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『さらば愛しき大地』(1982)1980年代初頭世の中が何処か浮わつき始めた昭和の後期田園が広がる茨城の小さな土地で起きたある家族の崩壊2人の幼い子供だけが生き甲斐だった幸雄は農業に見切りをつけて建設用の土砂を運ぶトラック運転手をしていましたがある日、子供たちが揃って溺死するという事件が起きてしまい彼の中で元々漂っていた無頼の血がたぎってしまうのでした両親の声も、東京から帰った弟の声も幸雄には騒音でしかありません。唯一、彼の心情に共鳴してくれた順子という女との逢瀬が彼を落ち着かせ
昔すごく見たかった映画があって・・・ビデオ時代だったのですが、その時もう廃盤でレンタル屋さんに全くなくて・・・・見れないで終わるか~と数十年・・・それがアマプラにあったのを発見したので見ました昔はググっても大した情報が無かったのですが、今は結構感想とかあって・・・DVD化したんですね?!だからか~と思ったりしましたあ~昔地元こうだった~~って思い出したりしましたよさすがに鶏〆たり、豚飼ってるとかは知らなかったですが・・・映画の頃とあんまり風景変わってないところもあるんですがこの時
○12月19日日本映画の名作を5本。それぞれ作品のジャンルは違うが、どの作品もお勧め。私は何度も観ている作品です。細かい感想なんていらない作品たち。1982年公開の「さらば愛しき大地」を観た。監督は「十九歳の地図」の柳町光男。農業と工業が渾然一体となる地方都市で監督の出身地で有る、高度経済成長のあおりを受け、田園地帯に工場群が押し寄せる茨城県鹿島地方が舞台。物語は、農家の崩壊を徹底したリアリズムで描いた人間ドラマ。農家を継がずにダンプ運転手として家族を支える幸雄は、最愛の息
この作品スクリーンで鑑賞しているんですよね。ただ、ストーリーはほとんど覚えていなくて、注射のシーンだけが痛々しくて記憶にある程度でした。確か大阪中之島のSABホールだったと思います。そんな作品がAmazonPrimeで鑑賞できたので久々に鑑賞したところ、意外な面白さにびっくりしました。工業地帯に隣接する農村。主人公の幸雄はダンプの運転手。弟が東京に出て働いているため、長男の幸男が両親の面倒をみなくてはならない。幸男には妻と二人の子供がいた。ある日、妻や両親
監督の柳町光男は、本作の舞台・鹿嶋市がある同じ茨城県出身で、鹿島臨海工業地帯の建設により、農村がどんどん壊され、ダンプカーが走る光景をずっと見ていた。そういうものが映画の舞台としては格好だなと感じプロットは練ってはいた。上手く構成できていないとき、新聞でダンプの運転手が覚せい剤をやって愛人を殺したという記事を見つけ、一気にホンが書けた。映画はその実話とは大分違うという。秋吉久美子大好きやったんで、、
『さらば愛しき大地』(1982)監督脚本柳町光男根津甚八、秋吉久美子、山口美也子、矢吹二朗、蟹江健三、白川和子、他。田園が広がる茨城県鹿島で農家を生業としている山沢家。次男の明彦は東京、長男の幸雄は実家に残り父母と妊娠中の嫁文江、まだ幼い息子二人を、ダンプの砂運びで養っている。おだやかな緑と砂埃とが交じる時代の間のようなところでたんたんと生活しているような山沢家だったが、ある日息子二人を事故で亡くしてしまう。家族だけならず親戚も、明彦に勝手な嫉妬心を持ち何かと不平不満を並べ責
「さらば愛しき大地」1982年日本柳町光男監督の「さらば愛しき大地」の舞台は、茨城県の小さな農家。息子二人を溺死で亡くしてしまったダンプカーの運転手の幸雄は、背中に観音像と子供の戒名を刺青し供養している。そして、息子二人の死に関し身重の妻を責めてつらくあたる。幸雄は順子という、かつて次男の恋人だった女をダンプに乗せる。順子は昼は工場で働き夜は母の飲み屋を手伝いをしている。運転の途中で、背中の刺青を見せた事が縁で順子と同棲生活が始まり、幸男は家に帰らなくなる。順子には子供ができるが、幸
