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20代の頃は沢山本を読んでいました。一人暮らしのアパートの本棚には好きな作家さんの本をずっしり並べ幸せな気分に浸っていました。結婚してからは図書館を活用して読書をしています。子育て中はゆっくり本を読めなかったけれど今は時間はあるのですが老眼で読むスピードは落ちましたでもやっぱり本は良いですね学生の頃学校の図書館に「本は心の友達」と張り紙があり今なら本当にそうだなーと思えます。昨日読み終えた本の紹介です。私の大好きな作家桐
最近、若い女性が主人公の本を読むことが多かったので、同世代の女性が主人公の小説を探してみました。だから荒野(文春文庫)Amazon(アマゾン)850円<ストーリー>我儘で勝手な夫や息子たちに馬鹿にされながらも、日々家族のために家事をこなしてきた朋美だったが、自分の46歳の誕生日に夫と長男と食事をしていたレストランでついにぶち切れて、そのまま夫の車で家出をする。家出した妻より愛車とトランクの中のゴルフクラブばかりを心配する最低な夫。しかもポーチの中には女性の連
桐野夏生著面白かったー家族に見放された主婦が自分の誕生日にブチギレて車に乗って家出する長崎に向かう道中の話や長崎で居候させてもらう被曝体験者のおじいさんとの生活も興味深い主婦の単なる家出物語ではなく奥深い
「だから荒野」読了。あまりにも面白くて、1日半で読み終わってしまいました!主人公は46歳の主婦・朋美。夫や息子2人には完全に下に見られていて、自由になる時間もお金もなく、空虚な毎日を送っています。自分の誕生日の日、家族のあまりにも酷い扱いにキレた朋美は「もう家には戻らない」と決心し、着の身着のままで車に乗り旅に出るのでありました。と、この冒頭の部分だけでも痛快ですが、旅の途中で起こる出来事が予想を超えていて面白かった!内面の変化も丁寧に描写されていて、親子や夫婦について、色々と考えさ
「神戸ニニンガ日誌」(第2,784号)○桐野夏生『だから荒野』。46歳の主婦・朋美が家出する。夫の愛車、日産・ティアナで疾走。自分の誕生日に家族から仕打ちを受け、プレゼントもない。○東名で御殿場・富士川・浜名湖と西走。名神に移り多賀、山陽道で白鳥・宮島を経由し長崎到着。○鍼灸師の山岡に会う。原爆の日、葬儀で実家に帰っていて難を逃れた。広島は濃縮ウラン型、長崎はプルトニウム型原爆。自分たちは「人体実験」された、と。○山岡は、大災害の被災地を巡り亡くなった人の声を届けている。
今回も読ませますね。「砂に埋もれる犬」はネグレクトされた幼い兄弟の話。桐野夏生は心の機微を書かせたら1番じゃないかな。今回の新作「燕は戻ってこない」主人公リキは、北海道の田舎出身で、東京に出てくれば…と夢を抱いて上京するが。わずかの蓄えは底をつき、毎月カツカツの生活の病院で働くの派遣社員。そこから抜け出す希望は持てない。同じようにカツカツの同僚テル(リキより酷い、大卒だが借りれるだけ借りてしまった奨学金の返済で、風俗のダブルワーク)から、卵子を売る?いいバイトがあると聞く
売れっ子作家ほどちょっと敬遠してしまう癖で今まで手に取ったことの無かった作家桐生夏生さんの小説を初めて読みました。2013年発行の『だから荒野』です。どこにでもいそうな平凡な主婦が主人公が自分の誕生日に出奔してしまうお話で、家族や自分の生活に嫌気が差す40代女性の気持ちが手にとるようにわかります。確かに家族にこんな扱いをされれば家を出たくもなりますね。私自身もまだ子供が生まれたばかりの頃に私の気持ちを全く理解してくれない夫に絶望し、家を出て、ひたすら車を走らせたこ
だから荒野(文春文庫)Amazon(アマゾン)850円森村朋美は46歳の専業主婦。旦那、二人の息子と都内のマンションで過ごしている。旦那の浩光はそれなり高給取りっぽいし、生活の上で特に不満があるようには見えない。大学生の健太はそれなりに自立しているし、悩みの為といえばゲーム中毒の高校一年生優太くらいだが、特に問題児というわけではない。森村家はどこにでもある幸せな家庭のように見える。でも、主婦の朋美はいつも憂鬱だ。もともと得意でない家事を一生懸命にやっているのに誰からも感謝されない
