ブログ記事76件
『たまごを持つように』/まはら三桃タイトル:『たまごを持つように』著者:まはら三桃出版社:講談社出版年:2019年⭐︎読んだ媒体電子図書館⭐︎文章の読みやすさ読みやすい⭐︎ふりがな(るび)多めにあり簡単な漢字にも振られてる例→「先輩」「弓道」「紫」など⭐︎話の内容中学生の弓道部の女の子の話読者との共感性が強い女の子が主人公同学年のライバルとぶつかりながら、成長する姿が描かれている恋愛要素は少なめ⭐︎挿絵の有無なし⭐︎感想メインの3人とも素敵で
昨日(30日)の朝日新聞夕刊、社会面に、「ああクラウンは君に輝く」という見出しの記事があった。「歯科技工士の若人よ、いざ――全国大会白熱横浜」という副題がついている。入れ歯や歯のかぶせ物(クラウン)を作る歯科技工士のデジタル技術を競う全国大会の話題である。先月27、28日に横浜市で開かれた大会では、全国から集まった技工士や学生ら110人がコンピューターで歯のかぶせ物を作る技術を競った。1ミクロン単位の微調整をして、30分以内に指定の歯に合ったかぶせ物を作り、「技術点」「芸
参議院選挙が近づき、色々な所でポスターや演説が見られるようになり。高校生になって電車通学をしている娘さん1号は、目にする機会も増えたのか、選挙について話すことが増えました。中学生の2号が、「でも選挙したことないでしょ」と言うと、1号は「だって18歳からだし。お母さんは行く?」と聞かれれば、「選挙権をゲットしてから、欠かさず投票してるよ!タンザニア行ってた時もしたよ!」と謎の自慢をしてしまったり。ちょうど今週読んだ新刊は、身近な社会を動かす方法を教えてくれる作品でした。まるみ
病院関係は今日が年内最後が多かったかなふぉ子も今日が年内最後💡待合室に人は少なめだけど発熱外来があるからか空気が慌ただしいそんな中読書に勤しんでおりました笑図書館で立ち読みした(迷惑やで)くらくらのブックカフェくらくらのブックカフェ(文学の扉)[廣嶋玲子]楽天市場1,650円${EVENT_LABEL_01_TEXT}こちらは短編集で作家さん5名がテーマに合わせてそれぞれ書いていらっしゃるのですが先陣のまはら三桃さんののみ読みまして(立ち読みだ
みのおエフエム「図書館だより」私がパーソナリティを担当している大阪府箕面市のコミュニティFMみのおエフエムの「デイライトタッキー」。その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。本日(2024月11月27日)放送の番組では、まはら三桃さん、廣嶋玲子さん、濱野京子さん、菅野雪虫さん、工藤純子さんの『くらくらのブックカカフェ』をご紹介しました。PickIt
●あらすじ簡単には治らない病気のため、長期間の入院をする子どもたちが学ぶ「院内学級」。国立かがやき子ども病院に入院中の一健(いっけん)や昴(すばる)、早弓(さゆみ)や日彩(ひいろ)たちは、同じく入院中の良志(りょうじ)が自分で考えたお話を聞くのを楽しみにしている。談話室で良志は、「竹やぶに入ったおじいさんが……」と語り始めたものだから、聞いているみんなは、てっきり、『かぐや姫』なのかと思ったのだが、何かをしでかしたために月の国から追放された王女が、月に帰るために地上で罪をつぐなうという物語
《夏休み連載シリーズ》入試頻出作家☆夏休みの1冊①重松清さん②瀬尾まい子さん③辻村深月さん早くも4回目今回は、まはら三桃(みと)さん一昔前の受験生世代以前には馴染みが薄いかもしれませんが、昨今の入試では超人気の頻出作家のお一人です。まはら三桃さんの作品は、心あたたまる秀逸な青春物語だけでなく、ダイバーシティやインクルージョンが急速に社会に浸透しはじめ、個人や組織の多様化が進んでいる現代社会に生きる我々が考えなければいけない様々な課題や問題などを、子どもたちの視点・立場
