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アパリÀParisイヴ・モンタンYvesMontandこのシャンソンは、イヴ・モンタンのために書き下ろされたものだと思われている人は多いことだろう。でも実は、1946年にフランシス・ルマルク(FrancisLemarque)が自分のために書いてレコーディングしたのが最初だった。彼はスターになりたくて、サンジェルマン・デ・プレを中心にキャバレーやミュージックホールでこの歌を唄ったが、大きなヒットにはならなかった。ルマルクは、同じ年(1946年)にモンマルトルのクラブ・デ・
6月1日のマリリン・モンローの生誕98周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。(1926年6月1日生誕-1962年8月5日死去,36歳没)※以下過去の投稿の再掲となります。■マリリンの出演作品には、およそ7つほどの素晴らしい作品があり、どれも甲乙つけがたいのですが、とりあえずのベスト1は、このセミ・ミュージカルのロマンティックコメディです:『恋をしましょう』(1960)監督ジョージ・キューカー共演イヴ・モンタン撮影ダニエル・L・ファップ【あらすじ】億万
セ・シ・ボンC'estsibonイヴ・モンタンYvesMontandイヴ・モンタンの歌だと忘れるくらい有名なこの曲。ジャズの愛好家は、ルイ・アームストロングを思い浮かべる方もいることだろう。このシングル曲の中で、時々笑ってるんじゃないかと思うくらいに陽気にイヴは歌っている。聴いているだけで、彼の表情や踊りが目に浮かんできそうだ。どうしてそんなにハイ・テンションなのかというと、レコーディングした時期が関係している。1946年にイヴ・モンタンは、師匠であり恋人だったエデ
バラ色の人生Lavieenroseエディット・ピアフEdithPiafよく知らている「バラ色の人生」なので、私などがライナーノーツを書く必要はないかもしれないが...大好きな曲なので、少しその想いを書きたい。日本では、エディット・ピアフといえば「愛の讃歌」を思い浮かべる人が多いかもしれないが、ヨーロッパでは圧倒的にこのシャンソンが代表曲となっている。ピアフは、自ら作詞作曲をしたが、作曲家としての登録をしていなかったために、ルイギに名義を借りたと言われている
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。『女の輝き』(ClairdeFemme,1979)監督コスタ=ガヴラス共演イヴ・モンタン撮影リカルド・アロノヴィッチ【あらすじ】ミッシェルは飛行機に乗ろうとせず、パリの街をさまよう。彼が旅立つ前、死にゆく妻は、次に出会う女性の姿になると告げる。その時ミッシェルは、自分と同じ苦しみを持つリ
2012年8月13日記事2023年10月7日再掲フランスの香り『肉体の冠』、『嘆きのテレーズ』、『年上の女』等の女優。シモーヌ・シニョレ様1921年3月25日~1985年9月30日享年64歳誰?この写真?お若い頃のお写真を拝見すると、いつも、面持ちが、少しロミー・シュナイダー様と似ているような気がします。本日は、夫君イヴ・モンタン様と、その浮気の考察。映画は「悪魔のような女」について。イヴ・アレグレ監督
今日、2月13日はピーター・ガブリエルの誕生日です。(74歳)去年のブログで取り上げました。「ピーター・ガブリエルの誕生日」今回は「フランスの洋楽」についてです。フランスの音楽は歴史が長いので、かなり縮小します。wフランスの音楽には基本にシャンソンがあります。「愛の讃歌」エディット・ピアフ「LesFeuillesMortes」YvesMontand・・・などね。フランスの音楽も日本の歌手が日本語に変えて唄い、ヒットさせます。「夢見るシャ
潮騒(1974)イヴ・モンタンとキャサリン・ロスのラブ・シーンが話題になったフランス映画です。暴力についての著書があるイヴ・モンタンが、続編の執筆のためにある街にやってくる。その街で、彼はいきなりカンフー狂いの変な男に暴行され負傷する。彼を手当てした医者が急死した後、治療を引き継いだ女医のキャサリン・ロスと恋に落ちるのだが・・・原作者のフィリップ・ラブロが、自ら脚本、監督をしているのだが、作品に対する思い入れが強すぎて、観客は取り残されてついていけない。最初
