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小説「まいまいつぶろ」村木嵐幻冬舎直木賞候補、本屋が選ぶ時代小説大賞、日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞作。これは絶対に映画化されないと思うので、思う存分書きますが、これこそが「小説」でしかできない物語ですね。誕生時から障害をもって生まれた将軍吉宗の子・家重。親でさえ家重が何を話しているのか判別できないが、ただ一人、言葉を理解する者が現れる。二人の波乱万丈の生涯が丁寧に描かれるが、ちょっと周囲の人物描写に…。75点
村木嵐さんの小説『まいまいつぶろ』を読み終えました。僕が、村木さんの作品を読むのは、これが初めて。珠には、読んだことのない作家の作品を読んでみようとAmazonを物色し、ベストセラーだし、内容もなかなか面白そうと思えたのが、この『まいまいつぶろ』でした。2023年5月に単行本刊行、今年の6月に文庫本初版発行、僕が読んだのは、同年7月の3版です。尚、この作品は第12回・日本歴史時代作家協会賞作品賞、第13回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞されているそうです。*ネットからお借りした画像のWカバー
10月29日(水)見た感じ10さんは絶対風邪だと思うのですが、「違う!」と言い張り、「紅葉を見に行く」と言い張るので、マスクをつけてもらって出かけました。冬期休園になる前の百合が原公園。雨が小降りになったりやんだり、とにかく空が暗くて光量が足りない。ふかふかの絨毯みたいな地面。全体が紅葉しているというよりも、ところどころに赤や黄色い木が。目的は日本庭園。逆光なのが惜しい。実際はとてもきれいな紅葉でした。池に落ちた紅葉もまた、風情があります。ノム
村木嵐さんの本を読みました。「まいまいつぶろ」と言う歴史小説です。長福丸は、しゃべることが出来るけど、周りの人に伝わることもできず、いつも尿をたらし、歩くあとには尿のあとが伝い、まるでまいまいつぶろ、カタツムリのようだ。その長福丸のしゃべる言葉を理解できる少年が現れた。長福丸と、少年兵庫の一生の物語です。長福丸は、いずれ第九代将軍徳川家重になり、兵庫は大岡忠光となります。家重は、体は不自由ながら、利発で、心根も優しい。この小説は、実話の物語であります。恋もあり、人の裏
東京に来ています。久しぶりに新幹線で東京駅まで。のぞみでも徳山駅から4時間20分かかりましたね。(いつもは早割の飛行機なんですよ)大阪までは爆睡(笑)新大阪過ぎてからは車窓からの景色を楽しみました♪珍しいよね、太平洋とか。新幹線の車内で読もうとしていた時代小説。もう景色を見るのが夢中で読めなかったけど、まぁいつでも読めます(笑)東京に行ったのは、娘の出産後のお世話です。しばらく東京に滞在です。常宿になるホテルです。娘ファミリーのマンションから徒歩5分。伝説の家政婦さんに
まいまいつぶろ[村木嵐]楽天市場徳川吉宗の長子家重とその寵臣の物語です。徳川中興の祖と言われる吉宗。男子に恵まれはしますが、長子の持つ身体的障害をどうすればよいのか、長子相続が原則であり、心身ともに健康で聡明な第二子を選ぶべきか。そこへ現れた大岡越前の遠縁の男子忠光。発語不明瞭の家重の言葉がわかるという忠光。意思疎通の難しい家重は決して愚鈍ではなく、伝えられないもどかしさを内に秘めていました。他人の声は届いているし、思考することができたのです。故に政略結
以前この小説の広告を新聞で見たとき、是非読みたいと思った。それが文庫化されたので早速買って読了した。第九代将軍徳川家重は身体が不自由で、まわりの者がその言葉を聞き取ることも困難だった。そこへ、彼の発する言葉を解することができる大岡忠光という人物が出てきて仕えるようになる。この物語は、吉宗の嫡男であるにもかかわらずとうてい将軍継嗣は無理だろうと思われる中、忠光という奇跡的な人物を得た家重がやがて将軍となって活躍していく話だった。かつて私は徳川家重という人物についてはほ
おすすめ度:★×3村木嵐さんの「まいまいつぶろ」を読み終わりました。大河ドラマ「べらぼう」の序盤で田安家との確執が描かれていましたがその田安家の成り立ちも知ることができ、勉強になりました。徳川将軍もドラマ化されるのは初代・綱吉・吉宗・慶喜くらいですので9代家重を知ることができたよいきっかけでした。「BOOK」データベースより口がまわらず、誰にも言葉が届かない。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろと呼ばれ、蔑まれた第九代将軍・徳川家重。常に側に控えるのは
ずっと読みたいと思っていたこちらの作品。何年か前の直木賞の候補作品として、私は知ることができました。そんなこちらの物語の舞台は江戸時代、まさに江戸の中心地。第8代将軍徳川吉宗公のご子息の物語。そんなご子息の物語でなぜに「まいまいつぶろ」というタイトル名がついているのかと。といった事が、中心となって描かれていたこちらの物語。物語でも現実の世界でもしっかりと存在している「あちら側」と「こちら側」。そういう意味で「こっちのけんと」さんのそのネーミングは素晴らしいなと感じているのですが、そ
