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最近、ブラッチャーノのお城のキッチンを載せてなかったので、年末のお客さまと行ったとき、写真をパチパチ撮ってきましたぁ!お城の中を経路どおりに見学していくと、最後にこの大きなテラスに出ます。どことなくホテルっぽいつくりですが、それもそのはず。お城のできた当初、まだホテルという概念がなかったので、来訪者は自分のところに泊まってもらってもてなす必要があったんですね。同じドアがいくつも並んでいる部分はそうしたお客さまたちが眠る部屋だったわけ。で、この左部分にお城のキッチンがあります
ブラッチャーノにも小さいながら、一応、観光案内所があります。町の中心広場の一角にある、小さな緑色のスタンドです。ちょっと分かりにくいけど、一応、インフォーメーションの「i」マークもついてます。残念ながら町に予算がない=人件費がないので、いつでも開いてるわけではなく6~8月は比較的、毎日開いてますが、お昼休みは閉まってますそんなわけで町の地図をもらうにもひと苦労なんですよねー。それはさておき、先日、この観光案内所に行って、ブラッチャーノの資料をいろいろもらってきました。
湖畔にそびえ立つ岩山に砦を作り、そこから徐々に大きくなっていったブラッチャーノのオルシーニ-オデスカルキ城。内部だけでなく、外観や周囲の環境もそのまま残されている、実はけっこう貴重な文化遺産なんですよね。そして緑も豊かなので、お城の中に入らずとも周囲を歩いてみるだけで季節を感じる散策になります。いま、とてもきれいに咲いている鮮やかなオレンジ色の花はなんでしょう?つややかな緑の葉に、バラのような八重の花びらです。ザクロじゃないかと思ったんですけど、どうですか?
トム・クルーズが結婚式を挙げたお城としてもちょっと有名な、ブラッチャーノのオルシーニ-オデスカルキ城。この写真だけじゃ、お城のどこで撮ったか分からないですねぇ。ブラッチャーノのお城ではだれでも結婚式を挙げられるそうです。披露宴はお城の中、結婚式のセレモニーはドゥオモ、というのもアリ。この週末にも、そんな結婚式が挙げられてました。花嫁と花婿が出てくるのを待ちかまえている人たちがいっぱいいました。そして、翌日、お城の見学に行ったら、披露宴で飾られた花を搬出してる最中でし
私はもう何回このお城に入ったでしょうか。。。ローマで暮らすなら。。。@yumittina今日も良いお天気のブラッチャーノ。朝の風が爽やかです。これからお城のご案内でーす!https://t.co/AmA6dGGJN62017年07月20日10:42日本語での案内表記はゼロ。そして、インターネット上でも日本語表記はほぼ皆無に等しいので、イタリア語の表示案内やガイドブックを、コツコツと訳しました。その知識をもとにお城をめぐると、もうね、別世界が広がります。お城
ブラッチャーノのお城見学。まず、入る前にこの景色を堪能していただきたいです。絵のように美しい眺め。お城は湖に面した絶壁にそびえたっています。守りの城だったので、敵の襲来を見るためにはどうしてもこの立地が必要だったんですね。900年代後半にはお城の基礎、最初の砦ができたと言われています。いつもは入ることのできない秘密の中庭に潜入!ちょっとローマ遺跡を彷彿とさせる建物がありました。教会の一部だったのかなー。バラの花でいっぱいの秘密のお庭。もし入れたらラッキーということで
ブラッチャーノの中世のお城、オルシーニ-オデスカルキ城。もともとは住むためというより、防御のための城壁としてのお城だったようです。このお城の基礎となる部分は、オルビエートやヴィテルボあたりを治めていたVico家が築いたそう。1200年ごろのことです。その後、Vico家からオルシーニ家へとお城の持ち主が変わりました。このあたりの変遷は、現存している公式文書から見当がつくようです。お城の築城以降、オルシーニ家は何回かにわたってVico家を攻めました。でも、Vico家も防御に成功