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三軒茶屋シアタートラムにて、カンパニーデラシネラ『thesun』を観てきました。ろう者の俳優が出演しているため、客席には知り合いのろう・難聴者や手話関係者の知り合いがチラホラ。私も難聴の友達と一緒に鑑賞しました。開演時間になると、照明が何度か点滅しました。普段、聞こえない人に合図するのに照明を点滅させることがあります。しかしこの舞台は、普段の強い点滅ではなく、優しい、そしてどこか不思議な雰囲気の点滅で、いつもと違う世界へ導かれていくような印象を受けました。
シアタートラムで小野寺修二率いるマイムカンパニー、カンパニーデラシネラの新作舞台「theSun」を観た。********演劇サイトより******アルベール・カミュ未完小説をモチーフに、尊厳と誇りと家族についての物語アルベール・カミュのエッセイに、こんなくだりがあります。「私は所有ということを知らない…(中略)…あり余りはじめるやいなや消滅するあの自由に貪欲なのだ…(中略)…私はなにも羨望しない。それは私の権利である」そしてカミュは「太陽は私に、歴史がすべてではない
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきの演劇ユニット、ケムリ研究所公演の第三弾「眠くなっちゃった」を世田谷パブリックシアターで観た。開幕直前に大規模な機材トラブルが確認できたため、急遽初日が延期となった公演。修復にあたったスタッフ、チームの努力が実って約1週間後に無事幕を開けることが出来た。そんな事情もあり(いつものことだが)劇場は満杯で、3時間超え(これもいつものこと)の大作エンタメへの期待の空気が充満していているように感じた。近未来のどこかの国、地球環境はますます
マイムをベースにしたパフォーマンスで舞台を作る小野寺修二さん率いるカンパニーデラシネラ今までに古典名作のプロジェクトとして『ロミオとジュリエット』2011年『ドン・キホーテ』2017年『はだかの王様』2021年を上演してきました。この3本の舞台はいずれも高知県立美術館で創り上げ、初演を迎えた作品でその後全国の劇場や小学校で上演され世代を超えて楽しまれてきた作品です。高知に縁のある、メンバーの藤田桃子ちゃん公私共にパートナーの小野寺修二
今夕から(10/17-26)、東京・池袋西口公園野外劇場で、野外劇「嵐が丘」ハラハラドキドキと開演です。★2022・秋池袋西口に憎悪と復讐をはらむ風吹きすさぶ荒野、あらわる。劇場を「ひらく」アクションとして、ワンコインで観劇することが出来る高品質な演劇をコンセプトとして上演してきた東京芸術祭の野外劇。5年目となる今年は、カンパニーデラシネラを主宰する演出家・振付家の小野寺修二を迎え、新作『嵐が丘』に挑みます。英国の女性作家エミリー・ブロンテによる文学史上の名作「
前回、前々回と柑橘(酢みかん)の話題だったのでその関連で・・・<柑橘まつり>ちょっと前に「すだち蕎麦」を作ってみました。高知の産直ものが集まる「とさのさと」に行った時に柑橘がいろいろ出ていてすだちとシークワーサーを買って・・・シークワーサーはちょっと香りにクセがあって焼き魚に絞ったり、お酒に入れたりしてみました。すだちはクセがなくて何にでも使いやすい。もちろん焼き魚(サンマも食べたよ)にかけたりしますがたくさん使える「すだち蕎
新国立劇場で小野寺修二率いるカンパニー・デラシネラの「ふしぎの国のアリス」を観た。2017年に同じ劇場で初演を迎えた作品の再演なのだが、再演と一言では括れない、時を経た分がはっきりと形となって作品に厚みを増している、アップグレードされた舞台となって帰ってきていた。↓こちらは初演時のインタビューFindingthedramawithoutwords"Noteverythingcanbeexplainedinwords.Everyonedrawsad
