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残暑に呑む燗酒といえば・・「天穏そやし水もと純米R2BY」まずアタックで「そやし水」の乳酸系の酸を強く意識できる。バニラ・ヨーグルトのニュアンスの含み香もあり、太めの酸が存在感を放つ。旨味はまだ平たくぼやけた印象だが、口中で温まるほどにふくらんでいく。酒質の強さが十分に感じられる。これからの熟成でもっとバランスがよくなっていくだろう。燗につけると、旨味と酸の輪郭がクッキリとして、呑みごたえがありながら、キレる。原材料:米・米麹(島根県産)酒米:五百万石、佐香錦、加工用米精
今日もお越しください有難うございます!!リウマチの関節炎から回復中の最近また発酵熱を上げながらタッチフォーヘルスの勉強を始めましたあきよです。今週日曜日にお味噌クラス予定してたんですが今回は申し込み一人だったのでキャンセルさせて頂きました。ちょっと手も使えるようになって(と言っても味噌仕込んでも次の日に肘ががパンパンならないとかくらいですが)今まで色々仕込みたいものが仕込みたいのと麹の学校で部活動が始まりお酒飲めないんですがどぶろ
田舎ならではの、小さな畑。うちのばあちゃんが遊び程度にするにはちょうどよい。無農薬の大根は、味がほんと違う。と、思ってる。大根おろしなんて、醤油も何もいらない、だって甘いんだもん。今夜はみぞれ鍋もいいな〜そして合わせるのは、、、はい、どーーーーーん!絶大な人気の、高知の銘酒「文佳人(ぶんかじん)」https://www.kanese.com/SHOP/158720/list.htmlその、純米吟醸のおりがらみ生ですよ、今年初のはず。(違ってたら恥
いまさら感満載ですが、昨年秋の正暦寺の話!前回シャンティCOCOさんからコメントいただいていながら、お返しできず、ごめんなさい。シャンティさんからは7年前より宿題を頂いていた、鉄と湧水について、宿題を整理すると、①人は鉄分jが不足しがちで鉄補給剤が出回っているのに、湧水の鉄分は問題になるのか?②鉄分多い水はどう扱われていたのか?③正暦寺の酒造ではどんな水が実用的に使われていたのか?についてです。①人は鉄分が不足しがちで鉄補給剤が出回っているのに、湧水の鉄分は問題にな
天正年間に描かれた正暦寺の絵図をもとに、散策の模様の続きです。テーマは”水を求めて”であります。③のエリアこの場所は”いこいの広場”となってっていますが。。。。”ゆっくり座ってお弁当を”てなことは難しそうです。量は豊富ではないですが、、、水が滲み湧いているのです。鉄分が多いようで赤茶けた水です。⑥のエリア本堂の裏手には、水がわいています。裏山ののり面の付け根に石で組まれた穴があり、そこからポコポコと湧いています。ここもどうやら鉄分が多いようです。本堂の裏山には鉄
天正年間に描かれた正暦寺の絵図をもとに、散策の模様の続きです。テーマは”水を求めて”であります。①のエリアこのエリアは現在、駐車場であったり、1月に酒母造りが行われている場所です。今年の夏に訪れた際に道路上のアスファルトの割れ目から水が湧き出てる様子の再確認んです。今回は、流れ出てはいませんでしたが、水が染み出ているようです。駐車場の警備をしている寺の関係者に確認すると、、、どうやら、水の湧いている処のようです。この寺は結構、そこらじゅうから水が湧いているとのことです。
心たけくも鬼神ならぬ♪~お久しぶりです。蒙古放浪の歌が好きな愚民です!今年11月4日、紅葉には少し早い正暦寺の様子です。福寿院に掲示されていた正暦寺の古地図天正年間(1573~1593年)に描かれた、酒造りが盛んな時代のこの寺の全貌です。今回はこの地図をを参考に散策したのです。まずは、お馴染みの境内の様子からまだ、参拝客がまばらで、、、準備中感が左写真、日本酒発祥の碑の奥のテントは、次の週末から行われる菩提酛清酒の試飲販売のためのものです。右写真、一月にはここで酒
