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ここ数年、スーツ&ジャケット生地は「ストレッチ」としてその伸縮性が特徴があり人気が高いですが、それに抗うように伸縮が全く無い、生地感が堅いタイプが登場していました。私としては逆に面白いということで、そのガッチガチの生地でスーツを作り上げたのですが、これはこれで真夏に最高のサマースーツになる生地でした。BIELMONTE(ビエルモンテ)今シーズンはこの生地は登場していないのですが、また秋冬で登場する可能性はありますね。ゼニアらしい光沢感が無いのでどちらかといえば、ブリティッシュ感覚
確か、最初に登場したのは2019年だったかと思うのですが、ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)生地としてはとても画期的なのが登場していました。私はその生地がとっても好きだったのですが、なぜか次のシーズンには登場しなかったり、そうかと思ったら何種類だけがコレクションの中に入っていたりと、とても気分屋的な感じの生地なのですが私は好きなんですよねーそれが、ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)「マイクロンスフィア」このように生地が撥水して
Brioni(ブリオーニ)のジャケットがオシャレ!なんともセンスの良い色合いで淡い色合いながら、存在感はバッチリなところがイヤらしい。そもそも、Brioni(ブリオーニ)という超高級生地を使用したジャケットだけあって、色合いに誤魔化されてしまいそうだけどもこの風合いは、ウール&カシミア&リネンという混紡だからこそ。ウール&カシミアって暑そうなイメージですが、薄く織られた番手なので風合いはそのままで艶をもたらしながら、リネン素材を混紡することで、夏らしい爽やかな感じを出しています。
自宅でスーツやジャケットをどのように管理しているでしょうか?その管理方法やメンテナンス方法でスーツなどがどれくらい長持ちするのかということにつながっています。当然ながら、管理やメンテナンスだけでは無く、普段の着こなしなどもポイントになるのですが、管理なども重要になりますのでちょっとその方法をお伝えします。「基本はクリーニングだよ」と言われる方も多いと思いますが、私がこれまで見てきたスーツ好きの方、アパレル業界の方でスーツやジャケットを「頻繁」にクリーニングに出す方はあまり見かけません
そもそも数年前から気になっていたのですが、既製品のスーツやジャケットなのに売り出してるネーミングとして「テーラード」と書かれているのが不思議で仕方なかった。製品自体の本質ではなく、広告やCMなどではイメージを大切にすることもあるので既製品でも「テーラード」と使うところは流行的広告用語として仕方ないのかと思っていました。なぜなら、本来の「テーラード」とは仕立て服としてるので既製品とは違うわけです。まぁ、流行的広告用語であれば良いかと思っていたのですが、本来のテーラードの意味合いが一般の方
夏向けジャケット生地として数年前から存在してるエルメネジルド・ゼニア生地シリーズに「CROSSPLY」があります。リネン(麻)などが混紡された生地で、軽く着やすい生地として評価が高いです。これまで、ジャケット生地としてシリーズ化されてきたのですが、なんと今年はジャケット生地だけではなくスーツ生地としても「CROSSPLY」があることに驚きました。しかもシアサッカー生地。シアサッカーという生地は、特徴と言えば、表面の凹凸で縞状の独特なシボが入っいます。日本では、しじら織りと言われ
どうしてもブラウンもしくはベージュ系のスニーカータイプで仕事で使えるものをと探していたので購入しました。そもそも、イタリア製デザインカスタマイズシューズDISと当社が契約しているので、自分のアレンジでカスタマイズして購入すれば良いのですが、ここ最近の円安で購入を渋っていました。しかし、この夏に欲しいなぁと思うようなデザインが浮かんでいたので、その感覚でDISのサイトを覗いていたら、なんとデザインカスタマイズは出来ないけども過去にサンプルで使用したシューズだと安く購入出来るという。その中