幻冬舎2023年5月第1刷発行2023年12月第11刷発行330頁暗愚と疎まれた将軍の比類なき深謀遠慮に迫ります口が回らず誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、その姿から「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と呼ばれ馬鹿にされた君主、第9代将軍・徳川家重しかし、幕府の財政状況改善のため木曽三川の治水事業である宝暦治水工事を命じ、郡上一揆の見事な処理から田沼意次を抜擢した将軍は本当に暗愚だったのでしょうか廃嫡を噂される若君・長福丸(後の家重)と、ただ
ここ数年、ほとんど引き寄せ系の本しか読んでませんでした他に読むとしたら哲学系か高田純次…そんなわたしが最近読んでる本『まいまいつぶろ』徳川家重メインの歴史小説です歴史系読みたいな〜たまには小説に手を出そうかな〜と思っていたらインスタのフォロワーさんの投稿で知ったこちらの本面白いわぁぁ淡々としてるのに何でこんなに引き込まれるんだろう身体に不自由があって会話のできなかった家重の言葉を理解できる人が現れてね、側近になったんだけど、その側近の出現によって救われた家重。言葉を理解し
今日もありがとうございます雨降ってます結構ジャバジャバです恵みの雨になるのでしょうか~程々にしっかりとお湿りを花が咲いて、春と綺麗を実感道路の所も赤やピンクが目立って来てます読了「御庭番耳目抄まいまいつぶろ」村木嵐著「二間先の音まで聞こえるが、上様の言葉だけ聞き取れない。せめて、お心は解したい・・」御庭番万里。本名は青名半四郎。徳川吉宗・家重の将軍二代に仕えた御庭番は、江戸城の深奥で、何を見、何を聞いたのか?『まいまいつぶろ
今日もありがとうございます良いお天気ですが、まだまだ飛んでます昨日東京駅からのウォーキングで、ちょっと腰が・・・日々の運動不足を実感してます。あ、重くなったからかも読了です「まいまいつぶろ」村木嵐著じわじわと良かったです・・・徳川家重とその口となった忠光の物語。体は不自由だけど、頭は切れる。もどかしいだろうなぁ・・・大河では何回か前に通り過ぎてる所かなと思います。たった数時間で、ある人の一生を体験できるって凄いです。講演会のまとめを、と思いなが
家康の天下統一までの連作短編集。時代小説って、絶対的な主従関係、身分ひいては切腹…と納得いかない展開に悲しい気分になることもありますが著者作品は「まいまいつぶろ」然り現代が忘れた義・仁を謳いホッコリします。
まいまいつぶろ村木嵐生まれつき障碍があって話すことができず、足を引きずって歩き尿を漏らしていたという九代将軍家重と家重を支えた大岡忠光を描いた小説「べらぼう」とも重なる田沼意次の時代のお話。侍の主従の結びつきの強さが心に残る面白い小説でしたふーんまいまいつぶろってカタツムリでしょポメラニアンのエルちゃん
2023年発行図書館予約してから時間かかって💦おしえて貰ったのはharuさんの記事か?コメント会話か?忘れてしもうた(笑)haruさんのブログ👇幸せの種50代主婦の日々の中から☆haruさんのブログです。最近の記事は「あの頃の未来に来てるのかな?(藤子不二雄ミュージアム)(画像あり)」です。ameblo.jp「べらぼう」の現在の将軍は第十代徳川家治この本は、家治の父で吉宗の嫡男、第九代将軍徳川家重の話家重の時代は特に事件もなく歴史の教科書には載っていない昔の大河「吉
江戸幕府の代々の将軍の熾烈な跡目争いの中でまごころのこもった主従関係。「まごころ」なんて昨今、希少。主従の別れのシーンがなんとも良い
1月は雪が降ったり寒い日があるものの比較的温かかった。寒い日は家にこもって読書。今年の1冊目は木下昌輝の「非色の契り」気鋭の作家木下昌輝が現代にも通じる、政治改革と経済の立て直しを目指す藩主と家臣団の奮闘を描いている。三十万両もの巨額の借財を抱える徳島藩。藩政改革を担ったのは、型破りな人物だった。江戸中期の徳島県蜂須賀藩で起きたお家騒動の真相。2冊目は阿部曉子の「カフネ」久しぶりにお薦めの1冊かな?法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺
おはようございますさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。昨日は、どしゃ降りの雨の中……娘ちゃんの耳鼻科へ🚙💨予約しても激混みまあ、普段から多い病院だけど花粉の季節だから仕方ないあ、もう花粉を感じますいよいよ2月になり……キャンプシーズン到来今月は、地元ニュースやローカル番組がキャンプ一色になります。ラジオも🎵さばとは、何かのイベントにどしゃ降りの中歩いて出かけたのですが……結局何のイベントだったのだろう……🤔どうでもいいけど昨日の
