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夏鈴side体育祭が終わると中間テストが始まる。学校の雰囲気はテストモード。部活も休みのところが多く、勉強している子が多い。天「くぁぁぁー!なんもわかんない…」美青「行ける行ける!」美羽「図書室だから静かにね?」天美青「はぁーい。」図書室を見に行くと、あの3人が勉強をしていた。意外と勉強の出来る的野さんを挟むように、勉強が苦手な村山さんと天が座って勉強してい
天side借り人競走が終わり、空き時間ができた。美青は違うクラスの子と写真を撮りに行ってしまい、美羽と取り残された。美羽「さっきのお題って…好きな人?」天「…うん。美羽も?」美羽「うん。まぁ、気づかないだろうけど。」天「私は告白するよ、最終日に。」美羽「そっか…教育実習生、か。忘れてた。」天「これを逃したらもう…会えないかもだし。」美羽「私は勇気出ないな。これから先ずっと一緒に居る…つもりだし。」天「自
田村「ハァハァ」山崎「ほの、おつかれ。大丈夫?」田村「...天ちゃん。おつかれ様」山崎「休憩だって。」田村「うん。」山崎「何か怒ってる?」田村「そんなことないよ。」田村「ちょっと疲れてるだけ、ごめんね」山崎「そっか。しっかり休んでね」天ちゃんは、ひぃちゃんの所に小走りで行き少し会話をした後、入れ替えでひぃちゃんが来た心配そうな表情のひぃちゃんがほのの顔を覗き込む森田「ほのちゃん、大丈夫?」田村「うん。平気だよ」森田「何かあ
山崎「映画楽しみだね!」藤吉「うん」山崎「ポップコーン何味にする?」藤吉「天が好きなのでいいよ」山崎「じゃあ塩!」藤吉「キャラメルじゃなくていいの?」山崎「夏鈴は塩が1番好きでしょ?」藤吉「フフッ...ありがと!」山崎「今日ひかると保乃は動物園か〜」藤吉「...そうらしいね」藤吉「気になるの?」山崎「今度私達も行きたいねって話し!」藤吉「そっか。じゃあ今度行こうね」座席に着き、空間が暗くなったギュッ。山崎「暗い
前回の投稿でリクエスト頂いた森田村、てんかりんのお話です!リクエストありがとうございます☺️いつでも受け付けてますので、みなさんもリクエストお願い致します。松田side今日も楽屋は賑やかだ。けどたまに温度差が激しいペアがいる基本明るいのに、たまにあの二人だけダークモードになってる。でも今日はまだ明るい。みんなニコニコ仲良さそうに話をしていて安心だった。田村「ひぃちゃん次はどこ出かける?」森田「涼しくなってきたし、動物園どうかな?」田村「うん!いいね!!行こ〜」
夏鈴sideそしてとうとう、体育祭の日になった。少し曇っていて、日差しはまだマシだった。美青「夏鈴せんせー!!」美羽「天が借り人競走見ててだってさー。」夏鈴「ん?わかった、頑張ってね。」美青「ありがと!!ちゃんと見ててよー!?」夏鈴「見てる見てる笑」見ていると全てが懐かしく感じて、見てるだけでも楽しかった。そして、もうすぐで借り人競走が始まる。天「夏鈴せんせーっ!!」夏鈴「えっ!?て、天!?」遠くから走ってきた天。もうそろそろ準備しないとダメなのに…。夏鈴「もうすぐ順番でし
リクエストありがとうございます!天side今日の夏鈴、いつもと違う。そう思ったのは会話に全然入ってこないから。まぁ、いつもあんまり入ってこないけど、今日は夏鈴の声を聞いていないと言ってもいいくらい。天「夏鈴…?」夏鈴「……?」天「ちょっときて。」楽屋を出て2人きりになる。夏鈴はやっぱり喋らない。天「…風邪ひいた?」夏鈴「声、でなくて…」喉が痛いのか小声になっている。咳払いをしたり、喉を抑えたりしているから、きっと風邪なんだろうな。天「今日はもう帰ろ?安静にするべき。」夏鈴「
リクエストありがとうございます!夏鈴side撮影の移動でバスに乗る。同期は常にテンションが高く、今もみんな楽しそうに話している。その中、私は窓側の席に座り寝ている…ふりをしている。バスが揺れると同時に、私の頭もズキズキ痛む。お腹を抑えても、楽な体制になっても、痛みは何一つ消えない。天「私の方もたれかかっていいよ。」夏鈴「…え、」天「しんどいんでしょ。」夏鈴「ありがと…ごめん。」心を読まれていたのか、天ちゃんが持っていた上着を私にかけてくれたり、寝やすいように少し私の方に寄ってくれた
