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🎀娘たちへの備忘録先日、享年六十歳で他界した義母の、三十三回忌の法要をいたしました。義母を亡くした頃は、心細さもあったのでしょうね...思い出しては涙していました。葬儀の資料などを見ていましたら、義母が亡くなった翌年に他界した、義祖母(享年九十四歳)の、お香奠の中袋のおもて面に、義祖母の親族で小学校の校長だった方が、心を込めて詠んでくださった、短歌があったことを思い出しました。💐義弟から義母への供花嗚呼〇〇先生子ら思ひ燃え尽くさんと彼
今週の《古楽の楽しみ》は月曜日と火曜日がフランスに生まれ渡英して活躍したフランソワ・デュパールの特集でした。第1回目の最初にやはり新規でパーソナリティーに加わる遠山菜穂美の就任挨拶があったことを半分うつらうつらとしながら耳にしたことを記しておきます。それに続いて水曜日が前の記事にも書いた通りシェイクスピア特集だったのでてっきりイギリス系の特集が続くのかと思っていたんですけど木曜日の今日は中世イベリア半島の音楽特集でした。シェイクスピアが活躍してい
昨日は町田で夜の7時から塾の会議がありました。新刊書店を経めぐりディスクユニオンに行ってBOOK•OFFに寄るという相変わらずの流れでしたが塾のそばのセブン-イレブンが改装中で駅まで戻ってローソンによるハメになり会議が始める前から何となく疲れてしまいました。それはともかくディスクユニオンに寄った際探していたCDを見つけましてというか、前日にAmazonで町田のディスクユニオンが出品しているのを知りそれを買うつもりだったんですけど幸い売れてしまうことな
(ポリドールPOCL-1470、1994.8.25)先月、春期講習であざみ野まで行った際に同地のBOOK•OFFで見つけました。クリストファー・ホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団&合唱団のヘンリー・パーセルの歌劇《ディドーとエネアス》の演奏を探していたところだったのに加え自分の基準からすると適価だったのでチョー嬉しかったです。原盤は、古楽ファンにはお馴染みイギリスのデッカ・レコード傘下の古楽専門レーベル、オワゾリールから1994年の6月1日にリ
自分がバロック音楽のCDを探す時の指針とすることが多い皆川達夫『ルネサンス・バロック名曲名盤100』(音楽之友社、1992)はそもそも1977年に刊行された『バロック名曲名盤100』の改訂版にあたります。ヘンリー・パーセルの歌劇《ディドーとエネアス》の推薦盤が『ルネサンス・バロック名曲名盤100』だとトレヴァー・ピノック指揮盤であることは以前にもご案内の通りです。ところが元版の『バロック名曲名盤100』ではというか1988刊の第14刷だとアンドルー・パロッ
今週のNHKFM《古楽の楽しみ》が「ヘンリー・パーセル:メアリー女王のための音楽」と題してメアリー女王のために作曲した様々な音楽を中心にパーセルのその他の楽曲も紹介していくものだということは前回の記事にも書いたとおりです。ところで最近《メアリー女王のための葬送音楽》の録音を探しているうちに同じようなコンセプトのCDを入手しました。それがこちら。MusicforQueenMary:ACelebrationoftheLifeandDeat
前回の記事でふれたクリストファー・ホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団の演奏によるエマ・カークビーが歌うバッハの結婚カンタータを収めているのはこちらのディスクです。(ユニバーサルミュージックPOCL-1906、1999.11.1)原盤レーベルはデッカ。録音はBWV202と210が1996年7月でその他のアリアが1997年2月になります。カンタータ第202番《消え去れ、悲しみの影》BWV202は結婚カンタータといえばこれというくらい録
ソプラノ独唱カンタータをある程度、聴いてくるとエマ・カークビーが歌ったのものはないのかしらんと思われてきます。そこで検索してみたところエリオット・ガーディナー指揮イギリス・バロック管弦楽団による演奏があることが分かりました。最初、この録音を持っていないと思ってAmazonで中古を買いかけたんですが実はすでに買っているのではないかという気がし始め探したら出てきたのが、こちら。(日本フォノグラムPHCP-9034、1993.5.26)原盤のレーベルは
〈まことの安らぎはこの世にはなく〉をYouTubeでいろいろ見ているとお馴染みエマ・カークビーの歌唱がアップされてました。1998年8月17日ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたプロムナードをBBCテレビで放送したものなのか映像も音も今ひとつですがカークビーとクリスファー・ホグウッド指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックの演奏が観られるだけでも貴重すぎる。音質画質は悪くても以前、当ブログに貼り付けたマリー・リスの演奏と比べると口元に妙な
合唱が絡む《スターバト・マーテル》のディスクの紹介が続きましたのでついでながら、もう1枚手元にあるものをご案内。(英Lammas:LAMM-184D、2006.3.24)リリース年月日はタワーレコード・オンラインに拠りました。演奏はソプラノがエマ・カークビーメゾ・ソプラノがキャスリン・デンリー合唱がサイモン・ジョンソン指揮聖オールバンズ修道院少女聖歌隊、器楽演奏は古楽系アンサンブルのロンドン・バロックが務めています。聖オールバンズ大聖堂および修
