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地元にある有名整備工場さんからのご依頼。「メルセデスベンツのABSユニットが壊れているんだけど、中古ABSユニットの再利用は出来ませんか?」とのご相談です。「やった事が無いので、出来るかどうかも分かりませんから、”現物修理”の方向で聞いてみられた方が良いのではないでしょうか!?」とお伝えしましたが、この時点で既に、日本国内の有名リペアショップ数件に電話で依頼を試みたそうです。結果は、問い合わせをした全てのリペアショップさんにお断りされたそうです。AB
BMWのDCTモデルで多発している、・421203トランスミッションオイル:使用期限が過ぎているというエラー表示。実はフリークでも1年以上前からこのDTCに何度か当たっていまして、私の作るグループに加盟してくれている神戸の”木下オートサービス”さんとも何度かやり取りしてきました。BMWはATFやDCTFに関してライフタイムオイルという考え方で定期交換を提案してくれます。カウンター積算値により交換タイミングを提案してくれるのですが、それは距離にして概ね10万
高知県からランドローバーディスカバリーの修理ご依頼です。最近までご近所にある整備工場さんでエンジンチェックランプ点灯に関する修理をして貰ったそうですが、部品交換後も点灯し続けていて消えてくれず、「もうこれ以上はうちでは分からない」とサジを投げられたそうです。診断してみたら、SCR系統DTCがどっさり。その整備工場さんを擁護する訳ではありませんが、確かにこの手のトラブルは原因究明が困難で、あれこれ部品を順番に交換し続けて行くしか無いというお話しをディーラーさんからも整備
先日書いた、イタリアのMMSが日本に来るという件。なぜ、オートモーティブワールドにしたの?って聞いてたんですよね。だって、日本国内で開かれるこの手の催し物では、どちらかというとIAAEの方がメジャーなので。そしたら昨夜、「Yujiisright,wewillbegoingtoIAAE!I'moutofAutomotive...seeyouinFeb!Ciao!」って。いやいやいや、チャオ!じゃねーし!!(笑)って事で、
シボレーエクスプレスがエンジン始動不良。クランキングはすれど初爆無しで、エンジン掛かる気配無し。探って行くと、どうやら燃料系統のトラブルの様子。このサイズの車が動かなくなると、なかなか大変です。原因はこれ。フロントSAMから燃料ポンプに繋がるポンプ電源線。接続部分で錆が発生し、抵抗値が上がって熱を持ち、被覆の一部も溶かしていました。取り外して来る段階で、触ったらそのまま断線。目視で繋がっていても、実際はほぼ断線状態。こん
ポルシェマカンのECUチューニング(Stage1)。代車は、こういう時の為に貸し出せる様レンタカー登録したマクラーレン720S。朝から洗車して積み込み。普段は私の自宅に置いていますが、ほぼ乗らないので日ざらし雨ざらしで放置しています。ECUチューニングに興味ある方、是非この子を連れ出してあげて下さい。スーパーカーらしからぬ扱いを受けていて可哀想です。原因は私ですが・・・お客様と打ち合わせをしてマカンをお預かり。もちろん、縁起物
あまり数は多くないですが、貨物車もやってます。昔は4トンクラスまで自社でやってましたが、スペースや時間の都合で今は2トン未満クラスは自社で、それ以上は外注作業がほとんどです。いすゞエルフ1.5Tは車検入庫。前回車検から1年で50,000km走行、消耗品はほぼ交換します。途中メンテがなかなか難しいのか、入庫時はエンジンオル、デフオイル、燃料フィルター交換しなさいランプが全部点灯しています。ユーザーのオーダーは激しいエンジンオイル漏れの修理とタイヤ交換。画像ではわかりづらいが
エンジンチェックランプ点灯とアドブルーカンウントダウン開始、対策出来ますか?と県内業者様より相談からのお預り。2017年式で走行距離は約120,000kmのE220d。カウントダウン、残り64km。これを過ぎてエンジンを止めると、次回始動不可になります。遠方出先でこんなの出たら恐怖ですね。もちろん修理も可能なのですが、費用は数十万円。しかも運が悪ければ1年持たず、良くても数年でまた故障、というくらい多発。なので今回はアドブルーシステムにお休みしてもらう方向で。
いつも遠方より来店いただいていますメルセデスベンツE220d(S213)オールテレイン。今回は車両画像が無かった為、車両画像は前回入庫時のものです。ブレーキ周りのメンテナンス、NoxとAdblueの撤廃の他、極低温時に不具合を抱えているようでそちらの修理を承りました。まずはブレーキ周り。ブレーキパッドを低ダストタイプへの交換をご希望。今回はATE社製を選択、ATE(アーテ)というと聞き馴染みが無いかもしれませんが、ドイツで100年以上続くブレーキシステム専門メーカーです
2024年始まりました、ご挨拶が遅くなりすいません。年始から非常に混みあっておりまして、常にリフトが空いてない、代車が無い、等でお預り出来ない、お預りしても日数をいただく状態が続いています。ご迷惑をおかけしていますが頑張りますのでどうかご容赦を。年末に発注していた機材が届きました。一つ目は診断機G-SCANZtab、また診断機かよって感じですが。国産車にはG-SCANが一番良いと思ってまして第一選択なのですが、うちにあるG-SCAN2は購入から10年近く経ち、今どきのユニット満載
2回続けてこのネタ・・・。すみません。特に今週、会社に殆ど居ません。今回は車を神奈川県厚木市まで運ぶというお仕事。うちではこの手の搬送は基本的に無いけれど、今回は特殊。さてさて関東行きに付いてですが、当初は、弊社お客様からアドバイス頂いた”徳島⇔東京”のフェリーに乗って行こうと思っていました。フェリーで約18時間。時間は多少かかるけれど、何より体が楽なのでこれは良い!と。そう言えば約20年ほど前、カプチーノを購入して頂いた栃木県のお客様へのお
県外の同業者様よりご依頼。プジョー5008、メーターにAdBlueトラブルによるカウントダウンが始まっているそうです。残り550kmで、もう、エンジンがかからなくなります。このカウントダウン、メルセデスでもBMWでも、他のどの車でも起こりますが、「メーカーさん、本当にそこまでしないとダメですか?」って思います。出先でカウントダウンがゼロになったら、もうエンジンかからないんですよ!ある日突然カウントダウンが始まるんですから、おちおち旅行にも行けたもんじゃない。だ
こちらのブログで紹介した損保ジャパンの、通称「故障損」(コショソン)。※正しい名称は「故障運搬時車両損害特約」今まで何度か故障に見舞われて来た弊社のお客様、その時のブログを見て、早々に損保ジャパンに乗り換えてくれました。今まで加入していた保険会社とは特に深いお付き合いもあった訳では無く、それよりも「リスクヘッジ」という観点から、損保ジャパンの補償内容に大きく軍配が上がった様です。それに、保険料も殆ど変わりませんでした。こちらのお客様では、年間で3,000円程度上がった
ご近所の整備工場さんよりご依頼。消しても、消しても、エンジンチェックランプが点灯するという、W212ブルーテック。642型エンジン、3000ccのディーゼルです。このお車、現在の走行距離は、何とまだ47,200km!!なのに、去年の冬にはNOxセンサーを交換して30万円近く飛んで行き、そして今年の秋にはAdBlue関連のエラー・・・原因はAdBlueのヒーターエレメントの可能性が高い。ちなみに、ヒーターエレメントは、去年の暮れ