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ことばの意味を説明する文章とイラストがお気に入りの一冊たくさん好きなものはあるけど、その中で選ぶとしたら「シャッターシュッマユッ」と「マンパー」最初のは、ジンポー語で直訳すると「月を蛙が呑み込むこと」ジンポー語の世界では日食や月食は蛙が犯人らしいもうひとつはティディム・チン語の夜別れるときのあいさつ。「良い夢を」というより、「また後で、良い夢で会おう!」という印象のあいさつらしい中には、もう誰も話す人がいなくなってしまったことばもあって、少し切ないような気
理想は、緑の地球であって欲しい。周囲への配慮と謙虚、優しさを持った人達が立て直していてくれれば・・・。先日、チリのパタゴニア地方のヤーガン語を話せる最後の人が亡くなったニュースを観ました。単行本『なくなりそうな世界のことば』吉岡乾(著)西淑(イラスト)創元社(出版社)この本で、無くなりそうな言語が多い事を知りました。人が亡くなり、民族が消滅、言葉も使われなくなり、風習や様々な大切な事も失うのです。今、
今回も3冊。なくなりそうな世界のことば(吉岡乾著西淑イラスト)最近しつこくて恐縮なのですが、これも片山さんがブログで紹介していたもの(きょうのNHK気象解説、大活躍でした)。絵本のような(というか絵本)装丁で、各ことばそれぞれにきれいな絵が描かれていて、ページを繰るごとに、新たな世界が広がり、実に気持ちが安らぐ素敵な構成でした。構成で面白かったのは、今回選ばれたことばが利用人数順に並んでいたこと。ページごとにだんだん利用人数が減り、最後の「マラミク」はなんとゼロ人。読む前
種から育てたアボカドの成長が早く部屋の中で木になりそうな勢いですお水をあげていると今日も親通信🤳元気でいてくれるのは嬉しいこと😊今日は....ここまで来ると日・英・ロシア語表記よ、と親アイヌ語も入ってるんだけどねノシャップとは「岬のそば」という意味だそうこれはカタカナ地名でなんとなく日本語ではない感じでアイヌ語だと推測しやすいけど札幌もアイヌ語だったのですねイヌイットやサーミ人の言語文化のようにアイヌ語話者も減りに減って今では話者はたった5人だそう少し
私は体が弱くて、胃腸も弱いので、世界の辺境に行って何か月が暮らしてフィールド研究する方々のことはホントに尊敬していますし、その方たちの書かれた本を読むのも大好きです。自分のできないことを本を読むことで追体験できるからですね。ところが、このコロナ禍で、そうした研究者の方たちがフィールドに出ることができなくなってしまっています。そんな中、たまたま、パキスタンあたりにあるフンザ渓谷で話される「ブルシャンスキー語(初耳!)」そのほか7つほどの言語を研究しているフィールド言語学者の吉岡乾(の
昨日、「エール」の最終回をちょこっと見た。「イヨマンテの夜」が流れた。この歌を歌っていたのは伊藤久男。昔、前職のある偉いさんが、忘年会や新年会のたびに、この「イヨマンテの夜」を歌っていた。背は小さい人だったけど、がっしりとした体格で、かなりの声量がなければこの歌は歌えないし、似合わない。私はこの偉いさんのことを密かに「イヨマンテ」とあだ名をつけていた。なくなりそうな世界のことばAmazon(アマゾン)1,068〜5,280円「なくなりそうな世界のことば」という本から唯一の日本か
こんにちは!花子です。先日のブログで「翻訳できない世界のことば」という本を紹介しましたが、同じシリーズの本でもう1冊ご紹介したいと思います!その名も「なくなりそうな世界のことば」ですこの本では世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語を紹介しています。その中のことばを少し紹介してみたいと思います!HIRAETH(ヒライス):ウェールズ語(イギリス)話者数:56万2,000人もう帰れない場所に帰りたいと思う気持ち
渋谷の街がなんだかどんどん変わってゆく。怪獣みたいな重機がビルを壊していたのがついこの間のことのように思い出されますが、気づくと、大きなビルが駅前にいくつもできていて、、というわけで、今日は昨日のうちに晩ごはんを作ってあったので、ちょっと寄り道。と、立ち寄って数分で、きらびやかなフロアと人混みにやられてしまい、すぐにくじけそうになりましたが、大好きなTSUTAYA書店を見つけた。いろいろな外国の本が、国別に紹介されている本棚の前に、
