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E.カネッティの『マラケシュの声ある旅のあとの断想」を読んだ。マラケシュの声:ある旅のあとの断想Amazon(アマゾン)古都マラケシュの人々の心に深く旅し,その聴覚的世界に魂の始源の郷国をさぐる。作者の死の意識の風景にこの都の内的現実を鮮明に浮彫りにした紀行文学的文明論。訳者…岩田氏が評するように、まさに「聴覚上のアラベスク」といった趣を持っているエッセイ集である。どのエピソードも印象深く心に沁み入ってくる。特に印象深く心に残ったのは、「格子窓の女」、「中傷」、「驢馬の
にほんブログ村ふとしたことで知らなかったことを知り、驚きと発見に出会う!こんにちは夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチングTêteàtête(テタテットゥ)です。旅に出るとたくさんの出会いと発見があります。今まで知らなかったことを知り、新しいことに出会います。それを望まなかったとしてもそれは驚きと発見の連続でしかありません。自分探しの旅。それは未知のあなたの姿との出会いの旅。自分でも知らなかった未来のあなたに出会う旅。自分探しをす
もう年はとっくに明けてますね。また緊急なんたら宣言が発令してるんですね。ブログ再開の一発目の記事は…エリアスカネッティの眩暈です。読み終わったばかりはくらくらしてました。…あぁ…最高な一冊だった…この数年で一番の一冊かもしれません。元々は安部公房先生がエッセイにて、エリアスカネッティを取り上げられてたんです。そもそも、そのエッセイは学生時代に読んだっきりで再読したわけです。その感想の記事は去年のブログにあるはずです。それで去年エリアスカネッティを早速Amazonにて購入したんです。大
青空文庫さんを利用させていただきました。カフカの『審判』を読みました。原田義人訳です。『審判』の青空文庫さんのurlはこちら→『審判』無料で読めます。『審判』を読むのは…何度目かな?私がかなり若い頃、中高生とか高校生とかの頃ですね、カフカにハマった時期がありまして。その頃に何度か読みました。が。大人になってからは、カフカにはとんとご無沙汰です。今回、『審判』は20年ぶりくらいの再読、となりました。『審判』の感想文を書こうと思うのですが。文章だけ連ねるのも寂しいので。本文
こんばんは。今日も一日、暑い夏の日でしたね。みなさま、お疲れ様です。この時間、もう夢の中にいらっしゃる方も多いでしょう。明日もきっと暑い暑い一日になるのでしょうから、ゆっくり休んで身体が癒されますように。今日は最近気になっている本と、ちょっと音楽のお話でも。しようかと思います。あ、それから、昨日お絵描きをしましたので、その絵の発表会もしましょう。***先日取り寄せた漫画と、今日届いた本です。カフカ…高校生のころの私を、『城』と『審判』で虜にした作家です。文庫本を買って、貪る