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【姿勢】限られたエビデンスからWADにおける姿勢に関するアドバイスは他の活動的な治療法の併用療法として処方することができる。ただし具体的にどのようなアドバイスが有効かについては不明。http://1.usa.gov/LYNegq実は姿勢のアドバイスに関するRCT(ランダム化比較試験)は存在しません。アドバイスに関する研究の一部として姿勢を取り入れたものがあるだけです。慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を変えて、破壊的なイノベーションを起こさなければなりません。そのためには、痛
【運動】限られたエビデンスからROM(関節可動域)運動はただちに実行されるべきである。痛みが激しい時は休み休み行なう必要があり、症状の悪化がみられた場合は臨床的判断が重要である。http://1.usa.gov/LYNegq活動性を促す運動は受傷後4日以内から始めても有効性が認められています。むち打ち症も腰痛疾患と同じで、とにかく安静にさせないことが鉄則です。慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を変えて、破壊的なイノベーションを起こさなければなりません。そのためには、痛みに関す
【モビリゼーション】限られたエビデンスからモビリゼーション(瞬間的に外力を加えることなく可動制限がある関節の可動域を無理なく徐々に広げて行く他動的ストレッチ)はWAD(むち打ち関連障害)の治療として用いることができる。http://1.usa.gov/LYNegq腰痛疾患と同じようにWAD(むち打ち関連障害)に対しても安静にさせず活動化を促す方法が推奨されます。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚
【マニピュレーション】長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWADの治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。http://1.usa.gov/LYNegq限られたエビデンスながらも、カイロプラクティックのような脊椎マニピュレーションが推奨されています。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はあり
【頚椎枕】頚椎枕(サービカルピロー)の有効性はRCTで証明されていないため、WAD(むち打ち関連障害:whiplash-associateddisorders)に頚椎枕を処方してはならない。http://1.usa.gov/LYNegq多種多様なサービカルピローが市販されていますけど、こと「むち打ち症」に関しては使用するべからずという勧告です。高価な壺や掛け軸を買ってもむち打ち症は治らないということですね。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じま
【安静】安静の有効性はRCTで証明されていないため、グレード1の患者に安静を処方してはならない。回復が遅れるのでグレード2や3の患者に4日以上の安静を処方してはならない。むしろ普段通りの生活を送るよう勇気づけること。http://1.usa.gov/LYNegq腰痛疾患同様これもむち打ち症にまつわる迷信のひとつです。安静が有効であるという研究はこの地球上に存在しません。日本にはびこる古い考え方を根拠のある事実に置き換えなければ、最善の治療ができないばかりか回復を遅らせてしまいます。一日も早くそ
【頚椎カラー】頚椎カラーの有効性はRCTで証明されていないため、グレード1の患者に頚椎カラーを処方してはならない。たとえグレード2や3の患者に処方したとしても、回復が遅れるので72時間(3日間)を越えてはならない。http://1.usa.gov/LYNegqむち打ち症といえば頚椎カラーを想像する日本人が多いと思いますけど、その有効性は認められていませんし、回復を遅らせる危険性すらあります。頚椎カラーはむち打ち症にまつわる迷信のひとつです。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ
「モビリゼーション」「運動」「姿勢のアドバイス」「スプレー&ストレッチ」「牽引」「物理療法」「外科手術」「ステロイド注射」「無菌水注射」「薬物療法」「その他の治療」である。http://1.usa.gov/LYNegq文字数制限がありましたのでここでもう一度。「頚椎カラー」「安静」「頚椎枕」「マニピュレーション」「モビリゼーション」「運動」「姿勢のアドバイス」「スプレー&ストレッチ」「牽引」「物理療法」「外科手術」「ステロイド注射」「無菌水注射」「薬物療法」「その他の治療」に関する勧告をご紹介
ケベック特別調査委員会はWAD(むち打ち関連障害:whiplash-associateddisorders)治療法として、次の15について勧告を出している。すなわち「頚椎カラー」「安静」「頚椎枕」「マニピュレーション」http://1.usa.gov/LYNegqこれからWAD(むち打ち関連障害)の治療法に関する勧告を紹介していきますけど、ここで診断について簡単にまとめておきます。頚部痛・凝り・圧痛だけで理学所見に異常のない「グレード1」にレントゲン撮影などの画像検査は必要ありません。頚部の
