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アツミカンアオイ"Atumi-Kan-Aoi”学名rigescens.リゲスケンスはやや硬いという意味で葉質を指している。また、autonym.オートニムは本名という意味である。※分布:三重県、奈良県、和歌山県※開花期:12~2月R712月12日撮影"葉の色・軸の色”のコントラストが良い個体です稀にこの様な亀甲模様も見られます自生地で撮影した花など花の内部観察花柱は6個、離性、先端には短いツノ状の突起物をもつ。突起物は萼筒の開口部には達しない。柱頭は楕円形、外向き。※
中国産カンアオイ「五岭細辛」学名:Asarumwulingenseアサルムウーリンエンセ中国名:五岭细辛wulingxixin*自生地環境:森林、山の斜面、湿った日陰。標高約1100メートル。*自生地:中国広東省、広西チワン族自治区、貴州省、湖南省、江西省。*ChinaGuangdong,GuangxiZhuangzuAutonomousRegion,Guizhou,Hunan,Jiangxi.R710.30撮影
細辛・葵錦AsarumnipponicumTraditionalJapaneseplants"Saishin“Aoi-NishikiR.712月10日撮影
イワタカンアオイ・赤亀甲イワタカンアオイの珍しい葉裏が真っ赤な亀甲模様で、紅葉ではなく、この個体が本来持つ性質です。AsarumkurosawaeJ.Sugim.Patternontheundersideoftheleaf"Redhexagonpattern“Ararebackofaleafisabrightredhexagonpatternand,notcoloredleaves,thisindividualisaprope
細辛・金丹頂AsarumnipponicumTraditionalJapaneseplants"Saishin“Kin-Tanthou登録年:昭和27年R.712月10日撮影
細辛・御代錦AsarumnipponicumTraditionalJapaneseplantsSaishin"Miyonishiki“登録年:昭和9年12月9日撮影
細辛・白王楽AsarumnipponicumTraditionalJapaneseplants"Saishin“Hakuouraku12月に入り、寒さが厳しくなり細辛の葉も少しずつ紅葉してきました。Decemberbegan,andcoldbecamesevere,andtheleafofAsarumturnedredlittlebylittle,too.
イワタカンアオイの花・地域差AsarumkurosawaeJ.Sugim."regionalvariation"(地域的差異、地域差)同じ品種であっても、一つ谷を越えたり、川を挟んだりすることで花の萼筒などの形態が変化しています。例えば、萼筒の括れ当たりに大きな笑窪があったり、萼裂片の開き方に違いがあったりします。①②③並べて比較してみると良くわかります。
ヒメカンアオイ多弁花Asarumtakaoi"multipetalflowers“ヒメカンアオイ四弁花ヒメカンアオイの四弁花で固定した個体です。R.712月5日撮影多弁花に共ない雌雄蕊柱の数に変化が見られます
イワタカンアオイ多弁花AsarumkurosawaeJ.Sugim."multipetalflowers”初めて、この多弁花を確認してから、10年以上が経過しましたが、毎年この様な珍しい多弁花を咲かせてくれています。普通の三弁の花は咲く事は無く、必ず四弁花・五弁花をちゃんと咲かせてくれる非常に珍しい個体です。萼裂片が多い事によって、雌蕊・雄蕊の数(普通は雌蕊6個・雄蕊12個)も変化して数が増えてます。雌雄蕊柱の数が変化して多くなっている別の株・巨大な花
テラミネカンアオイTeramine-Kan-Aoi学名はありません。仮名:HeterotropaTeramineanaF.Maek.(1978)別名:アシズリカンアオイ種名の由来:発見者である寺峰孜さんに由来する。開花期:12〜3月分布:高知県特徴筒は筒形で筒前部が括れている。筒内部に網目状の隆起線(縦の隆起は9〜20と多い)。子房の位置は半ば下位から中位。開口部はやや下がる。顎裂片は反り返らない。筒内部の花床は白い。葉は、無毛で光沢あり、葉脈はやや凹む
ノノボリカンアオイ学名:無し"Nonobori-Kan-Aoi”名前のノノボリは、野登山にて発見された事に由来する。開花:12月〜1月分布:三重県以前の記事より
ヒメカンアオイ八重咲きAsarumtakaoivarsanenensenom.nud."double‐petaled“このカンアオイは(サンエンアオイですが八重咲きの為に開花が遅い)、以前"三河姫・ミカワヒメ”と呼ばれていた当時にT氏によって発見されたものです。R.712月1日撮影
トイミサキカンアオイ・二面甲竜学名:Asarumhiuganavar.toimisakiensis"nimen-kouryu”開花期:12〜2月※分布:宮崎県、鹿児島県※和名:都井岬寒葵※和名の由来宮崎県最南端に位置する都井岬にちなんだものです。R.711月30日撮影用土に埋もれていた為に黄色味を帯びています別個体
イズミカンアオイ*学名:未定(Asarumsp.)Izuni-Kan-Aoi※開花期:11月〜12月頃分布:本州(大阪府、和歌山県標高600mほどの山の頂上付近・尾根・尾根下の比較的に急な斜面にあり、そのほとんどは落葉広葉樹林下である。R.711月29日撮影
