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フランス人小説家ピエール・ルメートルさんの「死のドレスを花婿に」、いやーこの作者の本を読むのはこれで4作目だけど今回もめちゃくちゃ面白い、ページターナーというか、読み進めるのが楽しくて仕方ない幸せな時間を貰いました。「その女アレックス」でもあった様に、というか今回それ以上かな、章を追う毎に視点が変わり、あ!そういうことなのかと翻弄されまくり、ひたすら目的の為にいとも簡単に人の命も尊厳も踏みにじれる強烈な悪意と、周到に偏執狂的に近づく人の手にかかれば余りに容易く社会的人格を破壊されてしまう事の恐
その女アレックス(文春文庫)946円Amazon以前紹介した『悲しみのイレーヌ』の続編です。和訳はこちらが先なので、日本では順番がちぐはぐになってしまうようですのでお気を付けください。①悲しみのイレーヌ②その女アレックス③わが母なるロージー(中編で最新)④傷だらけのカミーユの順となっております。ある日のアレックスの身に起きた出来事から始まり、事件を追うヴェルーヴェン。アレックスを救うべく、事件の真相に近付くことがようやく出来た頃、全てが上手く行かなくなってしまい、
さてもう一つ、このブログでは久々に本を取り上げます、フランス人作家ピエール・ルメートルさんの「傷だらけのカミーユ」、物凄く面白かった〜既にヒットしてるでしょうが未読の方はオススメ。この作家さんの作品は「悲しみのイレーヌ」「その女、アレックス」とあって「傷だらけの〜」はシリーズ第三弾、内容的にもこれだけ読んでも十分面白いと思うけど「悲しみの〜」から読むとより面白さを堪能できるでしょう。主人公カミーユ・ヴェルーヴェン始め、イレーネ、ルイ、ル・グエン、アルマン等、シリーズお馴染みのキャラクター達が
説明内容紹介『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作。『その女アレックス』に続き、イギリス推理作家協会賞の2015年度インターナショナル・ダガー賞を受賞。アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。警察からカミーユに電話がかかってくる。アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司
今日は電車に乗るのでいただいた本を読みます。悲しみのイレーヌ/ピエール・ルメートル橘明美訳ピエール・ルメートルのデビュー作です。「その女アレックス」がめちゃくちゃ面白かったので楽しみです。
コチラ、日本でも有名になりましたシリーズ翻訳順序がおかしく二作目のイメージが一番強いシリーズです一番知られていると思われるコチラ実は二作目その女アレックス(文春文庫)946円Amazon実は一作目のコチラ悲しみのイレーヌ(文春文庫ル6-3)946円Amazonシリーズ完結のコチラ傷だらけのカミーユ(文春文庫)(文春文庫ル6-4)924円Amazonシリーズ中、ずーっと低調な調子で話を進めて
その女アレックス/ピエール・ルメートル訳/橘明美本をいただいた方からこのシリーズは2、1、3の順に読むのがいいんだということで2の『その女アレックス』勧めていただきました。ジャケ写が強烈ですが今日は電車に乗るのでさっそく読んでみます。
こんばんわシリーズものだということを読んだ後に知る。ちょっと悲しい気持ちになります。『その女アレックス』のように外国の作品で訳されたのが遅かったらまだ納得できるんですが。今日の本は3作目の恩讐の鎮魂曲(講談社文庫)788円Amazonを読んでからシリーズ1作目を読みました。贖罪の奏鳴曲(講談社文庫)Amazonテーマは裁かれない罪を背負ったものの生きざま。なきがします。主人公の御子柴
『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』『傷だらけのカミーユ』で悲しく痛ましいミステリー三部作を閉じた鬼才ルメートル。知的なトリックと非情な世界観、そして読者にページをめくるのを止めさせない緊迫感はそのままに、残酷描写を封印、新たに放った傑作サスペンス。重役たちを襲撃、監禁、尋問せよ。どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。万国共通のしんどい苦境を打破せんとするアランの挑戦にご声援を!企業の人事部長だったアラン、57歳。リストラで職を追われ、失業4年目。再就職のエントリ
原題ROSY&JOHN書店で目にした時に「え、新作書いてたの?」と嬉しい喜びで裏の商品説明何も見ずに即買いました。まぁほんの少しでも楽しみを削がれる可能性があるのが嫌で読まなかったのですが。実はフランスではとうに出版されていたもので物語の時系列で言うと悲しみのイレーヌその女アレックス本作「わが母なるロージー」傷だらけのカミーユとなるようです。ページ数は3部作の半分ほどの中短編です、良く出来ているんですが正直物足りませんでした。そのくせ値段だけは700円
たまにはと、ミステリーものを読みました。フランス人作家、ピエール・ルメートル著の「その女アレックス」。この作家さんに関しては全く存じ上げないのですが、本にかかっているこの大々的な帯にひかれて買ってみました。内容はネタバレ防止のために、この紹介文で留めておきます。単なる誘拐事件ものとはひと味もふた味も違うとだけ言っておきましょう。ご丁寧に帯にこういう文言があるくらいですから、それに従います。