リクエストありがとうございます!夏鈴side今は楽屋で待機中。騒がしい楽屋の隣の空き部屋で1人、時間を潰している。そしてさっき何故か村山もこっちの部屋に来て、2人でスマホをいじっていた。夏鈴「ケホッ、ケホッ……」美羽「珍しいですね、大丈夫ですか?」夏鈴「うん、だいじょ、ゲホッゲホッ…」美羽「ちょっとまっててください。」咳が酷く、呼吸がしにくい。隣にいた村山もどこかへ行ってしまった。夏鈴「ゲホッ、ゲホッ…ゲホッゲホッ…っはぁ。」天「夏鈴ちゃん!大丈夫!?」夏鈴「天ち
夏鈴side終礼が終わり、職員室で一息ついていると、山﨑さんが私を探しに来た。夏鈴「どうしたの?」天「これ、この前配られたプリント。提出期限今日だったから回収してきた。」夏鈴「あー!ありがと。…っていうか、部活は?」天「入ってない。」夏鈴「運動神経良いから入ればいいのに。」天「バイト行かないとだから。」夏鈴「そういうことね。」天「…ね、先生。」夏鈴「ん?」天「一緒に帰らない?」まさかの誘いだった。特に溜まっている仕事もなく、すぐ帰れそうだったので、一緒に帰ることにした。
天side2日ほど前、夏鈴と喧嘩した。そして今日は夏鈴の誕生日。夏鈴とは未だに仲直りは出来ていない。里奈「大丈夫やって!仲直り出来る!」天「そうかなぁ…」ひかる「ごめんね?出かけてたことバレちゃって…。」天「ううん!私から誘ったし、このプレゼント買えたし。」梨名「夏鈴ちゃんの誕生日プレゼント買うためやったんか、出かけてた理由。」唯衣「理由言ったら許してもらえるやろ!」保乃「保乃も理由聞いて許したし?」ひかる「ほんとにごめんなさい…」光莉「お待たせー!」晶保「ケーキ取ってき
教育実習に慣れてきたのは一週間が経った頃だった。その時期はちょうど体育祭の準備が始まる頃。授業が始まる時間になり、8組の教室へと入る。今からは体育ではなく体育祭の決め事をするらしい。ひかる「体育委員、よろしく。」私達はただ見守るだけで、ほとんど委員会の生徒が仕切る。私達の時代からする内容はあまり変わっていないようで、懐かしいなと思いながら話を聞いていた。生徒「次は…借り人競走…かな。」美青「はーい!!ここ3人やりまーす!」天「ふはっ、強制じゃん、笑」美羽「まぁ…いいけど?笑」生徒「
夏鈴「ビックリした笑」天「私もだよ笑担当する人の名前を見て、同姓同名かと思ったけど本当に夏鈴だったんだね笑」夏鈴「すごい偶然だ笑山崎さん、今日からよろしくお願いします笑」天「まかせてください笑」仕事のやり取りが終わった後、有美子さんと今どうなのかを聞いた天「有美子さんは元気?」夏鈴「しばらく付き合ってたんだけど私が色々な場所で働くから上手く行かなくなってだから別れたんだ」天「そうなんだ…」夏鈴「うん笑天は?」天「えっ?」夏鈴「今いい人いないの?」天
その日から、夏鈴とは普通の友達として残りの大学生の時間を過ごした卒業して、みんなバラバラになったけど私はこの気持ちを忘れることはないだろう…音楽学部だった私は卒業後レコード会社に就職した夏鈴はアーティストになっていた私はSNSなどで夏鈴を調べては写真を保存したりしてファンとして応援してるそんなある日、ある有名人の音楽制作を担当することになった名前は…藤吉夏鈴これはまさか…勤めているのは有名な会社だけど担当するのが誰なのかは私が決められることじゃない次の日、
天「ねぇ、有美子さんとは付き合ってるんだよね?」夏鈴「付き合ってるよ」天「じゃあ、なんで私のキスを受け入れたの?」夏鈴「どういう答えが欲しいの?」天「夏鈴、ずるいよ…私もか、夏鈴の弱さに漬け込んで…でも、好きなの夏鈴への想いは本当だから」夏鈴「……」チュッ天「すごく好き」夏鈴Side夏鈴「私には有美子さんがいる天の気持ちを受け止めることはできないキスしといてごめん」天「有美子さんは夏鈴に酷いことするよ腕のアザ、有美子さんでしょ?私な
