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くすりのイヌイ中医薬膳漢方研究所国際中医薬膳師養成講座2025年11月生(本講座)募集東京・鳥取こんにちは鳥取のイヌイ薬局の乾です。今日は薬膳師の資格の取得を目指す方に向けて、基礎から一歩一歩学びながら、世界中医薬学会認定の国際中医薬膳師の資格取得ができるくすりのイヌイ中医薬膳漢方研究所主催国際中医薬膳師認定講座2025年度11月生募集のお知らせです2025年11月22日(土)13時~(東京銀座)開講2025年11月9日(日)13時~(鳥取)開講
大根が旬な時期12~2月新鮮な大根の選び方葉の緑色が鮮やかでみずみずしく、持ってずっしり重いものを選ぶ。カットされたものの場合は、切り口にスが入っていないもので根の部分が白くツヤのあるものが良い。保存方法購入後、養分を吸い取る葉をまず切り落としてから新聞紙などで包み、冷蔵庫の野菜室で保存を。春の七草「すすしろ」としても親しまれている大根は、優れた殺菌力があるため、昔から喉の炎症や咳を鎮め、痰を取り除く風邪に効果的な野菜として民間療法にも用いられています
薬膳的に大根を調べてみると大根はアブラナ科の植物で、世界的に多くの品種があり西洋大根、日本大根、中国大根に大別されます。原産地は地中海沿岸説の他に西南アジア説、東南アジア説など諸説あり、現時点では定かではありませんが、古くから世界中で栽培されてきた記録が残っています。エジプトでは、ピラミッドの建設時に大根が食されていたという記録がある他、中国では今から三千年以上前の文献にまた日本でも一千年以上前の記録が残っており、栽培の歴史はかなり古いと推定されています。
薬膳を楽しくチャングムの誓いに見る医食同源ブログの目次はコチラこんにちは、イヌイ薬局の乾です。今日も、少し古いお話「冬のソナタ」と並んで人気の韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い:大長今」から薬膳・中医学の話題を紐解いてみます。今回は、王様のお料理を担当するスラッカンでの最高位の女官「最高尚宮(ちぇこさんぐん)」が、内部の混乱によって新たに生まれます。新しいチェ最高尚宮(ちぇこさんぐん)様は、王様の最初のお料理の甘味料として砂糖の代わりに熟した柿を使い、柔
舌でわかる!40歳からの白髪・薄毛の原因と対策\無料・薬膳講座付き/国際中医薬膳師資格講座説明会最近、鏡を見るたびに「白髪が増えた」「抜け毛が気になる」そんなお悩み、ありませんか?実は、中医学では髪のトラブルは“腎”や“血(けつ)”の弱りと関係しています。さらに、あなたの**舌の状態(舌診:ぜっしん)**を見れば、白髪や抜け毛の“根本原因”がわかるのです。たとえば・・・舌が白っぽい→血虚(けっきょ)タイプ:髪に栄養が届かない舌が赤い→陰虚(いんきょ)タイプ:体の
今日も薬食同源イヌイ薬局ブログへのアクセスありがとうございます。漢方相談や薬膳講座について、中医学をわかりやすくお伝えする薬(医)食同源ブログを書き綴ります。よろしくお願いします。イヌイ薬局では、常に漢方のお薬をご服用いただいても食事が乱れているとなかなか改善しにくいため正しい食事・薬膳について必ずお話ししています。少し古い話になりますが、「冬のソナタ」で韓流ドラマが話題になったあと、続いて宮廷女官の権力闘争を描いた「宮廷女官チャングムの誓い:大長今」も世界的に
今日は、中秋の満月。日中は、まだ気温が高い時間もありますが秋特有のひときわ高い空鳥取でも、澄み渡った秋空なので、ひときわ大きな満月が浮かんでくれそうです。SNSのタイムラインでも各地の満月が花盛りになりそうです。中医学の基礎となる陰陽五行説ではものごとを陰と陽に分けて考えます。太陽は陽で月は陰。太陽の発する力を陽気、月の発する力を陰気と考えています。「陰気な人」というと根暗な感じの悪い人のように聞こえますが、本来「陰の気」は静かに考えたり、物事を実現させるのに大切