【日向丘中学校カウンセラー室十人十色、1匹?色の文化祭】著者:まはら三桃、めばち出版社:アリス館ISBN:9784752010166頁数:133頁<作品紹介>今日は日向丘中学校の文化祭。綾さんも、カウンセラー室を閉めてステージや展示を見学するつもりでいる。部屋を出ようとすると、舞台に上がるのが怖いという相談者の女の子がやってきて…。心あたたまる連作短編集。(honto/作品紹介・あらすじから引用)-------❁❁❁-------怒涛の如
こんにちは😊きょうは、いただいたこちらのアルバムを聴いています。INTHEWIND/AREYOUREADYFORTHIS?/NEWIMAGE/WHATTHEWORLDNEEDSNOWISLOVEAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}先日のジャッキー・デシャノンです。贈ってくれた友人ともども、ブームになっています。ありがとうございます🥰彼女が作って、1960年代にカバーがヒットしたこの曲を。針とピン。こちらが、サーチャー
まはら三桃の「なみだの穴」はJBの2021年第3回の試験で出題された。6話から構成され、それぞれつながりがあるが、どこから読んでも楽しめる短編集で、1時間以内に読めるボリュームだ。海には「なみだの穴」という穴があって、それを見つけると涙が止まらなくなるという。それは穴が涙を吸いとってくれるからだという。「なみだの穴」は、風で流されて泣きたいのを我慢している人のところへ行く。「なみだの穴」が出る場所は以下のようになっており、手を変え品を変え、登場人物たちを号泣させる。①なみだの穴→黒い海に
まはら三桃「零からゼロへ」。高校入試出題の作品です。タイトルと表紙の通りな物語です。零戦から0系新幹線に繋がる、終戦後の話でした。実際の現場を基にしたフィクション小説ですが、感じるものがありました。零戦の開発で自分では無く、若い兵士を死なせてしまった技術者。視力の関係で徴兵から漏れてしまい悔いている若い技術者。夫を戦争で亡くして家族を必死で育て、夫の死を悲しむ暇さえない女性。敗戦後、満州からの引き上げでトラウマを抱えた少女。戦争で国民がらみんな何かしら傷つき、失った
仕事柄、毎日国語の入試問題を読んでいる。近年の高校入試で頻出の、気になる小説があった。それが、今日紹介する、まはら三桃の『鉄のしぶきがはねる』である。高校入試に出題される小説は、受験生とほぼ同世代の若者が成長する姿を描いたものが多い。したがって、部活、特に運動部が舞台の話が多い。今回紹介する『鉄のしぶきがはねる』も部活小説なのだが、その内容が異彩を放っている。工業高校のものつくり部で、旋盤技術のコンテストを目指す女子高生が主人公の物語である。主人公の三郷心(
最近の高校入試に、まはら三桃の『鉄のしぶきがはねる』という小説が頻繁に出題される。鉄工所を営む家に生まれた三郷心(みさとしん)が工業高校に入学してものづくりに打ち込み成長していく話である。今日のことのは学舎の授業では、コンピューター研究部(コン研)の心がものづくり研究部(もの研)の助っ人として文化祭で出品・販売する商品が完成した場面を読んだ。こんなお話である。文化祭の前日、夕日に照らされたペーパーウェイトとステンレスソープを見て、心は愕然とする。大きさが揃っていないのである
藤村わかばは、中学2年生。3月の日曜日、曾祖母のつる子に呼び出されます。呼び出しって何事?とドキドキしながら、両親と一緒につる子の家を訪れたわかば。そんな中、つる子から出てきたのは「高校の学費を私が援助する」という話!戸惑うわかばと喜ぶ両親。ただ、それには1つ条件が。それは「今の実力よりもワンランク上の学校を目指すこと」!わかばは、奨学金ゲットに向けて、受験に向けて進学塾に入ることになりますが…タイトルだけの印象では、「ひ孫思いのおばあちゃんの優しいお話?」と思っていましたが、作品の中で、
