白縫(しらぬひ)は立かへりつゝ、遥(はるか)に見て鐙(あぶみ)をあはせ、長刀(なぎなた)を水車(みづくるま)のごとくふり輪(まわ)して、五騎(き)が中に蒐(かけ)入り+4、忽地(たちまち)切(きり)-伏(ふ)せ薙倒(なぎたふ)す。その威勢(いきほひ)奮然(ふんぜん)として当(あた)るべうもあらざれば、みな仰(あほ)ぎ-視(み)て舌(した)を掉(ふる)ひ、「是(これ)なん女丈夫(をんなますらを)と聞(きこ)えたる、為朝(ためとも)の内室(おくがた)ならめ。彼(かれ)いかに勇敢(たけく)とも、続(つ