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強い大横綱を倒す「はやりかぜ」は本当に「ただものではない」!平安時代の歴史物語『増鏡』には、「しはぶきやみ(咳逆疫)はやりて人多く失せたまふ…」との記述がある。江戸時代には「風疫」、「疫邪」、「時気感冒」、「天行感冒」などの記録がある。流行を指す「疫」、季節・天候に関わっている「時気」・「天行」の特徴から推してこれらは普通の「風邪」・「感冒」ではない!突如として発生して瞬く間に広がり、数カ月のうちに消えていく、咳と高熱の流行性疾患が江戸時代で、「はやりかぜ」と呼ばれている。「はや