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楽しみにしていたフラメンコ衣装が出来上がりました!あなたは試着をして鏡の前に立ちます。キツイところはないか?緩いところはないか?思った通りに出来上がっているか?大丈夫そうですか?そうしたら、今度は鏡から極力離れてみて下さい!ステージから客席まで、少なくとも5m以上離れています。そんなお客様の位置でチェックしてみましょう!お客様は5m以上離れた場所であなたの踊りに見いってらっしらるので、肩幅が広いとか、
まだアパレルデザイナーだった頃、ニットの機屋さんに生地を選びに行くため錦糸町の駅で降りた。平日の昼間だと言うのにカップ酒を飲んでいるおじさんとかがいて、ちょっとビビリながら駅の入り口で1人で待っていると、黒い車がすっと私の前に止まってスモークのかかったパワーウィンドが降りると、ほっぺに傷のある昔やんちゃをしていたであろうお兄さんというかおじさんというかそんな社長さんが、「アマゾネスさんですね?」と、私に尋ねた。とりあえず「はい。」と、応えたものの、
サテンはちょっと…と、おっしゃる方が多いのですが多分、ピカピカっとしてパリッとした衣装用の生地を想定されるんだと思うんです。でもアトリエベリッシマで使っているサテンはこんな感じ。私のお気に入りの生地のひとつです。抑えた光沢の深い色合いがこんなにたくさん揃っています。カスタムメイドの場合はお好きな色お選びいただけます。これはマットなサテンにさらに洗いをかけてビンテージ風な雰囲気を出しています。あまり光沢は必要ないけれど、
フラメンコ友だちのお姉様に、うちの先生のスタジオでヘレスアーティストによる本格フラメンコライブ💦があるけど来る~?と聞かれて、そちらのスタジオはいつも凄い人が来るので、誰とはわからずに行きま~す!と返事をして、結局当日まで確認することもなく、たまたま空いていた最前列に案内して頂いて、内心、あら~まずいわ~誰が出てくるのかしら???と、思っていると、視界の端をはっとするようなオーラの人物が横切った。いろいろ事情があるようなので、固有名詞は控えるけど、褐色のぱん!っと張
なんでフラメンコ衣装を作り始めたかというと、20年以上前、フラメンコ衣装はいわゆるバラをくわえて踊りそうな赤と黒の水玉とかしかなくて💦身長が150センチに満たないちびっ子の私には全然雰囲気じゃなくてしかもフラメンコ衣装といったら当時の相場は20万円だった。市販のものはそんなのしかなかった。それも種類がほんの少ししかなくて…あとは皆さん、オーダーメイドで作ってらした。まだセビジャ-ナスしか踊れないのに何故気に入りもしない既製品に20万円も出さなくてはならないのか?まだ
だれでも気軽にマイサイズオーダー出来る!敵いませんがな〜!商売あがったりT^Tしかし、ホントにそうなるのか?ZOZOSUITは、注文服、オーダーメイド衣装の黒船なのか?植田いつ子アトリエで修業時代、家にボディが1台あるととても勉強になると皇后さまの衣装も担当する大先輩に言われ、早速アミコボディのサイズを検討したところ、まさしくジュニア体型、ジュニアの、7号を注文しました!と、前述の先輩に報告したところ、バカだねー!モデルさんならまだ知らず、カッコ悪い自分の体型通り
で、問題のBellissimaですが…lやらsやら字数が多いので、ちょっと見わからないのですが💦たしかにスペイン語ではなく、イタリア語でございます。スペイン語だと、Bellísimaとなる訳で…ベリッシマさん、スペリング間違ってる!と、思われる方もいらっしゃるかと…なぜこうなったか?またもや映画になりますが、ビスコンティのベリッシマ、このタイトルの響きの優雅な感じと緊張感が意味も知らずにずっと好きでした。後に見た映画自体はイメージとは違っていたのですが…セツモードの学
クレイジーパッチワークのカスタムメイドファルダ、昨日Erikoさんに無事にお届けしました。黄色×黒玉を使って、且つフィエスタの様な華やかさをお求めで、組み合わせるプリントにも強いこだわりをお持ちでした。沢山の素材を使用するという事で、どんな仕上がりになるのか?不安をお持ちの様でしたが、本当に喜んでいただけて、私も幸せです!本業はベリーダンスのインストラクターさんという事で、うっとりする程の抜群のスタイル!眺めているだけで楽しくなってきます❤️本番が楽しみです!
