ブログ記事16件
POINT住民投票が必要な理由について、「格下げ」になるからという、佐藤茂樹衆議院議員(公明党)の答弁を見てみましょう。都構想は「茨の道」という、地方制度審査会の専門小委員会の意見を見てみましょう。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とこまじ」。「とことん真面目に大阪都構想」。今日は、第15回目です。都構想は「茨の道」。住民投票が必要なのは、「格下げ」になるから。というテーマでお話しします。住民投票が必要な理由につい
POINTロバートの秋山さんの「TOKAKUKA」から学んでいきます。東京の都と区の間にある二重行政(?)の歌です。都構想で特別区になっても、二重行政が完全になくなるわけではありません。「基礎自治体優先の原則」に基づいて市町村に権限を委譲していけば、二重行政はなくなります。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部順序入れ替え加除訂正。)「とこまじ」。「とことん真面目に大阪都構想」。第14回目は「二重行政について」お話しします。YouTu
POINT特別区設置協定書が総務省から戻ってきました。総務大臣の「特段の意見はない」は、婚姻届のようなものです。受理されたからといって「幸せ」が保証されないのと同じです。総務大臣のコメントからは、総務省は良し悪しの判断はしないということ、地域の判断に委ねられるということは住民がその判断の責任を負うということ、その判断に資するよう真摯な議論が必要である、ということが理解できます。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とこまじ」、「とこと
POINTそもそも、地下鉄の整備も「国の答申」があって初めて整備に向けて具体指されていきます。前回のお話にもあったように、国の事業費負担が大きいのですので。また、大阪市が勝手に地下鉄の整備をしたのではありません。国の答申にしたがって実施しています。環状線の内側は地下鉄が格子状に、民鉄は放射線状に整備をし御堂筋線につなぐ。放射線状に伸びた民鉄や国鉄では市内への流入数をまかなえなくなったから、その線の間に地下鉄を延伸し、市内に多くの乗客を運ぶという方針で進められています。さて、東京は、山手線の
POINT今回は、前回の高速道路の整備と同じく、鉄道の整備についても、国の関与や、整備主体や運行主体になる事業者の判断、そして地方自治体としての財政負担など、これらの調整があってやっと整備ができているということを知っていただきたいと思います。大阪府と大阪市が云々という話や、大阪市が広域のことを考えないなどという話ではないということをわかっていただきたいと思います。以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とこまじ」。「とことん真面目に大阪
POINT高速道路でも大阪市が広域のことを考えていないかのようなことを言われる方がおられますが誤解です。ようは「お金」の問題です。高速道路って、もともとは建設費を料金で回収して将来は無料になるって言ってませんでしたか?いつのまにやら民営化され、その結果整備にあたっては地方自治体の事業費負担がでてきました。以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とこまじ」。「とことん真面目に大阪都構想」。第10回目は「高速道路の整備について」です。前回、
POINT大阪には、4つの都市計画区域があります(大阪、北大阪、東大阪、南大阪)。いま大阪市がある大阪都市経済区域のマスタープランも、(法律上)すべて大阪府が書いています。それに基づいて都市計画というものは進められていますので、大阪府と大阪市がバラバラの方向を向いていたというのは、ちょっとおかしな話だと感じています。以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とこまじ」。「とことん真面目に大阪都構想」。第9回目は「都市計画に関する真実」というお話
POINT消防は市町村事務であり市町村にその責任があります。しかし、いわゆる大阪都構想になれば大阪市の消防は大阪府に移管されます。一元化とも直接的に関係はありません。東京消防庁は東京都全体を担っていると言われますが、管轄のエリアは東京23区だけで、他の市町村は東京消防庁に「委託」をしています。消防の広域化というものは当然進めていかなければなりません。府を大きく8つのブロックに分けて広域化を進めていくという計画を大阪府が出しています。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部
POINT大阪市は完全自己水で水道事業をまかなっています。一方、大阪府は現在、水道事業をやっていません。特別区の水道料金や、場合によっては民営化や企業団との統合なども、府議会で決めてしまっていいのでしょうか。都構想になっても大阪市の水道が大阪府に行くだけで、実際の一元化は、他の市町村の判断がなければできません。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とこまじ」。「とことん真面目に大阪都構想」です。第7回目は、「水道は市町村事務
POINTバブル期の失敗は府と市に原因があったのではなくて、大きな流れの中で国策にそっておこなった事業での失敗。それと共に、破綻後の処理の特定調停の中で損失補償をおこなったという判断間違い。決して、大阪府と大阪市が高さを競ったりとか、府と市がいろんな意味でいがみ合ったからではありません。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とことん真面目に大阪都構想」、「とこまじ」。第6回は、WTCなどの失敗について、府市の問題なのかという
POINT大都市制度と経済成長の因果関係についてはきちんと証明できません。行政の範囲がどうあるべきかというのは、課題、時代、社会情勢によって大きく変わってきます。行政課題を解決するには、大都市制度論よりも都市政策です。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とことん真面目に大阪都構想」、「とこまじ」第5回です。今日は、都市制度と経済成長に、因果関係・相関関係があるのかということについてお話します。この件については、20
POINT市の税源は、権限の違いに関わらず「市町村税」のみです。特別区の税源は、市町村税から「調整3税」を引いたものが「区税」になって、大阪市と比べると自主財源の割合は大幅に減ります。大阪市域内の税収(国税・府税・市税)のうち、大阪市に還元されるのは3割程度です。大都市制度改革の中で権限と税源(財源)がどうなるかということは、今後の基礎自治体の事業継続の重要な要因になります。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とことん真面目に大阪都構想
POINT基礎自治体の仕事の種類や範囲、法律的な根拠について理解しましょう。大都市制度を考えるうえでの<基本的な考え方>についてお示しします。これらにつて整理すれば、大阪都構想のように複雑な大都市制度の改革はいらないということがわかると思います。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。一部加除訂正。)「とことん真面目に大阪都構想」、略して「とこまじ」の第3回目です。今回のテーマは、「~自治体の仕事~権限について」。基礎自治体の仕事には、「自治事務」と「法
【POINT】大阪都構想の「特別区」と比較すべきは、「大阪市」です。都道府県と基礎自治体の、種類や役割の違いを理解しましょう。地方分権で、国から都道府県へ、都道府県から市町村へ権限を移譲しながら、住民に近いところで行政サービスを担うというのが地方自治の大原則です。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。)みなさんこんにちは。大阪市会議員の川嶋広稔です。「とことん真面目に大阪都構想」、略して「とこまじ」、第2回目の放送です。今日のテーマは、「行政区、特別
【POINT】アフターコロナの社会や経済、行政システムの価値観は大きく変わります。今、都構想をやっている場合ではないのに、住民投票へのうごきは止められません。とことん真面目に大阪都構想のことを、このチャンネルを通じて大阪市民の皆様にお伝えし、「後悔しない」ための判断をしていただきたいと思います。(以下、とこまじ動画で使用した画像と字幕文です。)みなさんこんにちは。大阪市会議員の川嶋広稔です。今日から「とことん真面目に都構想」ということで「とこまじ」というチャンネル