コンテンポラリー作品は見方が分からないからと敬遠していますが、今回はU25を使って見てみました。おおむね面白かったと思います。小野寺修二の世界を楽しむ!と思えば良かったわけです。よく考えれば1つの世界を作り上げるのはとても難しいこと。バレエと同じく舞台の上には世界があるのだ!ということに気付かされました。今まであれはつまり何の意味があって、根底には人間の愛がある、なんて言えたのは世界観に浸かっていたからなのですね。「不思議の国のアリス」のストーリーに則って作られた、身体表現の世
スタッフより第41回小野寺修二カンパニーデラシネラ『ふしぎの国のアリス』チラシ完成までのお話を伺っています!※ぴあアプリをダウンロードして”連載・特集”を選んでご覧くださいませ。
神奈川芸術劇場(KAAT)で小野寺修二率いるカンパニーデラシネラが近年続けているシリーズ、国際共同制作作品「TOGE」を観た。カンパニーデラシネラがダンスではなく、「身体言語創作」と自分たちの表現を言い表しているのに納得。高速で回転したり、足を180度に開脚したり、高く跳躍したり、、、ではなくて、私たちの日常動作の延長を優雅に、美しく、意味を持って魅せる、そこにパフォーマーたち(今回は5人の女性で3人の日本人とマレーシアと台湾から1名ずつのメンバー)の豊かな顔の表情(表現)も加わ
カンパニーデラシネラの高知初演公演『はだかの王様』観てきました。アンデルセンの童話「はだかの王様」を基にしたものですが童話のイメージ通りには進まないセリフのないマイムとダンスだけの舞台、デラシネラ独特の世界を見せてくれました。このフライヤーに載ってた黄色い部分『はだかの王様』について1873年デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン作本当の価値とは何か。人の弱さと滑稽さと。どこ
この前もブログに書いたのですが(こちら⭐︎)今回の大河ドラマ『青天を衝け』のオープニング北大路欣也さん演じる徳川家康さまが案内役となって話されるシーンのバックで毎回パフォーマンスを披露する[カンパニーデラシネラ]初回と2回目は、あまり姿が見えなかったのですが3回目のこの前は、姿も見えてさらにパネル使いのパフォーマンスも楽しめました。動画は載せられないので写真だけ。↑手だけ見えますここから襖がいろいろな形に展開
ふたつ前のブログに「カンパニーデラシネラ」の大河ドラマのことを書いたばかりですがその後に知った情報の話です。高知県立美術館で3月に公演があるとの予定は前々から決まってましたが去年からのコロナの影響でチケット情報も無いし、、どうなのかなぁ〜?と思っていたら・・・公演の詳細の発表がつい先日ありました。わーい!楽しみだなぁ!チケット発売されたばかりとのことで早速買いに行きました。公演の会場でもある高知県立美術館へ
2/13夜の地震は広範囲で大きかったですね。テレビで揺れてる様子を見るだけでも長くて怖いと思いました。寒さもあって心配ですが建物やライフラインの被害に遭われた方が無事に復旧できますように願うばかりです。こちらでも来るぞ来るぞと言われている大地震自分は対処できるのか、すごく不安です。改めてもっと備えなければ。。大河ドラマ『青天を衝け』渋沢栄一さんの物語、始まりましたね!NHKで渋沢さんが住んでらした埼玉のお家から渋沢栄一さんの
前回のブログに書いたカンパニーデラシネラの主宰である小野寺修二さんが振り付けをした舞台『キネマの恋人』去年の6月に世田谷パブリックシアターで上演したのを10月にWOWWOWで放送されて、録画してありました。やっとこさ、それを観ました。カンパニーデラシネラの大ファンである私の小学校からの同級生友達がこの『キネマの恋人』の舞台がすごく面白かったと言っていて、その友達は、遠方での追加公演も観に行ったくらい。2016年に初演が
新型コロナウィルスが世界中で感染拡大していて、恐ろしい事態になってますね。。何と言ってもウィルスの実態がなかなかつかめないところが脅威です。潜伏期間もわからないし、感染しても症状出なかったりするとどこでどう移るかもわからず、まだ謎だらけ。。こんなに急に世界中に拡まるなんて、、、今は、みなが自覚を持って予防に努めないといけませんね。一番大変なのは受験生。無事に受験できますように祈ってます。オリンピックも心配ですがそれぞれの人にも色々計画
