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3月21日、東京の上野で現代俳句大賞の表彰式があった。その席でのボクの挨拶をふらんす堂のブログ「ふらんす堂編集日記」が載せてくれている。無断借用になるが、以下はそのコピーである。高野ムツオさんから受賞の打診のお電話をいただいた時に一瞬ためらいました。若い日に現代俳句協会の会員だったのですが、さっさと辞めてしまって、俳壇とか俳句の世界とは別の所に自分を置いて活動してきましたので、そういうためらいがありました。ですが、僕がずっと考えてきたことを、初めて評価していただいたということも感
むさしのの空真青なる落葉かな水原秋櫻子今日は足立区北千住「よみうりカルチャー北千住」の「松尾芭蕉と俳句の古典」講座。今回も全員出席してくれた。昨日今日と仕事(句会、講座)、今は横須賀の自宅に戻っている。数日ここで句集の校正や頼まれていた評論のチェックなどをして過ごす。講座のあと、駅前のマルイのレストラン街で食事をしたが、あるお店の前に「餅花」がきれいに飾られていた。今月のどこかの句会の「兼題」が餅花だった。まあ、兼題を出したのは僕なのだが・・・(笑)。なかな
BY岩田奎ふらんす堂です。出版社WEBでは、第14回田中裕明賞受賞!おめでとうございます!第47回俳人協会新人賞受賞!おめでとうございます!◆第一句集ありきたりの身体感覚を彼は言語にしない。自らの体も心も凌駕する言葉を、力強く選び取る力が岩田奎にはある。天才とは呼びたくない。俳壇は今、畏るべき青年をたしかに得たのである。帯より・櫂未知子◆自選十句紫木蓮全天曇にして降らずしりとりは生者のあそび霧氷林愛鳥週間調律師この木木を来よ入学の体から血を採るといふ柳揺れ次
BY奥坂まやふらんす堂です。出版社WEBでは,◆第四句集春の星この世限りの名を告ぐる「うつろひゆくもの」のひとつとして、季語に捧げる俳句を詠み続けたい。(著者)◆自選十五句炎天や何求ぎて波つぎつぎにひるがほや死はただ真白な未来造り滝みづべらべらと落としをり月光に山征きにけり新豆腐星なべて自壊のひかりきりぎりす本ひらくやうに冬青空仰ぐ野に山に枯みなぎりて醇乎たり息の根のごとき海鼠を掴み出す寒晴や高さ貪るビルの群鮟鱇の恵比寿笑ぞ畏ろしき春浅し川総身の鱗
BY大石悦子ふらんす堂です。出版社WEBでは、第13回小野市詩歌文学賞受賞!おめでとうございます!第55回蛇笏賞受賞!おめでとうございます!◆第六句集画眉鳥を加へ百囀ととのひぬ『百囀』は『有情』につづく私の第六句集にあたります。平成二十四年から平成の代の終わる平成三十一年四月までの三五七句をもって一集としました。書名とした「百囀」は多くの鳥の囀りのことで、大阪の郊外にあるわが家へ、四季をとおしてやってくる野鳥への親近の思いをこめて名づけました。(著者)◆自選十五句より
BY大牧広ふらんす堂です。出版社WEBでは、◆第十句集敗戦の年に案山子は立つてゐたか戦争体験の一証言者として老境に安んじることなく反骨魂をもって俳諧に生きる著者の渾身の新句集。◆自選十五句より鳥雲にヒトはめげずに希望抱く夏草と引込線の睦みゐて見下しても見下しても蟻穴に入る父とつくりし防空壕よ八月よ芒山一本づつが傷だらけ戦中や兵擲たれゐし芒原地下街に売られし芒自暴自棄遠くなる老のまなざし白甚平軍神の生家朽ちゐて草いきれ達観は嘘だと思ふ新生姜とのこと。
