ブログ記事77件
心理カウンセラーの藤木ミホです。「私らしく働きたい、私らしい仕事をしたい」そんなきっかけでカウンセラーを目指す方がおられます。このようなきっかけに対して、否定的な意見もあるようです。私は、しっかりカウンセラーとしての仕事をして、困っている方の力になっているのであれば、きっかけはどのようなものでもいいと思っています。今日のブログは、「私らしく働きたい、私らしい仕事をしたい」という思いでカウンセラーを目指す方に、そのための大切なことをお伝えしたいと思います。
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す時、多くの方が講座などに参加してカウンセリングの技術を習得していくと思います。もちろん、カウンセリングの技術を習得することは大事ですが、カウンセリング事業を軌道に乗せていくための開業スキルも必要になります。ただ、カウンセリングの講座では、開業スキルについては教えてもらえません。カウンセリング講座は、あくまでカウンセリングの技術を習得することを目的とした講座だからです。ですので、開業スキルは自分で習得していくことにな
心理カウンセラーの藤木ミホです。「私、発達障害のグレーかもしれないんです」ここ数年のカウンセリングにおいて、クライアントからこのような曖昧なお話を聴くことがあります。発達障害という言葉がまだ一般化していない昔なら、「私抜けているんです」という表現を聴くことが多かったように思います。具体的には、約束を忘れたり、やるべきことがポンと抜けたりする、などのエピソードをお聴きすることがよくありました。この抜けた部分の原因が、病気や怪我の影響でない場合や発達障害等でない場合、ほ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラー開業を目指す方が、「もしもうつ病などを抱えた方がカウンセリングを希望されたらどうしよう。」というような悩みを抱えることがあります。そのようなカウンセリングの依頼を引き受けるなら、しっかりと訓練を受けていくことでその悩みは解消できます。ただ、民間カウンセラーには、うつ病などを抱える当事者ではなく、そのご家族からのカウンセリングの依頼もよくあります。そこで今日のブログは、ご家族さま向けのカウンセリングについて少しお伝えしたいと思いま
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングの講座に参加すると、カウンセラーとクライアントの関係の大切さについて学ぶと思います。たとえば、カウンセリングを成立させるのは、「カウンセラーとクライアントという関係性が土台となる」というような内容で学びます。また、「二重関係性の回避」という言葉で学ぶ場合もあります。二重関係性の回避とは、「すでに何らかの人間関係があるところに、カウンセラーとクライアントという関係を重ねることは回避しましょう」という考え方です。何らかの人間
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングの仕事をしていると、ある日、カウンセリングが進まなくなる経験をすることがあります。これまでの同じようなケースでは行き詰ることがなかったのに、なぜ今回のカウンセリングは進まなくなったのだろう?そんな状況を経験するのです。このような状況の時には、どんな点を見直すといいのでしょうか?今日のブログは、そんなときにカウンセラーが見直すとよい点を一つお伝えしたいと思います。クライアントの周りの人間関係をチェック/イネイブラ
心理カウンセラーの藤木ミホです。2024年1月1日、能登半島で大きな地震が起こりました。被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。被災地に心理カウンセラーが入って援助がはじまる時期の目安は、インフラが復旧したタイミングと言われています。では、被災直後の方、今危機的状態にある方、事故や災害などにあった直後の方のために、カウンセラーは動かないのでしょうか?決してそういうわけではありません。クライシス・カウンセリングという分野があり、危機的な状態にある方や
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラー開業が上手くいっている方々には、共通することがあります。その方々は、「カウンセリングの基礎」をしっかりと修得しています。カウンセリングの基礎なんて言うと、少し難しく思われるかもしれませんが、普段からやっているような内容のものが多くあります。では、カウンセリングの基礎とは何でしょうか?今日のブログは、その基礎をまとめた書籍を一冊ご紹介します。ステップアップカウンセリングスキル集ステップアップカウンセリングスキ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指すためには、どんな能力を伸ばす必要があるのでしょうか?一番に挙げられるのは、「聴く力」だと思います。ですので、ほとんどのカウンセラー養成講座では、聴く力を伸ばす訓練が何度もおこなわれます。しかし、カウンセラーになるためには、聴く力以外にも伸ばす必要のある能力がいくつかあります。カウンセラーになるためには、そのような能力を把握したうえで訓練を受けることが大切です。では、聴く力以外にどのような能力を伸ばせばいいので
心理カウンセラーの藤木ミホです。2024年になり、早いものでもう1月が終わろうとしています。今年は、辰年です。お正月には、龍の意匠の装飾などをあちこちで見かけました。今日のブログは、龍にちなんだ、カウンセリングに役立つ心理学の話をご紹介したいと思います。龍と親殺しの話「精神的親殺し」という言葉があります。簡単に言うと、子どもが成長し精神的に自立していく過程で、親を乗り越えていくことが「精神的親殺し」です。心理学やカウンセリング用語では、「手放し
