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では『美』と鉄に関する過去ブログの復習の後篇です。(ちなみに今回で鉄に関するテーマは【その22】になります。最近このブログを読み始めた方でもしご興味があれば【その1】から読んでくださると、「鉄」という重要な栄養素に関する理解がますます深まります)美肌つくりに必要な栄養素はなぜかアミノ酸とビタミンCだけだと考えていて、貧血を放置している方がおられますが、それは大きな間違いです。鉄欠乏性貧血というのは、肌の老化(く
『美と健康に欠かせない「鉄」という栄養素』という題名のわりには、『美』に関する話題がちょっと手薄で『健康』に関する話題ばかりがずいぶんと長く続きましたので、(当初の予定では鉄に関する話題は15回くらいの連載で終えるはずでした)ここから先はまた『美』に関する話題に舞い戻ります。と言いましても美肌や美髪や美しい爪を育てあげるのに不可欠な栄養素である「鉄」は健康増進や疲れやすさの改善にも直結しています。ですから
鉄欠乏性貧血に対して病院で処方される経口鉄剤は、すべて「非ヘム鉄」ですしかも「非ヘム鉄」は吸収率が悪いので、経口鉄剤に含まれる鉄分はおよそ一日当たり100㎎で作られています。消化管粘膜の刺激症状をできるだけ少なくするように、病院で処方される経口鉄剤はいろいろと工夫して作られています。しかし、残念ながら「非ヘム鉄」ですから、胃酸で分解される際にむき出しの鉄イオン😈(フリーのFe2+もしくはFe3+)が遊離して、胃腸の粘膜をいじめることは避
鉄欠乏性貧血に対して病院で処方される「医薬品の経口鉄剤」による胃腸刺激症状が強い場合の、二つめの対策は市販の鉄剤サプリの活用です病院から処方される経口鉄剤の「内服中断の自己判断」をするのは絶対にいけませんが、インクレミンシロップ5%(溶性ピロリン酸第二鉄シロップ)(https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/32/3222012Q1030.html)のような比較的副作用の少ない
いつも「美容外科医りょう先生の休憩室☕(dr.ryo_biyou)」(https://ameblo.jp/cynthia-dr-ryo/)をお読みくださりありがとうございます。さて、このブログは本来、現在の勤務先である医療法人シンシアの勤務医ブログとしてシンシアのホームページの医師紹介欄に組み込まれる目的で開設されたものです。私のInstagramや(https://www.instagram.com/dr.ryo_biyou/)
病院で処方される「医薬品の経口鉄剤」という「非ヘム鉄」を一日に100㎎も大量摂取することによって起きる「胃粘膜刺激による吐き気、嘔吐、腹痛」という嫌な副作用😈が辛すぎるので内服を継続できない方は、しばしばおられます。しかし、まったく鉄剤を補充しないで食べ物からとる鉄だけで頑張るというのでは、鉄欠乏性貧血がなかなか治りません。こういう場合にとれる対策としては、二つ考えられます。対策の、まず一つめどうしても「健康保険適用のある医
今回からは病院で処方される「医薬品の経口鉄剤」について考えていきます。さて病院で鉄欠乏性貧血だと診断されると鉄剤が処方されますが、「病院でもらう鉄剤は、吐き気がするから苦手」とおっしゃる方は多いです。中には嘔吐が辛すぎて、「鉄剤を飲むことを考えると、怖くて泣いてしまう」とまでおっしゃる方もおられます。体にとって必要なお薬なのになぜそこまで胃腸刺激症状が強いのかというと、前々回【その15】と前回【その16】のブログでもお伝え