宮廷女官チャングムの誓い大長今第五話からたかが水?されど水・・水から考える中医学ブログへのアクセスありがとうございます。今日も、「冬のソナタ」と並んで人気の韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い:大長今」から薬膳・中医学の話題を紐解いてみます。今回は、内部の反乱によって生まれた新しい王のもとでいよいよ幼い主人公チャングムが王の食事を司る宮廷女官となるための修行が始まります。その修行の第一歩として、師匠のハンサングン様に飲み水を汲んでくること
少し古い話になりますが「冬のソナタ」で韓流ドラマが話題になったのち続いて宮廷女官の権力闘争を描いた「宮廷女官チャングムの誓い」も人気の韓流ドラマでした。韓国らしいドロドロとした権力争いの物語もさながら、私たち中医学を学ぶ者にとっては中医学や薬膳の知識がちりばめられていて、興味ひかれるものがあったので、今更ですが解説してみます。ただ「薬膳」とか「食養生」などというと堅苦しい感じがする方もいらっしゃるかも知れませんが、楽しみながらお読みいただけるかと思います。「宮廷女
今日は、健康的なデザートによく使われる白木耳について・白木耳の薬膳的な働き・白木耳の栄養学的なはたらきについてお知らせします。白木耳の薬膳的働き白木耳の薬膳的はたらき白木耳は薬膳では津液(シンエキ=体液)を補って、身体を潤すことで弱った臓器を補います。特に肺を潤すので空咳、咽喉痛、粘つく痰の改善に良いとされています。中医学で肺は皮毛を主るといわれ肺を潤す銀耳などは肌の乾燥やたるみも防ぎます。白木耳の栄養学的考察白木耳の栄養素白木耳
こんにちは。イヌイ薬局の乾です。「なかなか痩せない…」「同じダイエットをしても効果が違う…」そんな悩みは自分の体質に合っていないダイエットが原因かもしれません。中医学(東洋医学)では「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスから体質を見ていきます。今回は、太りやすい5タイプ別の薬膳茶ダイエットをご紹介。まずは体質チェック!以下のチェックリストで、自分がどのタイプか確認してみてください。①気虚タイプ(代謝が低い・疲れやすい)疲れやすい、すぐ横になり
「何をやっても痩せない!」「いろんなダイエットを試したのに、全然痩せない…」そんなお悩み、ありませんか?実はダイエットも体質に合わせて、お薬やサプリメントや食事が変わります。とくに低体温で太ってしまう方は、代謝を上げる食事を正しく食べなければやせません。血流が悪くて、固太りの方は血液が流れるお薬や食事が大切!など、体質に合わせたダイエットが大切です。ダイエットがうまくゆかない原因は「体質」にあるかもしれません。東洋医学では、舌を見れば身体の
こんにちは、イヌイ薬局・国際中医薬膳師&A級国際中医師の乾(コナン)です。秋になると「急に白髪が増えた気がする…」「髪が細く、抜けやすくなってきた…」そんなご相談がとても増えます。髪のトラブルはただの“加齢”ではなく、中医学では「腎の衰え」や血の不足のサインと考えられています。中医学では、髪について髪は腎の華(はな)髪は血余(けつよ)と言って、白髪や抜け毛は体の内側=“腎と血が弱ってきた”サインと考えています。そこで今回は10月6日に、
体質別ダイエット薬膳茶(気血水バランス)①気虚タイプ(代謝が低くて太りやすい)□特徴チェック□疲れやすい□冷えやすい□食後に眠くなる□むくみがちおすすめ食材毛人参(薬用人参)、大棗(なつめ)、山芋、はと麦薬膳茶レシピ毛人参3g大棗2個山芋チップス5gはと麦5g煎じて飲むと、代謝とエネルギーUPに◎②気滞タイプ(ストレス食い・やけ食い)特徴チェック□ストレスが多い□胸や脇が張る□便秘がち□甘いもの・お酒でストレス発散おすすめ食材陳皮、
ダイエットは食べないこと!って決めつけていませんか?ダイエットを考える時代謝の低い方などは正しく食べて代謝を上げなければお水を飲んでも太ってしまいます。今日は、タイプ別のダイエットについてチェックシートで体質を判断しながら体質に合ったダイエットレシピをお試し下さい。体質別ダイエット薬膳レシピ(5タイプ)①気虚タイプ(代謝が低い・疲れやすい)チェック□疲れやすい□冷えやすい□食後に眠くなる□むくみやすいおすすめ薬膳レシピ【薬用人参(毛人参)