備忘録です。『だから荒野』超簡単に言うと専業主婦が家出する物語。(笑)以前これのドラマ(鈴木京香さん主演)を観たのでサクサク読み進みました。私も専業主婦なので結構感情移入しやすかったです。『さらさら流る』かつての恋人に撮られたヌード写真がネットにアップされていることに偶然気づき、かつての恋人との日々に思いを馳せながら傷つき、考え、行動した薫の再生の物語。ちょっとだらだら長い感じもしたけど、そういう感情になるかもな、、、と思わされる描写がたくさんありまし
『境界線』中山七里サン主演・佐藤健、共演に阿部寛、清原果耶、林遣都、吉岡秀隆、倍賞美津子らで映画化が決定した『護られなかった者たちへ』に続く、「宮城県警シリーズ」第2弾!「誰にでも境界線がある。越えるか、踏みとどまるか」中山七里2018年刊行の『護られなかった者たちへ』と同じく宮城県警捜査一課を舞台に、東日本大震災による行方不明者と個人情報ビジネスという復興の闇を照らし出していく。震災によって引かれてしまった“境界線”に翻弄される人々の行く末は、果たして。「どんでん返しの帝王」・中
184冊目読了~(単行本424P)2013/10/8発行中年女の物語りを得意とする桐野夏生さんらしい作品評価の方は・・・・星4つ★★★★☆ドラマにありそうな、冷え切った家庭に見切りを付けた主婦がひとり荒野へと旅立っていく物語り。<あらすじ>会社員の夫と、大学生と高校生の息子たちとともに東京の郊外で暮らす主婦・朋美。日々家庭を支えてきた苦労を理解しようともせず、夫はその場しのぎの言葉ばかり、息子たちは、「キモいおばさん」扱い。46歳の誕生日の席で、朋美を軽んじてき
早いもので、4月も今日で終わりですね。大好きな読書をする体調と時間を持てていることに感謝。今月読んだ本、紹介したいと思います。「硝子の葦」桜木紫乃芥川賞を受賞した「ホテルローヤル」が舞台。主人公の、無気力なのに芯に熱いものがあるところに惹かれます。母との確執、夫との関係、離れられない恋人の存在、苦手だった母娘をモラハラ夫から救出、と、多くない登場人物なのに内容は濃く盛りだくさんです。「だから荒野」桐野夏生久しぶりにやってしましました、
年末年始はもっぱら映画鑑賞と読書桐野夏生氏の作品は全作品読みたいので年代が入り乱れていますが未読の作品を選んで読んでいます「天使に見捨てられ夜」はかなり初期の作品女性探偵村野ミロシリーズ第二弾です1人のAV女優の行方を捜索する中で色々な人間関係が浮かび上ってきて‥ビデオの内容、撮影現場の描写などはかなりリアルでgrotesque裏社会や残虐な事件など怖しいのですが女流作家による女性目線というのがいつもながら興味深いです20年以上前の作品なのでスマホもないし個人情報も
ヨガエッセイ漫画告知用に描いたネタがあまったので、そのまま載せますヨガ的Life🧘♀️第5弾わたし自身、本や動画で「夢を叶える」「時間術」「時代の風潮にあう思考」などばかりのインプットをしてて毎日早起きして、効率的にこれをしないとあれをしないとばっかりでフと「なんかつまらないな‥」と白けてしまった(↑これらはすばらしいけど、偏りすぎた)なんか小説を読みたいなと思ったけどどれを読んだらいいか分からなくて“40代オススメ小説”で調べて桐野
ひさしぶりに本の話も書きましょか♡ずっと本ゎ読んでて桐野夏生のグロテスク❀Out❀だから荒野❀顔にふりかかる雨❀角田光代の坂の途中の家❀読み終わったばっかでいま柚木麻子のButter❀読んでます(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜どれもこれもほんとおもしろかった♡♡また1冊ずつ書ける時感想とか書こうかにゃ♡でもいまゎあの毒のはらんだ桐野夏生さんの読みたくてうずうずしとります(*´艸`)昔は恋愛ものや推理小説がもっぱら好きで読みまくってたんだけど桐野夏
「だから荒野」桐野夏生著を読みました。読んでる途中であ~~これ知ってる以前借りて読んでいましたが全然覚えて無くて、そのまま読み進みました。専業主婦の明美は、自分の誕生日に身勝手な家族と決別車で元彼がいる長崎に行くことにするが・・・・・・・・?読み終わった感想はふぅ~~~んでした
2019年幻冬舎桐野夏生著帯には一番近くにいるのに、誰よりも遠い海釣りに出たまま、二度と帰らなかった夫。8年後、その姿が目撃される。そして無言電話。夫は生きていたのか。とあります。東京新聞(中日新聞)に連載されていたんですね。新聞連載時、中毒者続出!とのことですが私も新聞で「魂萌え!」「だから荒野」を読んでいたので、気持ちわかります。特にこれは謎に満ちた小説なので、翌日の新聞が待ちきれず禁断症状で手が震えそう。まとめて読めて良かったかも41才の早樹元夫、庸介再
