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“この子は稀なる闇の種を抱いている。偉大な魔道師になろう”国母イスランに見いだされた大魔道師ヴュルナイ。国母亡きあとの後継者争いで裏切られ、名声も地に墜ちます。それから数十年、密かにオーヴァイディンと名を変えて生きていた彼は、無実の罪で捕らえられた女族長を助けます。謎に包まれた魔道帝国イスリル中興の祖を描く“オーリエラントの魔道師シリーズ”の一冊です。文庫化にあたり、巻末に書き下ろし掌編「イスランの黒猫」が収録されました。物語はヴェルナイがイスランに出会うシーンから始まります。コン
エンスとトゥーラは、エンスを追ってきた邪悪な化物に立ち向かうべく〈死者の谷〉に降り、エミラーダはある目的を胸にライディネス軍に寝返りますが、事態はエミラーダの思惑を超えてとんでもない方向に動き出していきます。この世に戻って来たエンスは事態を収拾し、魔女国の呪いを解くことができるのでしょうか。“オーリエラントの魔道師シリーズ”紐結びの魔道師3部作の完結編です。エンスことリクエンシスたちが身を寄せていた星読みトゥーラの故郷のオルン村に、元コンスル帝国軍人のライディネス率いる軍勢が押し寄せてくる
イスリルの魔道師に呼び覚まされた化物と、元コンスル帝国軍人率いる侵略軍に追いつめられたエンスらは、オルン村に難を逃れます。村で冬を越し、星読みのトゥーラ、元拝月教の巫女エミラーダ、知恵者のリコに、ウィダチスの魔道師エイリャも加わり、1500年前の呪いを解く方法を探すのでした。そこで浮かんだのは、オルン魔国最後の女王の血塗られた姿でした。“オーリエラントの魔道師シリーズ”紐結びの魔道師3部作の第2弾です。悪意に満ちたイスリルの魔道師が甦らせた邪悪な魂と、元コンスル帝国軍人のライディネス率い
凋落久しいコンスル帝国領ローランディアで暮らす魔道師リクエンシスの平穏を破ったのは、隣国イスリル軍の襲来でした。多勢に無勢、下手に逆らわぬほうがいいと、リクエンシスは相棒のリコと共に、館を捨てて逃げだします。しかし、悪意に満ちたイスリル軍の魔道師が、館の裏手に眠る邪悪な魂を呼び覚ましてしまいます。招福の魔道師が内なる闇と対決する、“オーリエラントの魔道師シリーズ”紐結びの魔道師3部作の開幕です。コンスル帝国凋落の時代、コンスル帝国の一地方、ローランディア州の町サンサンディアの近くの湖沼地
おはようございます*木曜日です。きょうは曇り?晴れ?雨?いろんなマークがついています。昨晩は短い時間でしたが強い雨がざあっと降りました。病院帰りの空。雲が多かったけれど爽やかな青空でした♪今週は週3、一日おきに通院です。あたたかくて天気がよくて助かりました。傘を持つのが難しく危ないので晴れや曇りだとうれしいです*いつもよりのんびり読んでいたシリーズ4冊目を読み終えて…短編集で雰囲気が違っておもしろかったです♪5冊目へ。*読書を進めながら…TSUTA
おはようございます*11月になりました。早いですね。2017年残り2ヶ月。2ヶ月…どれくらい本読めるかなあ。先月は文庫本だけ数えて15冊読了でした*雨が降っていない日はお散歩して少しでも体力(気力も)戻さなきゃ、と思いながら…リハビリと診察でしょっちゅう病院へ出てるからいいかな、とも思ったり。いつも病院だけでへとへと。寒くなってくるとどうしても出掛けるのがおっくうになります。*すてきな装丁です。わくわくします*平積みされたこの表紙たちにぐっと心をも
こんばんは(^_^)vニイハオ珈琲CEOです今日は最近読んだ本を紹介「太陽の石」太陽の石(創元推理文庫)864円Amazon著者は乾石智子さんデビュー作「夜の写本師」で読書界に旋風を起こした、オーリエラントの魔道師シリーズの第三弾かつて繁栄を誇ったコンスル帝国の最北西の村に住むデイズは16才村の外に捨てられていたところを拾われ両親と姉に慈しまれ育ったある日彼は土の中に半分埋まった肩留めを拾う「太陽の石」と呼ばれる鮮緑の宝石これは自分に属するものだ一目でデイズは悟
オーリエラントの魔道師シリーズ第1作。夜の写本師0円Amazonデビュー作とは信じがたい完成度。設定の新しさも綿密な物語運びも群を抜く力をお持ちの作家さんだと舌を巻いたことを覚えています。今回はあちこちのランキングにも顔を出し始めている文庫最新刊「紐結びの魔道師」を読もうかと思っている皆さんにひとつだけアドバイスです。この第1作とオーリエラントの魔道師たち(創元推理文庫)821円Amazonこの短編集だけは先に読んでおかないと物
乾石さんは上橋菜穂子さんとともに大好きなファンタジー作家。オーリエラントの魔道師シリーズを夜の写本師魔道師の月太陽の石オーリエラントの魔道師たち沈黙の書と読み継いできて待ちに待った文庫最新刊紐結びの魔道師(創元推理文庫)821円Amazonを昨夜読了。帝国の権力者たちや私利私欲にとらわれた魔道師たちが巻き起こす醜い争い…緊張感や痛みを伴う物語が多いシリーズの中でこの最新刊は異色で最も好きかも。これまでのシリーズに登場したなじみの魔道師が