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私は眠ることによって、私のアストラル体をエーテル体から離し、エーテル体をルシファーから守る。アストラル体から遠ざけられることによって、エーテル体にルシファーの侵蝕(しんしょく)が及ばなくなり、エーテル体は日中の疲れ/消耗から回復することができるのである。アーリマンから物質体を通って、死が浸潤(しんじゅん)してくる。エーテル/生命と死とは対極にある。エーテル体は、アーリマンから来る死の浸潤に抗し続ける。しかし、ルシファーに由来し、アストラル体を媒介にして為されるエーテル/生命への執拗
1霊界/精神界は、「わたし/Ich」と「あなた/Du」とで成り立っている。1‐1精神界において「わたし/Ich」は、「あなた/Du」が「わたし/Ich」と同質の存在であることを、かたときも忘れることはない。1‐2「わたし/Ich」と「あなた/Du」の本質とは、ゴルゴタの丘で大いなる自己犠牲の秘儀を成したキリスト存在に他ならない。2この地上の世界では、それに、「それ/Es」が加わる。2‐1「それ/Es」は、「わたし/Ich」とは異なる。それは、「あなた/Du」とも異なっている
第二十章アトランティアンからの警告(2)霊界と地上の肉体界との違いはなによりもまず原像とその写し、ないしは実相(じっそう)と仮象(かしょう)の違いにある。そのことを心得ていさえすれば、つねに本当の世界は向こうにあるのだということを忘れずにいることができる。そうなれば、ここで起きていることにとらわれなくてすむはずなのだが、どうしても肉体にはいって地上で生活していると、つぎつぎと起きてくる現象にとらわれがちなのは白樹も澪も例外ではなかった。―かつて地球と太陽、そして地球と月はひ
出来事(Ereignis)には、常に危機(クライシス/crisis/Krise)の徴候が認められる。多かれ少なかれ深刻で、必ずどこかなにがしかの死のにおいが漂っている。アーリマン/ルシファーがそこにいるから。・・・キリストは、その死の淵から復活したのだ。だから同時にそこには、キリストの意志/キリスト衝動/Christus-Impulsが働いている。ゴルゴタの秘蹟からこの方、キリストの意志は、私たち一人一人の高次の自我を貫いている。だが同時に、私たちはいまだ、アーリマン/ルシファー
36年間、第一の妻と(私には第二、第三の妻はいない)夫婦をやってきて、「ほとんどすべての夫婦は、いわゆるおこちゃま夫婦なのではないか。私たち夫婦も含めて。」という気がしてきたのである。つまり、「みんなまだ子供なんじゃないか。」ということなのである。「みんな人間ができていない。そして、人間ができていないことにあぐらをかいている。かき続けている。お年寄りさえも。」という結論に、・・・私は(まだおこちゃまの私は)達しつつあるようなのだ。そして、この「みんな」の中には、まあ当然と言えば当然のように
私は、イメージ体/文脈イメージに依存する。執着する。私の低次の自我/第二の自我、ドッペルゲンガーである。私が何ものかに依存しているとしたら、執着しているとしたら、それは必ず、私の内なる他者であるイメージ体に他ならない。外なる他者に私が遭遇する時、私は私の内なる他者であるイメージ体を対峙/対抗させる。私は私の低次の自我/第二の自我であるイメージ体を守ろうと必死になる。この攻防において、私のイメージ体に勝ち目はない。外なる他者の正体が分からぬこの戦いに、内なる他者は必ず負ける。一
人間がこの世界に誕生して以来ずっと、悪魔は人間を誘惑し続けてきた。それにいかに対峙するのかというのが、人間にとって創世以来の大きなテーマである。”・・・メフィストーフェレス・・・ひょっとしてあなた(ファウスト)が私と組んで、世の中を歩いてみようとお考えなら、わたしは即刻あなたの御家来になりますよ、よろこんでそうします。わたしを御家来にしてごらんなさい。結構お役に立ちますぜ。仰せのままになんでも致しましょうとも。ファウストその代り己(おれ)はどうすればいいのだ。メフィストーフェレ