おはようございます🌸久世さんが鳩の記事を書かれていたのでこの本を買って読みました。鳩護スピンオフ小説『福田さんの白い羽根』収録一人暮らしのベランダに突然、真っ白な鳩がきた。怪我をしているらしく、飛び立つ気配もない。小森椿は仕方なく面倒をみることにする。白鳩に愛着がわいてきた数日後――。帰宅途中、謎の男に奇妙な宣告を受けた。「…bookwalker.jp感想などはコチラで⇩禊月雲便りNo.21:つばきのつばさ:備忘の果実〜オスカー戯言日記〜こんにちは🐥桜の開花情報の他にG
風邪ひきて二重瞼がちよと嬉し本井英かぜひきてふたえまぶたがちよとうれしもといえいザツな切り抜き、ヘタな写真ですみません🙇讀賣新聞の記事なんですが、私も一重🥸小さい頃に「二重になっているから具合が悪いんだよ」時には言われたことがあります。でも私は一重まぶたとか二重まぶたとか、ナニを言っているのかわからず……実は20歳すぎくらいまでわからなかった😓メガネだったこともあるのか、特に気にしたことがなかったんですよね〜😅句集『守る』についてはコチラを⇩ドトールの椅子に置くの
捕虫網にきれいな小石入れて来し端居して附録のごとくゐたりけりかき氷ひかりをこぼしつつ運ぶ豆飯や父がぽつりと母のこと合歓の花濡れてディキシーランドジャズふらんす堂の現代俳句文庫88として『金子敦集』が出た。この文庫、私が言い出しっペで、ふらんす堂の山岡喜美子さんが創刊してくれたのだった。軽くて、定価も安いし、その俳人の主要な句を読める便利なシリーズになっている。金子敦さんにはかなり前から親しんできた。小品というか、575の言葉が端正な言葉の絵になっていて、それがとても好きだ。勝手に
回文短歌(逆読みしても同じ文になる短歌)を偉人をテーマに、イロハ順に作っています。イロハ…今日は「み」です。テーマは「モーツァルト」です。[み]モーツァルトみづからの羽音に追はれ鴫(しぎ)の田の軋(きし)れば鬼と御(お)ば野良勝見(かつみ)———みづからのはおとにおはれしぎのたのきしればおにとおばのらかつみ———自分の羽音に驚いたかのようにシギは真菰の繁みを斜めに飛び立つ。あの鋭い擦過音は鬼かお化けの風切り音。魔笛パパパの二重唱。鴫(し
ふらんす堂さんのホームページ田島健一さんの「平成の一句」10月11日の記事に主宰能村研三「秋灯に祈りと違ふ指を組む」が取り上げられています。是非ご覧ください。秋灯に祈りと違ふ指を組む(能村研三)|出版社ふらんす堂(furansudo.com)
主宰させていただいている絵本・童話・詩のひろばことばトコトコ好きな絵本・童話・詩を持ちよって紹介し合うイベントを開催したり、こころの声をことばで表現するサポートを個別で行っています。ことばトコトコのLINE公式では、「今日のことば」・「今日の詩」・「今日の一首」などをときどきお届けしています。お友達登録はこちらからどうぞ。ことばトコトコLINE公式ちなみに、本日は、短歌をお届けしました。今日の一首ランドセルの鈴鳴らし
今日も頂いた句集について。金子敦さんの第6句集「シーグラス」(ふらんす堂)繊細で美しい金子さんの世界。5月の季節の句ではないけれど、「白猫のまばたきのごと梅ひらく」「如月や一番星に薄荷の香」などにうっとりする。今の季節だと「楽隊のひとり草笛吹きはじむ」「台湾の空の匂ひのバナナかな」といった気分でしょうか。(以上の4句金子敦)シーグラスをあしらった表紙もとても爽やか。花は葉にすこしひんやりして地球(このみ)