2025年1月19日(日)「ブックトークオフ読書会」の2ヶ月に1回開催されている「オンライン読書会」に参加しました。今回のテーマは「好きな本を紹介してください」という事で「11月16日」(前回の読書会)〜「1月19日」(今回の読書会)の間に「30冊」読みました。この中で5つ星は①死んだ山田と教室(金子玲介)②まいまいつぶろ(村木嵐)③宙わたる教室(伊与原新)
明けましておめでとうございます♪皆様は年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は読書三昧の日々で、宮部みゆきさんの時代物を読破しそうな勢いでした。お誕生日にいただいた「まいまいつぶろ」「お庭番耳目抄」まいまいつぶろ[村木嵐]楽天市場まいまいつぶろ御庭番耳目抄[村木嵐]楽天市場こちらの2冊もとても面白かったです。今年のNHK大河ドラマにピッタリの家重、家治、意次の事が、新しい視点で理解する事ができました。新・暴れん坊将軍もスタートしますね♪NHK大河ドラマ日曜
BOOKデータベースより「第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞第12回「日本歴史時代作家協会賞作品賞」受賞暗愚と疎まれた将軍の、比類なき深謀遠慮に迫る。口がまわらず、誰にも言葉が届かない。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ蔑まれた君主がいた。常に側に控えるのは、ただ一人、彼の言葉を解する何の後ろ盾もない小姓・兵庫。だが、兵庫の口を経て伝わる声は本当に主のものなのか。将軍の座は優秀な弟が継ぐべきではないか。疑義を抱く老中らの企みが、二
*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****直木賞ノミネート作品の「まいまいつぶろ」のスピンオフ編的作品『まいまいつぶろ村木嵐(2435)』まいまいつぶろ[村木嵐]楽天市場****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****170回(2023年後期)直木賞にノミネートされた作…ameblo.jp「まいまいつぶろ」では、徳川9代将軍家重と通嗣忠光の主従・友情を超えた繋がりが描かれていたが、本作では「まいまいつぶろ」で登場した周辺
今月に入っていつ予約したのか…立て続けに順番がまわってきた📕たち。エアコンのせいかドライアイが…👀でもなんとか返却期限までに読み終えました。『まいまいつぶろ』『襷がけの二人』『向田邦子暮らしの愉しみ』まいまいつぶろは読んでよかったです。向田邦子さん「阿修羅のごとく」再ドラマ化されますね。観たいような観たくないような。「楽しみ」と「愉しみ」ちょっと違うんですね。
今日の大阪は、晴れたり曇ったり。気温は11℃です。さすがに上着も分厚いのになってきました。手袋もしようかなあ乾燥してカサカサになるんですよね。今日も事務所に来てお仕事を。日常業務とZoomでの打合せ。お客様とのご縁に感謝です。今日は本のお話を書きます。村木嵐さんが書かれた“まいまいつぶろ”(幻冬舎)という小説です。重い障害を持っている9代将軍の徳川家重と家来の大岡忠光の忠義の物語。家重が将軍になるとは思われていなかった中、8代将軍の吉宗は、重い
話題の本を読んでみた。面白かった。まいまいつぶろ(幻冬舎単行本)Amazon(アマゾン)徳川第8代将軍吉宗の長男家重に障がいがあった、というのは、昔のNHK大河ドラマで見たことがある。家重が「まいまいつぶろ(カタツムリ)」と陰口を言われるのは、歩いたあとに尿を引きずった跡が残る、ということから来たとのこと。また、片側が麻痺した家重の言葉を誰も聞き取れないことから、家重が将軍を継ぐのは無理だと思われていた。しかし、家重の言葉を理解できる少年(身分は低い)
2024/10月読んだ本・いとエモしkoto・サンショウウオの四十九日朝比奈秋・まいまいつぶろ村木嵐・いま読む『源氏物語』角田光代山本淳子・女の国会新川帆立・がんがイヤなら、これは食べるな渡辺雄二
よく使うかつおだし教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【おだしの日】だそうです。よく使うおだし教えて!ほんだし…かな?祖母の家に泊まりに行ったり遊びに行ったりした時はいりこの頭と腑を取る手伝いをよくしておりました。祖母はいりこだしを使ってました。天ぷらを揚げる際は衣に食紅の黄色を使ってたなーとか酒粕をストーブで炙ってお砂糖つけて食べてたなーとかカワハギの干物を焼いて砂糖醤油につけて食べたなーとか祖母の味を思い出しました。お仕事
一番長かった通話は〇時間?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【電信電話記念日】だそうです。一番長かった通話は◯時間?3時間。もう会って話せや!と今なら思うほど長電話。お仕事お休みでした。午前中はアラームに起こされることなく欲望のまま寝ました。HDDレコーダーの整理をして午後から整形外科で理学療法士さんに身体を整えていただき市役所で期日前投票をして図書館に立ち寄りました。はじめましての村木嵐さんの本。どなたかのブログ記事でこの本を知