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12月4日(木)、『モンテ・クリスト伯』を見ました。原作は、アレクサンドル・デュマ(1802~1870)。子どもの頃、『巖窟王』という題名で、少年少女向け文学全集の一冊として、読みました。内容は、少年少女向けに書き換えられていたり、省略されていたと思います。大人になって、読み返したことはありません。スウィフトの『ガリヴァー旅行記』や、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』などを、大人になって読み返した時に、いかに書き換えられていたかを知りました。ユゴーの『レ・ミゼラブル』。『ああ無情』とい
Bonjour,Yuri♪です。お久しぶりです。11月も、いろいろフランス映画を観ていたのですが、どれもこれも、セックスと暴力ばかりで、辟易してしまい、もうフランス映画なんてしばらく見るのをやめようかとまで思ってしまったほど。昔は、ガツンと来る大作があったのになぁとさみしく思っていた、そんなある日、スゴイのがやってきました。それが、「モンテクリスト伯」です。映画館にポスターが一枚もなかったのでシャンテ付近のイルミネーションをどうぞ公式サイトで雰囲気を味わ
大人のためのグリム童話~手をなくした少女フランスアニメーション映画日本公開日2018年8月18日✏️字幕あり(吹き替えなし)⏳️80分配給ニューディアー📽️監督セバスチャン・ローデンバック声優アナイス・ドゥムースティエストーリー:父によって両腕を切断されたヒロイン。彼女が選ぶ未来とは?貧しい生活に疲れた父親は悪魔に騙され、黄金の代わりに愛する娘を差し出す契約をさせられる。懸命に生き延びてきた娘だが、父親に腕を切り落とされ放浪の日々を送っていた。魔精霊の力に守
いわゆる巌窟王である。小学生の頃童話版を読んで、閉じ込められた洞窟から抜け出して復讐をする、と言う話だと薄っすら記憶していたが、ざっくりの大筋は記憶の通りだった。航海士のエドモンは、船長のダングラールの制止を聞かずにおぼれていた女性を助ける。女性の名はアンジェラで、彼女は幽閉されていたナポレオンの手紙を持っていた。ダングラールはその手紙を取り上げる。港に戻ると、ダングラールは船主のモレルにいう事を聞かないエドモンの解雇を訴えた。しかしモレルは、女性を救う事は当然の行為だと言い逆に
タイトルモンテ・クリスト伯公開年2024年監督アレクサンドル・ド・ラ・パトリエールマチュー・デラポルト脚本アレクサンドル・ド・ラ・パトリエールマチュー・デラポルト制作国フランス出演エドモン・ダンテス=モンテ・クリスト伯(ピエール・ニネ)主人公。幸せの絶頂から友人たちの裏切りによって投獄され復讐の鬼となるメルセデス(アナイス・ドゥムースティエ)エドモンの恋人。後フェルナンの妻となるフェルナン(バスティアン・ブイヨン)エドモンの親友だったが裏切るヴィルフォール(ロ
アナイス・ドゥムースティエ🎀AnaïsDemoustier生年月日1987年9月29日🇫🇷フランスリール身長168cmパートナージェレミー・エルカイム(2014年~)📽️出演映画❇️2003年タイム・オブ・ザ・ウルフ(イザベル・ユペール出演)❇️2007年ThePricetopay❇️2007年Hellphone❇️2008年美しいひと(レア・セドゥ出演)❇️2008年GiveMeYourHand❇️2008年GrnwnUps❇️2010年
テレーズの罪(ThereseDesgueyroux)フランス映画🇯🇵日本劇場未公開ドラマ⌛110分吹き替えなし(字幕あり)📽️監督クロード・ミレールキャストオドレイ・トトゥ🌟ジル・ルルーシュ🌟アナイス・ドゥムースティエ良家の娘であるテレーズは、幼馴染みのアンヌの兄で、広大な松林を資産として所有するデスケルウ家の長男ベルナールと結婚する。しかし、それは愛情によるものではなく、家柄や経済状況を優先した、いわゆる“政略結婚"と言えた。退屈な結婚生活を続けるう
こんにちは。お米が品薄なのは先日もブログに書きましたがとうとう我が家の近所のスーパーでもお米は無くなりました。お米のコーナーに米はなく代わりにパックのご飯が(「サトウのご飯」とか)陳列している状態です。あらら、、ってことで残り15㎏の在庫でしばらく過ごすことになりそうです。夫の帰宅後にこのことを報告。以前から「米が不足の傾向で値上がりもすごいんだよ」と言っても全然信じてくれてなかったのですが、(ニュースを見ているのに、「絶対どこかに隠して
