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『ばにらさま』山本文緒著また一冊読んでしまった。読む本が少しずつ無くなっていく寂しさ。いつも「えっ」という驚きがあるけれど私の中にも同じような思いがあることに気付きゾッとする。こんな小説を書く人他にいない。寂しいよ。
先日のこと息子との待ち合わせまで少し時間があったので、書店で本を買い求めてファミレスに入った独身時代に一時傾倒したその作家はもう、あっけなくこの世を去ったが、それを知っても「遺作」を読むことはなかった乖離を感じてしまいたくなかったのかもでも、最後の短編集の表題作はあの頃の姿を残しつつも更に深く、喪失感に胸が潰れそうになった……次々にページを繰ったファミリーレストランの店内には、学生、家族連れ、赤ちゃん連れ、そして老女の姿もあった赤んぼうを大事そうに抱える夫婦のすぐ傍
札幌日帰りの次の日ラーメンが食べたくなる迷わず北海ラーメンさん年老いた店主のオバチャンの様子も知りたい※湯の川観光ホテルの駐車場に停めれます✌🏻暖簾出てた!!(๑⃙⃘ˊᵕˋ๑⃙⃘)ヨカッタいつも4人掛けテーブルのテレビに近い所を空けてくれます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚アリガトウゴザイマス窓の外はホテルだらけ~泊まりたい♡~(>᎑<`๑)味噌バターコーン卵抜き♪味噌バターコーンは、オバチャンが元気でお店をやってる限りここで良いです(*॑˘॑*)゙ウンウン!
こんにちは相変わらず寒かったり暖かかったり…凪ぐ日はいつ訪れるのでしょうか読書日記55冊目(2023年21冊目)「ばにらさま」山本文緒さん短編集です「これは◯◯がテーマの作品」みたいにはっきり分類するのが難しいような人間の心の隙間にある嫌な部分悲しい部分どうにも出来ない部分etc…そんなすごく小さな何かを拾って綴ってくれている感じの1冊でした正直、どの作品も読後に何かザラリとする感覚が残るのですが自分の中にもネガティブな部分があるからこそつい惹き込まれて
文庫版の表紙は少し艶めかしくてとても似合っているほとんどジャケット買いのようになった先日NHKの10時45分からの「ミワさんなりすます」というドラマの主人公を演じている女優松本穂香に顔が似ている女優の名前そこにたどり着くために誰と結婚していたとかどんなふうに亡くなったとかそこらへんを検索してたどりついた自分に静かにがっかりしていたところだったので短編の中では20×20が一番しっくりしたあらあらと慌てたのは菓子苑だった文春文庫640円+税
古賀志山も紅葉が進んでいます。心は高揚ほっこり、ハッピー緑から黄色、赤へのコントラスト何とも言葉になりません。読書記録です『カフーを待ちわびて』原田マハこれ、原田マハさんのデビュー作なんですね。第1回日本ラブストーリー大賞受賞作品だそうです。ちょっと不器用な主人公ふたりの距離がなかなか縮まらない…優しくて、切ない美しい南の島のラブストーリー、素敵でした「パパ」岡部えつ岡部さんの本は、読んだ2冊が
ばにらさま山本文緒あらすじ①「ばにらさま」僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい……。②「わたしは大丈夫」夫と娘とともに爪に火をともすような倹約生活を送る私。③「菓子苑」気分の浮き沈みの激しい女友だちに翻弄されるも、放って置けない。④「バヨリン心中」余命短い祖母が語る、ポーランド人の青年をめぐる若き日の恋。⑤「20×20」主婦から作家となった私は、仕事場のマンションの隣人たちと……。⑥「子供おばさん」中学の同級生の葬儀で、遺族から形見として託され
老後の資金がありません垣谷美雨ばにらさま山本文緒