3)WAD(むち打ち関連障害)患者に対するその他の特殊な検査は、すべて専門家か外科医の判断に任せるべき。http://1.usa.gov/LYNegqWAD(むち打ち関連障害)患者に画像検査以外の精査が必要か否かは専門家の判断に委ねられるということです。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。
【特別な検査】1)SSEPP(誘発電位)はグレード3の患者に専門家か外科医の判断で実施されるべき。2)EMG(筋電図)や神経ブロックはグレード2および3の患者に専門家か外科医の判断で実施されるべき。http://1.usa.gov/LYNegq頚部の症状に加えて筋骨格系所見がある「グレード2」と、頚部の症状に加えて神経学的所見がある「グレード3」では、特別な検査が必要になる場合があるということです。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちい
【画像検査】1)グレード1および2の患者に断層撮影・CTスキャン・MRI・ミエログラフィー・椎間板造影・シンチグラフィー・血管造影の適応はない。2)画像検査はグレード3の患者に専門家か外科医の判断で実施されるべき。http://1.usa.gov/LYNegq頚部痛・凝り・圧痛だけで理学所見に異常のない「グレード1」と頚部の症状に加えて筋骨格系所見がある「グレード2」はCTやMRIといった特殊な画像検査の必要はなく、それらは頚部の症状に加えて神経学的所見がある「グレード3」だけに限られるという
3)時には屈曲位か伸展位での撮影を必要とするかもしれない。4)意識がはっきりしていて理学所見のないグレード1の患者は、知覚麻痺をきたすようなアルコールや麻薬といった薬物の影響がみられない限り単純X線撮影は必要ない。http://1.usa.gov/LYNegq頚部痛・凝り・圧痛だけで理学所見に異常のないグレード1は、基本的に画像検査の適応ではないということです。腰痛疾患と同じように、何でもかんでも画像検査を行なうのは明らかに過剰診療です。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「
【単純X線撮影】1)グレード2および3の患者は、頚椎の単純X線撮影が必要で前後像・側面像・開口像を撮影すべきである。2)また7個の全頚椎とC7-T1の椎間板スペースが撮影されていなければならない。http://1.usa.gov/LYNegq筋骨格系所見と神経学的所見がある患者のレントゲン写真を撮る場合の注意点です。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、情
3)可動域の評価(屈曲・伸展・回転・側屈)。4)上肢と下肢の神経学的テスト(腱反射・知覚検査)。5)合併症の評価。6)必要に応じて一般的臨床検査。http://1.usa.gov/LYNegqこうして書き出してみるとWAD(むち打ち関連障害)より腰痛疾患の理学検査の方が簡単ですね。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、情報の拡散にお力を貸していただけると幸
4)症状の部位、発症時刻、発症状況。5)受傷原因(スポーツ、自動車事故など)。6)受傷のメカニズム。【理学検査】理学検査は全てのWAD患者に必要で、少なくとも以下の検査が含まれるべき。1)視診。2)患部の触診。http://1.usa.gov/LYNegqWAD(むち打ち関連障害)患者の障害範囲と重症度の評価は詳細な病歴聴取と理学検査で十分可能です。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の
【病歴聴取】病歴聴取は全グレードのWAD患者に必要で以下の情報が含まれるべきである。1)生年月日、性別、職業、家族構成、婚姻関係。2)むち打ち症を含む首の問題の既往歴。3)痛み、筋緊張、麻痺、筋力低下、頚椎以外の症状。http://1.usa.gov/LYNegq腰痛疾患と同じようにWAD(むち打ち関連障害)も病歴聴取でかなりのことが判ります。グレード4の骨折や脱臼だけは見逃さないようにしましょう。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちい
ケベック特別調査委員会はWAD(むち打ち関連障害:whiplash-associateddisorders)の診断法として「病歴聴取」「理学検査」「単純X線撮影」「画像検査」「特別な検査」について勧告を出している。http://1.usa.gov/LYNegqこれからWAD(むち打ち関連障害:whiplash-associateddisorders)の診断に関する臨床勧告をご紹介します。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を
WADの診断に関する文献調査から次の事実が判明。1)患者の評価は詳細な病歴聴取と理学検査により十分可能である。2)グレード1では画像検査や特別な検査は必要ない。3)グレード2と3では頚椎のレントゲン撮影が必要である。http://1.usa.gov/LYNegq首の痛みだけの患者に画像検査の適応はありませんが、筋骨格系所見(可動域制限・圧痛点など)や神経学的所見(深部腱反射の低下や消失・筋力低下・知覚障害など)がある場合はレントゲン撮影が必要だということです。国民の利益になるかもしれま
なお、難聴・めまい・耳鳴り・頭痛・記憶喪失・嚥下困難・顎関節痛はすべてのグレードで生じる症状であり、グレード0はもちろんグレード4はすでにむち打ち症といえるものではないため、特別調査委員会はグレード1~3を対象とした。http://1.usa.gov/LYNegq自動車の衝突事故や落下事故などで前後または側面からの加速減速エネルギーが頚部に衝撃として伝達されることによって、骨組織や軟部組織の損傷を招いて多種多様な症状が生じるものの、頚部の症状がなく理学所見も異常ない「グレード0」と、頚部の症状
