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◎忘れもしない6年前の事ですが、神奈川の「ハードオフ中央林間りんかんモール店」のジャンクコーナー(ショーケース)にレンズが曇ったこの「CarlZeissJenaDDRTessar50mmf2.8(ゼブラ)」が¥3.000くらいであったんですよね。その当時はカールツァイスなんて高くて買う気が起きなかったので、東ドイツ製でもいいやって買った覚えがあります。その時は曇りが取れるかなぁ~、なんてドキドキしながら分解清掃したら、グリスの成分が気化した曇りだったのであっけなく取れてラッ
私が人生に於いて初めて買った、CARLZEISS製品が単眼鏡だった事は過去の記事↓でも紹介させて頂いたが、『人生で初めてのCARLZEISS6×20B単眼鏡Monocular』2022年謹賀新年年の初めと言う事で、一昨年の2020年の最初の記事は、私が生まれて初めて手にした、双眼鏡の記事を書かせて頂いたが、今回は、私が初め…ameblo.jp何気に昔から単眼鏡も大好きで、心惹かれるものがある。さて、先の過去記事でも少しだけ紹介させて頂
NikonZ5#FTZII+M42マウントアダプターausJenaDDRT50mmF2.8M42昨日は朝一番から終電前までエキストラでドラマの収録もともと早起きの予定だったが朝4時過ぎに携帯の地震警告アラームで起こされた。収録中、隣に住むおジイさんからクレーム、雷と豪雨、そして消防車のサイレンの音で中観。まさに「地震、雷、火事、オヤジ」の強いものフルカードコレに気がつく自分が好き
GW2023驚異のアダプター2枚重ねNikonZ5FTZII+M42マウントアダプターausJenaDDRT50mmF2.8M42東ドイツ製のカールツァイスF2.8と開放が暗いけどここまで近づける!
今年もそろそろ、クリスマスシーズンと言う事で、今回は、素敵な贈り物の話をしたいと思う。実は本来、今回の記事は、6月にアップ予定だったのだが、前記事のような諸事情にて、今となってしまった。だが結果的には、内容的にタイムリーな好結果となったようだ。さて、本題に戻そう。私のお客様の大半は男性であるが、時々稀に、女性の方からもご依頼を頂く事がある。今回の話の主人公であるオーナー様も、そんな数少ない女性のお客様であった。オ
部屋をゴソゴソしてたら久しぶりにCarlZeissJenaのレンズを見つけましてこのオールドレンズは果たして高画素機に耐えられるか試してみたくなり装着とりあえずサッと構えてパッと撮りましたがこのレンズ、現代カメラでも通用しますね高画素で撮ったが故に見せたくない弾き傷やゴミまで解像しちゃってます(^◇^;)開放f値が3.5のレンズなのでそれほどボケ味は無いですが真ん中ピントで決して周辺は暴れず全体的に無理の無い写りに思いますJenaと言うとお買い得な印象ありますが性能的に劣ってる印象は
こんにちはいつも当ブログをご覧いただきまことに有難うございます望遠、まではいかないのですが所有するレンズの中で中望遠のレンズがあります。カールツァイスイエナの135mmf3.5です。1970代に東ドイツにて製造されていたものでオールドレンズの名品の一つだと思います。スペックですが・絞り:f3.5~22・焦点距離:135mm・最短撮影距離:1m・重量:367gとなっており望遠なのに1mまで被写体に寄れて長いレンズなの
早いもので、今年ももう師走だ。お陰様で、今年も多くの双眼鏡とのお出会いを頂いた。日々、色んな双眼鏡に囲まれて、私はつくづく幸せ者だと感謝している。さて、今回紹介させて頂くのは、何と、お祖父様の代から、3世代に渡って受け継がれた、正に、家宝とも言えるような、1925年製のデルトリンテムの完全オーバーホール記録である。私が「ジェネシス」と呼ぶ、正式には第2世代に当たる型式である。オーナー様からも、是非記事にして欲しい
カールツァイスイエナは製造された双眼鏡の、その殆どがポロ式双眼鏡だった訳だが、極一部、ダハ式の双眼鏡も生産されていた。今回のノタレムNotarem10×40DF/Bも、そんなカールツァイスイエナの数少ないダハ式双眼鏡の一つである。もしかすると、私の知る限り、戦後に造られた、カールツァイスイエナ製の、唯一にして最後の、ダハ式双眼鏡だったのでは無いかと思う。正確な資料はないのだが、恐らくは、この
少し前に、CARLZEISSJENADEKAREM10×501Q、デカレム10×501Q1970年製の個体の、オーバーホールのご依頼を頂いたのだが、是非、様子を記事にして欲しいとのご要望を頂いたので、以下、記録として記事にさせて頂こうと思う。1970年の個体には、フォーカスリングにも、まだ、きちんと目盛りが刻まれている。個人的には、これがあるか無いかは、大きな違いだと考えている。
