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さて、前回に引き続き、今回は、ROSSLONDONSTEPNAC6×及び、No.4MK1の世界的にも貴重なオーバーホール記録を交えながら、両者の違いを見ていきたいと思う。とりわけ、No.4MK1の詳細の公表は、世界で初めての事になると思われるので、願わくば、国外のROSSLONDONマニアの方にも届く事を祈りつつ・・・早速まずは、No.4MK1だが、対物側のプリズムカバーに小さな止めネジがあり、これを外
皆様、大変ご無沙汰をしております。随分と長い間、更新が出来ず、楽しみにして下さっている方々には、誠に申し訳なく思う次第でございます。ネタは、かなり溜まっているのですが、なかなか記事にする時間が取れず・・・さて今回は、あらためて私のBLRMサイトの中で、密かに!?アクセス数の多い人気ページの紹介をさせて頂きたいと思います。皆さんは、私の運営サイトの中で、「双眼鏡ギャラリー」と言うページがあるのは、ご存知でしょうか?一種の写真で見る双眼鏡博物館
1月は、毎年覗き比べの記事を恒例としていたのだが、今年は、その時間もなかなか取れないままに、気が付けば、1月も今日で終わりだ。本ブログで、双眼鏡の記事を書き始めてから、早いもので、もうすぐ丸6年である。6年前は、双眼鏡のブログなど、殆ど皆無に近かったが、最近は、色々とあるらしく、YouTubeまであるらしい。我が国の双眼鏡文化が盛り上がるのは、大変喜ばしい事である。この6年間を振り返ると、本当に多くの方に支えられ、助けられ
今年の春の事であった。桜も満開を迎えようとしていた頃のある日、私のメールボックスに、一通のオーバーホール依頼の問い合わせメールが届いたのだが、その依頼人の方を確認した際、私は非常に驚いてしまった。驚きのあまり、何度も確認したくらいだ。その日、お問い合わせを頂いた依頼主の方は、我が国の双眼鏡マニアの方の間では、かの有名な、あの、ジャングルさん御本人であった。ジャングルさんと言えば、「ジャングルさんの双眼鏡・単眼鏡レビュー」と言
私が大好きで、お気に入りの双眼鏡の一つに、CARLZEISSJENASPORTUR6×24があるが、そのSPORTURの前身となるTELEXEM6×24のIFバージョンが、今回のTELEX6×24である。1919年製と、何と100年以上も前の製品だ。尚、画像の方では私の入力ミスで、1918年製となってしまっているが、正確には、1919年製である。ややこしくなってしまい、大変申し訳ない。
今年もそろそろ、クリスマスシーズンと言う事で、今回は、素敵な贈り物の話をしたいと思う。実は本来、今回の記事は、6月にアップ予定だったのだが、前記事のような諸事情にて、今となってしまった。だが結果的には、内容的にタイムリーな好結果となったようだ。さて、本題に戻そう。私のお客様の大半は男性であるが、時々稀に、女性の方からもご依頼を頂く事がある。今回の話の主人公であるオーナー様も、そんな数少ない女性のお客様であった。オ
さて、前回の続きである。前回の記事はこちら↓①カールツァイスイエナ研究家ZEISSマニアK氏来日!!別の日、K氏と私は、和歌山名物、和歌山ラーメン=中華そば店をハシゴした。和歌山では、ラーメンとは言わず、「中華そば」と言う。中華そばは、和歌山の一番の名物なので、和歌山に来て、中華そばを食べないのは、讃岐に行って、うどんを食べないに等しい。まずは、地元民に非常に人気のある、
久し振りに、デルトリンテムの新ネタ記事である。デルトリンテムに関しては、書き尽くした感があったのだが、何のなんの、次から次へと、新しい情報や、謎が出て来る。GERMANY刻印が印字された、選別品があった!?と言う噂、CARLZEISSJENAの文字は無くても、三角マークに1の文字の入ったケースは、1stクォリティを表す、1Q時代の純正ケースであった、等、様々な噂や情報が、色々と出て来る。どうやら、まだ
双眼鏡、カメラ、レンズ・・・と、アップ出来ていないネタ記事が、溜まってきているのだが、まずは途中まで書きかけて、PENTAXKPを買ったことで、そのまま放置状態になっていた、初代王者Dialyt7×42BGAT*を書き上げようと思う。今日は、5月5日、子供の日なので、童心に還って書くには、ピッタリの日だ!!CARLZEISS7×42BGAいわゆる、王者に関しては、こちらの
今回も、前回に引き続き、再びデルトリンテムの登場である。子猫とデルトリンテム(笑)今回は、これまでには書かなかった、初登場のデルトリンテム軽量モデルの話題だ。このモデルも、リヒター同様謎が多い。。。過去記事等で、デルトリンテムに関しては、語り尽くしてきた感が、無きにしも非ずだが、何せ、戦前~戦後を得て、約70年もの長きに渡る、製造期間を誇る、超ロングセラーのデルトリンテムな
ツァイスイエナのデルトリンテムについて、色々と語って来たが、もう一つ忘れてはならないのは、西ドイツに作られた、カールツァイスオーバーコッヘンの存在だ。CARLZEISSOBERKOCHEN8×301945年4月、ジョージ・パットン率いる米軍が、敗戦国であるドイツのイエナに侵攻し、カールツァイスイエナ工場を占領する。翌月の5月、イエナ周辺の領土をロシアに引き渡した後、イエナ工場の機器