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売れっ子作家同士の対談的なもの。興味深いような、そうでもないような、、、、という感じの話がわりとだらだら続く。でも最後に、川上未映子が「やはりこれだけはちゃんと聞かないと」という感じで、村上さんにとっての「悪」についてお聞かせください。というところがある。そうそう、それが聞きたい。さすが芥川賞作家、川上さん、わかってらっしゃる。ーーーでも今のところ、僕がいちばん「悪」であると見なすのは、やはりシステムですね。……もっとはっきり言えば、国家とか社会とか制度とか、そういうソリ
2017年春のブログです*村上春樹さんに作家の川上未映子さんがインタヴューをした『みみずくは黄昏に飛びたつ』(2017・新潮社)を読みました。すごく面白かったです。騎士団長ふうにいうと、ただのインタヴューでは「あらない」、です。とても深いインタヴューです。もともと村上さんの大フアンである川上さんが、周到な用意をしてのインタヴューで、しかし、その鋭い(?)質問に村上さんは飄々と答えています。時には、村上さんも熱く語る場面がありますが、やはり基本は真面目
ご入学おめでとうございます新生活にエールを送ります!!さて先日、所用を済ませて駅まで歩いていたら朝ドラの看板発見!高知県のアンテナショップでした。地下の美味しそうな地酒屋さんに(試飲もできましたが、私はよわくて)牧野富太郎さんグッズが展示販売してありましたよ。朝ドラは牧野富太郎さんの史実から離れたフィクションのようですね。(許可を戴いて撮影しました)旅情そそられるリーフレットをいただき鰹や文旦、生姜などなど特産品に目移りしつつ大好きな手作り蒟蒻を持ち帰りました。
「京都の暮らし*日常に喜びが!文学・読書・旅・自然・グルメ・スポーツ・膝のリハビリなどなど幸せに生きるメロハモの身辺雑記」にようこそご訪問ありがとうございますはじめましての方はこちらからこのブログについて*メロハモ・プロフィール前回のブログもたくさんの方に見ていただきありがとうございました『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹さんの本『【『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹さんの本】』「京都の暮らし*日常に喜びが!文学・読書・旅・自然・グル
昨日は大学の授業でした授業の冒頭で学生たちにいつもお勧めの本や映画、サイトなどの情報を提供しています。役に立っているかどうかは分からないけれど、デジタル・ネイティブな彼女たちにとって、情報は溢れんばかりのもので、そこから良質のものを選び出すのが大変な作業になります。だから、なぜこれを推薦するのかの理由も一緒に説明しているのです。通訳者という仕事は準備がカギを握るもの。そのためには否が応でも膨大な資料を読み込んでいくことがまず求められますから、「時間がない」とか「文字が嫌い~」とか言っ
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」くらい上巻と下巻との厚さが全然違う本も珍しいのではと思います。下巻の結末のつけ方に苦慮したと何かで読んだわ。ウィキだろうか?見てみたけどウィキペディアではなかった。なかなか結末が決まらなかったとき「国境の南、太陽の西」では結末の選択肢を幾つか用意して、編集者などの女性陣(二人以上でしょうね)に決めて貰ったとカフカの期限限定HPに載っていました。下巻ではご本人の言われる「締め付け」を大々的に行ったのでしょうか?上中下となっていたものから、下巻
この項、舌足らずだったので何度も書き直しました。この項の掲載の前に、「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読み終わり、憤慨したものですから向きになって完成度を高めたつもりです。村上の名で商売している村上小説解釈本の中には馬鹿にしたようなものも見られ、私は、何故それを放置するのかと思ったりしました。それに引き換え拙blogでは村上の名で商売しているのではない自負がありました。アフィリエイト0円ですし。ところが村上自身は村上解釈本には関知しないながら、村上インダストリアルの一環であると位置づけて
2年前の記事です。私、村上RADIOは初回っから余すところなく聴いて来ました。来週の回も、明日のプレも聴きます。でも、「こんなことでなく、小説のボイスを聴きたい」ってそれは私ではなく、書評家かどなたかの言葉です。まぁ、小説でないから書評できなくて商売あがったりでしょうから。私は待ちかねて聴いてるわけですが、私としても小説を待ちかねていたときとは何かが違ったかも。皆さまは如何でしょうか?