久し振りに、デルトリンテムネタである。デルトリンテムは、その長い歴史の中で、様々なバージョンが存在する訳であるが、私が、「ジェネシス」と呼ぶ初期の製品の中にも、実は、大きく分けて3種類のバージョンが存在する。まずは、1919年〜1921年辺りまでに生産された、極初期のプロトタイプのようなデルトリンテム、これを私は、ジェネシスファーストと呼んでいる。このデルトリンテムは、試験的な要素が多く、まだ色々と試行錯誤中だった
世間は相も変わらず、うんざりするニュースばかりだが、せめて今から少しの時間は、世間の事は忘れ、皆様にとって、ワクワク楽しい時間となる事を願いつつ、書いてみたいと思う。さて、皆さんは、DEKAR10×50と言う、カールツァイスイエナで初めての、アッベ・ケーニッヒプリズム搭載モデルをご存知だろうか!?前身となる、D.F.10×50が、1914年に世に出て、1920年から、DEKAR10×50として生まれ変わる。主に、
少し前の話になるが、お客様から、完全オーバーホールの依頼と言う事で、一台の双眼鏡が送られて来た。カールツァイスイエナ製のテレアター、CARLZEISSJENATELEATER3×である。何と、1914年製だ。(画像は、オーバーホール前の状態)TELEATER3×・・・何と趣味性豊かな、品の良い双眼鏡であろうか。実は、私はこのTELEATER3×、テアティス
CarlZeissJENAMCSONNAR135mmF3.5と言うレンズを手に入れました運良くヤフオクで1万円以下という安さで手に入れる事が出来ましてマウントアダプターを用意しつつ到着を待っとりましたwこのレンズFも開放3.5だしネットのレビューとかみてみても大抵感動する程では無いけど安くてソコソコの写りをする的な評判だったのと言ってもオールドレンズだから解像感より独特な描写とかボケとかそういうトコに良さを見出すレンズだろうと正直あまり大きな期待はしてませんでした唯一気になって
世間は、クリスマスイヴで浮かれている様子だが、残念ながら、私にはクリスマスもハロウィンも、あまり関係のない生活である。私にとって、12月24日は、他の日と同様、365日の中の1日に過ぎない・・・しかしながら、今回の記事はデルトリンテム好き、カールツァイスイエナ好きな方にとっては、とっておきの、クリスマスプレゼントとなるような、内容になるかも!?知れない。11月某日の事である。サイトのお問い合わせ
明石市立天文科学館に設置されているプラネタリウム。旧東ドイツ、カールツァイスイエナ製で、1960年の開館稼働以来、日本最古のプラネタリウムです。カールツァイスといえば、ドイツの光学機器のメーカーとして知られているので、カールツァイスイエナと聞くと、どこのメーカー(?)かと思ってしまいます。東西分裂時には、西側がカールツァイス、東側がカールツァイスイエナというように分けられていました。メーカー名で、東西ドイツ分断の歴史を思い知ることになるまさに歴史の生き証人のようなプラネタリウ
1959年製デルトリンテム、シルバレムと続く、私の愛機シリーズ第3段、CARLZEISSJENATHEATIS3.5×151Q・・・約40cmから、ピントが合う、唯一無二な双眼鏡で、カールツァイスイエナの大傑作の一つでもある、この歴史的な双眼鏡の名機については、もう、今からかれこれ2年程前に、一度本ブログにて、記事を書かせて頂いた。前回の記事↓オペラグラスの大傑作テアティスCARL
前記事は、こちらから↓①カールツァイスイエナ研究家ZEISSマニアK氏来日!!②カールツァイスイエナ研究家ZEISSマニアK氏来日!!~和歌山ラーメン編別の日、K氏の希望で、日本の伝統工芸の体験へ。この日は、若き刀匠濵川貞純さんが営む、濵川日本刀鍛錬道場にて、ペーパーナイフ製作の体験を行った。若き刀匠濵川貞純さんと、K氏。濵川さんの刀鍛冶場は、まるでポツンと一軒家状態で、
先日、日頃私が親交を深めてさせて頂いている、ドイツのカールツァイスイエナ研究家であり、双眼鏡マニアでもあり、世界有数の双眼鏡コレクターでもある、K氏が、何と、私に会う為にはるばるドイツから、私の住む和歌山まで、家族で訪れて下さった。何とも有り難く、もったいない話である。そもそも、K氏と知り合ったキッカケは、K氏が翻訳ツールを使って、以前より、私のブログを興味深く読んで下さっていたそうで、これまた何とも、有難い話
