『栄光のナポレオン-エロイカ』でフーシェに冤罪で逮捕され、タレイランの密命で深夜に処刑された悲劇の貴公子アンギアン公ルイ・アントワーヌの死を知りました。『ベルサイユのばら』から続投の「王侯貴族は悪」という歪んだ価値観の持ち主、ベルナール・シャトレはこともあろうに「共和国にとって危険度の低い人間だったな」とそれだけです。原作でもアニメ版でも「首飾り事件」で真相と物事の善悪ではなく、罪がなくても罪があると信じるアントワネットが悪だと断じられることを願い、これ以上はない程に泥を塗られた王室をあざ笑って