【勝手に星付け/番外編@小説】その女、アレックス☆☆☆☆☆(怒りの0点)ーオレは“このミス”を信じないー***⚠以下、ネタバレネタバレネタバレネタバレネタバレネタバレネタバレネタバレネタバレネタバレ⚠うおおおおおおおおーーー!オレは“このミス”を信じないッ!山田悠介がメフィスト賞をとって以来、同賞を信じなくなったのと同様に、オ・レ・は・“このミス”・を・信・じ・な・い……………ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。すんげーーー期待値
しばらく前から胃の調子が良くない、痛い・・ソルマックを飲んで水曜日スタートです。先日読んで衝撃を受けたフランス人作家ピエール・ルメートルさんの作品をと「悲しみのイレーヌ」。先に「その女、アレックス」を続編と知らず読んでて、主人公ヴェルーヴェン警部の愛妻イレーヌに起こる悲劇を知っていたので、2人のラブラブな暮らしぶりや出会いのエピソードを苦しく(2人共好い人なだけに!)読み進めてたら肝心のストーリーに実は気が行ってなかった。これねぇ、とてつもない凄惨な連続殺人事件が起きるんだけど、イレーヌの
フランス人作家ピエール・ルメートルさんの「その女、アレックス」、これ凄い本で、もう読み出したら止まらなかった、久々に読んでて目が離せなくなる本だった。なんと言ってもこの、アレックスに対する自分の印象が根本からひっくり返されまくる、エェッ!そうなの、なんで?の連続。第1部ではいきなり街中で拉致されおぞましく息詰まるグロなシーンが続き、必死の彼女に可哀想!となり。第2部はそのアレックスが実は手当たり次第に人を殺しまくるシリアルキラーで最低サイコ女!で、第3部、過去に胸が締め付けられ、全ての一
死のドレスを花婿に(文春文庫)853円Amazonここ最近、旦那さんが休みで病院に息子を連れて行かなくていいので、本を読めてます。旦那の休みも終わるのでこれからまたしばらく読めなくなりますけどね今回はピエールルメートルの死のドレスを花婿にというのを読みました。というか花嫁に読み間違えてましたけどねなので、悲しみのイレーヌの続編みたいなもので、イレーヌの嫁さんが殺されるところかな?!なんて思ってたんですが違ってたので良かったです悲しみのイレーヌは物凄い酷い殺人ばかりが続いてたので、
ピエール・ルメートルのミステリー「傷だらけのカミーユ」読了。先日から読んでいるカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの第3作目、これで完結です。とにかくこの作者のミステリーは、シリーズ1・2作目の「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」も含め、前知識が一切ない方が楽しめます。以下の感想はシリーズに関するネタバレを含みますので未読の方はご注意を!傷だらけのカミーユ(文春文庫)(文春文庫ル6-4)907円Amazon【公式内容説明】アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重
ピエール・ルメートルのミステリ「その女アレックス」読了。カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの2作目です。その女アレックス(文春文庫)929円Amazon内容紹介「週刊文春2014年ミステリーベスト10」堂々1位!「ミステリが読みたい!」「INPOCKET文庫翻訳ミステリー」でも1位。早くも3冠を達成した一気読み必至の大逆転サスペンス。貴方の予想はすべて裏切られる――。おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが
昨日はネイルチェンジへ今回は↓大好きなフレンチネイルだいたいラメグラかフレンチの2択なので迷う時間もないです今週末、結婚式に出席するので正統派のフレンチにしました╰(*´︶`*)╯♡暑くなってきたのでハンドケアはロクシタンヴァーベナのジェルクリームにしましたパパがまた出張で不在なので、、夜のお一人様時間に↓(画像お借りしております)パパがおススメしてくれた『その女アレックス』を読みました♡海外ミステリー小説の中でもかなり有名で評価が高い本らしいですが、、めちゃくちゃ面白くて夢
いいお天気でした。寝坊して悔やみました。久しぶりに小説を読みました。監禁面接2,160円Amazon「その女アレックス」で日本でも知られるようになった作家です。主人公は、57歳で失業4年目のアラン。最愛の妻ニコルと二人暮らし。もうすでに、仕事を選ぶ段階ではなく夜勤などしながら、生計を立てているのですが、ある時、自分のキャリアが活かせる人事部の仕事に応募します。それがなんでこうなっちゃうのか、とどんどん物事が転がり始めて…目が離せなくなりました。最後まで緩やかに
なんとなく本の話でもしよかな【言ってはいけない―残酷すぎる真実―】行動遺伝学や脳科学、進化論から綴られる「不愉快な現実」真実とも言いきれないよねとも思いながらも、一読の価値ありな興味深い一冊。【かがみの孤城】読んだ後、前を向く強さをもらえる本。娘にも読んでみてと進めているのになかなか読んでくれない……【イノセントデイズ】個人的にとても好きな本。最後に初めて持病の発作に打ち勝つ。強い意志をもって。自分の中の原作の世界観を壊したくないのでドラマ化されたのは観ていない。