片岡義男『珈琲が呼ぶ』下北沢の本屋B&Bに初めて行って、美味しい珈琲を飲んだあとで、書棚でこの本を見つけて、とても惹かれた。最近週刊誌の連載で片岡義男のエッセイを読んでいて、面白いと思っていたから。結局図書館で借りて読んだのだけれど(ゴメンナサイ)これはカフェで珈琲をお供に読むしかない、笑めちゃ面白かったんですけど。本文内装画のコーヒーの絵は、花森安治というのも嬉しく。写真もすごくいい。絲山秋子『絲的ココロエ』この作家の名前を
おはようございます(・∀・)こんなに感動したことは久しぶり。家族で会話が無くなるほど応援しておりました。(特に元テニス部の次男は身を乗り出してました)本当におめでとうございます。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°☕先日、パートナーとold(オルド)さんというカフェへ行った時の事。テーブルの端に気になる本がありました。すみません美しいラテアートのカフェラテほとんど飲んでしまってから撮りました💦パラ~と読んでいるとコーヒ
イラストレーターの西淑さんの個展に行きました。そこで出会った素敵な本。✳︎今はもう話す人が限られる少数言語が、美しいイラストとともに紹介されています。✳︎やはり言葉は人なんですね。その民族に伝わる独特の考え方やならわしも、その民族の言葉だとすんなり心の奥に入ってきます。たとえば「マラミク」について。✳︎マラミク死んだ後のことを考えたことはあるだろうか。アンダマン人の思う死後の世界は、夢の世界のことである。夢の中で亡くなった人に会うことだってあるものね。私たちは、毎晩いったん
ごきげんよう、志帆です。おいしいカレー屋さんに行きました。名古屋の本山にあるカフェ、babooshka(バブーシュカ)さん。普通のお家のような佇まい。とても隠れ家めいたカフェです。これです!バターチキンカレー!もう絶品でした。かなり辛くて、一口食べただけでふわっと体が熱くなります。でも、嫌な辛さじゃなくて、スパイスの効いた豊かな辛さ。どんどん食べたくなります。漫画『ミスター味っ子』に、「おいしいカレーは水がいらない。辛さはピリッと効いているが、けして後を引かないからだ。
こんにちは。今朝は雨が降りました。降るものが時間だったらいいのにな、と最近よく思います。さて、みなさんは、世界のことばを、どれくらい、どんなものを知っていますか?今日は『なくなりそうな世界のことば』という本を紹介します。なくなりそうな世界のことばまーるいようでまるくない独特のフォントと、触りたくなるようなかわいいイラストが気になって、手に取りました。バスク語、シナー語、ナーナイ語……世界のいたるところにある、さまざまなことば。そのひとつひとつに、「そのことばらしい」、魅力的な単
喜びや悲しみを誰かと分かち合いたい時に伝えたい言葉がなくなったら…長いあいだその国や地域で使われてきた言葉が消えてしまったら…その背景にある大切な文化も失われてしまうふとそんな思いがよぎり手にした本が『なくなりそうな世界のことば』世界200カ国で7000種類もの言葉があるなか少数言語地域の植民地化や人口移動話者数の減少により3500種類の国や地域の言葉が絶滅の危機にあるのだそう先人の人達がコミュニケー
世界で話されている言語は7000種類もあるのだという。その中でも語り部がいなくなってしまった、あるいは存続が危惧される言語50をピックアップし、その言語の中から一語を洒落た短文と絵が添えられた単語帳と絵本の間をあるく本である。中国語や英語は世界中で多く話されていることは誰しも知っていることである。一方で日本語は世界で9位であり意外にも多いことに少し驚く。この本の紹介された言語は数十万人と世界レベルからみて少ない言語、さらには話者ゼロとなってしまった言語もふくまれている。いつの時代でも言葉
本と関わる暮らしから離れて、9ヶ月が過ぎ、10ヶ月目になる。完全に離れるのではなく、好きなときに、好きな本を読む。離れてしばらくはコミックや新聞以外は活字から離れていたがまた読み始めている。それまではまったく読んでいないというわけではなかった。近くの図書館に行っては借りたりはしてたが斜め読み程度。じっくりとは読んではいない。いや、じっくり読むというのはここ何十年としていないことに気づいた。なくなりそうな世界のことばAmazon「なくなりそうな世界のことば」は秋ごろに、ちちんぷいぷいで西靖