ジャージー生地のスーツやジャケットは当社の売上でも上位なのですが、私自身がジャージー生地のスーツやジャケットばかり来ていることも売上に関係してると思います。一度、ジャージー生地の着心地を体験してしまうと、どうもこれまでのスーツ生地、ジャケット生地が着にくくなってしまいます。当社のジャージー生地スーツやジャケットは、格安のポリウレタン生地系のものもありますが、天然素材だけでジャージー生地にしているエルメネジルド・ゼニアのバージョンもあります。さすがにエルメネジルド・ゼニアのブランドに
朝5時でもだいぶ明るくなりまして、3ヶ月前とはえれぇ違いです。これだけ明るければ、ど早朝に他の参拝者がいらっしゃっても怖くないですね。そして、ど早朝といえば、BNIジャパン筑後リージョンが開催する早朝ワークショップ&トレーニング。こちらは全国のBNIメンバーに向けて、午前5時半からスタート。毎月の開催で、今回は『メインプレゼンテーションのワークショップ』でした。メインプレゼンテーションは、先週も受講したんですけどね、その復習と言うことで、再び受講した次第です。
靴の話の続きですが、10年以上も前に一目惚れした靴があって、衝動買いしたんです。それが、赤いビジネスシューズ。結果的に赤い靴は2足保有してるのですが、何が困ったかと言えば、赤い靴に合わせる赤いベルトが無かったことです。靴は赤くてカッコいい、でも全体的なコーデを見てみるとベルトの色だけが違うことで何とも違和感のあるような状態になります。試しに、靴の色とベルトの色が違う状態で、鏡に自分の全身を映して見てください。なんか違和感あるように感じるのはプロでも素人でも同じです。やはり、皮
靴が増えてしまいます。当然ながら服も多いのですが、服のコーデによって靴を変えるのは当然なので、靴の量が増えてきてしまいます。ビジネス、カジュアルでの靴の違いは当然として、晴れの日、雨の日でも靴を買えるので、靴棚には靴が溢れてしまいますし、私は会社にも自分専用の靴棚を置いておくので、家と会社の保有靴は本当に多いです。それでも、まだ欲しい靴があるってなってしまうのは病気なのかと思いますが、これはコーディネイトを考える結果そうなるわけで単なる物欲ではありません。更に言えば、何十足もある
服ってそもそも、見ただけではどこのブランドなのか一般の方々には見分けが付かないものです。ブランドの特徴があるようなラインが生地があったり、色合いなどで、このブランドかな?と分かることがあっても、パッと見ただけでは、ブランドが分からないのが服です。ジャケットなどの裏に、ブランドのタグがあって初めて、このブランドなのかとわかるわけですよね。服って多くがそんな感じです。なので、どれだけ高級ブランドを着ていても、着こなし、コーデ、サイズ感が合わなければ服ってバランスが悪くなり、ちゃんと見
ジャージー生地の特長はご存じのとおり、ストレッチ性の高い伸縮ですよね。一般的なスポーツ用ジャージと変わらないくらいの伸縮性がありますので、着心地は抜群です。しかし、スポーツではないので、ビジネスに通用するデザイン性も兼ね備えなければいけません。ジャージー生地であったとしても、なんだかヨレヨレ感が出るような服では仕事に不向きになってしまいます。スーツでヨレヨレ感を一番感じるのは、パンツのプレスラインが消えてること。プレスされていないスーツパンツは本当にカッコ悪い。これは、ジャー
まだ、ジャケット無しにはなれないけれども、ガチガチとしたスーツというのもなんかだ重々しい。ビジネスのあり方も変化してきた今の時代には、もうちょっとカジュアルなスーツでも良いのでは?と考える人が増えてきた。とはいっても、量販店や既製品のカジュアルスーツは売れ筋の色合いしか無いので、物足りなさがあります。そこで、当社が持っているさまざまな色合いのジャージー素材でスーツを作る方が増えました。これもジャージー素材なんです。涼しげな柄なのですが、伸縮があって着やすい生地です。これだけの
私は、冬でも夏でも白パンを履くようになってしまったので、周りの方々には見慣れた光景なのですが、オジサマの多くは白パンは抵抗あると言う方も多いですよね。私からすれば、こんなにコーデしやすい色のパンツはないと思うくらいなのですが。それでは、ホワイトジャケットはいかがでしょうか?通常のブルーデニムでもベージュパンツでも、なんでもに合わせることが出来るホワイトジャケット。これはこれで、着こなしを楽しめる最強アイテムだと思います。ホワイトジャケットってめったに売ってませんし、私自