次の日夏鈴「んっ…なんだこれ」すごく体が熱い、どうかしてしまいそうなぐらい身体が痛くて思うように動かない私の腕にはくっきりと押さえつけられていた痕が残っていた痛かったけど、私は有美子さんがいながら他の人とキスしてしまったから…有美子「おはよ、夏鈴うわ、あと残っちゃったね夏鈴が悪いんだよ?」ギュッ私は有美子さんを抱き寄せた夏鈴「わかってます」有美子「私のこと嫌になった?」夏鈴「そんな訳ないじゃないですか?」有美子「夏鈴、大好きなの愛してるの苦しいくら
天Side向こうで夏鈴と有美子さんの話す声が聞こえるたまたまか…じゃあ、私じゃなくてもキスしてたの?夏鈴「天、ごめん」天「有美子さん、大丈夫だった?」夏鈴「大丈夫だよでも心配かけちゃったから今日は行くわまた日をあらためてご飯つくるね」天「わかった約束ね」夏鈴「うん、約束」私はベッドで横になった夏鈴の匂いが少し残ったベッドで夏鈴のピアスを自分の耳につけた有美子Sideやっぱりあの女は油断できない初めて見たとき、そんな気がした夏鈴に恋してる目だった夏鈴も夏
また私は夏鈴よりも少し早く目が覚めた夏鈴の頭をなでると夏鈴「天、起きてたんだ…」天「おはよ」夏鈴「ごめんね、大学私のわがままで…」天「全然いいよ笑」夏鈴「ねぇ、キッチン貸してくれるこう見えて料理得意なのお礼がしたいな」天「そうなん?私、料理苦手なの笑冷蔵庫に入ってないかも…」夏鈴「近くにスーパーある?」天「うん、行こっか」夏鈴「ちょっと待って電話だ」夏鈴Sideスマホをスマホを見たら有美子さんからたくさんの連絡がきてたとりあえず有美子さんに電
ピコン有美子さん:夏鈴~今日はまだ家に帰ってないの?連絡まってる私は夏鈴のスマホの通知を切った今、この時間を誰にも邪魔されたくない私は夏鈴をベッドまでに運び優しく包むように抱きしめ眠りについた次の日目を覚ますと、夏鈴はまだ腕の中で眠っていたずっとこの時間が続けばいいそう思ったけど、今日は大学で授業があるチュッ夏鈴を起こす前におでこにそっとキスをした天「夏鈴」夏鈴「……」天「藤吉夏鈴さん」夏鈴「…」天「起きてください」夏鈴「ん…」天「朝です
この行動に下心なんてなかったこの子を愛で包んであげたいそれだけチュッ夏鈴がキスを返してくれたボロボロになった夏鈴が愛おしかった天「急にごめん」夏鈴「大丈夫だよ」天「このことは有美子さんは知ってるの?」夏鈴「うん」天「そっか…」夏鈴「ありがとう少しスッキリした」泣き疲れたのか夏鈴は私に抱きしめられながら腕の中で寝てしまった可愛くてカッコいいけど弱々しい一面もあるあなた私だけの物にしたいその気持ちに支配されていった
夏鈴が私の家にいるそれだけでドキドキするけど夏鈴がなぜ苦しんでいるのかが気になった天「無理に言わなくても良いけど何かの病気なの?」夏鈴「違う、過去のトラウマ道で駄々を捏ねてた子供がいたの私、子供が苦手で…」天「辛かったら言わなくても…」夏鈴「私ね母親から虐待を受けてたの叩かれたり、蹴られたり小学校1年の頃に親が離婚して私は父親に引き取られた…でも離婚した後、私とは無関係の女の人を家に入れるようになった…一番多くて5人」複雑な家庭環境だな…夏鈴「キャ
それからというもの、これまでと同じように眺めたり話したりする中で少しずつ知っていった好きな物、好きな事、たくさん知っていくうちに私の心は夏鈴でいっぱいになったそんなある日、大学の帰り道夏鈴「はぁ、はぁ…ゴホゴホヤバい意識が」天「夏鈴、大丈夫?」1人で帰ってるいると人通りの少ない場所で苦しんでいる夏鈴がいたビクッ夏鈴「ごめんなさい、ごめんなさい」天「夏鈴?」夏鈴「天…大丈夫、ほっといて…」凄く苦しそうなのに…強い口調で話す夏鈴は強がりなのかな?でも…