これまでにご紹介してきた市販の鉄分のサプリには「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類がありましたが、どちらかを選べるならば「ヘム鉄」のほうを断然お勧めしますその理由はやはり「ヘム鉄」の吸収率の良さにあります。せっかく摂ったサプリが取り込まれないで無駄に体の外に排出されてしまうのはもったいないですから、吸収率のことを考えますとやはり「ヘム鉄」のほうがだんぜん有利です。もしコスト的に問題がなければ、できるだけ「ヘム鉄」を選んでいただきたいと考えます
「サプリって、摂りすぎると体に良くないんじゃないの?」というご質問が時々あります。たしかにサプリの中には、摂りすぎ注意なサプリもありますが、鉄(「ヘム鉄」や「非ヘム鉄」のどちらも)のサプリに関しては過剰摂取はあまり気にしないでよいと思いますまず「ヘム鉄」の吸収に関して言えば吸収の場でのコントロールがしっかりされているので「過剰摂取になりにくい」といううれしい特徴がありますヘム鉄の吸収コントロールは、小腸から鉄イオンが取り込まれる際に、きちんと行われ
一推しするのが【鉄分のサプリその1】ヘム鉄×葉酸+ビタミンB6・B12・C(https://www.dear-natura.com/product/detail/heme-yousan-pouch)だとしたら、あとの二つはそんなに劣るのかというと決してそんなことはありません。サプリは、摂る目的や日々の食事の傾向と合わせて考えることが必要なのです。例えば・本格的な競技スポーツをしていて鉄の消費量が激しい方・お肉がちょっと苦手なのでサプリを上手に利
とりあえず6種類の鉄分のサプリメントを半分の3つまでに絞ってくれたのは助かるけれど、新年からまだ2週目のなにかと忙しい中で「この3種類のサプリの成分をいちいち比較するのもなかなか時間がかかりそうだから、どれか一つだけ、推薦してほしいなぁ・・・」とあなたがお考えでしたら、前々回のブログ(「鉄」という栄養素【その11】)でも一推しとさせていただいたように、【鉄分のサプリその1】ヘム鉄×葉酸+ビタミンB6・B12・C(http
私は巷に数ある市販の鉄分のサプリメントの中から、①品質の良さ②どこのドラッグストアにも置いてある入手しやすさ③良心的な価格設定それに老舗の食品会社である④アサヒが手掛けているという安心感から、ディアナチュラ(Dear-Natura)シリーズの鉄サプリを推していますところでディアナチュラ(Dear-Natura)シリーズのHPを開いて「鉄を含む商品」(https://www.dear-natura.com/product/l
ビタミンC🍋なら自動販売機に並んでいるドリンクでも手に入るけれど「鉄のサプリは、一体どれを買えば良いのかよく分からない🤔」という方は多いと思います。そこで今月からは当分、市販の鉄サプリメントの選び方についてお役に立つアドバイスをしていきたいと思います。しかし、だらだらと説明が続いて最後にやっと「・・・というわけで〇〇社の鉄サプリが一番のお勧めです」という流れでは非常にまどろっこし過ぎて、そんな
「鉄」という栄養素シリーズの【その7】から【その9】ではぜひ、毎日の食事からとっていただきたい「鉄欠乏性貧血の改善」に有用な食べ物についてお伝えしてきました。今回は視点を逆方向に移して、鉄の不足がある方には「少々控えてほしい」あるいは「摂るタイミングを変えてほしい」いくつかの食べ物についてお伝えしたいと思います身体によいと思って積極的に摂取してきた食べ物にも鉄欠乏性貧血へと導きかねない思わぬ伏兵が隠れていたと
【その7】でお伝えしたように動物性たんぱく質由来の「ヘム鉄」の場合食事からの吸収率は約10~20%もあるのですが、植物由来の「非ヘム鉄」の吸収率はたったの約2~5%に過ぎません。こんなにも鉄の吸収効率に大きな差があるのに、ではなぜ植物性食品もしっかり食べることには「鉄の吸収効率だけでは片付けられない大きな意義がある」のでしょうかなぜかというと、「赤血球の合成」はたんぱく質と鉄さえあればそれで事が足りるという単