なんだか気温の寒暖差が激しいような気がしますが、例年こんな感じだったかなぁ。毎日何を着たら良いか迷いますよね。さて、例年暑くなる夏の時期にも悩みはくるもので、ノーネクタイでのクールビズがあるといっても何を着たら良いか迷うことも多々あります。「ノーネクタイで、カジュアルになりすぎずに、できればジャケットを着て」などと言われても、単にこれまでのスーツ姿にネクタイを外すだけのファッションになってしまうのは当然です。まだジャケットは不要ですと言われれば着こなしが変わるのですが、ジャ
昔に何かで読んだエッセイに面白いことが書かれていました。言い回し的に年齢の高い女性が書いたのだと思うのですが、誰が書いたのかまったく覚えていません。しかし、ファッションに関わる私にとっては当然ですが、多くの方にとっても、とても役に立つ内容となっていますので是非読んで頂きたいですね。すべてが広告塔流行のブランドや着こなしがビジネスの場に最適とは限りませんが・・・。世界中の一流ホテルにチェックインしてその瞬間にお客がチェックされるのは、靴とカバンと決まっています。次にカウンターで
私自身が最近はブラウンコーデが好きなのですが、LOUISVUITTON(ルイ・ヴィトン)から面白いブラウンコーデが発表されています。この、コーデはLOUISVUITTON(ルイ・ヴィトン)で有名なシリーズの「モノグラム」の色合いを再現したかのような感じで、バックと一緒に持つことでトータルバランスが完璧だと思います。色合いバッチリ!ネクタイも焦げ茶でジャケット、パンツ、ネクタイまでブラウンのコントラストです。私ならば、靴までもブラウンにしたかも知れませんけど。でも、パンツのゆ
昼の暑さは、夏の到来が間近に来ているかのような気分になります。いや、これはあの猛暑で暑苦しい時期をイメージさせるものでもありますね。あの猛暑がやってくるのかと思うと、ぞっとします。日本の気候は変化してるのでそろそろ大きな服装改革も必要なのかも知れませんーさて、5月上旬なのにすでに30度近くの気温になり、とても暑苦しいです。オフィス内にいる私も今日はOFFなのでTシャツで過ごしています。しかし、これが夜になるとTシャツだけでは肌寒いんです。この寒暖差がちょっとキツイという
スーツのカッコ良さ、見た目、雰囲気には、デザインや生地など様々ありますが、一番は「サイズ感」だと思っています。特に、私の商売はオーダースーツですから、身体のサイズに合ったスーツが良いとしてきましたし、見た目にも良いに決まってるという概念があります。しかし、これを見るとちょっとその概念が変わりそうです。CELINE(セリーヌ)のスーツですが、なんか変ではないですか?そうなんです。上下のサイズ感が違うんです。ジャケットの肩幅、バスト周り、胴回りなど完全にデカい!袖丈
4月号のMEN'SCLUBに「つまるところスーツ」というテーマでスーツ特集がありました。つまるところ・・・「とどのつまり」という言葉がありますが、この意味は使っていても知らない人も多いはず。「とどのつまり」とは、じつは魚のボラのことなのです。ボラは成長すると名前が変わる出世魚です。このように、最後はトドと呼ばれることから、「つまりは」という意味から「とどのつまり」ということわざになったのです。辞書には、物事の果て。結局のところとあります。私も何かの本で読んだときに知りました。
昨年、何度かご紹介させて頂いた「シャツジャケット(オーバーシャツ)」ですが、今シーズンも自分用を注文してしまいました。あまりにも暑い夏には、ジャケットすらも羽織りたくなくなるような感覚になります。かといって、Tシャツだけで仕事するには、ちょっとマナー的に気が引けるし、汗だくになってジャケットを羽織るのもなんだか逆に相手の気分を害しそうな感じにもなります。なので、シャツ生地で作る「シャツジャケット(オーバーシャツ)」が昨年は活躍してくれました。このようにラペルを付けれるので、ジ
