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関宿・中町の町並みを進みます。関宿には二つの本陣がありました。本陣とは、大名・旗本・勅使・幕府役人などが休泊したところで、一般の旅客を泊めることはありませんでした。ここはその一つ「伊藤本陣跡」です。伊藤本陣の祖となる伊藤平兵衛は、関宿の町建てに貢献した「関五軒屋敷」の一人とされ、江戸時代初期から本陣と共に、年寄役を勤めていました。現在残っている建物は街道に面した主屋(主人家族の住まい)のみですが、その西側に檜皮葺の唐破風門があり、その奥に式台玄関、上段の間などを備えた御殿
台風10号は今日の正午に熱帯低気圧に変わったそうですが、移動の速度が遅かったので居座られた地方で被害が大きかったようですね!?被害に遭われたみなさんにお見舞い申し上げます。一方で関東地方はと言いますと、発生当初の進路予想が東海から関東辺りに向かって直行するようなコースだったので、それなりに警戒していたところ、だんだんにコースが逸れて、それでも「台風が来るぞ、来るぞ」と言われ続けた挙句こちらに来る前に熱帯低気圧になったので、結果的に「台風来る来る詐欺」になっちゃいましたが、神奈川県や東京都西部
昨日はFAFの建築見学ツアーに参加してきました。まず理事である建築家松岡氏からご挨拶。同性で内面から感じられる知性や経験からの優雅さ、憧れの眼差しで聞いていました。今回は櫛田神社横にある宮前迎賓館灯明殿設計者自ら説明していただけるということで、髙木正三郎さんに久しぶりにお会いできました。(響きあうアート宗像で講演をお願いしました)建物全体で灯明を表現むくり屋根の連続屋根に取り付けられた懸魚などなど詳しい説明を聞いた後自由見学備品から壁に至るまで各所に職人
今月の長滝白山神社詣でに行ってきました。午前4時半に家を出ていつもなら1時間半かかるところを1時間12分で着きました。休日の朝はやはり空いてますね。一年中赤いノムラモミジかしら、青もみじとのコントラストが素敵です。参道の階段工事が終わっていて広く平らになって歩きやすくなりました。表参道の手水舎は普通のそり屋根なんですが東参道は丸いむくり屋根なんですね。境内で調達できる青もみじとサツキとシャガの花手水が風景に溶け込んでいて素敵です。本殿の屋根もちょっと変わった二重の
昨日行った岐阜県美濃市「うだつの町並み通り」というバス停があるほど「うだつ」が大切に保存されている町でした「うだつ」とは家が建ち並んだ密集地で火災から延焼を防ぐために作られた防火壁のことわが町も古い町並みが残っているのであんまり興味がなかったのですがいろいろ調べるうちに「むくり屋根」というワードに行き当たりました何?それ?初耳「うだつ」よりも「むくり屋根」見たさにうだつの町並みを歩きました美濃市は和紙とうだつの町みたいですね「むくり屋根」とは凸状に膨
愛知県犬山市は、江戸時代に犬山城の城下町として栄えた。今も、国宝犬山城や城下町が往時の面影を残している。その他に、世界民族博物館リトルワールド、明治村、モンキーセンターなどがある。今回は、城下町の古い住宅と、リトルワールドにある建物を紹介する。・城下町の旧磯部家住宅この住宅は、江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられたと伝わる。登録有形文化財に指定されている。緩やかなふくらみのある起り(むくり)屋根が特徴。屋根全体が上凸に湾曲して、僅かにおじぎしている感じ。町家でむくり屋根は
奈良東部を代表する観光地の「長谷寺」には、近鉄大阪線の長谷寺駅で下車。改札を出ると初瀬(はせ)街道への緩やかな坂道が、だらだらと続きます。その途中に豪快な造りの古い町屋が何軒か目にしました。共通していたのは壁に設けられていた、白くて太い楕円形にスリットの入った格子状の枠でした。この漆喰?で造られたと思われるものの目的は、色々な人に聞いてみましたがハッキリとしたことは分かりませんでした。このような造りは、奈良では各地で見られるようです。表側にしか設けられてい
ご訪問有難うございます当BLOGはお施主様のご厚意で、施工中~完成までを細かすぎるくらい細かくご案内しているBLOGです。新築・リフォームご検討中家の見学が好きという方のご参考になれば嬉しく思いますもちろん、ご依頼も随時受付中ですさて本題です。今回は、「建て替え前にトイレが壊れた」どうしたら…いいのということで、建て替え前に多くの方に同じことが起こることは滅多に無いと思います。が、”もしも”があったらとの思いから、建て替え前に設備が壊れた場合
ご訪問有難うございます当BLOGはお施主様のご厚意で、施工中~完成までを細かすぎるくらい細かくご案内しているBLOGです。新築・リフォームご検討中家の見学が好きという方のご参考になれば嬉しく思いますもちろん、ご依頼も随時受付中です今回は、「むくり」って何弊社のご案内する家には、よく「むくり屋根」「むくり天井」が登場します。ちなみに、「むくり」の意味は〘名〙①めくれて反(そ)ること。特に、建築で、上に向かって凸形に湾曲していること。また、その線や
美濃市の「うだつの上がる町並み」を散策します。美濃とか美濃国というのは良く耳にし、なんとなく理解できます。美濃市はその美濃のほぼ中心にあります。中心といっても地理的なもので、政治経済の中心は時代によりますが戦国時代・江戸時代は「岐阜」でした。さらに遡れば、美濃国府。国分寺があったのは、垂井地域でした。この地は「上有知(かうづち:こうずち)と呼ばれ、日本の、岐阜県のほぼ中心地にあります。美濃和紙の産地として有名なところで、明治44年美濃紙に因んで美濃町と改名、昭和29年周辺地域