どんなに相手を思い遣っても自分は永遠に相手の人にはなれないだから正解はわからない自分が正解と思った、そのことを思い遣った、風に思っているだけなのかもしれない自己満足?正解を当ててもらったことより思い遣ってもらった、そのことに自分だったら嬉しさを感じるだろうかこれもわからない山本文緒さんのばにらさまを読んでいる心が痛い山本文緒さんはいつも触れられたくない心をキリで突いてくる
「akaimicafe(アカイミカフェ)」について。→★※11月度予定・11(Sat.)akaimiランチ付きWS「飾り巻き寿司」・17(Fri.)akaimiランチ付きWS「編み物」・29(Wed.)おやつセット付きWS「ベビーマッサージ」昨日は祝日の為、お休みをいただいておりましたが…最終日の今日は、通常どおり営業させていただいておりました。今週のakaimiランチ(900円)は、こんな感じでした。今週のメインは「鮭フライカレータルタルソース」でしたの
2023年10月度の読書ブログです4冊だけですが、ウルッときました❶《日本版》1冊目:堂場瞬一著『ラットトラップ』講談社文庫2冊目:堂場瞬一著『空の声』文春文庫3冊目:山本文緒著『ばにらさま』文春文庫小計3冊❷《アガサ・クリスティ編byハヤカワ文庫》1冊目:『ポケットにライ麦を』山本やよい訳小計1冊
山本文緒さんばにらさま山本文緒さん最後の作品なんだ。日常を描く戦慄の作品集。短編集ですね。らしさを存分に堪能してください。
「ばにらさま」この本は、山本史緒さんの遺稿、「無人島のふたり」を読んで、初めて出版を知り、図書館に予約しました。7年ぶりに出た「自転しながら公転する」は、すでに予約済みでしたが、「無人島のふたり」と同時に買ったので、キャンセルしました。これも一年近く待って、届きました。6遍の短編集です。これを読んでから、もう一度、「無人島のふたり」を読んで確認しましたが、この6遍は、病気の発覚以前に書かれたものです。この6遍と、新作を一編書いて新しい短編集を出すつもりだったけど、
ばにらさま山本文緒ばにらさま(文春e-book)Amazon(アマゾン)明るく見えるもの、愚かにみえるもの、普通にみえるものその裏側を描く短編集一話め。ばにらさま非モテの太っちょサラリーマンの「僕」にできたバニラアイスクリームのように白くて美しい彼女モデルみたいな彼女と愚鈍な彼氏ふわふわしてる彼女と堅実な彼氏さて、真実は…この短編集だけでなく、山本文緒作品に共通するのが飲みやすいと思ってゴクゴク飲んでいたドリンクが実は強い毒だった。みたいな感じ一気に毒がまわって
←山本文緒(著)『ばにらさま』(文藝春秋)「冴えない会社員の広志にできた彼女は色白でとびきり可愛い“ばにらさま”。彼女は、バニラアイスみたいに冷たい…。痛くて、切なくて、引きずり込まれる。日常の向こう側に見える心の...」山本文緒作の『ばにらさま』を9日(金)に読了。山本文緒作品は少なからずある。今までに読んだのは、『プラナリア』だけ。実は、どちらも題名で選んだ。プラナリアは、いつか自分が小説を書くならこのタイトルでと思っていたし、『ばにらさま』も、バニラヨーグルトが吾輩
←三田村鳶魚【著】『捕物の話―鳶魚江戸文庫〈1〉』(朝倉治彦【編】菊池明/山本博文解説中公文庫)「与力・同心・岡ッ引など、捕物の関係者や方法・技術を扱う「廻り方」、長谷川平蔵でおなじみの「火付盗賊改」や国定忠次ゆかりの「八州取締出役」の人物とその組織・機構など、江戸の捕物の実際を克明に考証し、以後の捕物研究の嚆矢となった書」8日(木)は休日。が、薄日の日中が次第に曇り、やがて終夜の雨に。雨を口実に庭仕事はサボった。山本文緒の『ばにらさま』と、二井一禎著の『われら古細菌の