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングの終わりのタイミングは、カウンセリングの手法によって違いがあります。また、クライアントのご依頼内容や、そのカウンセリングでのクライアントのゴール設定によっても違いがあります。いずれにせよ、そろそろ終わりだなと認識した段階で、カウンセラーはカウンセリングを終えていく準備に入っていきます。さて、この準備とは、どんなことをしていくのでしょうか?これはカウンセリング手法によって違いがあると思いますが、どの手法であれ共通している部
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指すうえで、集客の悩みを持つ方が多くおられます。その集客の悩みの一つに、たくさんのクライアントに来ていただきたいけれど、「変なクライアントが来たらどうしよう」というものがあります。この変なクライアントの定義は、カウンセラーによって違います。取り越し苦労に終わればいいのですが、実際に「こんな方には来てほしくない」と思うような方から問い合わせがやってくることはあるものです。では、どうしたらいいのでしょうか?これまでに
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングはクライアントの気づきが起こる場」このような表現をすることがあります。その理由は、カウンセリングは気づきが起こりやすい場だからです。実際、カウンセリングでは、なんとなく日常を繰り返していても気がつかなかったことに気づける機会が多くあります。さらに言うと、カウンセリングは、悩みや問題を抱えた方が、気づきを通して、自分の在り方や人生の変化を受け入れていく場所でもあるのです。この気づきが起きたとき、クライアントによって
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方から、「カウンセラーはどんなセルフケアを行っていますか?」というご質問をいただくことがよくあります。基本的には、自分が学んだカウンセリング手法をそのまま自分に活用すれば、セルフケアができます。カウンセラーのセルフケアへの取り組みは、自身のカウンセリング手法の技能向上にもつながります。その意味も含めて、ぜひセルフケアには取り組んでいただければと思います。ただ、自分が学んだ手法以外のセルフケアも知りたい方もおられると
心理カウンセラーの藤木ミホです。今年から本格的にカウンセリング講座などで学習を始め、カウンセラーへの道を歩みだすという方もおられると思います。今日のブログは、そんな方々がカウンセリング講座での学びを最大限に受け取っていくための効果的な学習方法をお伝えしたいと思います。この効果的な学習方法は、私が開催するカウンセリング講座でもお伝えすることがあるものです。また、今日お伝えすることは、効果的な学習方法でもありながら、同時にカウンセリングにおいても役立つ内容になっております。
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラー開業して本当にやっていけるのだろうか?」「集客にはどのように取り組んでいけばいいのか?」「クライアントに満足してもらえるカウンセリングが出来るのだろうか?」カウンセラー開業に対して、このような不安を感じたりすることはないでしょうか?今日のブログは、そんなときの対処法となる、ある考え方をお伝えします。この考え方は、開業を目指すときに役立つだけでなく、カウンセリングやコーチングを行う時にも役立つ考え方です。私もカ
心理カウンセラーの藤木ミホです。「精神科と言えば、患者を薬漬けにするところ。」そんな話を聞くことがあります。かなり偏った見方で、過激な表現ですよね。さて、本当にそうなのでしょうか?今日のブログは、カウンセラー的な視点をお持ちの精神科医の考えが書かれた本をご紹介したいと思います。誰がために医師はいる/松本俊彦著者の松本俊彦氏は、現役の精神科医です。「人のつながりが病をいやす」などを、新聞などのインタビューで発信しておられます。精神科と
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリング中に頭が真っ白になって何もできなくなったらどうしよう」カウンセラーを目指す方の中に、そんな心配をされる方がおられます。また、カウンセラー活動初期にこのような心配をされる方もおられます。。さて、どのような対処をしておけばいいのでしょうか?今日のブログは、その対処のヒントとなる一冊の本をご紹介したいと思います。頭が真っ白になった時にカウンセリングの勉強中に、「モデリング」という技術を習ったことがある方もおら
心理カウンセラーの藤木ミホです。新年あけましておめでとうとざいます。カウンセラーを目指す皆様が、今年力強く目標を達成していかれますようにお祈り申し上げます。本年もカウンセラー開業サポートに力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。今年は辰年今年は、辰年ですね。ですので、皆様のもとに届いた年賀状には「龍」の図案が多いかもしれません。私は、龍について考える時に、諸星大二郎さん作の「太公望伝」という漫画作品を思い出します。この漫画
心理カウンセラーの藤木ミホです。私は、カウンセラーとして仕事を始めて20年以上になります。カウンセリングの実績としては、のべ4000名以上のクライアントにお越しいただいております。カウンセラー以外の活動としては、「カウンセリングやコーチングを仕事にしたい」という方を対象に講座や開業相談も行っています。その中で、カウンセラーやコーチを目指しながらも、・何から始めたらいいかわからない・今、何をしたら良いかが分からないです・自分に本当に出来るか自信が持てな