2023/12/10(日)昨日、突然、日清都カントリークラブから電話がった。それは、次のような内容であった。12月9日(土)早朝に発生した、電気系統のトラブルにより、ゴルフ場内、全て停電となっており、全力をあげて復旧に努めているが、復旧の目途が立ってない。ついては、12月9日(土)、10日(日)月例杯はクローズとさせていただきます。というもの。その10日の月例杯を今年最後のゴルフになるだろうと楽しみにしていただけに正直ショックだった。今朝は、ゴルフに行か
今年もあと数週間だなんて信じられないですね。本当に早いんですもの。お仕事は来週が終われば、少し時間ができそうですそしたら年賀状を準備しないと今日も犬の散歩以外、どこにも外出していないですが、ようやく月曜の(←って明日じゃん)資料の準備が完了したので、録画していた作品の1本を鑑賞しました。窓から見る限り、今日は12月だけれど晴天だから、なんだかほっこりしたくなりました1960年製作映画。舞台は当時のNYです。空気感が好きだなぁ。更にとりわけこの時代のファッションが大好き
11月9日が命日・忌日の有名人・著名人1930年満82歳没(?)浅野総一郎さん実業家、浅野財閥創業者鶴見線の浅野駅・扇町駅⇒『浅野総一郎(1848年4月13日生~1930年11月9日没、実業家)』1940年満71歳没(胃癌)ネヴィル・チェンバレンさん第60代イギリス首相1952年満77歳没(?)ハイム・ヴァイツマンさん初代イスラエル大統領1953年74歳没(狭心症)アブドゥルアズィーズ・イブン=サウードさん初代サウジアラビア国王1966年満80歳没(
本日の午後に、noteで新作をリリースしました。「イヴ・モンタンと3人の女」をテーマに書いています。皆さまは、一時期師弟関係、いやそれ以上だったエディット・ピアフと、妻のシモーヌ・シニョーレの二人は直ぐに思い浮かぶと想像しています。そして、3人目が誰なのか?その女性の名前を聞いて、驚かれる方も多いと思います。この女性の登場で、夫婦関係が突然曇り始め、やがて嵐が吹き荒れるようになります。続きがお知りになりたいかたは、ぜひご購読いただければ幸いです。イヴ・モンタンと
「恋をしましょう」〔監督ジョージ・キューカー118分)話の内容は、億万長者が身分を隠して、好きになった舞台女優にアタックする話犬がポーカーすると手札の良い時はシッポを振るから、犬はポーカーにむかないというジョークがシャレていたクレマンがアマンダに初めて会った時のアマンダのダンスシーンで、脱いだ服をクレマンに投げ、共演者にキスしたら共演者の男達が次々倒れる演出がシャレていた金持ちで女たらしの嫌われ役を本人が演じるというのがシャレていた金持ち達にウケた犬のジョークを舞台練習で披露したら、
昨日、BSプレミアムでマリリン・モンローの「恋をしましょう」がオンエアされた。マリリン・モンローは1926年6月1日に生まれ、1962年8月5日に亡くなっている。36年の生涯である。もちろん、私などはリアルタイムでマリリン・モンローを知らない。「恋をしましょう」は、1960年の作品。その年、マリリン・モンローが34歳だった。イヴ・モンタンを相手にマリリン・モンローは歌いに歌い、そして、踊る………私はこの「恋をしましょう」という映画が大好きである。
本日は、木曜日です。土曜日の午後には、noteで新作をリリースいたします。今回は、以前講演会でやったネタですが、「イヴ・モンタンと3人の女」の原稿を再編集して記事として書いてみました。ご都合が悪く講演会に来ることのできなかった方は、是非ご購読いただければと思います。さて、イヴ・モンタンにとって3人の女性とは誰なのでしょうか?あの人は入るな、と思っておられる方、そのとおりです。シャンソンを歌う世界的大スターについては触れざるを得ません。後の二人は、シャンソン歌手ではなく、