自らのイメージ体からの離脱/人間の第四の誕生へと至る過程で、人間の魂において、思考、感情、意志の旧来の結びつきが失われるようになる。思考のアーリマン性、感情のルシファー性、そして意志の本能的・動物的衝動性(直接性)が、生のまま勢いを得て、この分裂状態がそのまま進行するならば、人は狂気に至る。程度の多少はあれ、私たちは日々、自分たちの周りにそのような狂気の現実を目の当たりにしているのである。私たちの魂の内部空間において、思考、感情、意志の旧来の結びつきが解かれていくが故に、過剰なアーリマン性、
人間は、思春期に至って、魂において親から離れ、自らのイメージ体を形成し始める。”・・・このアストラル的な覆いは、子どもが性的な成熟を迎えるまで、アストラル体を活動させ、その内部に力を浸透させます。子どもが性的に成熟すると、このアストラル的な覆いが離れて、人間は第三の誕生を迎えます。人間は、このときアストラル的な意味において誕生するのです。・・・・・・0歳から7歳までの7年間に、物質体と結びついた外面的な感覚が解放されるように、7歳から14歳までの7年間に、エーテル体と結びついた習慣や記
とりあえず、ここでは、勇気をもって、プラトンはルシファーの系譜、そしてアリストテレスはアーリマンの系譜と、書き留めておくことにしよう。”聖書と自然こそは、中世の思想が滋養を汲む深い水源である。”(エドワール・ジョノー『ヨーロッパ中世の哲学』文庫クセジュ白水社p.10)HaydnSymphonyNo.80|GiovanniAntonini|KammerorchesterBasel(Haydn2032live)JosephHaydn(1732-18
人は皆、カインの末裔である。もっとも広い意味で、人は皆、芸術を通して、テオーリア(theōria)/観照の境地へと至る。この地上生においては、これがゴールである。真理は、水晶球(すいしょうきゅう)のようなもの。ものごとは相互につながり合い、関連し合っている。だから、出来事は他の出来事を生起させ、その連鎖は止むことがない。同じことの繰り返しではなく、常に新しいものが生まれている。この絶えざる生成のことを、奇跡と呼ぶ。奇跡を観照する魂の状態のことを、テオーリア(theōria)と呼
意志(キリスト)思考感情(アーリマン)(ルシファー)”初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようにな
魂が、すべての情念から解放されると、それはアニマ(Anima)となる。囚われなく、外界に・・・すべての他者を・・・見つめる・・・・・・・・・・・・”・・・だから、わたしはあなたがたに言います。いのちのことで何を食べようかと心配したり、からだのことで何を着ようかと心配したりするのはやめなさい。いのちは食べ物よりたいせつであり、からだは着物よりたいせつだからです。・・・あなたがたのうちのだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。・・・ゆりの花のことを考
生まれる前に天上界でシナリオを書いてそれをたずさえてここに来てそのシナリオどおりに生きているとする超わかりやすい例で申し訳ないけど太宰治という作家は津軽の大地主の旧家に生まれ父親は県会議員だった三島由紀夫も父親が官僚でエリートともに反俗精神貴族的な意識をもちお金の心配などほんどんせず・・・ただし貧しくないということではないとくに太宰に至っては経済観念をもたなかったことが作家活動に専念できた条件だったともいえる名家で召使いから
神仏の声を聴いて皆様にお届けしています菊水千鳳と祇器社(しきしゃ)のメンバーですプロフィールはこちらkikusuisenhouさんのプロフィールページkikusuisenhou菊水千鳳と申しますご覧くださってありがとうございます子供の頃、物心ついた頃から不思議な体験をしてきました。ある日(十数年前)を境に、段々と神仏の声が聴こえるように、また視えるようになってきました。神仏との交流も回を重ねる毎に我々人間達へのメッセージとなってきました。神仏のメッセージを広めなければと、以前他のS