今日はブレイクタイム☕こんばんは今週は本を読みましたよ!久しぶりに凄い作品に出会った感じ重松清木曜日の子ども世界の終わりを見たくはないか?はい、見たいです!重松清タイトル帯の文言に引かれ購入正確にはゲンさんに買ってもらったクラスメイトを対象にした無差別毒殺事件事件のあった地にある家族が越して来るその家族の子どもは事件の犯人ウエダサマにどこか似ている…取り上げられているのは時代の歪み淡々と描かれる子どもの心がとにかく怖いこれは100%映画化でしょう安
水曜日はレディースデー♡女子はすべからく、映画が1100円で観れます♪というわけで、昨日はこれ、観てきました。ちなみに、チラシの内容は、こんな感じ。↓ヨーロッパの仮面舞踏会的な仮面が大好きなのと、反戦映画と言われると見たくなるのと、劇場の予告編でエドゥアールの瞳に射抜かれた感じでこれは絶対に観なきゃって思ってました。「その女アレックス」のピエール・ルメートルの傑作小説を映画化!だそうですが、「その女アレックス」も、ピエール・ルメートルも初耳だった私。原作
「その女アレックス」ピエール・ルメートル/橘明美[訳]🥀summaryアレックスが路上で男に攫われ、箱の中に監禁される。誘拐殺人で妻のイレーヌを亡くしてから前線を退いていたカミーユだが、ル・グエンの指示で、憤りを感じながらも捜査の指揮を任される。捜査を進めていくうちに、誘拐された女は偽名をいくつも持っていて、硫酸を使った殺人を犯していたことがわかる。事件発生から数日後カミーユは女の監禁場所を見つけだしたが、女は既にいなくなっている。捜査は難航し、その間もアレックスは同様の手口で殺人
すっかりインフルエンザから立ち直ったミーコ36歳。現在は派遣社員です。在宅ワーカーから派遣社員になったのですが大きな違いは通勤があるかないか電車を使っての通勤というのが久しぶりでして最初は通勤って時給も発生しないし…と、考えていたのですが通勤の時間って電車の中って自由時間だ!子育てする前の通勤は本当にメンドクサイものでしたが子育て中って通勤時間さえも一人の貴重な時間なわけです。家に帰ったら子どもがいるし子どもが寝た後は片付けやら明日の用意やらいろい
こんにちは、ちゃぶです!今年に入って、ピエール・ルメートルの本を3冊立て続けに読みました。ピエール・ルメートルはフランス人の作家です。日本ではカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ「悲しみのイレーヌ」(右はフランスの表紙)「その女アレックス」「傷だらけのカミーユ」で知られているようですが、フランスでは、アルベール・デュポンテルというフェスターの好きな俳優さんが監督・主演した映画「天国でまた会おう」
まだ片仮名でなかった頃の角川さんのキャッチコピーですね。私は若い頃、マイケル・クライトンという作家が好きでよく読んでいました。その中に、遺伝子操作で恐竜を現代に蘇らせ、動物園のようなテーマパークで飼育して見世物にするという奇想天外な小説がありました。それが映画になると聞いた時は「ムリでしょ。できても円谷プロの怪獣みたいな感じなんじゃないの」と思っていたら、スピルバーグ監督が作った映画『ジュラシック・パーク』は素晴らしい出来でしたね。あれを初めて見たときはビックリした〜❣️同じマイケル・ク
【傷だらけのカミーユ】「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」に続く、カミーユ三部作の完結編。相変わらず凄惨な描写が多くて眉をひそめながら読み進めましたが、思っていた展開と全然違う怒涛の展開に息を呑み、読み終わってからは三部作の中で初めて少しホッとした余韻に浸ることが出来ました。面白かったです…傷だらけのカミーユ(文春文庫)(文春文庫ル6-4)907円Amazon悲しみのイレーヌ(文春文庫ル6-3)929円Amazonその女アレックス(文春文庫)Amazon
【悲しみのイレーヌ】前に紹介したフランスミステリー「その女アレックス」は、実はカミーユシリーズ三部作の二作目だという事を「その女アレックス」を読了してから知りました。そして、「その女アレックス」よりも残虐だというレビューもあり尻込みしつつ読み進めた「悲しみのイレーヌ」先に「その女〜」を読んでしまい、カミーユの背景、イレーヌの結末がどうなるか知りながら読み進めたため非常に気が重く「新年早々何でこんな物語に手を出したのか…」と休憩しながらで時間がかかってしまいましたが、後半は一気読み。残虐で
Twitterで仲良くさせてもらっているドラゴンズファンの方に「面白いらしい!」とオススメしてもらった【その女アレックス】私の中では、アレックスと言えばオチョアなのだけれど、このアレックスは誘拐監禁された美女。最近、海外モノは読んでなくてダニエルキースとかシドニーシェルダンとか以来。久々に、海外モノ独特の雰囲気を思い出しました。感情があっち行ってこっち来てまたあっち行って。ちょっとグロかったけど、あれもこれも意味があったのね…と、最後は切なくも少しスッキリ?面白かったです!ありがとう