9月23日(秋分の日・木)金沢:9:15起床朝食納豆、ブロッコリーサラダRIZIN.27後半戦を観ながら、1時間のエアロバイク🚲シャワー🚿昼食豚レバー弁当🍱夕方まで書類の整理など17時過ぎ歓楽街へ従姉のヒロコちゃんが勤める居酒屋タツヤと会食🍻弊社のアルバイトデビューした当時は高校生だったタツヤも、今は41歳の初老バカな思い出話に興じながらも、〝漢の所作〟を細やかに指導㊚それにしても、20世紀は大らかで平和な時代だった蔓防に従い、20時お開きタクシーで帰宅🚕
「さらば愛しき大地」1982根津甚八、秋吉久美子柳町光男監督さらば愛しき大地(廉価版)[DVD]Amazon(アマゾン)30,858〜31,246円を観ました。柳町光男監督の「十九歳の地図」を観て、あまりの重さに興奮し、この監督の作品もっと見てみたいと見てみました。柳町光男-Wikipediaja.wikipedia.orgいやー、重い、暗い、救いがない。人間落ちるところまで行くとこうなるんだね。茨城の田舎の風景と内容が凄くリアルに
主人公=根津の嫁息子二人が事故死してから、夫が家から出てしまって、一人家に残り主人公の親と一緒に暮らす。豚の世話をしていたら、地味な彼女に性の好奇心むき出しの若者から遠慮会釈ない彼女を肢体を嘗め回す視線から汗臭い交わり何ともけだものな様子は度肝を抜かれる。ひろちゃんのmyPickAmazon(アマゾン)さらば愛しき大地300円Amazon(アマゾン)さらば愛しき大地[DVD]3,416〜9,954円
Netflixで深夜食堂チキンライスの回を観ていた食べ物に纏わる物語依存性かと思うほど深夜食堂孤独のグルメ昨日何食べた他にもパンとスープと猫日和飲み物ではあるけど珈琲いかがでしょう何故だか食に纏わるものを好む心の飢えを食べ物で満たそうとするのかしら話をもとに戻せばそのチキンライスの回に山口美也子が出演していてシリーズの最初を飾るNetflixオリジナルだったので超豪華俳優陣いつものメンバーに仲村トオル山口美也子柄本明も深夜食堂というショボさをうりにしたドラマ
TV(映画チャンネルNECO)放送の映画「さらば愛しき大地」(1982年柳町光男監督2時間10分)を録画して見た。これは素晴らしい映画である。空族の映画「サウダーヂ」(2011年)に先立つこと29年だが、映画のテーマは同じ。というかリメイクではないのかという感じ。高度資本主義によってズタズタにされる地方都市とその人々というテーマを1982年に先取りして、素人ではないプロの役者を使ってきちんとした演出で作ったプロの映画がこっちということになろうか。どっちが良い悪いということではないが。もちろ
今日も秋吉久美子のポスターです。昭和56年「の・ようなもの」は森田芳光監督のデビュー作として有名な作品で秋吉久美子がソープ嬢を演じた事も話題になりました。昭和57年「さらば愛しき大地」はキネマ旬報ベストテン第2位に選ばれた名作です。「炎の肖像」はジュリーの初主演映画です。「姿三四郎」の立看ポスターには秋吉久美子も大きく出ています。「炎の肖像」の藤田敏八監督、「宵待草」の神代辰巳監督、どちらも70年代を代表する映画監督です。昭和51年「パーマネントブルー真夏の恋」昭和56年「冒険
注スマホで写真付きブログを書きあとでPCで観ると、時々ですが、写真がすごく大きいのです(^o^ゞ明日PCで確認訂正します(^o^ゞ今日はアマゾンプライムで映画を観た!「さらば愛しき大地」古い映画を鑑賞してレビューを書かれている方のブログフォローして拝見しているその方が鑑賞していたので、観てみた根津甚八と秋吉久美子美しくエロかった(^o^ゞこの方も負けずにエロかった(^o^ゞこの、少し顔が出ている男性小林稔