「鉄」という栄養素に関するこのシリーズではお勧めしたい鉄サプリの話も予定しておりますが、まずは生活の見直し「毎日の食事」からとれる鉄分について考えてみましょう。「ヘム鉄」(つまり動物性食品に含まれる鉄分)が豊富な食べ物は・牛肉、豚肉、などの赤身の肉(モモ、ヒレ)・レバー(豚>鶏>牛の順)・かつお、まぐろ、などの赤身の魚・いわし、めざし・あさり、しじみ、牡蠣、などの貝類です一方、「非ヘム鉄」」(植
一日に必要な「鉄」の推奨摂取量は、成人男性ですと1日あたり7.5㎎(7~7.5㎎)です。女性は、月経によって「鉄」が失われるために、もっとたくさんの鉄が要ります。女性では、1日あたり10.5㎎(10~11㎎)が推奨摂取量です。ここで細かいお話を始めますと、食事からとれる「鉄」には二種類あります。「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」という、二つの鉄です「ヘム鉄」はお肉のような動物性たんぱく質から、「非ヘム鉄」はホウレン草のような植物性たんぱく
今回は、大量の発汗で鉄とともに喪失されていく「ビタミンC」に着目してみますねブログ【その5】の補足として、鉄との共同作業を逆のサイド(ビタミンCの立場)から眺めてみましょうさて、鉄欠乏性貧血はただでさえ生理で毎月血液が失われる女性に多いのですが、スポーツが大好きな女性やガテン系女子や冬でもガンガン汗が流れるお仕事についておられる方では、大量発汗💦によって知らず知らずに鉄とビタミンCが失われていきます。この大量の発汗による
さて前回のブログに記したような事情から、前任の院長がむやみやたらと処方していた漢方薬を適正量に絞っていきたいと考えました。実際に患者さん達にお伺いしても、出される漢方薬が多すぎてまともに飲んだらこれだけでお腹いっぱいになるので3~6ヶ月分くらいの漢方薬にはほとんど手を付けていないとおっしゃる方が多数おられましたし、(飲み切れないから迷惑だけど、処方されるので仕方ないから持ち帰って、部屋の隅の転がしているとまでおっしゃ
「鉄」に関するお話がこれからしばらく続く予定なので、口直しと言うか、箸休めにときどき軽い雑談をさせてください。今回は漢方薬にまつわる雑談ですさて以前に漢方薬に関する副作用や(漢方薬にも副作用ってあるんですよhttps://ameblo.jp/cynthia-dr-ryo/entry-12884495176.html?frm=theme)だとか五苓散(ごれいさん)という漢方薬(漢方薬の五苓散(ごれいさん)は、「まぶたの術後」のダウン
男女を問わず特に問題のある疾患が無いのに貧血気味であるという場合は、過度のスポーツや激しい肉体労働による①大量の発汗💦によって鉄が流出した②筋肉の酷使で骨格筋が破壊されてミオグロビン(筋肉に存在するヘム蛋白)が流出したなどの原因による鉄欠乏性貧血も考慮しないといけません。汗を大量にかくと水分や塩分などが体からどんどん失われていきます。近年では、夏場の熱中症の対策には水分補給だけでは不十分であって、塩分の
健康を維持するためにはからだの隅々まで酸素がきちんと行きわたる必要があるので、貧血(赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減っている状態)というのはとても恐ろしい状態です。貧血はさまざまな理由から起こりますが、特にこれといった疾患のない女性の場合ですと、生理による血液の喪失および食事からの鉄の摂取不足による「鉄欠乏性貧血」がやはり多いですね。女性はただでさえ毎月の生理で血液が失われていくのに、キレイになりたいからと過激なダイエ
