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分けるものがつながりを生むのはなぜか5月5日生まれジュール・エルネスト・ルヌー(1863–1932)境目にやわらかなつながりを読む感覚画像出典:Privatecollection(PublicDomain/WikimediaCommons)五階建ほどの建物が広い通りに並んでいます歩道には人が歩き、車道にも車が見えます歩道と車道の間には並木が続いています太陽の光が右から差し、長い影を作っています左側の建物は明るく照らされています空は紫色にけぶり、街灯
空の劇が小さな意志を呼ぶのはなぜか5月4日生まれフレデリック・エドウィン・チャーチ(1826–1900)自然の大きさに人の意志を映すまなざし画像出典:ClevelandMuseumofArt(PublicDomain/WikimediaCommons)空が赤く染まっています山の向こうに太陽が隠れ、山の端が金色に輝いています雲は筋状に並び、扇のように広がっています太陽から遠ざかるほど、雲は暗い赤へ変わっています谷間の水面も空を写して赤く色づいています
一瞬のしぐさが長い時間を連れてくるのはなぜか5月3日生まれロベルト・ツュント(1827–1909)小さな営みに悠久を読む力画像出典:Beurret&Bailly/WikimediaCommons(PublicDomain)空が大きく開けています遠く地平線まで、なだらかな土地が続いています手前には水をたたえた場所がありますほとりに生えた大きな木は、横へ伸びてから上へ向かっています水辺の近くに人が立っています肩には大きな袋を下げ、伸ばした手から何かを
親密さが別々の時間を許すのはなぜか5月2日生まれオーガスタス・レオポルド・エッグ(1816–1863)近さの中に自由を読む視線画像出典:BirminghamMuseumandArtGallery(PublicDomain/WikimediaCommons)二人の女性が向かい合って座っています白襟のついた、同じドレスを着ていますドレスの裾は座席の上に大きく広がっています右の女性は本を開いています左の女性は両手を組み、目を閉じています大きな窓の向
霞む景色が心をほどくのはなぜか5月1日生まれジョージ・イネス(1825–1894)輪郭のゆるみに安堵をすくう手画像出典:SterlingandFrancineClarkArtInstitute(PublicDomain/WikimediaCommons)空がオレンジ色に染まり、地面の雪にも赤みを射しています低い柵が雪の上に続いています柵のまわりの草には、白い雪や霜が付いています画面の左奥には、白く丸いものが霞んで見えます枯れ木も常緑樹も、その
整えた姿が重さを隠しきれないのはなぜか4月30日生まれリチャード・レッドグレイヴ(1804–1888)端正さの奥の綻びを見る眼画像出典:ShipleyArtGallery(PublicDomain/WikimediaCommons)大きな白襟のついた黒いドレス姿の女性です髪は真ん中で分けられ、装飾は身につけていません椅子に腰掛け、テーブルに左腕を乗せていますテーブルの上にはカップと皿が見えます右手には、文字の詰まった紙を持っていますしかし視線は紙
ぬくもりが強さになるのはなぜか4月29日生まれアドルフ・フェーニェシュ(1867–1945)抱える腕に覚悟を読む感性画像出典:HungarianNationalGallery(PublicDomain/WikimediaCommons)黒い服の人物が子どもを両腕で抱えています両脚の間に子どもを乗せ、子どもの額に頬を寄せています子どもは靴を履いていますが、抱く人の足は裸足に見えますその手も足も茶色く汚れています影は黒く揺らぎ、手前の地面も赤く揺れています
見えない向こう側が所在をなくさせるのはなぜか4月28日生まれ佐伯祐三(1898–1928)開くはずの場所にためらいを読む眼画像出典:大阪市立近代美術館建設準備室蔵(PublicDomain/WikimediaCommons)大きな黄色い構えの入り口です前に立つ人の背丈の倍以上あるように見えます上にはRESTAURANTの文字が見えます黒い窓のような面からは、中の様子がうかがえません人の影が真下へ落ちています地面はそのまわりだけ白く光って見えますほか
目指す先がいまの一歩を支えるのはなぜか4月27日生まれテオドール・キッテルセン(1857–1914)希望を足取りに変える感性画像出典:NationalMuseumofArt,ArchitectureandDesign(PublicDomain/WikimediaCommons)少年が大きな荷物を背負って立っています足にはブーツを履き、手には棒を持っています周囲には岩肌が見え、高い木は見当たりません崖下には白い靄のようなものが広がっています向
沈黙が嵐を孕むのはなぜか4月26日生まれウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)沈黙の奥の尊厳を受け取るまなざし画像出典:MuséeduLouvre(PublicDomain/WikimediaCommons)少女が顔を横に向け、顎を上げています視線は上の方に向いています右手は腿に置かれ、左手は地面に付いているようです右目には光を湛えています口元は開いていますが力がなく、言葉を発しているというよりは失っているように見えます少女の後ろには、十字