新居完成~~\(*^o^*)/~~うわ~いっ!なんてうきうき気分ではなく、「悲しみも輝きも共に」(というのは母の書きつけた言葉。昭和を歌う懸賞への応募をしらべが勧めて)出現。建築ほぼ完成し外側はまだの新居に住み始めた。とても素敵な仕上がりでまるでgotoキャンペーンの旅先にいるみたいで、去来する思いの中、最初の日には自分のうちの気がしなかった。最終支払いの資金を一つの銀行に集めるのにあんな苦労するとは!仮住まいの街のゆうちょATMが撤去された悪影響で、足と日にちで手数料を稼ぐし
安倍首相は持病の陰に国民への裏切りを隠ぺいしたまま今立ち去ろうとしています。病気だと言われれば引き下がるのが人の道であるかのように私たちに思わせて。村上春樹いうところの「エルサレム文学賞授賞式スピーチの『壁と卵』理論」、「そこに壁があってぶつかっていく卵がいたなら、僕は常に卵の側に立つ」を私は今ここで宣言したいです。「安倍首相率いる国家権力VS三浦春馬さん」を「壁と卵」に見立てたら、他ならぬ春馬さんが、「僕は卵じゃないよぉ」っていつものあの笑顔でそう言いそうです。でも、春馬さん、あなた
三浦春馬さんの仕事をwikiで振り返ると、その量の多さに驚かされます。私が熱心に見たドラマは、ALS患者役で主演した「僕のいた時間」と、カズオイシグロの「わたしを離さないで」です。どちらもシリアスな本格派ドラマで、その分気が重く思われがちだったかも。「僕のいた時間」は自ら率先して提案した役柄だそうでその真剣さが汲み取れます。「大切なことはすべて君が教えてくれた」と「ラスト・シンデレラ」もちょっとは見ました。「大切な・・・」は20か21歳?で高校教師役。去年まで高校生だったのに!と違和
>NightDiverとONEは詩も曲もソフィスティケートされてて斬新。完全にそれを春馬さんものにしてますよね。>一体いつこんなに練習していたんでしょう。忙しかったでしょうに。と昨日blogに書いてから、無意識にそのことについて私は考え続けていたようです。そして、分かりました。その秘密が。春馬さんが、作曲者やボイストレーナや振付師の先生方から教えを受けたのは勿論でしょう。それ以前に、歌や、ダンスや、演技の第一線で輝いている女性たちから直接教えを乞うたのではなかったかと。
こうして三浦春馬さんのVTRを見返してその人柄に触れると、バランスの取れた安定した方で他人の心の機微を慮れる方だったとつくづく思います。きっとご自分を律して抑えた言動を心掛けていらしたのでしょうね。若い春馬さんに、私が生きあぐねたら相談持ち掛けたいと、ふとそんな気がするくらい。しなきゃいけないことがあってイヤだな、億劫、行くの止めちゃおうかと今私、否定的に思うことがあまりに多くて。もしかして春馬さんも、イヤだな、疲れちゃったなという、ただそれだけのことだったのかも。新しいドラマ収録が
「恋しいペルシャ美の源流」は、イラン出身の日本の女優サヘル・ローズさんが案内人として登場。お母さんは大学生のときNPOのボランティアでイランイラク戦火の瓦礫の下からサヘルさんを救い出したそうです。そのときの大学生は養母となってサヘルさんを連れて日本にやってきて、ペルシャ絨毯の機織り実演でサヘルさんを育て上げたのです。美しく明るく成長したサヘルさん。「恋しいペルシャ美の源流」-世界はほしいモノにあふれてる~旅するバイヤー極上リスト~-NHK神秘と彩りに満ちた“砂漠の楽園”、中
ここへ来てアッという間の展開で〈島本さん〉のモデルが判明!「国境の南、太陽の西」の島本さんの存在がこんなに早く解明されると思っていませんでした。これまで村上春樹小説を読み込んで来た私は、村上があれを書いたときの心模様、こう考えた末ああなったのだろうという具合に思考の道筋を営々と追って来ました。島本さんに関してああかこうか多少試行錯誤したまま時間が経っていました。1992年「国境の南、太陽の西」刊行当時には分かった読者も少なくなかったのかも。それを公表しなかったのは、皆さん、人が善かっ
