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ランニングを終えて、ドリブル練習を始めた時、顧問であるケンドーコバヤシ先生。(通称ケンコバ先生)がきた。ケンコバ先生は厳しいが合理的な練習メニューや的確なアドバイスを与えてくれる。先生のおかげもあり、弱者校であった難波高校女子バスケットボール部は今では県大会までは駒を進めれるようになっていた。また、試合後にはチーム全員を焼肉に連れて行ってくれるなど優しい一面もある。そんなわけでチームメイト皆、人情味溢れる先生のことを信頼している。「集合!!」菜々先輩の声でケンゴバ先生の元に皆が集まる
ここは、大阪。吉本新喜劇や有名なグリコの看板、おいしいお好みにたこ焼き、串カツもある。山本彩はそんな地元、難波が大好きだ。にぎやかな市街を自転車で抜けて5分。そこに山本たちが通う難波高校がある。「ふああ…数学はやっぱやる気出えへんわ、部活前にちょっと寝るかー」そう言いながら学校の屋上の芝生の上にねそべる。今日はとてもいい天気。昼寝にはもってこいだ。私は、重くなりつつある瞼をとじ、おやすみモードへと切り替えたが、「山本!!なにしとんねん!さっさと授業に戻れ!!」ウトウトしかけている
「お疲れ様ですー」「お!彩とみるきーやん!早えな!!」ホームルームを終えて体育館に向かうと菜々先輩が自主練習をしていた。菜々先輩は高校からバスケを始めた初心者だが、人一倍練習し努力家な人だ。また、持ち前の明るいキャラでチーム全体を盛り上げてくれる。私は、そんな先輩を人間的に尊敬していた。「うちも菜々先輩を見習わないとな……先輩!1対1やりましょうよ!」私はボールを手に取り、ドリブルをつきながら菜々に呼びかけた。「やろやろ!彩、色々教えてな!!」菜々先輩が目を輝かせながら、攻める
『私、渡辺美優紀はNMB48を卒業します。』桜も散り春が終わりに近づいてくる頃、君は大きな決断をした卒業コンサートも終わり、卒業するまであと1日。ずっと隣にいた君が明後日にはもういない初めは何とも思ってなかった。ただのライバルで絶対に負けたくない相手。だけどライバルとして誰よりも近くで見てる内に惹かれていって気づいたら恋をしていた『彩ちゃんお疲れ、また明日』「待ってみるきー!」帰ろうとする君の腕を掴むと、だいぶびっくりしたような顔をする「なぁ花火見に行かん?」『え、
「さやかちゃーん、お祭り行かん?」「行かん。」「なんで?」「暑いし、人多いから。」「いいやん、私と行けるんやで?」「だからなんやねん、他の人誘えばいいやん」「嫌や。さやかちゃんと行きたい。」ドキッ(さらっとそういうこと言うなや)「何で私やねん。他の人と行った方が楽しいと思うで?」「他の人と行くのも楽しいけど、さやかちゃんと行った方がもっと楽しいもん。」ズキッ「わかった、行くよ。」「やったー!!浴衣が着れるー!」(浴衣姿可愛いんやろなー、ってなに考えてるんやろ///
私はまだ貴方のことが好き。何故あのとき貴方の手を離したのかわからない。後悔が募るばかり、、、。貴方に逢いたいよ。貴方に触れたいよ。貴方の温もりを感じたいよ。"貴方はまだわたしのこと好き?''貴方には彼氏が出来た。女の子ではなく、男の子を、、、。汚い感情がわたしを困らせる。あんな男のところじゃなくわたしの所に来て。あんな男よりもわたしの方が貴方を幸せに出来る。あんな男よりもわたしの方が貴方を愛してる。あんな男なんかいなくなればいいのに、、、。こういう風に考えてるわたしが
私は特定の相手を作らない。自分の欲が満たせるのなら、誰でもいい。男でも。女でも。きっと相手だってそう思ってる。ただヤるだけの相手が欲しいと。こういうのは正直良くないと思ってる。でも、これを止めてしまったら自分と向き合わなくちゃいけなくなる。私はいつも逃げてきた。そして、昨日も。昨日は、新しい人とヤッた。その子は私にはもったいないくらい綺麗な人だった。何もかもが綺麗すぎた。最初は本当にシていいのかと躊躇ったが、こんな綺麗な人を汚せると考えたら興奮してしまい、ヤってしまった。