華やかな場が緊張を呼ぶのはなぜか4月25日生まれギュスターヴ・ブーランジェ(1824-1888)場に馴染まぬ気配を拾う感覚画像出典:Muséed'Orsay(PublicDomain/WikimediaCommons)天井の高い建物です中央の天窓から光が差し込んでいます毛皮の敷物や長椅子のほか、壁画や柱のレリーフなどが余裕のある暮らしを思わせます右手前の三人は何か話しています奥でも男女が向き合い、男性は巻物を持っています左の二人の男は厚く硬そうな服
整えられた姿に不穏さが見えるのはなぜか4月24日生まれアンミ・フィリップス(1788-1865)優雅さの奥の制御を見抜く眼画像出典:AmericanFolkArtMuseum(PublicDomain/WikimediaCommons)赤いドレスの少女が椅子に座っています胸には白い猫を抱えています左手は猫の後ろ足に添え、右手は首元を抱えています猫は前足を立て、安心しているようには見えませんけれどすぐに飛び出す気配もありません少女は肘を張り、優雅
混乱が芯を浮き上がらせるのはなぜか4月23日生まれジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)混乱の中の不動を察する感性画像出典:TheNationalGallery(PublicDomain/WikimediaCommons)濁った色の大きな渦です茶色の竜巻のようなものが縦に立っています飛沫のようなうねりが、左右から立ち上がっています渦の中に船のマストが見えますその線は弧を描いています周囲にも、傾いた船体やマストが見えます奥
同じ場が重みを変えるのはなぜか4月22日生まれベングト・ノルデンベリ(1822-1902)場の中の濃淡を聞き分ける耳画像出典:WikimediaCommons(PublicDomain)雪の積もる家の前に、馬そりが控えています帽子を被った男性が右手で手綱を持ち、もう片方の手は女性の手を握っています女性の足はそりにかかっています年配の女性は、自分の口元とその女性の耳元に手を当てています少女二人や老人は、そこから少し離れています犬を含めた全員が、そのやり
異なるものがやがて通じ合うのはなぜか4月21日生まれフランチェスコ・デ・ムーラ(1696-1782)離れた知のつながりを読む感性画像出典:MuséeduLouvre(PublicDomain/WikimediaCommons)アーチの下に女性が座っています金で縁取られた衣は、光を受けて輝いています肩にかかる布は軽やかに風になびいていますそばには天球儀や地図、楽器や楽譜があります足元には石像とパレットが置かれています右手には羽ペンのようなもの、左手
溶け合うものがかえって輪郭を近づけるのはなぜか4月20日生まれオディロン・ルドン(1840-1916)にじみの中の輪郭を受け取るまなざし画像出典:TheMetropolitanMuseumofArt(PublicDomain/WikimediaCommons)白い花瓶に花が生けられています花瓶の周囲は、輪郭がはっきりしていますけれど上にいくほど、周囲との境目がなくなります朱色や白や黄色や青がそれぞれに立ちながら、互いに混ざり合っています花はまわ
人の気配の少なさが息苦しさを伴うのはなぜか4月19日生まれ松本竣介(1912-1948)余白に沈む重みを読む感性画像出典:岩手県立美術館(PublicDomain/WikimediaCommons)幅の広い大きな通りです車道には、轍の跡がいくつも重なっています街路には木が並んでいます手前には荷車を引く人影が見えます道幅の広さに対して、ほかに歩く人は見えません大きな西洋風の建築物が建ち、空は高く広く開けています空も地面も壁も、茶色く濁って見えます
いきなりですが、「言霊」という言葉は、ずいぶん前から知っていた。たしか若い頃、聖書にある「初めに言葉ありき」という一節の話を聞いたこともある。でもその頃の自分には、正直ピンと来なかった。「だから何?」という感じだった。言葉に力がある?そんなもの、実感なんてなかった。――なのに。思春期に聴いていたニューミュージックや四畳半フォークの歌詞には、しっかり影響を受けていた。当時は「メッセージソング」と呼ばれていた時代。あの歌詞に心を動かされ、価値観
不穏が整列の中から生まれるのはなぜか4月18日生まれ三岸好太郎(1903-1934)静けさが綻びる気配を拾う眼画像出典:北海道立三岸好太郎美術館(PublicDomain/WikimediaCommons)色も形も模様も異なる、六匹の蝶が並んでいます胴体を赤いピンで止められています濃い影が近くに落ち、標本のように見えます右上の水色の蝶は、並びから少しずれていますその体にピンは刺さっていません影が少し離れ、浮いて見えますこの場所に降り立つようにも、こ
輪郭が現実を遠ざけるのはなぜか4月17日生まれアムシー・ニューレンバーグ(1887-1979)色の奥の遠さを受け取る感覚画像出典:RamatGanMuseumofRussianArt(WikimediaCommons)湖に、赤い帆を張った船が静かに浮かんでいます隣には細い船が並び、岸には赤茶の幹が続きます舟も木も山も人も、輪郭が太くはっきりしています湖は黄色とピンクに分かれ、空も同じように染まっています色は溶け合わず、面のまま置かれているようで
