは非常に残念に思うある俳優さんの訃報でした。その俳優は、“土屋嘉男”さん今年2月に亡くなっていたそうです。黒沢明監督作品等への出演で味がある演技をされた方。只、私にはゴジラ映画等の特撮映画へ多く出演された俳優さんとして印象が強かっ
3作品とも、大怪獣、宇宙人等が登場しない、東宝特撮の「挑戦」作です。全ての特技監督を行ったのは勿論円谷英二氏。全てに共通するのは、特異な能力を有して「しまった」怪人VS正義。根本に流れるのがヒューマニズムだけに、安心してラストシーンを迎えられる仕上がりになっています。東宝から分かれた「新東宝」のキワモノ映画を思わせるタイトルの「美女と液体人間」ですが、テーマは反核・反戦です。「電送人間」「ガス人間第1号」はマッドサイエンティストものですが、対する警察の真摯な描き方に共感をおぼえます。