ルルーさんとの思い出は、語り尽くせないほどあります。20年前、初めてキブロンのお店を訪ねた時、厨房の壁よじ登って大声で呼んでみたら、ルルーさん喜んでキャラメル天板一杯に持って出てくれました。それから厨房にも案内してくれて。その後、出版した本でルルーさんのキャラメルを表紙にすると、ルルーさん気に入って、ご自分の本も同じような表紙に。パリに行くと、(リッツ・エスコフィエの仕事をしていた関係で)リッツホテル宛てにショコラを届けてくれました。そうこうしているうちに、伊勢丹さんからお電話いただき、ルルーさ