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラー開業に対して、よくいただくご相談があります。それは、「集客」についてのご相談です。開業して実際に集客が出来るのかというご相談も多いのですが、それと同じくらいいただくのが、「変なクライアントが来たらどうしよう」というものです。何がどう変なのかは、相談者様それぞれ違ったケースをお答えくださいます。とにかく、それぞれ不安を感じる人物像があって、「あんな人が来たら嫌だなあ」と頭を悩ませておられるのです。その不安により、開業に
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングでは、「過去を振り返る」ことがあります。ですので、カウンセリングの講座では、過去を見つめるためのカウンセリング技術をいくつか学ぶことが多いと思います。ただ、クライアントの中には、過去を振り返ることに対して誤解をしている方もおられます。過去を振り返るとは、・思い出して嫌な気分になるだけだ・失敗を掘り出して自分を責める作業をすることだというような誤解です。しかし、カウンセリングでは、あることに取り組むことで
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方の多くが、自分にも経験があるテーマのカウンセリングをしていきたいとお話しになります。たとえば、自分の親子関係の経験をもとにしたカウンセリングです。カウンセラー自身も、親から生まれて、自分の親との関係の中で生きる経験をしています。その意味で、自分にも経験ありということで、親子関係をテーマにカウンセリング活動をスタートされる方もおられます。ただ、親子関係のカウンセリングを行うにあたって知っておいていただきたいのは、世
心理カウンセラーの藤木ミホです。基本的にカウンセリングには、人生に問題がある方がお越しになります。カウンセリングでは、その問題の源を掘り下げていくことがよくあります。多くのカウンセラーが、その源を掘り下げていく中で、クライアントの源家族(育った家庭)や親子関係を見ていくと思います。しかし、長年カウンセラーをしていると、クライアントの問題が、源家族や親子関係以外にあることに気づいていきます。源家族や親子関係でなければ何なのか?その一つが、テレビやラジオ、ゲームや
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方から、いろいろなご相談をいただきます。その中に、「開業後、どのようなクライアントの方がこられるのか?」というご相談があります。この点については、あまり心配する必要はありません。ホームページやブログなどに、「このような方におすすめ」としっかり明記することで、ほぼカウンセラーの想定した通りのクライアントが来られるからです。ただ、それでも、想定外のクライアントが来られる場合もあります。それには理由があります。
心理カウンセラーの藤木ミホです。世間の多くの人々は、カウンセリングを悩みや問題の解決だけをする場所と思っておられます。しかし、カウンセリングの目的は、それだけではありません。カウンセリングは、「未来創造」の場でもあります。このようにお伝えすると、「カウンセリングで未来創造!?」というように思う方もおられるでしょう。では、カウンセリングでは、どのように未来を創造するのでしょうか?今日のブログは、その一例がわかる言葉をご紹介します。未来を創るご紹介
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングでは、クライアントの「罪悪感」がテーマになることがあります。罪悪感とは、「自分は罪を犯した」という感覚のことです。罪悪感を抱えるクライアントのお話を伺っていると、・実際に罪があるケース・実際には罪がないケースという2種類に分かれます。不思議なのですが、クライアントは、何も罪を犯していないのに、罪悪感に苛まれているケースがあるのです。実際に罪があるケースと、実際には罪がないケースでは、カウンセリングの進行
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方に、「どんな本を読んだらいいですか?」というご質問をよくいただきます。カウンセラーを目指す方は、心理学やカウンセリングの専門書については、特に私が申し上げなくても、自然に読まれていると思います。ですので、当ブログでは、勉強にもなり、かつ娯楽としても読める本をお伝えすることが多いです。今日のブログも、カウンセリングのヒントになる本をご紹介したいと思います。なぜ怪談か?今日ご紹介するのは、「怪談」の本です。
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングとは、どのくらいの期間が必要になるんだろう?」カウンセリングを目指す多くの方が、疑問に思ったことがあると思います。しかし、カウンセリングは、「何回かかります。」「何か月かかります。」と簡単には言えないものです。なぜなら、クライアントの抱える問題は、クライアントそれぞれに違うからです。また、カウンセリング手法もいろいろですし、カウンセリングを受けるペースもいろいろだからです。そして、クライアントの健康状態や、クライ
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラー開業を目指す方から、いろいろなご質問、ご相談をいただきます。その中で、「変なクライアントが来たらどうすればいいでしょうか?」というご相談をよくいただきます。変なクライアントとは、具体的にどんな人のことですかとお伺いすると、「○○依存症とかです・・・」という返答をいただきます。詳しくお伺いすると、依存症に対応するための学習と訓練は受けていなっことが原因になっていることが分かります。このような場合、依存症の方からの問い合わせに