こんにちは、イヌイ薬局の乾です。NHK「あさイチ」で特集された「夏バテに負けない!体質別食べる養生」が話題になっています。夏バテ対策といえば「ウナギ・焼肉・にんにく」などを思い浮かべる方も多いですが実は、当たり前ですが体質に合わせて選ぶことがとても大切です。中医学(漢方)では「気・血・水(津液)」のバランスで不調をとらえます。気血水が不足しているタイプ(虚証)①「気」が不足疲れやすい気力が出ない食欲がない身体が冷える👉おすすめ食材:玄米・雑
くすりのイヌイ中医薬膳漢方研究所国際中医薬膳師養成講座2025年11月生(本講座)募集東京・鳥取・オンラインこんにちは鳥取のイヌイ薬局の乾です。今日は薬膳師の資格の取得を目指す方に向けて、基礎から一歩一歩学びながら、世界中医薬学会認定の国際中医薬膳師の資格取得ができるくすりのイヌイ中医薬膳漢方研究所主催国際中医薬膳師認定講座2025年度11月生募集のお知らせです2025年11月22日(土)13時~(東京銀座)開講2025年11月9日(日)13時~
こんにちは、国際中医薬膳師の乾です。今日は秋冬に美味しい「蓮根」ですがあえて捨てずに使ってほしいのが「蓮根の皮の部分(蓮根皮)」について。蓮根の皮(蓮根皮)の価値蓮根の皮は、白い中身よりも抗酸化成分・ミネラル・食物繊維が豊富。特にポリフェノール(タンニン類)は、皮に多く含まれ細胞の酸化を防ぐ炎症を抑える血管を守るなどの働きがあって、美肌・血流改善・アンチエイジングにおすすめ。蓮根の皮の栄養学蓮根の皮(蓮根皮)は現代栄養学的にポリフェノール(タン
立秋の美肌の薬膳【秋の薬膳】乾燥対策は“肺”と“腸”から!美肌&便秘予防に「昆布」!秋は「乾燥」トラブルの季節です秋は空気が乾燥しやすく、咳・喘息・便秘といった症状が出やすい季節。特に夏が暑かった年は汗のかきすぎで「肺」が乾き、呼吸器系のトラブルが増える傾向があります。最近、漢方薬局でも乾いた咳が続くお客様が増えています。「腸美人は超美人」〜肺と腸の深い関係〜漢方(中医学)では、「肺」と「腸」は表裏一体の関係にあるとされています。つまり、腸の状態を整えることで肺の潤いを助
こんにちは、イヌイ薬局・国際中医薬膳師の乾(コナン)です。秋を前に「急に白髪が増えた気がする…」「髪が細く、抜けやすくなってきた…」そんなご相談がとても増えます。髪のトラブルはただの“加齢”ではなく、中医学では「腎の衰え」サインと考えられています。中医学では、髪について髪は腎の華(はな)髪は血余(けつよ)と言われるように、白髪や抜け毛は体の内側=“腎と血の弱り”のサインと予想されます。そこで今回は、🟢白髪・抜け毛のお悩みを中医学の視点でケアする「薬膳講義
こんにちはイヌイ薬局の乾マリコです。先日、ルティナスの処方箋を受付したのでおさらいしたいと思います。はじめに:ルティナスとは?体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)などの不妊治療に取り組んでいる方なら、「ルティナス」という薬の名前を耳にしたことがあるかもしれません。ルティナスは、黄体ホルモン(プロゲステロン)を補充するために使用される膣用坐薬です。移植後の着床をサポートし、妊娠を維持するためにとても大切な役割を果たします。なぜ黄体ホルモンの補充が必要なの?自然
ご訪問ありがとうございます。30代婚活女性を占い×心理学でサポートする開運ナビゲータ氷山貴雲(ひょうざんきうん)です。プロフィールはこちら運気を読む!個別鑑定を開催します。イベント概要①日時:2025年7月21日(祝)12:00から17:00場所:イヌイ薬局宮長店内イベント内容と時間①個別鑑定(予約制ですが当日申込みOK)①時間:12:00から17:00②日時:2025年7月22日(火)13:00から16:00場所:イヌイ薬局宮長店
暑さで「だるい・息切れ・汗が止まらない」あなたへ30℃を超える毎日が続き、「なんとなくだるい」「立ちくらみがする」「汗が止まらない」と感じていませんか?そんな方におすすめの漢方が**「生脈散(しょうみゃくさん)」**です。特に、夏の疲労回復や熱中症予防の代表処方として古くから使われてきました。生脈散とは?〜「脈(命)を生む漢方」〜読み方:しょうみゃくさん(生脈湯とも)原典:中国・宋代の医書『内外傷弁惑論』「生脈」とは「命の脈を生じる」という意味。つまり、体の元気と潤いを同時に補
