ブログ記事26件
2021年5月~2025年4月、連載記事のタイトル一覧第1回ダヴィンチの師匠はヴェロッキオ第2回ヴェロッキオの弟子ペルジーノ第3回ヴェロッキオの弟子ロレンツォ・ディ・クレディ第4回ヴェロッキオの弟子ドメニコ・ギルランダイオ第5回サンドロ・ボッティチェリ第6回異時同図法とは?第7回異時同図法に見えない異時同図法第8回「キリストの洗礼」に描かれた三羽の鳥第9回「キリストの洗礼」に仕掛けた奇策の主導者第10回タイトルにとらわれない第11回
あとがき2007年にヤフーブログから始めたレオナルドの考察も、年数をおいて何度か繰り返し、ヤフーブログ閉鎖でamebaに引っ越ししてからは何もしてこなかったものだから、もう一度見直して、記事を更新してみようかと始めたのが、2021年5月でした。2016年以前の記事とは考察がかなり違っているのは、連載中に、それまで気づかなかったことや、知らなかった作品に多く出会えたからです。そのため先が不透明な時期もありました。モチベが下がってお休みすることも度々おこしてしまい、3年9ヶ月もかけ
『アテナイの学堂』とか『最後の晩餐』とかが観たいのだそうです…11月に10日間の旅行でしたワタシはのびのびと羽をのばしました〜
こんにちは★2024年10月ローマ旅行「バチカン美術館」のつづきです♪私が見たかったものの1つがこちら…◆地図の間長くつづく煌びやかな天井画壁にある16世紀の地図に興味深々🌋火山!都市は拡大図あり!もちろんROMEも!(緑で囲んでみました!)↑ROMEの拡大図ちゃんと縮尺合ってるそうですせっかくなので天井画再び・天井にはドラゴンの紋章・出入り口には蜂の紋章天井画と壁面の地図は別々の方がつくられたのね。
今回の1000ピースパズルは✨アテネの学堂✨ルネサンス期イタリアの画家ラファエロ・サンティのもっとも有名な絵画の1つ本物はバチカン宮殿内に描かれているフレスコ画バチカン美術館のチケットにも印刷されているらしい💡…記憶にはないけれど🤪古代ギリシアの哲学者達を描いたものだそうだが、実際に誰が描かれているのかははっきりとは分かっていないらしく、未だに議論が続いているんだとか🤔まずはバチカン旅行時に撮った本物の壁5m✕7mで大きいので写真に上手く収まらない笑ちなみに訪
連載回数も増えてしまいましたので、もう途中からしか読まれてない方のが多いようですので、今回は、レオナルドの作品に影響を与えた画家たちをざっくりとまとめます。何故ならどの作品も、その1枚だけをみて解釈するのは、なかなか困難で、レオナルドが何を描いたのか?を理解していくには、レオナルドが誰の影響を受けてきたのか?レオナルドやその周囲の画家たちがどんな作品を描いてきたのか?初期からの流れを順に見ていくことが、理解を深めるのに必要だと思うからです。ほんとにざっくり紹介しているだけなの
今回は、「パルナッソス」「枢要徳」の記事をつくっていた際に、「聖体の論議」で新たに気づいたことについて補足します。「枢要徳と対神徳」の由来は、「枢要徳」はプラトンによるもので、「対神徳」は新約聖書のパウロの手紙からのものでした。パウロはイエスの死後に導かれた人物でして、イエスの生涯の記述がある4福音書には登場しません。「使徒行伝」に登場し、ローマ人への手紙からピレモンへの手紙までの13書簡を書いたといわれています。正直なところ、これまでパウロに関心が無かったのです。「枢要徳と対
パルナッソスからみえる数竪琴ではなく、リラ・ダ・ブラッチョを持つアポロン。しかも通常の7本弦ではなく、9本弦にしていました。「パルナッソス」の登場人物は、アポロンを中心に、9人のムーサ(芸術の神)と、古代の詩人9人、ダンテ以降の詩人9人と解釈されています。また、「パルナッソス」の中で、一人だけ名前の書いた紙を持つ人物は、古代ギリシアの女性詩人のサッポーでした。サッポーを、9人のムーサ(芸術の女神)に対して、「10番目のムーサ」と称えていたのが、プラトンでした
アポロンの竪琴の由来ギリシア神話に登場するアポロンは、詩や音楽といった芸術の神(他にも光明の神、予言の神)といわれています。アポロンが持っている楽器は「竪琴」なのですが、この竪琴はアポロンの異母弟にあたるヘルメスが発明し贈ったものとされています。ちなみに、ギリシア神話のヘルメスは、ローマ神話のメルクリウスと同一視されています。メルクリウスは、科学、錬金術などの神で、英語名だとマーキュリー。ボッティチェリの「プリマヴェーラ」の左の男性をマーキュリーの名で紹介していた過