【グレード3】頚部の症状に加えて神経学的所見(深部腱反射の低下や消失・筋力低下・知覚障害など)あり。【グレード4】頚部の症状に加えて骨折か脱臼あり。http://1.usa.gov/LYNegqグレード4は明らかにWAD(むち打ち関連障害)ではありません。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトなどを用いて、情報の拡散にお力
【グレード0】頚部の症状がなく理学所見も異常なし。【グレード1】頚部痛・凝り・圧痛のみで理学所見に異常なし。【グレード2】頚部の症状に加えて筋骨格系所見(可動域制限・圧痛点など)あり。http://1.usa.gov/LYNegqケベック特別調査委員会はWAD(むち打ち関連障害)をグレード0~4の5つに分類しています。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんの
治療計画を立てるだけでなく、治療法の効果に関する研究、他科へのスムーズな紹介のためには、むち打ち症によって起こり得る多種多様な症状を分類整理する必要があると判断した特別調査委員会は、「ケベックWAD分類」を提案した。http://1.usa.gov/LYNegqこのWAD分類にはグレード0~4まであり、各グレードによって対処法が異なります。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も
WAD(むち打ち関連障害)には、頚部痛・頚部緊張・頭痛・肩の痛み・腕の痛みや麻痺・感覚異常・疲労倦怠感・嚥下困難・視覚障害・聴覚障害・めまい・耳鳴り・睡眠障害・情緒不安定・記憶喪失・顎関節疾患などが含まれている。http://1.usa.gov/LYNegqこうして症状を眺めていると「むち打ち症」は恐ろしいと思うかもしれませんけど、けっしてそんなことはありません。本来、「むち打ち症」の自然経過はきわめて良好です。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致した
またケベック特別調査委員会は、むち打ち症によって引き起こされる一連の臨床症状を、「むち打ち関連障害(whiplash-associateddisorders:以下WADと記す)」という用語で論じることを採択した。http://1.usa.gov/LYNegqむち打ち症(むち打ち損傷)に起因する症状は実に様々です。それらの症状をまとめてWAD(むち打ち関連障害)と呼ぶことになったというわけです。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちい
むち打ち症(whiplashinjury)とは自動車の衝突事故や落下事故などで前後または側面からの加速減速エネルギーが頚部に衝撃として伝達されることによって、骨組織や軟部組織の損傷を招いて多種多様な症状が生じるもの。http://1.usa.gov/LYNegq頚部の症状を何でもかんでも「むち打ち症(もしくはむち打ち損傷)」として議論するわけにはいきませんから、とりあえず発症機序を明確にしたわけです。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます
そこでケベック特別調査委員会(タスク・フォース)は、最優先課題としてむち打ち症(whiplashinjury)の定義を明確にする必要があった。特別調査委員会でコンセンサスが得られたむち打ち症の定義は以下の通りである。http://1.usa.gov/LYNegq先ずは「むち打ち症」もしくは「むち打ち損傷」と呼ばれるものは何ぞやという点を明確にしたかったのでしょう。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、T
むち打ち症は自動車の追突事故などで頚部に過伸展と過屈曲が加わって生じる外傷性頚部症候群であり、損傷の程度によって無症状のものから骨折や脱臼による脊髄損傷に至るまで様々であるがゆえに、むち打ち症の捉え方にばらつきがある。http://1.usa.gov/LYNegqケベック特別調査委員会の『むち打ち関連障害の診療ガイドライン』は10,000件以上の研究から明らかになった真実と迷信を区別する報告書です。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。い
AHCPRが1994年12月に『成人の急性腰痛診療ガイドライン』を発表した翌年の1995年1月、カナダのケベック特別調査委員会が『むち打ち関連障害の診療ガイドライン』を発表しています。これからその勧告を紹介します。http://1.usa.gov/LYNegq腰痛疾患のお話は少し中断して、これからむち打ち症のお話をさせていただきます。参考にしていただければ幸いです。国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、T
■【その他の治療】1)グレード1の患者には直ちに通常生活を再開するよう勧めるべきで、ネックスクール・仕事の変更・リラクゼーション法の適応はない。2)グレード2と3の患者にはできるだけ早く通常生活に戻るよう勇気づけるべき。http://1.usa.gov/LYNegq■3)ネックスクール(頚痛教室)・一時的な仕事の変更・リラクゼーション法・鍼治療は、症状が3週間以上持続しているWAD(むち打ち関連障害)患者の任意的補助手段として認められる。http://1.usa.gov/LYNegq■4)磁