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音に乗ってどこまでも流れてゆくと、鏡の様な水面にエメラルドグリーンの雫が一滴落とされたように、透明な光にエメラルドグリーンの光が混じり合っている。二つの別々のものが出会い、その狭間にはうっすらと緑色を帯びた太陽の扉が見えてくる。眠っていた意識と目醒めた意識が出会い、長い長い夜が明け、あたたかな光を放っているかのように。眠りの世界に置き去りにしてしまった夢の余韻を取り戻したような安堵感、二つに分割された片割れ同士が融合され、再び一つの球体に戻ったような、この平穏な光はなんだろう