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柴拳が日本人では一番好きな作家、池澤夏樹さんの近年の傑作と言われるアトミック·ボックスを読みました噂に違わぬ読みごたえ十分の作品でした瀬戸内海に浮かぶ小さな島「凪島」で凄腕漁師が亡くなった。高松の大学で働く娘·美汐は父親からとてつもないものを託される。そして、警察、国家権力と戦うことになり必死で逃げる。味方は瀬戸内海に暮らす老人を中心とした一般人と地方局の記者。敵は公安警察とその背後にいる黒幕。ただの田舎島の漁師だったはずの父が知る秘密は、なんと“核”よくある感じのストーリーでは