皆さん、よくご存知の「1Q」マークであるが、このマークが意味するところの真の理由、真相が、長い間、この国では謎のままであった。デルトリンテムだと、1951年辺りから、1970年代初期辺りまで、デカレムやテアティス、ノビレム等は、もっと後年まで、この1Qマークが刻まれている。1Q・・・つまりは、FirstQualityファーストクォリティの略である。さて、果たして、このマークに、
お陰様で、相変わらず、双眼鏡三昧な日々を、有り難く、送らせて頂いている。先般は、桜の時期であったので、双眼鏡と共に、我が愛機の一眼レフカメラ、PENTAXKPも携行して、桜の撮影に出掛けたのであるが、最近、つくづく思うことがある。往年の、カールツァイスイエナ等の、一眼レフカメラのオールド・レンズと、(M42マニュアルレンズ)同じく、オールドZEISSのデルトリンテム等、双眼鏡の見え味には、相通
先日、初めてメンテナンス依頼を頂いたお客様から、とても珍しいデルトリンテムが送られてきた。世界的に有名な、フランスはパリの超一流老舗眼鏡店、E.B.Meyrowits(E.B.メロヴィッツ)が、戦前の時代に、カールツァイスイエナに、別注で作らせていた、いわば、特注品のデルトリンテムである。今回、依頼のあったのは、1924年製の、私が、デルトリンテム・ジェネシスと呼ぶバージョンであり
さて、カールツァイスイエナの50mmレンズ、テッサーとパンカラーの作例は、以前紹介したが、(以下にリンクを貼っておきます。)TESSAR50mmF2.8作例PANCOLAR50mmF1.8作例PANCOLARVSPENTAXFA77mmF1.8LImited今回は、全く同じ条件の元で、テッサーとパンカラーを比較してみようと思う。三脚を固定して使用し、極力同じ構図、同じ時間帯で、
オーバーホールしていただいた、パンコラー80mmを使ってみようと思い、とりあえず庭へなんか好きなんですよねーこのレンズそれで、咲いていたニッコウキスゲとカステラくんたちを撮りました(α7Ⅱ+CarlZeissJenaDDRMCPancolar80mmF1.8)20180429世田谷区
デルトリンテムは、1920年に世に出された訳だが、私の手元には、その1920年代初期のデルトリンテムが、数台ある。いわゆる、創生期のデルトリンテムである。デルトリンテム・ジェネシスだ。1925年製DELTRINTEMGENESIS私が所有している、この時代のデルトリンテムは、1924年~1927年くらいまでのデルトリンテムである。(1930年以降は、別扱いとする。)
双眼鏡対決いよいよ、最終の第3弾!!「山や川の風景編」「海辺の風景編」に続き、今回は、「月編」です。私は特に、星見をする人では無いのですが、単純に、月を見て比べてみよう!!と、思った訳です。前回が、まだの方はまずは前回の記事をご覧下さいませ。双眼鏡対決!!ZEISS、LEICA、VIXEN~山や川の風景編~双眼鏡対決!!ZEISS、LEICA、VIXEN~海辺の風景
元々は、LEICAが好きだった私は、デルトリンテムとの出逢いがキッカケで、ZEISSに再度、注目するようになり、(以前は、あまり好きでは無かった。)更に、デルトリンテムに興味を持ってから、その後オーバーコッヘンとも出会った。そして、次第にLEICA派から、ZEISS派となっていった。私をZEISS好きにさせるキッカケが、デルトリンテムであった。左=CARLZEISSOBERKO
以前、デルトリンテムのリヒタータイプについて、記事を書いたが、※前回の記事は、こちら↓ツァイスイエナデルトリンテム謎多きリヒターCARLZEISSJENA※リヒターと、王者などとの覗き比べの記事今回は、見え味を中心に、このリヒターモデルの、続編を書いてみたいと思う。CARLZEISSJENADELTRINTEM1935Richterこの非球面リヒターレンズを使
これまで、デルトリンテムやオーバーコッヘン等、ポロ式双眼鏡のオールドツァイスを中心に記事にして来たが、今回は、私がダハ式で最も大好きな双眼鏡の一つであり、ツァイスクラシックシリーズの名機、CARLZEISS10×40B/GAT*P*ClassiCについて、書いてみたいと思う。10×40B/GAT*Pと10×40B/GAT*P*この双眼鏡は、現在は廃盤となっているが、比較的、最近まで販売されてい
デルトリンテムバカの、BLRMです(笑)さて、以前に、私がお譲りさせていただいた方から、お譲りしたオールドデルトリンテムについて、非常に貴重で、素晴らしい感想をいただきましたので、以下に紹介させて頂きます。デルトリンテムの驚愕の潜在能力を推し知る事の出来る、驚くべき報告でした。通常、双眼鏡は天体望遠鏡に比べ、光路が複雑で、わずかな光軸のズレがあり、どうしても不利となります。極僅少なずれのため、昼間に風景を見る分には