ヒトの血液量は体重の7~8%弱ですから体重50㎏の女性の場合はおよそ4リットルです。血液4リットルのうち、体積で言うと1.6~2リットルを占めているのが赤血球です。そして赤血球の中身のほとんどは、体内で「酸素の運搬屋さん」として働くヘモグロビンというタンパク質です。このヘモグロビンは、①鉄を含んでいる「ヘム」という成分(ポルフィリン誘導体という、鉄をキープする籠のようなもの)②たんぱく質でできている「グロビ
前回【その1】でも申しましたように健やかな体を維持するためにはどの栄養素にもすべて、大切な役割があります。しかし✨美しい肌や艶やかな髪✨という美的観点から着目しますと、①タンパク質(アミノ酸)②鉄・亜鉛・マンガンなどの微量ミネラル③ビタミンB2、ビタミンB6(ピリドキシン)、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群④ビタミンCは特に大切な栄養素と言えます。大昔から昆布
「美と健康に欠かせないものは何ですか?」と尋ねられたら「それは良質な睡眠と、良質な栄養ですね」と、いつも私は答えています。当たり前すぎる?ありきたりの回答?いや、その当たり前がほんとうに大切なんです昨今のSNSの世界特に炎上上等インパクト重視の動画では話をおおげさに盛ったり極論をズバリ断言するのが流行のようでして、身体はタンパク質でできているのだからプロテインだけ取っていれば安心だのビタミン類ならCとEをたっぷりとれば十分
31日(金)の卦『火雷噬嗑』障害物あり!徹底的に取り除いて解決へ!九星『六白金星中宮癸酉』変な考えに時間取られてる場合じゃない!真っ向勝負で掴み取る!本日、一粒万倍日です!先日買ったビンゴ5、2列当たりまして400円、2口買ったのでプラス・マイナスゼロ。また、挑みます!9個のマス(真ん中はFREE)なのと、抽選日が水曜日なのも気に入っているビンゴ5であります!善き金曜日を✨️#易経#九星氣学#火雷噬嗑#神戸りょう先生の丸い易タロットカード
前回のブログでお伝えした『分子整合栄養医学講座』では、・分子栄養学研究所の創立者である金子雅俊先生(https://orthomolecular-lab.jp/laboratory/founder/)・鶴純明先生(医師、元・防衛医大細菌学教室助教授)・内野栄香先生(栄養士)といった先生方が1,000ページ超のテキストを縦横無尽に操りながら細胞生物学・生化学・栄養学・臨床検査学・生理学を横断して駆け抜けていく「分子栄養学」の面白さを教
いよいよ、ここからが本番となった『分子整合栄養医学講座』では・分子栄養学研究所の創立者である金子雅俊先生(https://orthomolecular-lab.jp/laboratory/founder/)・鶴純明先生(医師、元・防衛医大細菌学教室助教授)・内野栄香先生(栄養士)といった分子栄養学研究所の猛者の先生方が魂を震わすような熱弁を振るってくださり、分子栄養学に関連した「細胞生物学+生化学+栄養学+臨床検査学+生理
12~13年前に受講した分子栄養学の一連の講義は新宿溝口クリニック(当時)の院長である溝口徹先生が主宰されており、入門編や初級編に相当する単発の講義では、・臨床検査の意義・不定愁訴と栄養障害(主としてビタミン・ミネラル・たんぱく質の不足)・血糖調整と糖質制限食の有用性などについて、ざっと広く浅く学びました。これらの講義は分子栄養学に興味を持ってもらうためのウォーミングアップ的な意味合いのとっつきやすい内容でしたし、何度も出席
最近の私のブログは、「美容外科や美容皮膚科に関するブログというよりもだんだん栄養学っぽい内容に片寄ってきているね」とよく言われます。いやいや、このブログの方向性から外れたことをやっているつもりは全くなくて、ビタミンやミネラルといった栄養素は美と健康に大いに関連性があるのですよさて前回のブログにも書きましたように、代謝に欠かせないビタミンやミネラルについては学生時代に生化学の授業で興味を持ったのがそもそものきっかけです。また