大きな寺院に行くと、伽藍の中に数々の役割をもつ建造物がある。その中でも建物自体が文化財に指定されているのも少なくない。その建造物の美しさもさることながら屋根の形状の美しさに見とれることが多々ある。じっくり見ないとわからないが、寺院の屋根は独特の形があるようだ。その代表的な形として「反り屋根」と「むくり屋根」がある。写真(上)にあるように、手前の屋根は中腹部が膨らんでいる。奥の方は反り返っている。反り屋根は屋根の面が反ったもので社寺などに多く、中国大陸から伝わった建築様式で格式や荘厳さが感じら
美濃市のうだつの上がる町並みを見てきました。お昼過ぎに到着したので町並み近くの駐車場はいっぱいでした。少し離れたふれあい広場に停めて散策開始!まずは腹ごしらえ…駐車場から町並みに入ってすぐにお蕎麦屋さんを発見。まる伍さんです。店舗もうだつの上がる建物です。手打ちそばで、二八と十割が選べます。時間的にラストオーダーギリギリでせいろしかないとのことでしたが十割の桜えびと野菜の天ぷらせいろを注文。天ぷらもサクサクでお蕎麦も喉ごしでよく久しぶりに美味しいお蕎麦を食べましたお店
威厳ではなく謙虚さを表す「むくり屋根」(能勢町地黄地黄城下町2021/2/15)
既に当日の速報記事でお知らせした通り、11月21日(土)に、中山道歩きの第24回として、最終区間、前回ゴールの西老蘇から草津にある旧東海道との合流点(草津から京都三条大橋までは旧東海道で歩き済みなので省略)までを歩きました。前回の歩きからそのまま続けてその模様をご紹介します。今回の歩行地図は↓。最寄り駅から街道出発点までの歩きや、神社仏閣への寄り道なども含め歩いた総距離は28km弱でした。地図上の見どころスポットマークなどは順次増やしてゆきます。コロナウィルス感染再拡大も叫ばれる1
街道など長距離の行程を歩くには著しく不向きだった8月29日(土)、主に古い商家(跡)を目当てに茂原市内を散歩した歩き記事のその3です。この日の歩行ルートは↓。歩いた距離は7kmくらい。その2では、一宮川の支流である豊田川に架かる亀齢橋を今まさに渡らんとするところまでをご紹介しました(↓再掲)。橋を渡ります。左右どちらにも歩道があるからどちらの景色も激写することに決めました。まず右側(北側=上流方向)!高度の低い、でっかい雲が目立つ日ですねえ。この川沿いの感じ、やはり先日歩いた
三連休初日の2020年8月8日(土)に、伊南房州往還が房総往還から分岐する地点(千葉市中央区浜野)から、外房の入口と言える茂原までを歩いた旅の記録の第6弾です。当日歩いたコースと主な見どころは↓の通り。歩いた距離は、街道部分で28kmくらい、寄り道を併せたら30km弱くらいかと思います。その5では、街道の途中で茅葺屋根被せの民家を連続で見かけ、ちょっと盛り上がって来たところまでをご紹介しました(☟再掲)。この辺りの地名は「国府里」と書いて「こうり」と読むそうです。すぐ近くに国
今日は桃の節句。ひな祭りの日ですね。3月に入ったのに気が付かなかったくらい、ここ数日は、情報の錯綜に振り回されています…。コロナウイルスに振り回されて、記事を書いては破り、書いては破り…。今はパソコンなので、打っては上書き、打っては上書き…。原稿を入れては差し替え、入れては差し替え…。今週金曜日の紙面は今日の午前中で完全校了のはずが…11時半過ぎまでまで、原稿の差し替えをしていました…とほほ…。内心、ドキドキです。前置きが長くなりました。
愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の植松です(^ν^)!名古屋市昭和区浄昇寺客殿・庫裡の南棟建て方が始まりました!伽藍は3棟に分かれており、約50坪の北棟と渡り廊下棟は先んじて建て方済み!すでに屋根葺き工事を終え、内部の木工事が進んでいます。今回は約100坪の南棟建て方工事!16日より始めた建て方は、現在垂木掛けまで進みました。今回の建て方はいつもとは、ちょっと違います…!(`・ω・´)お分りいただけますでしょうか…
こんにちはエクシンです。間取りはいい感じになってきたので、外観を考えたいと思います。ネットサーフィンをしながら、気になったデザインを紹介します。まず一つ目。一番最初に檜家さんの家で惚れた建物です。このローフォルムのむくり屋根は他には無いですねだからといって他人のデザインで家を建てても面白く有りません。2つ目2枚目の写真は最初のプランニングの時に参考にしたデザインですが、そっくりなデザインが有りました。ただ平屋にすると、この雰囲気がうまく出せません。
これから「家」を持ちたいと思う、または大人になりたい人に、読んで欲しいと思うブログです…あなたの「マイホーム計画」のお役に立つために…今日のお話は…「家」の屋根形状のアレコレです…!よく屋根の勾配…キツさについて「ナン寸勾配」と言いますが…これは勾配を「ナン度=度数」ではなく「寸」で表したものです…真横に一尺(30,3センチ)=十寸進みそこから垂直に一寸上がったところと結んだ勾配が「一寸勾配」です…以下「二寸勾配」は二寸の高さで「三寸勾配」は三寸の高さです…屋根勾
今年も熱田神宮に初詣に参りました社のむくり屋根を見ると、なんだか落ち着きます今年も、御垣内で参拝し、昨年の感謝と、本年の決意をお祈りさせて頂きました弘法大師御手植えと言われる大楠も相変わらず立派で、何度見ても飽きません恵比寿様にもご挨拶熊手を頂いて帰りました本年も、皆様にとって素晴らしい年でありますように…