夏鈴「有美子さん、おまたせ何してるんですか?」有美子「天ちゃんと少し離してた」夏鈴「そっか…」ひかる「天、ただいま」保乃「夏鈴ちゃんもはよもどり」夏鈴「そうだな」私がすべきことは夏鈴の情報収集だ夏鈴の好きな物・嫌いな物これまでの事など、たくさん知りたい一方、2人はひかる「ねぇ、どう思う?」保乃「さすがに付き合ってるのに入るのは難しいやろうな」ひかる「まー夏鈴はしばいとこか」保乃「夏鈴ちゃんはまかせるわ」保乃「私は友達として天ちゃんの選択を尊重するの
有美子Side夏鈴「有美子さん、トイレ行ってきます」有美子「ここで待ってるね」昨日の女の子が気になって夏鈴の大学まで来てしまった有美子(あっ、あの子)昨日の女の子、天ちゃんだっけスタイルいいな…あの子、夏鈴の手に触れようとしてたよねでも私の夏鈴なんだから有美子「あの、天ちゃんだっけ?」天「はい、有美子さんですよね?」有美子「うん、今日は夏鈴についてきちゃった!」ひかる「私、同じ学部の森田ひかるって言います!」保乃「田村保乃です!」有美子「関有美子です」「森
天Side私に勝ち目なんてないのは分かってるでも、夏鈴が欲しいその気持ちだけが覆っていくこんなに醜い感情になったのは初めてだなぜか私の闘争心に火がついていたあの子から夏鈴を奪ってでも自分の物にしたい次の日、なぜか有美子さんがいた保乃「なぁ、夏鈴ちゃんと一緒にいる子、他の学部の子かな?」ひかる「めっちゃ可愛い!」天「違う大学の子」ひかる「じゃあ、なんでいるの」天「わからない」コソコソ保乃「天ちゃん、もしかして彼女かな?キスマークの」天「どうだろうね」
授業を終わり帰ろうとしたとき、勇気を振り絞って声をかけた天「夏鈴、一緒に駅まで行かない?」夏鈴「いいよ、行こっか」夏鈴は何も話さず隣を歩いている世間話でもするところだけど何も話してこないのも夏鈴らしいな笑無言な時間も心地がいいあなただからかな?天「今日はありがとね、おかげで元気でた」夏鈴「別にいいよ私が気になっただけだから笑自己満足なんで笑」あなたの不器用な言葉にもキュンとしてしまう横を歩くあなたの手に触れたいと思ったその時…有美子「夏鈴~」ふと、前
昨日は遅くまで起きてたから眠い今日、授業は寝て過ごそう夏鈴「おはよ」席についたら寝る体勢に入るひかる「おはよ、夏鈴すぐ寝んなよ笑」保乃「おはよーん?」コソコソ保乃「ねぇ夏鈴ちゃん、痕ついてない?」ひかる「ホントだ!彼氏かな?でも彼女かも?」保乃「どちらにせよ独占欲強い人やな笑あんな見える位置に笑」ひかる「モテるから心配なんじゃない笑なんかわかる気がする笑」天「………」天Side(そうか、そりゃそうやんな…)少しでも期待した私がバカだったあんな魅力的
天「ねぇ、夏鈴って呼んでいい?」夏鈴「いいよ!私も天って呼ぶわ」はじめて彼女と話した日まだ夏が来る前なのに日差しが強い日だった天Side一目惚れってホントにあるんだと思った入学式の前日バスに乗ってるときの出来事近くにいたおじさんにお尻を触られた痴漢じゃん…天「ちょっと、何してるのよ!今、触ってましたよね?」おじさん「何行ってだよ、触ってないよ!」天「嘘つかないで」おじさん「証拠あるのかよ」夏鈴「あの私、見ましたよ」天「ホント!?」夏鈴
学校に行くと、もうグループなようなものがいくつかちらほらできはじめているこういうのは苦手だけど少しぐらいは話せる人をつくっとかないと困ったとき助けて貰えなくなるめんどくさいと思いながら辺りを見渡すとあの子と目があったでもすぐそらされたひかる「夏鈴!次あっち校舎だって」夏鈴「わかった」彼女の名前は森田ひかるたまたま席が近くて仲良くなった元気すぎて私とは真逆な子なんだけど優しくて面白くて一緒にいて楽しいあっ!またあの子と目があった目が合うっことは私も見てるってことか…
「じゃあ自己紹介しましょうか」学部長の挨拶が終わり、私が嫌いな時間がやってきたなんで、大学生にもなって自己紹介なんてしなきゃいけないの…各々が自己紹介していく中あの子のことが何故か気になったあの子のことが知りたい本能的な何が私にそう私にそう告げているように感じたその子の名前は山崎天大阪出身の女の子案外活発そうで誰とでも仲良くできる子だったじゃあなんで私が話しかけたときは人見知りのような感じただったのが少し不思議だった