←6日撮影。裏庭のガクアジサイ。昨日入手したサングラスでスーパーへ。度(色)のない眼鏡とはいえ、肉眼じゃない違和感……ガラス越の風景。ただ、風があっても眼を開けて居られる。対紫外線効果は実感できない。…分かるはずないか。(06/0613:11)二井一禎著の『われら古細菌の末裔:微生物から見た生物の進化』(共立スマートセレクション38)を読み始めた。「われら古細菌の末裔」だって。本書は殆ど題名で手にしたようなもの。細菌じゃなく、古細菌こそが我らの御先祖様なんじゃ
[ばにらさま]読了。「痛くて、切なくて、引きずり込まれる。6つの物語が照らしだす光と闇」この小説は本当にそうだ。山本文緒さん、うますぎる!実はこの本、約1年前に読んだ。今回は再読。私はほとんど再読をしないのだけど、山本文緒さんの最後の小説だし、とてもよかったから。装丁のイラストを見た時、いったいどんな内容かと躊躇したけど苦しくて不安で、ざらっとしてて、ちょっとした仕掛けがあり、山本文緒さんらしさが出てる作品だった。山本文緒さんの小説をもっともっと読みたかった
今日の那覇はとても涼しいはいたーい!宮城ですいつもの年の4月の終わりって、もうそろそろ梅雨にはいるぞーという、湿度の高さですが、今朝はすごし易い天候です皆さんの沖縄滞在中に梅雨にはいりませんように一昨日、沖縄アウトレットモールあしびなーへ行ってまいりました映えスポットになっているらしく、私にしてはめずらしく、並んで撮影しました小物や手作りスイーツを売る出店がでていました時間がなくて、一つ一つは見れませんでした残念私は、スナイデルで初夏にぴったり
このところYouTubeばかり見ているので、また一旦Netflixを解約することにしましたYouTubeといえば、香港で知り合った現在大阪在住のyukiちゃん(香港人)もYouTube頑張ってます保護猫ちゃんたちも一緒【株式投資の話】40代の収入/節約/投資【節約料理3日分】一人暮らし今回はゆきにゃんの株式投資を語りました。【収入を得て】【節約をして】【投資で増やす】どれも大事です♪投資の知識があまりなければまずは節約して貯金から!そして!食費をもっと削りたいと思って切り詰めて!70
コロナ隔離7日目。ただ静かに過ごせない私は、この1週間、本を読みまくりました。シティーハンター(文庫本サイズ)全18巻からはじまり…。「ばにらさま」「老後とピアノ」は読みかけだったので最後まで読みました。「52ヘルツのクジラたち」「あなたはここにいなくとも」は友人が町田そのこ作品を勧めてくれたおかげで出会えました。52ヘルツの…は、ほぼイッキ読みでした。先が気になって仕方ないのです!本屋大賞、恐るべし。そして、このコロナ休暇で最後に選んだのは「汝、星のごとく」。ま
ベールをあげた花嫁の顔に「えっ」、となるような6編がつまった山本文緒の「ばにらさま」。読む前に比べ読後感は微妙な味わいのまま。著者最後の新刊ということで、手にしたときは期待感高まる手触りのまま、とりあえず、お約束のようにこの表紙を眺める。この妙なお目目の女の子がばにらさま、か。白くて冷たい恋人、と帯には書かれているので、当然そうなのだろう。と思いつつ、ちょっと横道にそれた画像が脳内に浮かぶ。そう、ワタクシにとっての永遠の「ばにらさま」が、浮かんできてしまったのだ。その名は、
無人島のふたり:120日以上生きなくちゃ日記Amazon(アマゾン)1,072〜4,360円覚悟を決めて一気に読みました。病気の発覚のところでは万年胸焼けのわたしはぞっとしましたがその時はいつか自分にも来るわけで悪い妄想が得意なわたしは自分に置き換えて想像しそうになったのをなんとか抑えてばにらさま(文春e-book)Amazon(アマゾン)1,400円何にも知らずにこの本は読んだのだなぁとあらためて思ったりしました。人生いつ何が起こるかわからない。機嫌良