「太陽の子」療養のため帰宅を促された軍人;裕之(春馬さん)が、物理学研究員の兄;修(しゅう)と幼馴染の世津と三人で前日朗らかに遊んだ海。夜明け(本物の)前の海に向かって立ち入水する覚悟の裕之渾身の場面は、なんだかズタズタの短縮版になってしまいました。はっきりいってメイキングの方がずっと良かったです。確か無修正と読んだ憶えがあるけれど、春馬さんが本当に亡くなってしまったのでカットした部分もあったのか。だいたいがあれだけの短時間で、京大の原子核爆弾試作の事実と、特攻隊員を並列して描こうと
「サマースペシャル~マイ・フェイバリットソングズ&リスナーメッセージに答えます」をradikoで聴きなおしたけど、BLACKMATTERの訳にしても、ヒトラーを、さん付けして呼ぶことにしても趣味悪過ぎますよ。親切心が裸足で逃げ出すでしょう。バーで女に絡まれ、恥を知れ!ってなるのも宜なるかな。今日の村上RADIOで掛かった曲を歌っている人たちって歌上手に生まれついてまんま歌ってるでしょう?オペラ歌手が磨き上げられたとしたってあの曲がオペラ口調じゃあスベるでしょ。それに引き換え、春馬さ
掛かる曲も好きじゃなけりゃ、リスナーからの質問も、みみずの件など聞きたくもない話!あの女を思い出させられるのはどういう形であれ不愉快です。どの曲もどの曲も、この番組での二番煎じばかりじゃ新味ないし・・・じゃどうして待ち構えて私は聴いているのか?自分でも分からなくなっています。この番組収録の後、毎日新聞のインタビュー取材を受けたわけで、村上の心持があの元気ない写真に写しだされていたのかも。音楽の力、信じたい強い言葉の一人歩きは怖い村上春樹さん単独インタビュー・前編-毎日新聞
村上春樹の世界観がよく表れていると思う記述が、「辺境・近境」ー〈メキシコ大旅行〉の中ほどにあります。メキシコに海原越えてスペイン人が侵略にやってきたのは1500年代だそうです。先住民族インディオを武力で屈服させ奴隷化した・・・インディオが完全にスペイン人に征服されたとき、立ち上がったのがキリスト教宣教師たちでした。その力添えもあって奴隷制度はなくなりました。しかし、圧倒的格差社会の最底辺でインディオたちの一部は今でも裸足で貧しい伝統的風俗習慣を守っているとの行を読んだとき、こういう状況は語感
シンクロニシティをテーマに私は、〈村上春樹と私〉というblog記事を書いていました。ずっとご無沙汰ですが、また紀行文を買って読んでいると、シンクロニシティにギクッとすることになって。以前はそれが嬉しくて、新潮社の「村上さんのところメアド」宛にあ~だったこうだったと、連日書き送っていました。そういうのあちらにはお笑い種で読まれることなく棄てられたでしょう。紀行文「辺境・近境」カラス島という個人所有の無人島に泊りがけで行った話。三泊の予定がくじけたのは虫のせい。フナ虫の大群、大きいゾウリ
書いてほどない記事ですが、私が経験した事実を書き足しました。勿論、面白い話じゃないけど、だからこそ創作の余地があったのかも。引き比べて納得していただけるかどうですが、たぶん読者にとってどうでもいい話ね。『徹底的モデル探し118短編集「一人称単数」と谷崎潤一郎』ムカっとしたけれど寝かせて置いた対談です。https://fujinkoron.jp/articles/-/2331何にムカつくのかを検証することが批評であ…ameblo.jp
CDTVの三浦春馬さんランクインをドキドキしながら待っていて先週20位でその周辺には出て来なくて諦めたら、5位に来た!大画面の表情に、わっ嬉しい!と思わず拍手。今私が一番聞いていたい歌手であり、見ていたいダンサーであり、役者です。NightDiverのCD買おうと思って。自分でCD買ったことなくてこれが初CDだと思うと、去年、Fightforyourheartをなんで買わなかったんだろう!と悔やまれます。一年前TVで披露されたパフォーマンスをあんなに素敵!と思って見たのに
コロナ禍で新しい生活方法を探ることを「実験」と「村上RADIO」でそう言っていた村上です。「村上RADIO」においてそれは悪いイメージではありませんでした。好奇心を持ってユトリを取り戻そうみたいで。以前、5年前ですか、「村上さんのところ」で村上は、「不幸な目にあったり、拒絶されたり、選別落ちしても、その経験を素材にして小説に生かせば元が取れる」と執筆態勢の盤石ぶりを見せつけました。そういわれては私の負け。それが、サシの果たし合いなら。それを「実験」と呼ぶとして、成り行き見守るのは好奇