ヴァチカンの「署名の間」は「神学」「哲学」「詩学」「法学」の4つと、キリスト教と古代の神学との調和がテーマとなって天井画と壁画が構成されています。教皇ユリウス2世の依頼をうけ、テーマに沿いつつ、誰にも判らないように、ただレオナルドにだけは判る仕掛けを込めていったという考えのもと、第71~74回にかけて「アテナイの学堂」、第76~79回で「聖体の論議」を記事にしてきました。残すのは「パルナッソス」と「枢要徳」の2枚です。その前に天井画も含めた4つのテーマの作品を振り返ってみ
レオナルドの「最後の晩餐」で特徴的なのは、主要人物の配置です。まず、イエスの左右はペテロとヨハネが配置されるのが一般的なのですが、レオナルドの場合、イエスの左右はヨハネとトマスです。(※体の位置から、大ヤコブが隣と考える人もいるでしょうが、自分は顔の位置で判断します)何故、ヨハネーイエスートマスの配置にしたのか?は、第78回を参考にしてください。今回は、ユダとペテロの位置に関して。レオナルド当時の「最後の晩餐」は、ユダはテーブルの反対側に一人で着席させた作品が多かった
「聖体の論議」とは雲の上は、天上世界。中央に父(神)・子(イエス・キリスト)・聖霊(白いハト)の三位一体。イエスの左右には、聖母マリアと洗礼者ヨハネ。左から、天国の鍵を持つペテロ、腰を布で覆うアダム、ヨハネの福音書を書いたヨハネ、ダヴィデ、その隣2人は推定に諸説あり。右から、書物と剣を持つパウロ、ナイフを持つアブラハム、石版を持つのはモーセ。その他3人は推定に諸説あり。父・子・聖霊の三位一体に連なる、地上世界にあるのは、祭壇にある聖体顕示台。「聖
ヴァチカンの「ラファエロの間」とは、コンスタンティヌウスの間・ヘリオドロスの間・署名の間・ボルゴの火災の間の、連なる4室の総称です。4室の中で、最初に描いたのが「署名の間」で、その後に「ヘリオドロスの間」「ボルゴの火災の間」は主にラファエロの弟子が描き、「コンスタンティヌスの間」はラファエロの死後に製作されたようです。なんとラファエロは1520年4月6日、37歳の若さで亡くなってしまうのですさて、この4室の中で自分が重要視しているのは、やはり最初に手掛
「糸車の聖母」「糸車の聖母」は、レオナルドが1499年以降、又は1501年以降に描いたとされています。聖母マリアが抱くのは幼子イエスで、イエスが両手で持つのは糸車の糸巻き棒です。このモチーフも、「モナリザ」のように構図を模写する作品が数多くあります。レオナルドの真筆は?部分的にも手を加えた作品があるのか?は研究者の間で意見が様々なようです。『糸車の聖母』MadonnaoftheYarnwinder作者不明糸車のある作品例。左手前の糸車の下に、これと似た
これまで何度も「異時同図法」について説明してきているので、連載記事をはじめから読まれてくださっている方には、ホントくどいようですみません。普通の異時同図法世間一般で知られる「異時同図法」というのは、絵の中に同一人物の異なる時間を複数描く方法のことです。参考例として、ブランカッチ礼拝堂にあるマザッチョの『貢ぎの銭』は「異時同図法」です。ペテロの異なる時間が描かれています。システィーナ礼拝堂にあるボッティチェリの壁画も異時同図法です。イエスの異なる時間が描かれています
鑑賞者に視線を向ける人物このアテナイの学堂に多数いる人物の中で、鑑賞者(絵を見る者)に視線を向けている者は4人います。1人は、ラファエロ(自画像)。そのラファエロの並びの左側に、等間隔で3人。幼児、子ども、白い服の大人。彼らは誰なのか?3人のうち、白い服の大人は、ヒュパティア(女性:天文学・数学者)、又はラファエロの愛人のマルゲリータがモデルという説があります。きれいな顔立と金の縁取りの白い衣装からか、「女性」とみられています。レオナルドにも影響
ラファエロとレオナルドレオナルド・ダ・ヴィンチが、フィレンツェに戻り、「ある女性の肖像画」を描き始めたとされているのが1503年頃。ラファエロも1504年にフィレンツェにいました。ラファエロの師匠はペルジーノで、ペルジーノはレオナルドのヴェロッキオ工房時代の兄弟子でした。ラファエロはレオナルドと出会い、彼の影響を受けますが、それは単に人物のポーズといった構図的なものだけではありません。レオナルドが左右の柱を見えなくさせた2枚目を描き始めた事に疑問を持ち、その柱の仕掛け
入院をしていたので暫くは闘病記をアップしていましたが久しぶりの旅行の思い出です思い出の写真⑮2年半前のイタリア旅行で撮った写真の中で、比較的上手に撮れた写真を紹介し、その思い出をブログアップしますローマ・バチカン編2バチカン美術館の廊下天井画が美しかったアテナイの学堂観光客が多い中、比較的綺麗に撮れました作者のラファエロと彼が尊敬するミケランジェロが描かれている・・と言われているそうですシスティーナ礼拝