3月にフランス映画祭で鑑賞しておりました。冒頭、ナチスドイツの軍人と関係を持った女性が周囲から糾弾されるシーンから始まりあれれ?この作品はラブストーリーのはずだが?と軽く驚きましたが、カテル・キレヴェレ監督は『あさがくるまえに』を撮った人ゆえこれは単純な夫婦の話ではないな、と思い直し。夫の隠された秘密などもありいやいや、なかなかディープでした。この作品、個人的にはかなり興味深いのですが、まさにフランス〜なお話なので日本ではあまり人が入らなそうだなぁ…と思ったのでした。ヴァン
横浜フランス映画祭2024オープニング作品「愛する時」を観てきました。ストーリーは、1947年、ウェイトレスで小さな息子がいるマドレーヌは、ノルマンディーの海岸で、裕福なインテリ学生フランソワに出会う。彼らは、運命のように、一目で惹かれ合うようになるが、時が経つにつれ、マドレーヌの過去とフランソワの秘密がゆっくりと明らかになっていくというお話です。第二次世界大戦後ドイツから解放されたフランスでは、戦争中にドイツ兵と関係を持った女性たちの髪を剃るなど、酷い屈辱を与
監督:レベッカ・ズロトヴスキ2010年公開所要時間:1時間20分孤独のなかから抜け出そうともがく一人の少女の姿を描いた青春映画。大好きなレア・セドゥが出ているので観ました。十代女子の無邪気さに潜む残酷さが鮮明に描かれていて面白かったです。邦画『わたしの男』や『渇き。』的な後味で、悲惨さは上に及ばず、といったところではあるものの、もっと大胆に、キラキラしたオレンジの夕やけの中で「こんな町大嫌い!」と声のたけ叫ぶほどに、人生を自分のものとして生きてみたくはなります。とに
監督・脚本:カンタン・デュピュー出演:アラン・シャバレア・ドリュッケール時間が半日進んで肉体が3日分若返るという不思議な穴に翻弄される夫婦の運命を描いた異色ドラマ。中年夫婦のアランとマリーは怪しげな不動産業者に勧められ、家の地下室に空いた穴に入ると「時間が12時間進み、肉体が3日分若返る」という不思議な家に引っ越す。やがてその穴の存在は、彼らが胸の奥深くに秘めていた欲望や衝動を呼び覚ましていく。地下室の穴に入ると、半日(12時間)時間が進む代わりに、肉体は3日若返るという設定
Bonjour,Yuri♪です。今年の東京国際映画祭はこの1本だけ鑑賞しました。「タバコは咳の原因になる」原題:Fumerfaittousser.超!豪華キャスト!ジル・ルルーシュヴァンサン・ラコストアナイス・ドゥムースティエいづれも単独で主演をはれる人たちばかりナント!彼らはタバコ戦隊として地球を守るのだ!では、予告編をどうぞこんなフザけた映画なのに”カンヌ映画祭特別上映”作品(驚で、面白いは面白いんだけどモヤモヤが残る作品でした。
今回のTIFFで、ある意味一番楽しみにしていた作品。あのカンタン・デュピュー監督の新作ですから、レイトだって行かなくちゃ。(幸い、その日のうちに帰れました)タバコ戦隊の戦いと休暇中(合宿生活)の日々を描いた作品。相変わらず風変わりでくだらなすぎてシュールでブラック。画面の向こうに現れるボスはどう見ても人形、というチープ感がたまりません。今回は劇中劇(彼らが語る怖い話が映像になっている)が挟まれるのがポイント。釣った魚が語るとか、なんだそれ、な展開もありました。もしかすると、日本
「地下室のヘンな穴」映画『地下室のヘンな穴』公式サイトまさかの!?フランス映画No.1ヒット引っ越した家には12時間進んで3日若返る奇妙な穴がありました。longride.jp監督カンタン・デュピュー出演アラン・シャバレア・ドリュッケールブノワ・マジメルアナイス・ドゥムースティエ内容アランとマリーの中年の夫婦が、不動産業者に案内され、郊外のモダニズム風の一軒家を訪れる。その家の地下室には穴があり、不動産業者によるとそこに入れば12時間進んで3日若返るという。
「地下室のヘンな穴」との、ヘンな映画を観ました。平凡な中年夫婦、アランとマリーに、郊外の中古一軒家を勧めるのは、怪しい不動産屋。なかなかいい住まいだけど、ぼくらには広すぎるよ。いえいえ、実はすごい秘密が。。。地下室に案内されると、いかにも怪しい穴。なんと、ここに入ると、「時間が12時間進んで肉体が3日分若返る」だって。これは、面白い設定。アランは興味ないのに、マリーは若くなるために、穴にどんどん(まさに)はまっていく。どう、わたし変わってきた、って。10年若返るのに
ユーロスペースで行われているフランス映画の特集「映画批評月間」の1作品。↑ポスターはレア・セドゥですが^^;さて映画。出だしから、主人公アナイス(アナイス・ドゥムースティエ)の無茶苦茶さに唖然…とにかく彼女はミニスカートで走りまくり、喋りまくり、他人のことなんてお構いなしで、自分の思うままに生きている大学院生。(別れることになる彼が「君はいつでも『Je』ばっかり」と言うのもよく分かる^^;)そんな生き急いでいるとしか思えないアナイスが、なんとなく関係を持った年上の男(ドゥニ・ポダ