週末のアトリエベリッシマのイベントGARDENには沢山のお客様に来ていただきました!雨の中ご来場下さった皆様!本当にありがとうございました💕日曜日は、周りで沢山のフラメンコのイベントがあり、参加がかなわなかった方もいらっしゃいました。沢山の衣装をご覧いただきたくて、毎日会場に運び込んだ結果、会場が衣装であふれかえるという事態に!事前にオーダーいただいていたコリンを受け取りにいらして、本当に踊りやすいとおっしゃって鏡の前でずっと踊っていたお客様!グループでいらして、楽しそ
知り合いに、自分のバタデコーラがまとわりついて踊りにくいのだけれど、みてくれないか?といわれ、裾をめくって裏を見ると、あれ?カンカンが無い!これって作りかけ?ううん、この状態で売っていたの。私が知らないだけで、最近はこういうものなんだろうか???これではぐるぐる巻きになってしまうのも無理はない…最近タブラオでせっかくバタデコーラを着ているのに、ほぼずっとコーラを抱えているバイラオーラを見かけて、確かにこのスペースではコーラを振り回すスペー
潔く赤一色の衣装をオーダーされたお客様。フリルとカンカン(内側のフリル)を少しづつ赤の系統を変えようという事で、お客様に選んでいただく為の画像を用意してます。赤い色には凄くこだわりがあります。よくある生地は朱赤っぽいものなのですが、もっと真紅、真っ赤を使います。こんな鮮やかでキレイな赤は、滅多になくて、赤と言ったらうちはこの生地を使います。この生地屋さんじゃないとダメなんです。渾身の赤!以前、何時もと若干色が違う!とクレームしたら、非常に難しい色なので、細か
さぞやフラメンコ衣装に憧れを持っていたんでしょうねぇ?と、思われがちですが、ただ、ただ、踊れれば満足。「発表会があります!」と、言われてはたと困ってしまった。何処を見回しても欲しいような衣装がない。オーダーするとだいたい20万くらい。と先生に言われ、いくら何でもセビジャーナスすら満足に踊れないのにそんなにかけられましぇん…そんなこんなで衣装を作り始めたわけです。最初からフラメンコ衣装を想定していたわけではないので、
草月会館の先にやらと。じゃない、「とらや」があって、その先の鉛筆みたいな丸源ビルに、一番はじめに就職した植田いつ子アトリエがあった。是清公園の奥のドイツ文化会館、センター?の中には、美味しいソーセージのお店があって、見附に向かって下っていくと、ツヤツヤの漆のカウンターの小さなお寿司屋さんがあって、ランチが本当においしかった。鬢付け油で短髪を撫で付けた、元力士風の大将が素敵だった。アトリエの最年長の北村さんは、作家の未亡人で、70歳を過ぎているのに、いつもハイヒール👠たまにフラ
遅ればせながら…あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!山に篭って修行しておりました。…嘘です。ですが、昨年からずっと、毎日、今日はやってしまおうと思いながら出来なくてストレスになっていた課題と本1冊。アンテナの不調でテレビが見られないのをいいきっかけに、この休日にこれだけをやる事にしました。デザイン、物を作る事とマーケティング、企業にいる間には考える必要の無かったこの兼ね合い。これにずっと迷い続けて、立ち位置が定まらなかった。これをなんとかやっ
フラメンコのクリスマスキャロル、ビジャンシーコの中でこのビデオが大好き。善男善女の皆さんが、晴れ晴れとした表情でうたっている。本来のクリスマスは、こんな風に、厳かに過ごすものなんだろうな〜って、眺めます。キャンドルの様な柔らかな光は、やっぱりカルロス・サウラの映画の1場面です。そして、うたっているのは、LaMacanita!大好き❤VillancicosdeGloria
ちょうど中谷佳正さんのセミナーに向かう新幹線の中でZOZOTOWNについてのブログを読んで、凄いなー!頭いいなぁーと感心しきりで、思わずその手でZOZOSUITSを注文しようとしたら、身長、体重を入力しなくてはいけなくて、そういえば最近体重を測っていない…自分の体重を想像して恐ろしくなってしまった。ちょっと前に読んだ本に、クレジットカードなど大きさが一定なものと一緒に自撮った画像を送信すると、各サイズを割り出して自分サイズのジーンズを作って貰えるサービスがあるとかもうちょいだとかあった。
なんとまあ、アトリエベリッシマの楽天市場のお店、atelierBellissimatheshopが昨年の12月で五周年だったそうな。楽天の担当営業さんからそう聞いたのは昨年の12月で、もっと早く言ってよ〜と言っても後の祭りで、昨年はまったく何事も無くスルーしてしまったのでした。とにかくいつも目先のことだけで一杯いっぱいのアトリエベリッシマさんは、月日の流れを数えない!(^^ゞとは言え、5年間楽天市場で営業することが出来たのは、