6月24日に公開された、QuizKnockとJRAコラボ動画第二弾。【さすがに無茶】クイズ王にアラビア語で問題出してみた【でもがんばる】【さすがに無茶】クイズ王にアラビア語で問題出してみた【でもがんばる】提供:JRAQuizKnock史上最難問が出た!!!果たしてクイズ王ならアラビア語で問題を読まれても答えられるのか?特設サイト公開中!QuizKnockメンバーが作成したクイズ&謎も更新!https://umabi.jp/quizknock/Umabi公式Twitterはこ
◆ラファエロとヴァチカンアテナイの学堂(Wikipedia)ルネサンスの画家ラファエロ・サンティの最も有名な絵画の一つです。この絵に描かれている人々は、プラトン、アリストテレスなどの古代ギリシアの哲学者たちです。ヴァチカン宮殿には、「ラファエロの間」と呼ばれる4つの部屋(署名の間・ヘリオドロスの間・火災の間・コンスタンティヌスの間)があります。『アテナイの学堂』は哲学を表した壁画の呼称で、4つの部屋のうちの「署名の間」に描かれております。ラファエロ・サンティ(Wik
先日のカレー🍛無くなりそう…それで明日からまた煮込みます。フォンドボーを更に作りたすので、こちらのハッシュドビーフも一緒に作ってみようかなと思いつきました。どうしてもマディラ酒を使いたいので…ただ今探し中…やはり忘れ去ってしまわぬよう、時々思い起こして作らねば…と…苦労したレシピですから💕冷凍食品ご注文が絶えないので張り合いピロピロ🎵[銀座エスコフィエさん]がインスタに載せた私の写メに、いいな!してくださって…きゃっ!ってなって(笑)ご紹介させていただきますね。こちら本
「アテナイの学堂」(1509-1511)ラファエロ・サンティバチカン宮殿、署名の間哲学がテーマ。プラトン、アリストテレスなど古代ギリシアの哲学者が描かれています。数学、音楽、幾何学、天文学、倫理学など様々な学者が一堂に集まっています。また、こんな風に集まって学びたいですね。
朝は入館と同時にシスティーナ礼拝堂に直行しましたので、ラファエロの間を素通りしました。昼食を終えたのでラファエロの間と、システィーナ礼拝堂の南壁面の「モーセの物語」がしっくりしていないので見直しです。カフェテリアからシスティーナ礼拝堂の矢印の方向に進むと、エジプト、ギリシャ、ローマの展示場を通るルートでした。素通りに近かったですが、かえって古代エジプト彫刻が古代ギリシャ彫刻(アルカイック彫刻)に影響し、さらに古代ローマ彫刻につながっていることが良く分かりました。ラファエロの間、と言っても
哲学とナイアシン、、、関係があるのだ、、、ナイアシンが不足してると、、哲学に傾斜する、、、哲学とは、、、余裕の証なのだ、、、本当に生活が困窮し、、今日、、食べる物がないなら、、哲学なんて勉強しようとも思わないのだ、、、僕が赤ちゃんの頃から哲学的なのは、、ナイアシンが足らない状態だったって事、、、幼児の時ママからお勉強しないと、、ゴミ回収のおじさんバキュームのおじさんになるよ、、聞いた時に悲しかったのだ、、仕事には貴賎がないのに、、、ママも地方地主の娘、
ラファエロ・サンティ1483-1520(37歳)ダヴィンチの絵の謎を解くのに、ラファエロは多くのヒントを残してくれました。それをダヴィンチ・コードにちなんでラファエロ・コード(ラファエロの暗号)と呼んでます。『聖家族と子羊』杖を持つ者は誰?左下がラファエロの『聖家族と子羊』1507年、右下がダヴィンチの『聖アンナと聖母子』1507-10年ラファエロが3年早く描き終わっていますが、ダヴィンチは1501年頃から聖母子の構想を練っています。ラファエロはダヴィンチの構想段階の構
臣さんです。そういえば、今週はフロリダでも大きなハリケーン被害があったようです。オイラの友ダチで現地在住の人が居るのですが今日2人とも無事を確認しました。(´O`;)どれだけ生活が便利になっても自然災害だけは避けられませんから備えは大事ですよね。特に非常グッズの確認…お湯で戻すタイプの非常食は注水線を間違えないように予行演習も必要です。_(_△_)ノ彡☆ばんばん!塾、通ってる?通ってた?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう実はオイラ、子
ルネッサンスの真の意味、今日は13回目です。それまでの過去の記事についてはこちらからどうぞ。ベノッツォ・ゴッツォリ『三賢者』(1459年-1461年)フレスコ/フィレンツェ、メディチ・リカルディ宮マギ礼拝堂(後述この絵については一般的にフレスコ画、とWIKIやいろんなガイドにも書いてあると思うのですが、フレスコ画ではなく、テンペラ画です、という話があります。ソースはこちらのYOUTUBE動画のLagrandeFirenzedeiMedici(Ulisse).wmv約2