今日の中学生の授業では、みはら三桃の「鉄のしぶきがはねる」という小説を扱った。工業高校のものつくり部で活躍する女子生徒心(しん)の成長の物語である。その中で、このような考えさせる場面があった。ものづくりコンテストを前にしんは指にけがをし、旋盤の練習ができない。他の部員が上達していくのを見てあせりを感じている。そんなとき、ふと手にした折り紙でツルを折ってみる。もともと手先が器用な上に几帳面な心は折りヅルが得意であったが、人差し指が使えないのでうまく折れない。その日から毎日、ツルを
『おとうさんの手』まはら三桃・作長谷川義史・絵事故で目が見えなくなったお父さんの「みえる」世界を子供が見ようとする親子の触れ合いの絵本です見えなくなった分目でみようとしなくなった分普通は見逃してしまう視点をお父さんはちゃんと視ています目で見ることに捉われる私には目を閉じてみて、見ようとすることが大事なことだなと思いました。優しいお顔の絵もとても素敵な絵本でしたおすすめです(*Ü*)
【おしごとのおはなしコックさんのはらキッチンへぜひどうぞ】著者:まはら三桃、木村いこ出版社:講談社ISBN:9784062197816頁数:80頁<作品紹介>さやかは、洋食のレストラン〈のはらキッチン〉のひとり娘です。ドッジボールでチームが負けたのを、同じクラスの翔太にさやかのせいにされて、気分は最悪!でも、お父さんがつくった、にんにくのきいたチキンステーキや、甘~いにんじんのグラッセを食べたら、そんな気持ちも吹き飛んじゃう。それくらい、コックさんであるお父さんの料理は
【日向丘中学校カウンセラー室】著者:まはら三桃出版社:アリス館ISBN:9784752009481頁数:136頁<作品紹介>友達の作り方を教えてほしいという女の子、自分の居場所を見つけられない男の子…。日向丘中学校のカウンセラー室にいる綾さんのもとには、いろいろな生徒が相談をしにやってきて…。心あたたまる連作短編集。(honto/商品説明から引用)-------❁❁❁-------スクールカウンセラーが題材のお話なのかな?どこの学校にもカウンセラー
いつもありがとうございます前回のブログで長女が大相撲ファンという話をさせていただきましたがもうひとつ駅伝も大好きで上京と同時に関東学生陸上競技連盟という箱根駅伝などの運営を行う学生団体に入りました今週末はテレビで見ていた有名選手を間近で見られるしなによりやりがいがあるらしく生き生きとしていますそんな彼女が小学生のときに夢中になった本白をつなぐ(小学館文庫)Amazon
【じりじりの移動図書館】著者:廣嶋玲子、まはら三桃、濱野京子、菅野雪虫出版社:講談社ISBN:9784065202838発売日:2020年7月9日【作品紹介】対象:小学上級以上児童文学のトップランナー5人による夢の競作、みたび!このたびの物語で、あなたの前に、とつぜん現れるのは、移動図書館「ミネルヴァ号」でございます。ひげをはやしていて、ピシッとスーツを着こなしているおじいさんが館長、そして金ボタンの黒い制服に身を包み、長い黒髪がよく似合う若い女性が運転手。もちろんドアの
ことば蔵とは兵庫県伊丹市にある図書館です。今回は江戸川乱歩やめました冷麺はじめましたみたいやけどちょっと休憩です。長谷川義史さんの絵で目が止まったおとうさんの手とおかあさんの手を借りました。まはら三桃(みと)という方は知らないけど作と書いています。他はファンタジー系を読もうかと思い、妖精?種族?所在が分からないけどホビットのお話を読もうかと…ほんで気になる厚さはキィーーー!!でも頑張る