最近のパンツがワイド系になってきました。ファッション雑誌を見るとメジャーブランド系のコレクションがワイドパンツが多くなってるのがわかります。ZEGNAでもワイドパンツですよね。ZEGNAZEGNAのタキシードこのようなワイドパンツが、タキシードのカテゴリーにまで浸透してるということは、ビジネスにも適用されるのは無いか?そんな風に思うわけです。カジュアルでのワイドパンツは普通でも、ビジネスとなると難しいのでは無いか?でもフォーマルのタキシードで活用されてるということ
先日、ジェンダーレスファッションということで書かせて頂きましたが、いろいろと調べると、今は「ジェンダーニュートラル」とも表現されるんですね。調べるとジェンダーニュートラルとは、英語の「gender(性別)」と「neutral(中立)」を組み合わせた言葉で、男女の性差にとらわれない中立的な考え方を指します。とあります。確かに今に時代に必要な考え方かも知れません。先日も書かせて頂いたように、ファッションの世界では、この考え方が表現されたファッションを多くのデザイナーが発表して
数年前からジェンダーレスファッションとしていろいろと雑誌でも取り上げられていました。そもそも、ジェンダーレスファッションというのは何なのか?という方向けに解説します。背景としては↓2015年に持続可能な開発目標(SDGs)が国連で決められたことによって、ジェンダーレスのファッションは広がりました。SDGsの目標には、ジェンダー平等を達成し、女性や女児に対する環境改善を目的としている内容が織り込まれており、ジェンダーレスやジェンダーフリーといった考え方が広く浸透したためです。その結果、ジ
ムッチャ歌が上手いことは知っていましたがCDデビューまでしてた知人から依頼があったタキシードが完成。ステージ上で歌うために、見られてるし、写真は撮られるし、最近では動画に残ります。そんな記録に残るような場合は、変な服は着れません。昔から、舞台衣装というのは、そのために凝って目立つように作られてるものなので、今回はこだわりました。そもそも、生地サンプルだけを見たときに、この生地はパーティ用だと思いました。なので、舞台に立つような方はやはり目が行ったので、コレが良いと選択しました。
5月24日、あの、あぶ刑事こと「帰ってきたあぶない刑事」の映画が上映されます。若い時に見ていた事もあって、えーっ、どんな役として帰ってくるんだろう?とか映画の内容が気になってしまっていますが、その公開を前にして、MEN'SEXに舘ひろしと柴田恭兵の2人を見て、惚れてしまいました。この2人は、74歳と72歳らしい・・・なんともカッコいい!!いつもハリウッドの外人スターを見て、カッコいい、こんな風なオヤジになりたいと思っていましたが、同じ日本人としてこの2人もカッコいい。俳
またまた過去のデータから引っ張り出してきましたが、20年ほど前に縫製に関してムッチャ厳しい職人さんを抱えている縫製工場の社長からいただいた資料だったと思います。年齢的にパソコンを使うのが苦手だったと思うのですが、頑張って資料を作ってくれた感じのものがありました。そこに書かれていた「良い服(スーツ)とは?」というのが興味深いです。【良い服(スーツ)とは】ソフトである事。服をソフトに作るという事は非常に難しい。スーツの材料はウールを代表に天然素材が大部分です。そしてそ
何気にパソコンのフォルダをいろいろと整理していたら、古いデータフォルダが出てきました。昔はMDなどに保管してあったのをクラウドにドサッとあげていたので、整理していなかったんですよね。そうしたら、今から20年以上前に私が提唱した「スーツの常識3つのチェックポイント」というのが出てきました。改めて見てみると現在でも通用するような内容になっていますのでご紹介ます。「スーツの常識3つのチェックポイント」●ビジネスでの常識・その職場環境や会社の社風にふさわしいか?・会社で
ここ最近の気候は何を着ようかと迷います。暑いかと思ったら寒くなったり、涼しいからと思ったら時季外れの暑さだったりなど、毎朝悩むのは私だけでは無いはずです。カジュアルだけでなくてもビジネスでも同じで、特にビジネス夏コーデは、どこまでが許されるのか悩むところです。どこで見つけた画像なのか忘れましたが、ジャケット&短パンスタイルをやってみたいと思って参考までに保存しておいたのがあります。私は、昔から短パンが苦手だったのですが、このコーデであればいけるのかと思っています。確か海外の