自転しながら公転する1月22日に読み終わりましたちょっとゲームに夢中になったのもあって読み終えるまで2ヶ月も掛かっちゃいましたん……満足・満足(*¯꒳¯*)𓈒𓂂♪あとがきを読むと「プロローグとエピローグが要らない」と言う批評もあったらしいですが自分的にはあって良かったです(*•ᴗ•)ウンプロローグと本編の途中の話でミャーはニャンくんと結婚したのか!?って思ったけどエピローグ読んで「(,,-`。´-)ホォーォ」ってね(ˊ͈˙̫ˋ͈)クスクスあ……訳分
今年は家族の年末恒例、もちつき作業が中止になりました。…ということは時間が空くのかしら〜。読みたかった本をAmazonでポチ。先日「無人島のふたり」を読んで文章のテンポが気に入った山本文緒さん。短編集の「ばにらさま」を読んでみようと思います。それから、ジェーン・スーさんの新刊、「おつかれ、今日の私。」です。著者はふたり共、人生の、女性の先輩。私見ですが、自分を冷静に見つめられるような感じでサバサバしている!!だから好きなんです。
昨日は娘の希望でスシローに行ったんですが、アプリ予約の待ち時間が以前に比べてかなり短くっていつもなら、何分か待つのに昨日は車でお店に向かってる時に私達の番がきて、えっ!となりました。なんでだろ?って思ったけど、多分値上げしたからなんですね。他にもいろいろあったけど、その直後もお客さん減らずに激混みだったのに。すごいわかりやすい反応だなぁ---------▷◁.。そして、昨日はスシロー帰りにTSUTAYAで本を購入。山本文緒さんの遺作とも言える短
それはとてもショッキングな出来事でした。本を紹介しているpodcastを見つけ古い回から順に聴いていました。昨年の秋頃のところでこの『ばにらさま』を紹介していました。山本文緒さんの作品は何冊か読んだことがあったけれど最近は全く読んでいなくてでも、オススメされると興味が湧き。こちらも【読みたい本リスト】に加えていました。そしてまたpodcastを順番に聴いていたら、その数週間後の回で山本文緒さんがお亡くなりになったと話されてました。全く知らなかったので、1年前にもう
こんにちは、yuwaです。私は今、再婚生活を送っています。そして、闘病中です。山本文緒さんのこの本のタイトルと同じ。山本文緒さん、昨年、すい臓がんで逝去。見つかったときにはすでにステージⅣbだったらしいです。でも、もっと前から山本さんはお腹の痛みがあったんです。救急車で運ばれて、もちろん検査も受けていたし。胃薬を処方されたりしてたんです。私、知ってます(本読んでるから)。なんでわからなかったの?あんなにつらい痛みがあったのに。ひどいよ…。山本文緒さんの本
老人三人暮らしにはいろいろ知恵が必要です自分のことで精一杯なので自分のお守りは自分でしてもらわないと一番元気でいなければならない私の検査入院を機に基本的には自分のお守りは自分でを合言葉としています😅もちろん困った時はお手伝いはします食事は必ず3人でこの時は楽しい会話を心がけます😅ばにらさま読み終わりましたいくつかの短編なんですがどれもこれも私の想像を越えてる私は自転しながら公転するをまだ引きずってます
今日は読書の日。どんどんたまる積読の中から選んだのは山本文緒さんの「ばにらさま」もう何年も前ですが「恋愛中毒」を読んだときは「これはホラー小説なのかしら」とゾワっとしました。「恋をして、しかも賢くあることは不可能だ。」とは哲学者フランシス・ベーコンのお言葉ですが…「ばにらさま」にはタイトルを含めて6つの物語が編集されています。恋愛だけではなく周りの人との関わりの中で揺れる心、バランスを崩しそうになりながら必死に生きる女性を描くのが山本文緒さんはすごく上手だなあと思います。どの物語に