前回の追加です。江戸期伊丹の酒造技術に詳しく、科学技術史を研究されていた鎌谷親善さんは(さんを加筆)このように用語の意味が歴史的、あるいは地域的に異なる事例は、いわゆる伝統技術ではしばしば見られた。酒造においても例外ではない。例えば水酛についても「童蒙酒造記」を基準にしてみると、秋口からの菩提性や笊籬酛は、明治期になると水酛と呼んでいた。「童蒙酒造記」の水酛は秋も深くたってからもちいる酛で、煮酛に対する呼称で、これはいちだんと寒くなると暖気をもちいて育てており、この延長上に寒季の酛である
人気の日本酒WEBメディアSAKETIMESさんの日本酒用語解説では、菩提酛(ぼだいもと)奈良県の菩提山正歴寺で確立された酒母の造り方。生米と蒸米を水につけて乳酸菌を増殖させ、その水を仕込み水として利用する。水酛(みずもと)生米と蒸米を水につけて乳酸菌を増殖させ、その水を仕込み水として利用した酒母の造り方。(下線はオイラが加工)(※1)と、簡素で分かりやすく解説されており、ほぼ同じ意味であることがよく解ります。オイラの認識もこんな程度でした。さらに、奈良県での菩
5月4日、ゴールデンウィークに静かな場所に行ってきました。新緑の菩提山正暦寺よく似た写真ばっかり(´艸`)山門の跡辺りから古い時代に菩提仙川を挟んで左右に沢山の塔頭が建っていた石垣には、新緑の緑が美しいです。紅葉の頃や菩提酛清酒祭りの賑わいは皆無で、静寂の新緑を独り占め(後で二組の家族が来た程度)ちょうど春季特別公開じきで秘仏の御開帳があり、若い和尚さんからじっくりと説明を受けました。中でも、オイラの興味を引いた話は、、、①薬師如来がご本尊であるためか、薬草や茶の
去年の12月24日の聖なる夜に仕込んだどぶろく。その時の記事はこちら2週間ちょっと経った頃に搾ってみた。温めてあげた瓶と室温の瓶のどぶろくは早い段階で甘いのを通り過ぎて、あっという間に辛口になってしまった。でも同時にアルコール度数も結構高い。寒空に放置したものは発酵がとてもゆっくりで、搾ったあともまだゆっくりと発酵を続けている。こちらも時間が経つごとに辛口になっていくけれど、甘い期間が長いので自分の好みで味の調整がしやすいかも。ただ、まだ発酵が落ち着いていないということは、
今回は、正暦寺の水について住職からお話していただきました。(以下斜体文字は大原住職談)まず仕込み水につて、室町時代この寺で盛んに酒を仕込んでいた場所は、現在の仕込み場所や、皆さんがよく写真を撮られるではなく、100mくらい上流の場所で、菩提仙川が最初に水が沢山集まる場所で仕込まれていました。上記の御堂の裏あたりです。二つの川の合流地点です。少し開けた場所ですが、草木が結構生い茂ってます。菩提仙川の上流には茶畑や田畑がありその農業排水が川に流れ込んでいるため、現在では仕込み
朝、起きらたら、雨が降っていました。急いで支度をして、奈良県の正暦寺に向かいます。1月8日は菩提酛清酒祭でございます。この祭、今回が20回目です。屋外で作業をするが、今まで雪が降ることはありましたが、雨が本格的に降ったことがなく、無事に開催されてきました。今年は、どうなるんだ???若干ハラハラしながら向かいましたが、、、テントが張られ、おまけに雨がやんでいました。(チェッ)9時ごろではまだ見物人が少なく、規制を受けることなく近くで見学できました、、、今
前から一度試してみたかった「菩提酛つくり」でのどぶろくが完成した。どぶろく作りに必要なのは、米麹、蒸米、水、乳酸菌、酵母の5つ。いつも作るどぶろくは、乳酸菌をヨーグルトまたはレモンで代用、酵母は製菓用のドライイーストを使っていた。乳酸菌は他の雑菌を寄せ付けないために必要で、酵母は糖分をアルコールにするのに必要。菩提酛で作る時には、乳酸菌と酵母は自然についてくれるので、必要な材料は、米麹、蒸米、水の3つだけ。ただ、最初に「そやし水(またはくされ水)」を作る時に、「ご飯(おにぎりや焼