ふらんす堂から【第一句集シリーズ】という軽便な句集が出ています。そのシリーズの中で飛びぬけた出来の句集が原ゆきさんの『ひざしのことり』。この題名からして普通ではない。彼女は私の俳句仲間なので身びいきと思われるかもしれないが、たとえば次の句を見てください。新盆の半分透けているゼリー死体役すいっと起きて星月夜柿置いて鳴かぬかどうか見ておりぬ蕪という明るいものを買ってくる落ちぶれるように出産して、雪よ作品の解説はしません。ゆきさんは1962年生まれ、東京都
写真の花は、うちの近所に咲いていたのですが、赤詰草または紫詰草というらしいです。白詰草の仲間なんですね〜〜で、またまた間が空いてしまいましたが、野口る理さんの句集しやりりのⅢ(2011ー2013)から十句ご紹介します。しづかなるひとのうばへる歌留多かな最近、平仮名と漢字の表記の効果について考えているのですが、この句も、それぞれが効果的に使われていますね。「ちはやふる」の一場面を思い浮かべました。独り居のトマト煮詰めて種動かすトマトを煮詰めると、種だけが浮き上がってくるんですね
随分元気になったなぁと思い、2日間続けて40分程度のお散歩をしたら、昨日は腰が痛くて動けなくなるという今日は、大人しく、のんべんだらりと過ごしていますあー、早く自由にスタスタと歩きたい吟行に行きたい句会に行きたいよ〜〜というわけで、今日は、野口る理さんの句集「しやりり」のⅡ(2007ー2010)から、私のお気に入り句を10句、選んでみました。句集しやりりAmazon靴箱のただ靴を待つやうな色「この句、好き!」と、選んだのは良いのですが・・・あれこの句の季語はどれ私は、
私事で最近ばたばたしており、皆さまのブログにもなかなかおじゃまできないでおります。おじゃましても、ほとんど読み逃げ状態で、申し訳ありませんでも、忙しい毎日こそ気分転換が必要と、いうわけで、昨日は、ふらんす堂横浜句会に参加してきました。午前中は、とかとか大佛次郎記念館とか、ぶらぶら一人吟行してきました。私、昔、大佛次郎を「おおふつじろう」って真面目に読んでたんですよねしかも「鞍馬天狗」や「赤穂浪士」の作者は「おさないじろう」っていう人だと思ってた大
只今肺炎安静中につきあまりにも昏々と眠り続けるとちょっと変な夜更かしなんだか早起きなんだかよく分からないような時刻に目が覚めてしまう事があります。(午前3時半とか・・)そんな時に読む本は昼間のざわめきの中で読むのとはまた違った感覚でサラサラ...と微細な音を刻みながら脳みその中に入ってゆくような気がするのです。だから本当は寝てなきゃいけない時間なんだけどこの変な時刻
さぁ今年もやってきましたバレンタイン・デー❤まだ明日だけど今日時間があるうちにUPしておきます。今年の2月14日は1月から決まっていたお父さんの頸動脈エコー等の検査日で一緒に行くので地味になりそうですが(笑)お父さんと私の間では「義理チョコ」だとか「本命」だとかそんなのは超えたところにありまぁお父さんもチョコ大好きだし憂鬱な検査の後で美味しいチョコが待ってたら
BY岡本眸(ひとみ)ふらんす堂です。午後の椅子―岡本眸句集Amazon出版社WEBでは,◆第十句集藪巻の新しければ翔つごとし「俳句は日記」という信条のとおり,著者は日々の暮しの小さなことを両手ですくい上げて慈しむ。身辺に向けるあたたかな眼差しをとおして詩情溢れる作品が生まれる。待望の第十句集。◆自選十五句より温めるも冷ますも息や日々の冬花種を蒔き常の日を新たにす青蘆に古沼の照の押しわたる幼きへ木の実わかちて富むごとしきのふより今日枯深し飯白し覚めて