胃腸が弱いと浮腫みやすい体質になります。🍵はじめに|「朝から顔がむくみやすい…」「お腹がすぐに張って疲れやすい」「季節の変わり目に体調を崩しやすい」こんなお悩みありませんか?そんな方におすすめなのが、台湾で古くから親しまれてきた薬膳スープ——**四神湯(スーシェンタン)**です。🌿四神湯(ししんとう:すーしぇんたん)とは?「四つの神の食材(四神子)」で作られる薬膳スープです。体を内側から整え、特に脾・肺・腎の弱りをケアするのに優れています。また、皇帝の大切な四
こんにちは。国際中医薬膳師の乾です。今年は6月6日に「芒種(ぼうしゅ)」を迎えました。芒種は、二十四節気のひとつで、毎年6月5日ごろから始まり、梅雨入りの時期でもあります。田植えや梅仕事の目安となる時期としても知られています。◆芒種~梅雨にかけて体調が乱れやすい理由梅雨の時期は、湿度が高く、体内にも「湿(しつ)」=余分な水分がたまりやすくなる季節。この「湿」が原因で、以下のような不調が増えてきます。身体が重だるいむくみやすい胃がポチャポチャ音を立てる頭痛やめまい生理痛
【NHKドラマで話題】「しあわせは食べて寝て待て」第十話に学ぶ、春の薬膳と養生法NHKの人気ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』第七話で、桜井ユキさん演じる主人公がわかめのおでん、もやしラーメン、などの春野菜を、ほろ苦さを楽しみながら味わうシーンが印象的でした。この“春の苦み”には、実は薬膳的にも深い意味があるのです。春は「肝」の季節。薬膳の視点で見た春の養生とは?薬膳では春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節とされます。肝は自律神経や感情、血の巡りと関わる大切な臓腑。春
お辞儀をしても安心!白髪・ぺたんこ髪を「黒ツヤ髪」に導く薬膳のちから◆髪のトラブル、感じていませんか?年齢とともに、「白髪が目立つようになった…」「分け目のボリュームが気になる」「お辞儀をするのがちょっと恥ずかしい…」そんな声をよく耳にします。夏の強い紫外線、秋の乾燥、そして日々のストレス…。実は今の時期から、髪はとてもトラブルを起こしやすい季節。でも、中医学には、そんな髪悩みに寄り添う“やさしい知恵”があります。黒髪の薬膳と漢方について、毎回のように即日満
こんにちはNHKドラマ「しあわせは食べて寝て待て」の影響で薬膳の書籍が人気なので、おすすめの拙著をご紹介いたします。*薬膳の入門から資格取得まで基礎から一歩一歩解説しています著者による実際の講義も東京・鳥取・オンラインで開催中。薬膳を中医学から基本的に体系的にと学びたい方に薬膳のための中医学基礎初級編1乾康彦・乾マリコ著・薬膳に興味のある方、とりあえず薬膳を自信で料理してみたいという方に身近な食材で10分薬膳入門薬膳と漢方で考えるシリーズ
2025年の小満(しょうまん)は5月21日。「小満」とは、草木が青々と茂り、命が満ち始める時期。一方で、湿気や気温の上昇で体調を崩しやすい季節でもあります。・なんだかイライラして気分が落ち着かない・湿気で皮膚がジュクジュクする・疲れやすく、食欲が落ちてきた…・頭が重い、腰が重だるいそんなお悩みが増える今こそ、薬膳の知恵が役立ちます。小満の薬膳ポイント3つ①イライラ・ストレスを和らげる「涼の食材」この時期は気温の上昇で「心(しん)」が高ぶりやすく五月病のような気
【NHKドラマで話題】「しあわせは食べて寝て待て」第七話に学ぶ、春の薬膳と養生法NHKの人気ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』第七話で、桜井ユキさん演じる主人公がフキノトウやたけのこなどの春野菜を、ほろ苦さを楽しみながら味わうシーンが印象的でした。この“春の苦み”には、実は薬膳的にも深い意味があるのです。春は「肝」の季節。薬膳の視点で見た春の養生とは?薬膳では春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節とされます。肝は自律神経や感情、血の巡りと関わる大切な臓腑。春の不調としてよく