おはようございます本日のテーマ最近読んだ📖📕ここ2~3年はBL小説ばかり読んでましたが、久々に大好きな作家さん〈桐野夏生〉さんの本を読みました。【だから荒野】46歳の誕生日、夫と2人の息子と暮らす主婦、朋美は、自分を軽んじる、身勝手な家族と決別。夫の愛車で高速道路をひた走る。家出した妻より、車とゴルフバッグが気になる夫をよそに、朋美はかつてない開放感を味わうが……家族という荒野を生きる孤独と希望を描いて、新番連載時大反響を呼んだ話題作の文庫化。面白い、考えさせられる私はこれ
自分をばかにした家族に腹を立て、家を飛び出した40代主婦の朋美。青年と老人の二人連れに出会い、心に荒野を抱えた者たちの共同生活が始まる。だから荒野DVD-BOX[DVD]12,312円楽天
昔々、「柔らかな頬」を読んで以来の桐野夏生さん。「だから荒野」を読もうと思ったのはリリコさんがFBで紹介されていたから家族って近すぎて言葉でフォローすることを怠りがちなうえひとりひとり向いている方向はそれぞれでありがたみも、なにもあったもんじゃないようで深い深いところでつながっている。家族のありようの本質を感じさせてくれた一冊でした。だから荒野なのか。自分次第で生きるというところに立ちたいとも思いました。次の読書は
だから荒野桐野夏生冒頭から専業主婦の主人公に旦那や息子たちから配慮のない言動が次から次へと浴びせられ目が離せなくなった。ひとつひとつは些細なことだけど量が質を凌駕した?特別な日でなければ少しでも何か配慮が感じられれば違っただろうに。私が結婚して5年程たったころか北海道へスキーに行った時。ホテルからゲレンデに向かうバスで幼い子供の手を引き相手をする父親と堂々とあたりまえに一人がけの席でくつろぐ母親。ステキでした。この本を読みそのことを思い出した。あの時の父
女性の悲鳴が聞こえませんでしたか警官に尋ねられたのは何ヶ月前のことだっただろう。いいえ、知りません。と、答えるしかなかった私。近所の方や旦那が夜中に聞こえたという顔が誇らしげに見えました。(私がうらやましいからです)そんな私の思いがかなったのか毎日のように悲鳴を聞く最近。鹿の鳴き声らしい。辻村深月さんにハマって抜け出せない。心理学でもされていたのかひとりひとりの心のヒダ人物描写が細やかでどれもおもしろい。そろそろ読
「毎年誕生日を祝ってくれず、プレゼントも用意してくれない。仕方なしに自分でレストランでのディナーを予約したのに、夫は自分が飲みたいからと私に運転させる。夫と長男は誕生日なのに、気合を入れて選んだ服装や化粧のセンスを馬鹿にする。レストランでは『ワインがまずい』などと文句ばかり、、、」こんな感じなので、主人公の朋美が思い切って家を出てしまうのも、まあしょうがないって感じですね笑家を飛び出したものの、トラブルが連続しますが、朋美はさばさばと対応するため、悲壮感はなく、むしろ心地よい。プライドが
不公平、というか理不尽。うちだけなのか、男性全般にありがちなのか。仕方ないと諦めるべき?家事のこと。仕事が忙しくなると途端に何もしなくなる、つきのわさん。確かに大変なのはわかる。何もやりたくないっていうのもわかる。幸か不幸か、あたしにはゆとりがある。結局、ほとんど全てをやらなきゃいけなくなる。別にいいんだよ、ヒマだから。こっちでやれば、何でもかんでも片付けるのは早いし。だけどそれは、養われてるって条件付きの話。家計を半分ずつ負担してるのに、何であたしだけがやらなくちゃいけ
4分の3位までは今年いちばんの小説かもと一気読みしたのに段々と雲行きが怪しくなりまさかこーやって終わらないよねの結末でしただから荒野桐野夏生主人公46歳の主婦大学生と高校生男の子ふたりのママ次男は大のゲーム好きの食べ物の好き嫌いが多い夫や子どもからはママタク(ママタクシー)と当たり前のように送迎させられる日々そんな毎日がイヤになってた自分のお誕生日まで蔑ろにされてついに出て行きます宣言もう~飛び出して楽
トモです。高校生の頃、毎日のように食べていたお菓子。キャラメルコーン♪大好きだった不思議なものでいつの間にか食べなくなった。たまにスーパーで目にとまると買ってみます。もうクリスマス仕様なんですね今年もあと残り1カ月半…久しぶりのキャラメルコーンそうそうこの味ね!美味しい~で、食べながら読んだのがこれです。私の好きな作家、桐野夏生さん「だから荒野」夫は好き勝手やってて家族に無関心、家庭のことは奥さん任せ。高校生と大学生の息子も勝