BY金原友典ふらんす堂です。白色―金原知典句集(精鋭俳句叢書)Amazon出版社WEBでは,第33回俳人協会新人賞受賞◆精鋭俳句叢書花の向き迷ひなかりし梅白し彼の内なる美学は物の存在を絶対視して凝視することから沸き出てくるものだ。写生を徹底して押し進めるとき生れてくる。(序より・斎藤夏風)冬晴にただすこし湧く泪かな金原さんの手にかかると,涙の背景にあるものは一切消え,涙はただ涙というものとしてそこにある。(栞より・岸本尚毅)◆自選15句より白椿いつ
だんだん雲が少なくても空が秋の気配になってきたのを感じる今日この頃。。。お取り寄せしていた後藤比奈夫先生の「あんこーる」も無事に届いてました。今日もまたきよし先生お爺ちゃまのお話から入りますが御年90歳とあってはいつもどこか不安が拭いきれずそれを独りで抱えきれなくてけどご本人の前では元気いっぱいに振る舞ってあげたくてそんな自分が果たして「正しい」のか?「本人は本当に喜んでいるの
俳句雑誌篠の六本木句会と第一校正が無事終了しました。時系列ではありませんが、前回からのトピックスをいくつかご紹介します。赤坂には週に二日から時に四日くらいは通っていますが、先日雨の日にふと相模屋に寄ってみました。ここは幼い頃から食べ慣れた葛餅が売っているのですが、今月末でその葛餅のみが販売終了となるとの悲しい情報が。そこで母と二人分を購入して久しぶりに食べました。水分の分量が絶妙で他では得られない味なのです。長年の原材料が入手困難になるので販売を止む無く終了するそうですが、他の甘味は引き続き
BY杉山久子ふらんす堂です。泉―杉山久子句集(ふらんす堂俳句叢書Se´riedublanc)Amazon出版社WEBでは,第1回姨捨俳句大賞受賞!◆第三句集小鳥来る旅の荷は日にあたゝまりどんなに心許ないかすかな泉であってもそこに目を凝らし耳を澄ませる,そんな日々でありたいと思っております。(著者)◆自選十五句より白南風や鳥に生まれて鳥を追ひ生きてゐる冬の泉を聴くために人間を映して閉づる兎の眼わが杖となる木に雪の記憶あり雨粒を背負ひて蟻の立ちあ
俳句イベント「虎とぽ〜あのころ、このころ、これから〜」に行ってきました。大久保華楽坊中村安伸さんの『虎の夜食』と田島健一さんの『ただならぬぽ』発売を記念してのトークイベントでした。虎の巻では安伸さんの句を健一さん、青嶋さん、そしてご本人が選んであるものが、ぽの巻ではその逆で健一さんの句を安伸さん、青嶋さん、ご本人の選句がテキストとして配られました。茶とお菓子もある中、休憩を挟んで和気藹々。受講者に若い方が多いのが印象的で、同年代の顔見知りも参加されていました。このところこの二冊を持ち歩
最近欲しい本がドンドコ増えてタイヘン~俳句を始めてからは特にゼロからの出発だし毎月少しづつ買ってはいるけどその傍から又次から次へと泉の如く湧いて出て来る。少し前遂に本棚の一角に俳句本コーナーを確保するべく泣く泣く本の断捨離もしたのですがそれにしても圧倒的に読みたい御本の数が多すぎる~まぁそれら欲しい本を全部買えて読破したからといって私の脳内にも泉の如く名句が湧き合ってく
俳句を始めて以来何もかもちんぷんかんぷんなのでとにかくまず調べたり検索したりという作業がとても多くなりました元来西洋風味な私にとって和テイストの極み的な俳句とはこれまでの自分の生き方や意識からとてもかけ離れた存在そこんところを埋めるべくもっと自分の中に取り込んで消化して浸透させるためにはど~したもんかなぁ~・・って悶々と悩む日々そんな或る日いつものように検索し