神仏の声を聴いて皆様にお届けしています菊水千鳳と祇器社(しきしゃ)のメンバーです(※不思議体験日記の内容は霊視によるものです作り話ではありません霊視により視たり聞こえたりする内容をお届けしています)プロフィールはこちらkikusuisenhouさんのプロフィールページkikusuisenhou菊水千鳳と申しますご覧くださってありがとうございます子供の頃、物心ついた頃から不思議な体験をしてきました。ある日(十数年前)を境に、段々と神仏の声が聴こえるように、また視えるようになってきま
私の太極拳の先生は58番辛酉・天禄星。安定感があって安心感があって、どこにいてもお姉さん感がある人。(実際長女)同じ58番の友人がもう一人いますが、そちらは生年・生月中殺持ち。2人とも辛のキリッとした佇まいの美しさは共通してるけど、な〜んとなく二中殺持ちの友人と中殺なしの先生は同じ辛酉でも感覚が違ってるなあと感じます。中殺なしの辛酉さんは、さすがの天禄星で安定感抜群のメインストリームを生きているって印象。例えば家族の誰かが病気になったとすると、きちんと病院
岡さんのInDeepメルマガではオーストリアの神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの言葉がよく引き合いに出されます。『病気と治療』という著作からの以下の引用が目に留まりました。『医学は霊的な認識から出発しました。そして、しだいに唯物論化していきました。医学ほど唯物論に浸透されてしまった学問はおそらくほかにありません。以前には人間を洞察するときには人間の本性を構成する四つの部分を認識することが必要であるという意識が存在していました。』1
「動物たちは、われわれと共に、この地上に生きている。しかし動物が苦しむのは、われわれ人間のせいなのだ。われわれは苦悩を克服する可能性をもっている。動物は苦悩に耐えねばならない。われわれは動物に苦悩だけを残し、自分たちだけがそれを克服する手段を手に入れている。」このような宇宙感情を発達させるなら、動物に深い共感を寄せることができるようになるでしょう。暗い見霊意識の中で根元的な叡智を記憶に留めていた時代の人類は、動物に対する共感をまだ高度に保っていました。私たちは今、ふたたびこの霊的叡智を認識
今年も外へ出ると金木犀の甘くかぐわしい香りが鼻孔に流れ入りおもわずうっとりする気分になるとともにちょっとした感慨におそわれますああ今年もこの季節になったか秋も深まってゆくなあと10月16日午後4時頃筆者撮影自宅ベランダからさて題名で宮沢教授とするかどうか迷いましたがご本人も述べるとおり地位を失う予定とのことむしろ宇宙大学でも創設し招聘したいところです前置きはこれくらいにしましてライブ動画を観て「こんな善い人がいたのか現代
金木犀の香りが風に乗って懐かしく鼻をくすぐります。季節は進んですっかり秋です。週末はバイオグラフィーワークの講座がありました。良く晴れたさわやかな土曜日と朝から雨の日曜でした。八王子のセミナーハウスはすっかりとコロナ以前に戻り学生さんたちがたくさん来ています。とっても賑やかになってきました。今回は20代と30代のシーンです。粘土はアーリマン。水彩はルシフェルです。懐かしいなあ!自分とがっつり向き合った二日間。終わった後は・・・とっても疲
人間がルシファーの霊たちに誘惑されて地上の領域へと引き降ろされたことによって、そして地上的な関心と欲望が人間を下へ押しやったことによって、本来アトランティス時代の半ばに起こることになっていたものとは別の事態が生じたのです。このような事態が生じたために、人間が見たり理解したりすることができるものの中に、アーリマンの霊たちが-この霊たちを「メフィストフェレスの霊」という名称で呼ぶことも可能です-混ざり込むことになりました。そしてそのことによって、人間は誤謬の中に、つまり「意識的な罪」と呼ぶ