安心が飾らない姿を引き出すのはなぜか4月16日生まれエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(1755-1842)くつろぎの中の素顔を受け取る感性画像出典:MuséeduLouvre(PublicDomain/WikimediaCommons)小さな少女を抱いた女性が、椅子に腰掛けています少女は膝の上に乗り、そのまま体を預けて女性の胸元に手を置いています女性は右手で少女の腕を支え、左手は脇を包むように添えています女性にも背景にも装飾はありませんふたり
関わりが同じ向きを求めないのはなぜか4月15日生まれレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)重なりきらない関係を聴き取る耳画像出典:MuséeduLouvre(PublicDomain/WikimediaCommons)水辺の洞窟の前に女性と二人の子ども、大きな翼の天使がいます女性は、一人の子どもの肩に右手を置いています左手は前に差し出され、指を大きく開いて下へ向けています子どもはもう一人の子へ両手を合わせています天使に支えられた子どもは、二本の
触れられるものが心をつなぎとめないのはなぜか4月14日生まれヴィクトル・ボリソフ=ムサトフ(1870-1905)近さの中の遠さを捉えるまなざし画像出典:WikimediaCommons(PublicDomain)クロスのかかったテーブルに、花が活けられています女性が右腕を伸ばし、左手を頬の下に入れてテーブルに頭をもたれかけています右手には白い花を握っています視線の先は定まらず、目の前の花は見ていませんクロスと壁紙とドレスが、波打つように重なっています
時間が物に映るのはなぜか4月13日生まれニコラエ・トニツァ(1886-1940)痕跡の奥の時間を見つめる眼画像出典:WikimediaCommons(PublicDomain)海へ続く坂道の手前に、軒先の席がひらいています机と椅子が外に出され、軒下にはベンチも置かれています椅子は海の方ではなく、ベンチの方を向いています机には擦れた跡があり、色の剥がれも見えます斜めに置かれた紙が、何かの途中の気配を残しますその残り方はそこにいた人どうしの位置や
調和が別々のものから生まれるのはなぜか4月12日生まれロベール・ドローネー(1885-1941)独立と調和を聴き取る感性画像出典:MuséeNationald'ArtModerne(PublicDomain/WikimediaCommons)大小の色とりどりの円が、画面いっぱいに重なります輪のまま残るものもあれば、半円や四分円もあります途中で色が切り替わり、別の円が深く食い込みます縦に並ぶものもあり、斜めの帯に沿うものもあります背景の緑や赤まで、
目を向けるものが偶然でないのはなぜか4月11日生まれアデライド・ラビーユ=ギアール(1749–1803)向ける先の違いに立ち位置を読む眼画像出典:TheMetropolitanMuseumofArt(PublicDomain/WikimediaCommons)パレットと絵筆を持つ女性が、椅子に座ってこちらを見ています羽飾りのついた大きな帽子を被り、光沢のあるドレスにはフリルやリボンが重なります後ろに立つ二人の女性は、飾りの少ない質素な身なりです二
進むことが忘れることではないのはなぜか4月10日生まれ下村観山(1873–1930)流れの中に残る記憶を受け取る肌画像出典:東京国立博物館所蔵(PublicDomain/WikimediaCommons)和服姿の三人の女性が傘を差して歩いています手前と向こうに柵があり、橋の上のように見えます向こうの柵は霞み、雨粒の細かい様子を伝えます三人とも顔は見えませんが、奥の女性は首を来た方へ向けていますつま先はこちらを向いていますほかの二人のつま先は、進む先を
曲がることが弱さにはならないのはなぜか4月9日生まれズデンカ・ブラウネロヴァー(1858–1934)たわみの中にしなやかさを拾う耳画像出典:WikimediaCommons(PublicDomain)壊れた柵の向こうに樹が立っています中央の二本の幹は曲がっています枝は左右の樹と似た伸び方をしています本来はまっすぐ上へ伸びる樹が、途中で向きを変えたように見えます反り返るような姿勢のまま、それでも枝は天へ伸びています足元には藪が絡まり、奥には煙突や屋根の
返らない間が答えそのものになるのはなぜか4月8日生まれアメデオ・シモネッティ(1874–1922)動かないやりとりの硬さを読むまなざし画像出典:WikimediaCommons(PublicDomain)石造りの空間に、明るい外光が差し込んでいます床には厚みのある布が積まれ、男性が一枚を持っています腰の高さで止められた両手は、見せるためというより見せ終わった後のように見えます椅子に座る女性は足を組み、視線をどこか遠くへ外しています手は膝で重ねられたまま動
見えないものを埋めたくなるのはなぜか4月7日生まれフレデリック・カール・フリーシキー(1874–1939)映らないものに想像をひらく眼画像出典:WikimediaCommons(PublicDomain)大きな窓のある洋館の庭です建物の壁は蔦に被われ、白や赤や紫の花が咲いています中央の池の前に女性が立っています黄色いゆったりした装いには、青や紫の花が散っています白いつま先を揃え、上半身を水面へ傾けています池には赤い金魚のようなものが見えます足元は水