「潮騒」(1974)イヴ・モンタン、キャサリン・ロス共演の奇妙な恋愛映画を観ました。初見。監督・脚本はフィリップ・ラブロ。予告編は見つからず。犯罪学者ローラン・ベルマン(イヴ・モンタン)は、出版されて注目を浴びた暴力に関する評論の続編執筆に悪戦苦闘中。静かな環境を求めてフランスの海沿いの町で住む場所を探していて、現在はホテルに滞在しているダンディーな紳士です。不動産を物色中、近所の少年にゴムパチンコで鏡を割られたり、ホテル前の海岸で4人のチンピラが通り過ぎる人を恐喝している
10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。■ドヌーヴは30歳を区切りに、ジャック・ドゥミ作品には出演しなくなり、プライベートでも、マストロヤンニと破局を迎えます。ドヌーヴは、可憐なフランス人形から、モードな美女を経て、性的魅力と魔性や野性を秘めた一人の女性へと推移していきます。しかしながら、ドヌーヴは、1970年代のことを「沈んだ時期」「完全なブラックアウト」と表現しています。じっさい、1969年の『暗くなるまでこの恋
イヴ・モンタンさんイヴ・モンタン(YvesMontand)本名:イーヴォ・リーヴィ(IvoLivi)1921年10月13日生まれ、1991年11月9日、満70歳没。イタリアモンスンマーノ・テルメ出身でフランスで活躍したシャンソン歌手、俳優。妻:シモーヌ・シニョレ(女優)(1951年~1985年)1945年、映画デビュー。1946年、フランス映画『枯葉~夜の門~』(LesPortesdelaNuit)(日本未公開)監督:マルセル・カルネ脚本:ジャック・プ
「秋はシャンソンの季節」と皆が口を揃えて言いますが、それは、プレヴェール=コスマ作品の「枯葉」の影響力が大きい思われます。枯葉が舞い散るのが似合うパリのイメージと「枯葉」というシャンソンの持つ物悲しさがマッチしています。そんな名曲「枯葉」ですが、映画「夜の門」の挿入歌として作られたものの、監督のマルセル・カルネが好きではなかったというエピソードがあります。その証拠に、初めは映画の中で出演女優が歌うシーンがあり、その吹き替え録音をコラ・ヴォケールがしていたからです。ところが、マルセル
『枯葉』LesFeuillesMortesイタリアに生まれ、フランスを拠点に活躍したシャンソン歌手&俳優イヴ・モンタンのヒット曲↓1949年にアメリカに持ち込まれ、英語版『AutumnLeaves』が誕生。ナットキングコールの優しい歌声に癒される大好きな曲です↓以上、私にとっての秋を感じられる曲でした。\おまけに、、早朝の秋空/もうすっかり秋のオレゴンです
イヴ・モンタンが1962年に来日公演をした際、プログラムには高峰秀子が寄稿文を書いています。なぜ彼女が文章を寄せているのかというと、その2年ほど前にテレビ局の取材でパリを訪れて、リサイタル中のモンタンの楽屋でインタヴューしていたからです。来日公演を見越してのことでした。でも、どうして実際の来日公演は、その2年後になったのでしょうか?その謎を解く前に、当時のニュース映像をご覧ください。この映像でも、「ファンの期待が2度も外され3度目にやっと実現した来日公演です。」と言っています。
今日は「秋分の日」ですね。少しは秋らしくなって来ました。去年まで『「秋分の日」に聴きたい曲」』というタイトルでブログを書いてました。『「秋分の日」に聴きたい曲(2021年)』『「秋分の日」に聴きたい曲(2022年)』今回は「秋分の日」に聴きたい曲ですが、「枯葉」に焦点を絞ってみました。フランス語では"Lesfeuillesmortes"で英語では"AutumnLeaves"ですね。イヴ・モンタンが有名ですが、最初はヒットしませんでした。「Lesfeuill
今日のバラ粉粧楼左下はボレロルイ14世ル・タン・デ・スリーズ暑くても綺麗に咲いて香りもグッド。ええバラや。松葉牡丹さくらんぼの実る頃(LeTempsDesCerises)/イヴ・モンタン歌劇「タンホイザー」序曲/リヒャルト・ワーグナーゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団最近お気に入りのクラシック動画(502)厳選クラシックちゃんねる/ClassicalMusicGuide-YouTube(502)車田和寿‐音楽に寄せて-Y