1980年代初頭の茨城県鹿島町。のどかな田園風景と海辺の工場群。コンビナート開発が盛んにおこなわれている。バブルの波に洗われている。農家の長男の幸雄はダンプの運転手をしている。農業のほうは年取った両親と幸雄の嫁の文江の3人で営んでいる。じいちゃん、ばあちゃん、母ちゃんでやっている、いわゆる「さんちゃん」農家だ。農業が急速に落ち込んでいった時代。幸雄の母と父文江ある時、沼で遊んでいた2人の幼い息子が溺死する。文江幸雄幸雄は
1982年の日本映画です🇯🇵脚本・監督は柳町光男。茨城県鹿島地方。田園地帯に押し寄せる工業群、その一角に小さな農家・山沢家がある。次男の明彦(矢吹二朗)は東京で働いているため、一家を支えるのは長男の幸雄(根津甚八)ただ一人。そんなある日、幸雄夫婦の最愛の息子二人が沼で溺死してしまう。孫を失い落胆する祖父と祖母、そして身重の妻(山口美也子)。これを境に幸雄の生活は狂い始める……。茨城県鹿嶋市が舞台の物語です。救いようがないお話ですが昔の地方都市では決して稀有なお話ではなかったの
昨日の話昼ごはんのあとに見たのが「さらば愛しき大地」バブル経済直前の関東近郊を舞台に、気持ちと生き方が相反してしまう男の自滅を描いた重苦しいホームドラマ評価の高い、でもずっと重石を抱かされているような苦しさを味わいます柳町監督は本作の前に撮った「十九才の地図」と後に撮った「火まつり」この3作はスゴいね夕方まで電話での対応協議私が日曜日全て出勤なので総会が出来ないと文句を言われるが、だからそうしてンです引っ越して来たとき迂闊に顔をだして、人間関係の醜さに巻き込まれたんですからいい加
デビューして46年、女優として数々の賞を受賞する一方、ユニークな言動で独特の存在感を放ってきた!そんな秋吉久美子さんが語る「人生」とは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1月30日(水)13時~14時【NHK】ごごナマおしゃべり日和「秋吉久美子」MC:船越英一郎・美保純http://www4.nhk.or.jp/gogonama/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
映画の中には純粋に楽しむ為のものでない作品もありますね。本来の目的が娯楽でありながら暗い救いのない物語。この作品もそうです。カタルシスを感じられない映画に2時間も耐えられない(というか意味あるか?)という人にはお勧め出来ない作品ですが、私は結構耐えられるのです。でも主演が根津甚八さんでなかったらわざわざ見なかったかもですが。「さらば愛しき大地」1982年日本監督/脚本:柳町光男撮影:田村正毅音楽:横田年昭出演:根津甚八:秋吉久美子:矢吹二朗:蟹江敬三緑の広がる
柳町光男が自身の出身地である茨城県鹿島を舞台に、2年の構想をかけて脚本を執筆し、自ら製作して撮った力作。工業地帯でダンプ運転手として働く幸雄(根津)が、2人の子供を亡くしたことをきっかけに精神の均衡を崩し、周囲を巻き込みながら自滅していく姿を描く。鬼気迫る演技で主役を務めた根津甚八は本作で『キネマ旬報』主演男優賞を獲得、自身の代表作となった監督・脚本:柳町光男、撮影:田村正毅。出演:根津甚八、秋吉久美子、矢吹二朗、山口美也子、蟹江敬三ほか。第37回毎日映画コンクール撮影賞受賞。第25回ブルーリボ
2010年の9月に書いた根津甚八さん引退の話あれから6年根津甚八というスターは逝ってしまった最後の作品は見ていない写真を見て凄いなあとは思ったけど、やはり切なかったたぶん、一生見ないと思うそれほどに私の中の根津甚八は溌剌としていて躍動していて激しくて、でも弱さもあって最高の兄貴分だった嬉しいのは海外で発売されている黒澤明の「乱」DVDが根津甚八をカバーにしてるんだよね確かに姿形、見映えが朱で染め上げられているから画にはなりますが野心を張り巡らせて父を兄弟を追い落としてゆ