世の為人の為に生きる「心」というと二宮金次郎(尊徳)とか野口英世など幼少時代に読み聞かせられた偉人伝が記憶にのぼってくるかもしれませんしかしそれは何も特別な「心」なのではなくだれのなかにもある「心」ではないだろうか・・・もちろん世の為人の為といったからとてここでは偽善とはなんの関係もない話をしようとしています選曲:言海六羽坂本龍一アルバム『12』20210310より人それ
台風一過の晴天?のはずがしとしと雨降りの土曜日。7回目の講座がありました。いよいよベーシックコースも終盤です。今回のテーマはルシファーとアーリマンです。だんだんと自分の内面に触れるワークが進んできて緊張します。でも・・・・・ウッシーは日差しを避けて涼しくなった場所でお昼寝をしていたしすずかけの木には実がたくさんついてきたし百日紅は夏の終わりを告げるかのように柔らかく静かに咲いていて季節の移り変わりを感じながら心も身体もほぐれてくるのがわかりました。
10年以上前、夢の中で迫りくる大波を見て、共にワクワクした友人Mちゃん。先日、その夢についてご紹介しました。『あの時、夢で一緒だった彼女と今…』「あれっ!窓の外にすごい大波が迫ってくるね」「うふふ。そうだね~」オシャレで心地よい部屋の中。テーブルを囲み、友人のMちゃんと談笑部屋が少し暗くなったので…ameblo.jp実は、他にもまだあるMちゃんにまつわる不思議事件。都内にあるMちゃんのサロンで講座をさせて頂いたその日。サロンにお伺いするのは3度目。が、何を隠そ
このブログは、暴走する資本主義/お単小茄子(おたんこなす)と戦うみんなの、霊的ネットワークの場所である。だからここ/大分アントロポゾフィー研究会のブログは、数限りない霊的失敗/試み/チャレンジ/投企に満ち溢れているのである。このような場所においては、失敗することはまったく問題にならない。なぜならばそれらの失敗は可能性への勇気ある挑戦/投企だから、わたしたちはそのことを霊的誇りをもって受け止めるのである。ただただ、霊的に失敗することだけが許されない。例:いじめ、戦争、人殺し、すべて
”普遍アントロポゾフィー協会は、1923年のクリスマスにルドルフ・シュタイナーによって設立された「個々の人間および人間社会における魂の生活を、精神界の真の認識に基づいて育成しようとする人の集まり」であり、真のエソテリックが最大の社会的公開性と結ばれることにその本質があります。”クリスマス会議と普遍アントロポゾフィー協会|一般社団法人アントロポゾフィー協会anthroposophische-gesellschaft.or.jp+++倫理的個体主義と協会は、原理的に対立し合う
皆さん、覚醒は進んでいますか?汝自身を知れ、色即是空、霊的認識とは何かと、このところ、シュタイナーの「死後の世界」を読み返しながら、思うところを書いてきました。そして、生物兵器とグレート・リセットの関係では、今私たちが、コロナや地球温暖化という脅威を意図的に作り上げ、全体主義、共産主義化へと誘導されていく状況を示しました。なぜ、このような共産主義化へと向かっていくのでしょう?それは、その共産主義化が経済だけを特化した社会であり、唯物主義的世界の行き着く先であり、その根本的な問
ルシファーとアーリマンという二つの概念を知っていると、自らの魂に潜む悪に対して、少しだけ対処できるようになる。***公開の場で、他人の悪口を言ってはならない。***ネットでいじめが始まると、ルシファーとアーリマンはそのにおいを嗅ぎつけて、驚くべき速さでやってくる。ルシファーとアーリマンは霊的存在なので、地上の世界の時間と空間を何ら障害だと感じないのである。ルシファーとアーリマンが介入してくることにより、その悪意はどんどん増幅され、強烈な力を発揮するようになる。その
自己疎外→他者支配***そこに他者の秘儀が進行しているのを見る時、私はそれを自らの教育に役立てることができる。他者の秘儀においては、必ず”失敗と挫折”のプロセスが見て取れる。意識魂の時代においては、安易な”癒し”を求めるべきではない。***他者に遭遇することを、人は心の奥底では望んでいない。だが、同時に霊においては、それを欲しているとも言える。いずれにしても、他者との出会いは、低次の自我(魂)が予想もしなかった形で起こるのである。だからその時、低次の自我は戸