こんにちは!昨日やっと図書館に行ってきました!読んでいる時間はあまりないのですが、予約しておきたい本があって。寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だAmazon(アマゾン)1,320円七人待ちです。居酒屋ぼったくりおかわり!3(アルファポリス)Amazon(アマゾン)1,254円次には回ってくるんでは?で、借りてきた本は図書館で働いていた頃から読んでいたシリーズの最新刊。こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ(こそあどの森の物語)Ama
子どもにとって家族や学校は大切なコミュニティだけれどその世界はとても狭い物語に登場する子どもたちの病院も小さな小さな世界だかがやき子ども病院トレジャーハンター(文学の扉)[まはら三桃]楽天市場1,540円でも、「頭の中はもっと広いよ」(中略)たとえ病室はせまくても、空は広いし、宇宙も果てしない。頭の中はもっと。『かがやき子ども病院トレジャーハンター』p.283
まはら三桃著しまざきジョゼ絵講談社文学の扉2022.1.25病院に長期入院している子どもたちの楽しみは,良志の作る物語を聞くこと。ところが,その物語「氷の女王」の結末を書いたノートがなくなった。病院の院内学級に通う子どもたちの秘密の大冒険。つらい治療をうけ,入院も長期にわたり,身体的には不自由な子どもたちだけど,頭の中はとても広くて自由。小学校中学年から
今日は気持ちを切り替えて本の紹介を📖この本👇、図書館の“ティーンズ”という棚にりました📕つまり「児童文学に近いのか?」この人の作品は何冊か読んだことはありますが、『伝説のエンドーくん』とかとっても面白かった🙂だけど、あんまり児童文学って感じしなかったんだけど……今回読んだこの作品も、登場人物こそ高校生でしたが内容は“数学”の奥深さを描いたもので、「へぇ~」っと何度も驚かされました👀高校の数学研究部の取材を、新聞部の助っ人として行うことになったとわと、数研メンバーとの交流……そして小学
【ぎりぎりの本屋さん】著者:まはら三桃、菅野雪虫、濱野京子、工藤純子、廣嶋玲子出版社:講談社ISBN:9784065130506発売日:2018年10月25日【作品紹介】【対象:小学上級以上】児童文学のトップランナー5人による夢の競作、ふたたび!『ぐるぐるの図書室』を描いた5人が挑む今度の舞台は、商店街の奥、その先の路地を入ったところにぽつんとある本屋さんです。舞台となる本屋さんは小さくて、古くて、なんとなく足を踏み入れるのに勇気がいるようなお店です。なのに、なぜかつぶ
最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。『じりじりの移動図書館』まはら三桃、菅野雪虫、濱野京子、工藤純子、廣嶋玲子著講談社5人の児童文学作家さんのリレー小説シリーズ。今回は移動図書館。移動だから、様々な地域で巻き起こる話かなとは想像しましたが、時代を時空を超えた展開でした。シリーズの中で全体的に過去から未来へ向けて考えさせられる内容に感じました。現実に
最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。『ぐるぐるの図書室』まはら三桃、菅野雪虫、濱野京子、工藤純子、廣嶋玲子講談社児童文学作家作家さん5人のリレー小説。図書室とそこにいる司書さんが貼りだす茜色の紙が見えてしまうと不思議な事が、、、各作家さんのそれぞれの作風がわかる📕です。設定が同じでも、話の展開がこんなにあるんだなと思います。勉強、苦手
最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。ぎりぎりの本屋さんまはら三桃、菅野雪虫、濱野京子、工藤純子、廣嶋玲子著講談社児童文学作家さん5人がそれぞれお話を書いています。古くていつもなら素通りしちゃう本屋さんが、ぎりぎりの精神状態になっている時に入ると癒しというか救われる空間になる。最近は町の本屋さんも随分減りました。昔は立ち読みもできたりして、下の方にあ