社会福祉法人のトット基金さんが、手話、芸術、育成のプロジェクトを文化庁と共に主催したワークショップが今月19日.26日と開催されました。講師には《小野寺修二先生》をお迎えして身体表現を活かしたムーベントワークショップ。ろう者、健聴者と一緒に身体を動かして、一つの作品を制作するワークショップです。因みに小野寺講師は、日本の演出家、振付家、俳優さんでもあります。パントマイムをベースに、舞台作品をつくっていて「カンパニーデラシネラ」主宰のお方です。自分は先週、今週と二日間参加させていただきました
今日は久しぶりに晴れた〜!!相も変わらず、桃の切り枝に日光を当て続けております。(コタツのコンセント、、笑)新しい蕾できてるんだよ。咲いてほしいなぁ〜〜〜!!!そして、今日はずっと気になっていたカンパニーデラシネラが主催している『ライン稽古』という身体訓練を受けに行ってきました!!デラシネラの方たちも公演の際に実際やっている稽古らしくラインに並んで動き続けます。2時間ノンストップ!その前情報だけで妄想筋肉痛になるくらい緊張していたのですが、、楽しかったー!!小野寺修二さん
今回東京に行く一番の目的は、こちらの観劇でした。カンパニーデラシネラの『斜面』小野寺修二さんが主宰する『カンパニーデラシネラ』の舞台は前身の『水と油』の頃から何度も観ていてダンスとマイムを融合させた独特のスタイルがカッコよくて大好きです。今までの観劇のブログ:首藤さん、原田知世さんとの「シレンシオ」)能楽とのコラボ「サイコ」瀬戸内芸術祭での海岸で、南果歩さんの「人魚姫」など・・桃子さん、小林聡美さん、片桐は
どうも、王下です。来月、デラシネラの小野寺さんの『斜面』という作品に出演します!しかも、世界的バレエダンサーの首藤康之さんと共演です!!まさか僕が首藤さんと一緒の舞台に立つことになるとは。人生何があるかわからんもんです。たぶん首藤さんと同じ舞台に立つ事なんて二度とないと思うので是非ご覧になってください!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆NAPPOSPRODUCE『斜面』斜めとは、苦しいようで自らその負荷をかけている部分もあり、希望に満ちていること。◆作・演出◆小野寺修二◆出演◆
どうも、王下です。またまたご報告のみではありますが、KAAT×デラシネラ『WITHOUTSIGNAL!』ベトナムハノイ公演無事終了いたしました!!昨年の2月にこの企画が始まり、ワークインプログレス、秋の本公演とありました。その時に、『ベトナムでもできたらいいね!』『やりたいね!』と、みんなで言っていたところ、国際交流基金の方々やまわりの方々の尽力により、こんなにも早くベトナムでの公演が行える事になりました。本当に本当に感謝しております。2年前に初めてベトナムに行って、またいつ
どうも、王下です。だいぶ経ってしまいましたが…カンパニーデラシネラ『椿姫』『分身』@世田谷パブリックシアター無事終了いたしました!!御来場いただいた皆様応援してくださった皆様本当にありがとうございました!忘れることのできない公演となりました。ステキな仲間に出会えた事に感謝。本当に沢山の方々に支えられてこの公演があったのだなと公演を終えた一ヶ月後に思うのでした。色々思う事があったのですが、もう一ヶ月も経ってしまったので、報告のみ!!ベトナム公演の事はまた後日!では、また
またまた映画の感想で・・・観る時は続くものですひとりで『REDSPARROWレッド・スパロー』観てきました。映画の予告見てたら、バレエシーンが出てきて、観たくなりました。ロシアのプリマ・バレリーナだった女性が怪我をしたことでバレエができなくなってしまい、病気の母の治療費を稼ぐためにロシアのスパイ(スパロー)になり、アメリカのCIA局員と接近、ロシアの2重スパイ?の名を暴くという話です。フランシス・ロー