ルネ・ヤーコプス盤《スターバト・マーテル》はよく参照する皆川達夫の『ルネサンス・バロック名曲名盤100』にも推奨盤として取り上げられています。もっともイチ押しではなく四つ挙げられている盤の四番目なんですけどね。その薦めに従って同書を読んだ当時、聴いたとしてもヤーコプス盤の記事でも書いた通り今の自分くらいハマることはなかったかもしれません。もっとも同書の初版が出た1992年にはすでに廃盤扱いになってますから当時は聴こうと思ったところで聴けなかったでしょ
「ジャケス・デ・ヴェルト(GiachesdeWert,1535年頃~1596年5月6日マントヴァ)はイタリアで活躍したフランドル楽派の作曲家。後期ルネサンス音楽の前衛的作曲家の一人で、とりわけマドリガーレの発展に貢献した。Wertはこんにちの綴りであり、作曲者自身はVuertのような自署を残している。」(Wikipediaジャケス・デ・ヴェルトより)パレストリーナやラッソとほぼ同時代の音楽家です。フランドル地方の出身のようですが幼い時にイタリアに移り住みほとんどの生涯をイ
ヘンデルの《ディクシット・ドミヌス》のCDはスウェーデンの演奏者に拠るものも手許にあります。(瑞BISRecords:BIS-CD-1235、2001)演奏はアンデシュ・エーヴァル指揮ストックホルム・バッハ合唱団ドロットニンホルム・バロック・アンサンブルです。こちらにはエマ・カークビーの歌うヘンデルの《グローリア》をローレンス・カミングス指揮王立音楽アカデミー・バロック・オーケストラの演奏で併録。キング・インターナショナルから『新発見のグローリア』と題す
NowthattheSunhathveil'dhisLight,AndbidtheWorldgoodNight;TothesoftBed,myBodyIdispose,ButwhereshallmySoulrepose?DearGod,eveninThyArms,andcantherebeAnysosweetSecurity!ThentothyRest,OmySoul!Andsinging
エマ・カークビー(ソプラノ)ロンドン・バロック(バイオリン2、チェロ、チェンバロ)1999年録音イギリス出身のソプラノ歌手、エマ・カークビーが好きですね。清流のように澄んだ声と微妙に舌っ足らずさを感じさせるチャーミングな声、彼女の歌声には本当に癒されます。今から10数年前、仕事でベルギーのアントワープに行った時、フランダースの犬で有名な大聖堂を見に行ったときそこの売店で見つけたのがこのCDです。ちょっと気持ちが落ち込んだ時、時々取り出して聴きます。落ち込んだ時には、同調してくれ
1980年代のバロック声楽界でカリスマ的人気を博した、エマ・カークビー。透明感ある伸びやかな声は、今聴いても魅力があります。そのエマ・カークビーが来日するとは、驚き!カークビーは、1949年生まれの70歳。引退していても不思議じゃない年齢です。指揮界では翁信仰がありますが、流石にこの世界で媼信仰はない。聴きたいような、聴きたくないような...11/7(木)19:00、会場は北とぴあさくらホール。共演は、つのだたかし、寺神戸亮、上尾直毅、懸田貴
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)1.アリアンナの嘆き(独唱)[マントヴァ1608年]2.アリアンナの嘆き(5声)[ヴェネツイア1614年]他コンソート・オブ・ミュージックアントニー・ルーリー(指揮)録音:1983,84年(デジタル)余りにも有名なエマ・カークビーを擁したコンソート・オブ・ミュージックの名演名盤です。50年近く前にこの曲を初めて聴き、その名は覚えているのですが、どんな曲だったかすっかり忘れていました。エマ・カークビーの声を聴
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736)スターバト・マーテルサルヴェ・レジナハ短調演奏:エマ・カークビー(ソプラノ)ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)エンシェント室内管弦楽団AcademyofAncientMusic指揮:クリストファー・ホグウッド録音:1988年エマ・カークビーの歌うペルゴレージ/スターバト・マーテルを聴きたくて、このCDを購入しました。素晴らしいですね!ヘッドホンは、AKGのK702を選びました。K501でも良
モンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』エマ・カークビー(ソプラノ)ナイジェル・ロジャース(テノール)ロジャーズ・カーヴィー=クランプ(テノール)デイヴィッド・トーマス(バス)タヴァナー合唱団タヴァナー・コンソートタヴァナー・プレイヤーズアンドルー・パロット(指揮)録音時期:1983年8月、1984年3月録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)もう随分以前に購入したCDです。久々に聴いてみてとても魅了されました。余りにも有名な名曲ですが、私はコルボ盤とこのパロット
あいにくの小雨模様となってしまった首都圏。今日は都心を抜けて王子まで!12時半にお友達とホール1階ロビーで待ち合わせ。ちょうど無料のプレコンサートがあり、食より音楽を選択。上野学園大学古楽コースの職員と学生によるアンサンブル。パーセルを中心に、イギリスバロックの編曲ものを、オルガンソロ、ガンバソロ、リコーダーソロ、器楽合奏のそれぞれの曲を、わかりやすい解説を織りまぜながら45分、聴くことができました。その後、急いで昼食をとりホールへ。14時~北とぴあさくらホール北とぴあ国際音楽