サンエンアオイの変わり花Asarumtakaoivarsanenensenom.nud."Individualswithalteredpistils”サンエンアオイ(秋咲きヒメカンアオイ)の、雌蕊と先端部の突起物の変異個体です。R.711月28日撮影一般的なサンエンアオイの萼筒内の様子サンエンアオイと変異個体の比較基本と異なる部分①基本と異なる部分②
カギガタカンアオイ・潤み花学名:AsarumcurvistigmaF.Maekawaタマノカンアオイ種群開花期:9~11月*種名のカギガタは花柱の先端が鉤形に曲がっていることに由来しています分布域:山梨県、静岡県R.711月27日撮影
ムラクモアオイ【叢雲葵】学名:Asarumkumagaeanavar.satakeanum花期10月~12月分布鹿児島県種子島固有クワイバカンアオイ(屋久島)の変種語源:kumagaeanaは発見された鹿児島県熊毛郡に因む。変種名のsatakeanumは植物学者・佐竹義輔博士の名に因む。環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。R.711月27日撮影
ミハマカンアオイAsarummihamaensesp.nov.(仮)開花期:9~10月分布:三重県南部・固有ミハマカンアオイ良く似たAsarumsp.と比較
ナンゴクアオイ2弁花前回、紹介しましたナンゴクアオイの2弁花(固定した個体)が咲き始めました。※学名Asarumcrassum※和名:南国葵Nangoku-Aoi分布:鹿児島県宇治諸島※開花期:3~4月・10~12月R.711月24日撮影
イワタカンアオイを観察学名AsarumkurosawaeJ.Sugim.※学名kurosawaeの由来静岡県磐田市鶴池付近の林地で1965年1月7日静岡県磐田南高等学校教論・黒沢美房氏は、カンアオイ属Asarumのカンアオイ近似の一種を採集された。……学名には発見者の黒沢美房氏の名を記念して命名※昭和43年5月発行・北陸の植物第16巻第2号杉本順一*日本植物記(一)46~49頁より引用させていただきました。※分布:愛知県東部、静岡県西部※開花期:11~3月※
ナンゴクアオイ※学名Asarumcrassum※和名:南国葵Nangoku-Aoi※分布:鹿児島県宇治諸島※開花期:3~4月・10月~12月一般的には、春咲きとされていますが、この時期にも開花期を迎えるR711月21日撮影
ナンカイアオイ学名:AsarumnipponicumF.Maek.var.nankaiense(F.Maek.)T.Sugaw.分布:和歌山県、兵庫県淡路島、徳島県、高知県、香川県開花期:10〜12月(花は春まで残る)絶滅危惧II類(VU)(2017年環境省)。R.710月24日撮影10月初旬開花和歌山県産R711月15日撮影基本種カントウカンアオイとその変種とされるスズカカンアオイ、アツミカンアオイ、ナンカイアオイの開口部付近を比較
新種カンアオイ新種のカンアオイを発見しました。discoveredanewspeciesofAsarum.紀伊半島では、今までに様々な新種カンアオイが発見されていますが、これは、新たに見つかったカンアオイです。種の保存の為に、県名は差し控えさせて頂きます。開花期11〜12月学名:Asarumsp.分布:紀伊半島の極めて狭い範囲※この個体は、研究の為に栽培してます。R.711月20日撮影萼裂片上面の全面におびただしい多細胞の短毛あり、また単細胞の毛
沖縄県八重山諸島最大の島・西表島産のコミダケカンアオイの花が咲き始めました。学名:なしSyn.(synonym・シノニムとは同意語、異名のこと)Syn.Heterotropadinssitavar.iriomotensisオモロカンアオイに似るがやや小形で、雌蕊3・雄蕊6である。開花期:10~11月分布:沖縄県八重山諸島西表島和名:古見岳寒葵Komidake-Kan-AoiコミダケカンアオイR.711月15日撮影
イエシマカンアオイ(仮称)このイエシマカンアオイ・仮称(ナンゴクアオイ亀甲?)は、亡くなられた前川文夫氏によって、伊江島産として持ち込まれたものが、静岡県にお住まいのカンアオイ愛好家の手に渡り、その後、増殖したものが、愛好家より奈良県の園芸業者に持ち込まれたものということは解っているが未だに謎多きカンアオイです。イエシマカンアオイ(仮称)学名:Asarumsp.開花期11〜12R.711.14撮影どうやら葉模様は2タイプがあるようです。
オトメアオイ八重咲きAsarumsavatieriFranch.subsp.savatieri"double‐petaled“基本種よりも随分と遅い開花ですR.711.13撮影
スズカカンアオイ学名Asarumrigescensvar.brachypodionT.sugaw.花期:12月~2月分布:滋賀県・三重県・愛知県・岐阜県・静岡県花期:12月~2月分布:滋賀県・三重県・愛知県・岐阜県・静岡県R.711.12撮影今年は少し早い開花です。
シミズカンアオイSimizu-kanaoi学名:ありませんAsarumsp.ホシザキカンアオイ×サンヨウアオイの自然交雑種。Asarumsakawanumvar.stellatum×Asarumhexalobum分布:高知県南西部に分布するも、ほぼ幻状態である。R.711.12撮影
高知県産ヒメカンアオイ学名:AsarumtakaoiF.Maek生息地が減少するなど、野生での絶滅リスクが「高い」と判断され、絶滅危惧種UVに指定されています。自生地にて撮影2019年6月2日研究の為に栽培している高知県産ヒメカンアオイの花が咲き始めました。ヒメカンアオイの分布域としては、隔離分布している高知県のヒメカンアオイは、11月頃からの開花で、主に愛知県に多く咲く『サンエンアオイ』と同じような開花期(秋咲き)であることが非常に興味深いものである。R.711月1