セルジュ・ゲンズブール(SergeGainsbourg)が作った"Lanoyée"(和訳すると溺れる人)は、イヴ・モンタン(YvesMontand)が歌うのを拒否したと言われています。その真相をセルジュ自らが語っていますので、ご紹介します。ゲンズブールは、ポランスキーの映画のために美しいワルツを作りました(作詞・作曲)。納得する作品でしたが、自分が歌うシャンソンではないと思いました。誰が歌うに相応しいのか考えた結果、イヴ・モンタンが良いと思いました。モンタンの家に行くと、奥さん
猛烈にくたびれました!昨日の病院での検査肺も心臓も異常なしでした…が…すごーくくたびれました「検査」というものがこんなに疲れるものだとはしりませんでした…いままで高齢者検診を受けなくて正解でした!検診予約時間が11時15分でしたので2度目の朝食をとって出かけました。病院は次の停留所そばにあります交番の隣ですもとはといえば白内障の手術から始まったのです。手術の為の検査で高血圧と高コレステロール発見薬1錠で180を超えていた血圧が140代になり
ルネ・クレールの"QuatorzeJuillet"(直訳すると7月14日、革命記念日のこと)という映画作品を輸入・配給した東和商事の川喜多夫妻が「パリ祭」と日本語タイトルを付けたという話は、よく知られています。では、ルイス・サスラフスキー原案・監督でイヴ・モンタン主演の"Premiermai"(5月1日)という映画の日本語タイトルは、何と名付けられたのでしょうか?本日シャンソンの投稿で書きましたが、毎年5月1日になると、パリの街角いたるところでスズラン売りの屋台が出るので、
「永遠女優甦る青春のアイドルたち1960‐1970年代編」公式サイト名古屋駅西のシネマスコーレで上映された「永遠女優甦る青春のアイドルたち」の企画ですが、私はこの企画の主旨に従い(?)出演の女優の“見たい度”を優先して鑑賞作品をセレクトしました。いつもは気にする映画監督の名前など完全に二の次。「1960‐1970年代編」でシルヴィア・クリステルの『プライベイトレッスン』に続いて見たのは、キャサリン・ロスがフランスに渡ってイヴ・モンタンと共演した映画『潮騒』。公開当時はキャサリン
愛と宿命の泉1988年4月23日(土)公開1920年代のフランスのプロヴァンス地方の農村を舞台に、泉をめぐり二代にわたって展開する愛憎劇。あらすじパートI/フロレット家のジャン-大地の水涸れる時、人々をつなぐ数奇な運命が動き始める・・・1920年、フランスのプロヴァンス地方。兵役を終えて帰ってきたウゴラン・スベランは、伯父のセザール・スベランの家の近くに身を落ち着けた。セザール・スベランは富と力をもつスベラン家の長老であり、人々から“パペ"と呼ばれていたが結婚もせずに、独身を貫
「恐怖の報酬」(原題:LeSalairedelapeur)「恐怖の報酬」予告編1953年4月22日公開。中米を舞台に4人の食いつめ者がニトログリセリンを運搬するスリルを描く名作。カンヌ国際映画祭グランプリ、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。原作:ジョルジュ・アルノー『LeSalairedelapeur』脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ監督:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー出演者:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、
神保町に新登場の@ワンダーJG(以下“JG店”と呼ぶ)でも、SFやミステリーはたまに文庫の棚に紛れていたけれど、今のところ、それらは北澤書店の隣にある旧館(1号店?)の守備範囲らしい。一部特殊分野のコーナーを設けてはいるものの、JG店の書棚の多くはフツーの古本屋さんのそれと大差なく感じられてしまうのは、私が未熟者だからということか……。とりあえずレトロ新書の棚を眺めていくと、すぐに目についたのが、イヴ・モンタンの回想記『頭にいっぱい太陽を』だった。少し前にエディット・ピアフの