八回忌のおジイちゃん(父)とは、チャアちゃん(母・故人)とねむパパ(夫・故人)に比して対話する率は低いかも。おじいちゃんは長患いだったので病に伏してからの対話が割にあったからです。パパは出張先で心肺停止ですし、チャアちゃんが入院してから会話で来たのは正味一か月ですから、そういう亡くなり方だと亡くなってからの対話が豊富なのでしょうね。おじいちゃんに私は懐いた方ではなかったし対立した時期もあったけど、とにかくしらべを可愛がれるだけ可愛がってくれたので気が済んだと言いますか。入退院繰り
三浦春馬さんの曲が、カウントダウンでダウンロード2位だったか。あ、出ている!いつも見ているYouTubeのNightDiverがPVがCDTVの大きい画面に写ったので胸が熱くなった。Fightforyourheartこの曲がいつも心で鳴っている。ぼくだけをしんじーてって。♪わかちあえるーふたぁりはぁせかいをかえるからぁ~去年の今頃、この曲がヒットチャートで1位になっていたら、あるいは彼の気持ちが楽になったのかなと思います。生きてるときにとってもいいね!って心
「杳子」は1971年芥川賞受賞作なので、私が雑誌掲載の「杳子」を読んだのは半世紀前ですか、うへっ。女子大生;杳子は精神疾患を抱えています。主人公の男性(なんて名だったかな)はその様子に魅入られたように文章に掻きとっていきます。魅力を放つ杳子とのお付き合いは危うくて。それから幾星霜、村上春樹の「ノルウェイの森」を読んだときすぐに、「あっ、あれを下敷きにしたんだな」と思ったのをいつしか忘れていました。「杳子」で精神病症状をはっきりと、しかも魅力を持って文章化した行為は私にとって衝撃的でしたがそれ
「世界はほしいモノにあふれてる」ーキッチンから世界旅行ーの三浦春馬さんを見ました。こんなに元気でキレイなのにと亡くなった気がしません。でも、この収録が何日だったかは表示されていませんでしたが、とにかく春馬さん、眠そう!すごく眠くて瞼が閉じてきてしまうのをやっと堪えて目をシパシパと瞬かせることが多かったです。研修中、瞼がシャッターみたいに閉じてきて視界が半暗転したことが私にもあったわ。春馬さん、決して暗いわけではないんですが、いつもならもっとはしゃいでいたものだったけどなぁと。
https://www.youtube.com/watch?v=Tk59JZRbtCQ♪Fightforyourheart♥繰り返し聞いています。https://www.youtube.com/watch?v=J6-IaSJLNOA♪NightDiver最近はやりの曲の中にこんなに心打たれる曲は他にはありません、二曲が二曲とも。舞台の歌とまた違う繊細なハイトーンボイスが切なくて、言葉が心からのものだと感じられますから、名残惜しいです。「世界は欲しいモノにあふれてる」残
なんともはや。地球制覇を図るグローバル製薬会社とケニア政府高官との癒着、アフリカの無辜の民を新薬人体実験する実態を告発するジョン・ル・カレ原作の映画化です。社会正義からの告発は、大恋愛をもって和らげられ、懺悔に変えて差し出されているのでしょうか?英国高等弁務官である主人公(レイフファインズ)の新妻テッサは、街でケニア人の子どもの物売りに貰ったプリミティブなモビールを後生大事に自室に飾ります。治験告発の急先鋒だったテッサが、調査先でケニア人医師と共に惨殺されてしまうところから物語は始まり
お米がなくなって一週間。5キロのお米は仮住まいには多すぎ、2キロずつ買うので減りが速い。パックご飯でやっと凌いでいる。そんなときに限ってスパゲッティもお素麺も切らして。スーパーが無料宅配を再開したけれど夕方5時が受付締め切りでそれに間に合う時間に買い物を済ますこと不可能。先月、お味噌、お醤油、オリーブ油、料理酒を同時期に使い果たし、皆重い調味料を再び三度仮住まいに買い入れたくなかった。これを潮時に札幌へと思ったものの、大きな行動が億劫。行動の前に決断が億劫。マヨネーズ、ケチャップ