叶姉妹の記事を読んで…別にファンというわけではありませんが、こうしてインタビューを受けるような女性の誰よりもまともなことを言っている。と思うのは私もまともではない?いやいや、少なくとも彼女たちの話は正論。と、おもう。自分の人生は自分が選択すること。その中に誰とどう過ごすか、どのように仕事をするかが発生するのです。私が選んだことは私が選んだこと。美香さんが選んだことは美香さんが選んだこと。それが一緒なら、なお嬉しい。ほんと、「それが一緒なら、なお
嬉しいものを見つけました。と、言っても個人的なことで申し訳ないのですが💦写真の日付は1995年となっています。群馬に帰ってはじめてご注文頂いた、ガロティンの衣装。たぶんちゃんとした舞台衣装としては初めてのもの。とっても気に入っていたのですが、ずっと画像が見つかりませんでした。ところが最近、ひょんな事でプリントされたものが出てきました。デジタルではなく、フィルムカメラで撮った写真をコピーしたものなので、画像が悪くてこれ以
6月3日は植田いつ子先生の命日でした。たった一年。なーんにもわからなかったし、なーんにも知らなかった。でも、沢山見せて頂き、沢山聞かせて頂き、沢山おしえていただいた。そして沢山の泣きべそ…折に触れ、カシミアシルクのジャージィのドレープのドレスを着た先生が浮かぶ。先生は黒子になる様にと、ご自分のドレスの色は黒やブルー。先生ならどうなさるか…先生はお若い頃は夕方になると、上のサロンから下りていらして、いきなり勉強会が始まったそうで、地方の高校を出てすぐ入所したアトリエのお姉さ
セツ・モードセミナーを終了して植田いつ子アトリエに入って、初めて携わった衣装。と、言ってもビーズを直しただけなんだけど…スタッフの平均年齢が50歳位で、何だか私の青春はこの先どうなるのかなって💦不安に感じていた矢先、この衣装がお直しのため戻ってきた。ベビーピンクで20年代調の総ビーズの夢のような衣装。多分帽子は平田暁夫先生。あー私が夢見ていたのはこんな世界だーって、元気が出た瞬間だった。資生堂のインテグレートのテレビCM用の衣装で、小林明子さんが歌った「くちびるスイング」に合わせて、こ
エル・ファルーコを観たのは、いつだったのか?ググっても、お孫さんの事ばかりで来日時の情報は見つけられなかった。まだモントーヤ一族の事なんてよく知らず、唯一サウラの映画で知っていた10代のファルキートは、凄かった!けれど、まだ子供子供していて感動というものではなかった。エル・ファルーコは舞台を横切った…様に見えた(^^;いまだったら、少しは御大の凄さがわかるのにね…ただ、あの時の女性陣の衣装!あっぱっぱにエプロン!何気に唄い出す。踊り出す。みたいな…あれはキョーレツに目に焼き付
3月25、26日にアーツ前橋主催のワークショップ「身体拡張ラボ」をうけた。25日は、声のアーティスト山崎阿弥さんのワークショップ。いったい何をやるのか?山崎さんは奇声を発したりするのだろうか?まったく想像出来ない中、始まった。阿弥さんは赤ちゃんみたいな笑顔の涼やかな方。まず、通りに出て、何かひとつ音を捕まえてきて下さい。私達は弁天通へ出て目をつぶり耳を澄ます。雑音がひとかたまりになって選別できないなあ…そこへ、からからからと自転車が通り過ぎる。これだ!から
GimmeShelter.RollingStonesの曲名です。そこからとった私のPinterestのボード名。嵐からの隠れ場所。動物が逃げ込む巣穴。ライナスの毛布そんなイメージの画像を集めたボード。そんな中に、最近のお気に入りの一枚があります。お花が全体にプリントされたテントが、夜にぽおっと浮かび上がっている。ただ、テントに柄がプリントされているだけです。だけど、それを見た瞬間、キャンプ場のそこかしこに、ぽおっと灯りのともった花柄のテントが散らばっている場
どこか愛しのチャノ・ロバトをほうふつとする、ミゲル・ポベダさんのアレグリアス。陽と哀、悲じゃないところが好みです。それから、これぞバタの足さばき!LaLupiのバタ・デ・コーラ。間も無くやって来るそうで、楽しみなかぎり!
ネックライン。これが悩ましいところです。ネックラインはお顔を縁取る額縁です。踊りを見せる舞台とは言え、やはりあなたのお顔はメインです。美しいラインで縁どってあげたい!だから定番のデザインでも、型紙はあるんだけど、一着一着、ネックラインは私がデザイン線を入れます。だからatelierBellissimaのお衣装は、群舞の衣装でも、1着1着、お客様のサイズや年齢によって微妙に衿のラインが違います。どこかお習字をするような感覚で、息を止めて一気にラインを引く。気合!が