どうも、王下です。カンパニーデラシネラの稽古の真っ只中です。小野寺さんの作品に参加させてもらえるようになって早4年。毎回新しい課題を与えてくださるので非常に鍛えてもらえます。しかも、今回は初めて小野寺さんと関わることになった作品『分身』の再演。とは言え、キャストもほぼほぼ新しくなったので、新作と言っても過言ではありません。僕も前回とは違う役回りなので(これは観てのお楽しみ)、大変は大変ですが、これをやり切れば何か掴めるんじゃないか。いや、掴むんだ!という心意気で毎日稽古に臨んでいます
どうも、王下です。年も明けていそいそと過ごしているうちにこんなに月日が経ってしまいました。色んな目標を立ててみるもののどれもしっくりこず、例年通り《日々精進》が一番しっくりくるので今年もそれでいきたいと思う所存です。さてさて。そんな中公演のお知らせです。来たる3月に世田谷パブリックシアターでカンパニーデラシネラの公演に出演します。是非観に来てください!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆カンパニーデラシネラ『分身』『椿姫』◆原作◆『分身』ドストエフスキー作「二重人格
大津市伊香立ピアノ&エレクトーンみつもと音楽教室光本佳子ですブログをご覧いただきありがとうございます教室について詳しくは教室ホームページをご覧ください今日は、息子の中学校で劇団のカンパニーデラシネラさんが公演をしてくださいました。写真はFacebookより文化芸術による子供の育成事業〜巡回公演事業〜という文化庁の事業で、来て欲しい‼️と応募した学校に本格的な演劇や踊りや音楽の公演を出張して
どうも、王下です。いつの間にやら夏の日々は通り過ぎ、秋の匂いがしてきました。先月末から稽古は始まっていまして、稽古場と自宅を行き来する日々を有り難く感じながらすごしています。今回の公演は、今年の2月にワークインプログレスとして行われた『WITHOUTSIGNAL!-信号機ない!-』の本公演です。2月の時と出演者は少し変わってしまいましたが、その時よりもパワーアップした作品になるよう日々稽古に勤しんでおる次第です。去年、デラシネラで行かせてもらったベトナムのハノイ。街中を走るバイクの
どうも、王下です。なかなか更新せずで申し訳ないです。先日、「ブログ、読んでますよ!」と言われ、このブログを読んでる人がいる事に気付かされました。だからという訳ではないですが、更新してます。最近はTwitterやFacebookの更新ばかりでblogはもうやめようかなと思っていた時に言われたので「こんなブログでも見てる人いるのか。有り難いな」と、思い留まりました。さてさて。先日の話になってしまいますが、カンパニーデラシネラ『ふしぎの国のアリス』@新国立劇場小劇場無事全日程終了い
カンパニーデラシネラの高知発の舞台公演がありましたマイムの動きをベースに、コンテンポラリーダンス的なものとセリフも入れた独自の演出で、ジャンル分けができないような独特の舞台がオシャレで大好きなカンパニーデラシネラの前身『水と油』の頃からいろいろ舞台を観ています。(過去ブログにも度々登場。観劇のカテゴリーから見ていただけると出てきます)2011年に高知から始めた「古典名作劇場」第1作目が『ロミオとジュリエット』高知県立美術館のロビーや中庭を使っての演出は
どうも、王下です。いつの間にか年も明けていて気がつけば3月になろうとしています。3月に一本舞台があります。カンパニーデラシネラの舞台です。年度末で何かと忙しいかもしれませんが是非!!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆カンパニーデラシネラ《白い劇場シリーズ》最終年第3回公演×浅草九劇杮落とし公演『小品集』◆演出◆小野寺修二◆テキスト◆ノゾエ征爾〈鏡像〉山口茜〈幸せな男〉◆出演◆王下貴司大庭裕介斉藤悠遠山悠介野坂弘崎山莉奈辻田暁仁科幸増井友紀子