「愛してんで」「うん。」「私の事好き?」「うん。」朝、目が覚めたら隣にあったはずのぬくもりがなくなっていた。''おはよう。私は仕事があるから先に出ます。''という置き手紙を置いていなくなっていた。私が愛している人。一緒に初めての夜を共にした人は、私のことを愛していない。私はそれを理解しながらも一緒にいる。それは、それほどあなたを愛しているから。セフレでもなんでもいい。なんて嘘。私だけを見てほしい。私だけを愛してほしい。私だけを感じてほしい。なんて言ったら、きっと
今日は早く帰りたかったのに残業になってしまった。だから、彼女に「残業で遅くなる」とLINEした。そのLINEにはすぐに既読がついて「分かった、頑張ってね。」と返ってきた。私はそれに優しいなと思い微笑んだ。そしたら、上司に「彼氏からかぁ?」とニヤついて聞いてきたので、「はい。とっても可愛い。」と返した。「山本はカワイイ系男子が好みなんか?」そんなことはない。私はどちらかというと筋肉が結構あって男らしい人が好きで、女の子を守れなさそうな人はあまり好きじゃない。でも本当のところを言ってしま
「おはよう〜、彩」「おはよう」「で、昨日はどうだった?」「別に」「おいおい、そこまでヘタレじゃないやろ?」「シたんやろ?」「ご想像にお任せします」「なんやねん」「ちょっとぐらい教えてくれたってええんやん」「嫌やわ」「早く、仕事しろ」「彩のケチ」(///、、、、、)「で、みるきー昨日どうだった?」「え///いや、特に何も、、、、」「嘘下手くそか」「まぁ、大変やったんやな」「まぁ。」「気持ちよかった?」「ちょっ///菜々ちゃん?!」「まぁ、ええやん。これぐらい
「美優紀ちゃん、可愛いね〜」「みるきー!」「こっちおいで〜」「今、俺とみるきーで喋ってるんだから邪魔すんな」「俺のみるきーだから」「ちげぇし、俺のだから」「あんたらのもんでもみんなのもんでもねぇよ」「まぁまぁ。落ち着いて、彩」「落ち着いてる。」「落ち着いてなかったら殴りかかってたわ」「ていうか、あいつも何楽しそうに話してんねん」「彩ー、口悪くなってるぞー」「まぁ、みるきーも嫌やと思うけど」「そんなことないやろ。楽しそうにしてるで」「拗ねんなって」「拗ねてへんし」「
今日は彼女の美優紀が初めてのバイトだから見に来てほしいって言われて来てみたら、、、、、「いらっしゃいませ〜、メイド喫茶には初めてのご来店ですか?」「は、はい」「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ、ご主人様」(ご、ご主人様.....)「こちらへご案内致します」「ご注文お決まりになりましたらお呼び下さい」「は、はい。ありがとうございます。」「いえ」ニコッ初めて来たわ。こんなんなんやびっくりしたわ。美優紀はどこにおるんやろ?ていうか、なんで初めてのバイト先がメイド喫茶やねん。他にも
今日から高校1年になる百花とも同じ学校だしきっと全てが上手くいく何故かそんな自信があったあの時の私は怖いもの知らずの最強だったんだ。そう高校に入って数日後あいつに出会うまでは山本「っ……なんやねん」首に添えられた手に力が込められる苦しい渡辺「だから私の仲間に入れてあげるってば」顔は笑ってるのに目は笑っていない汚い大人達の目を見ているようで足が震えて恐怖が襲ってくる彼女の手に力が入る度私の力が抜ける山本「わ……かっ……た……から」そう言うと首の手は頬をなぞられ全
こんにちは。natumeです。たくさんの方々、見てくださってありがとうございます。いいね!やフォローをされたらものすごく嬉しいです。活力になるのでよろしければしてください。今後ともよろしくお願いします。
「ただいまー」「おかえり〜」「ご飯にする?お風呂にする?」「あ、ごめん。食べてきちゃった」「そういう時はちゃんと連絡してって言ってるやん」「ごめんなさい」「ご飯作っちゃったやん。」「ごめんなさい」「もういい。じゃあ、ご飯食べてくるわ」「え、私も食べたい」「さやかちゃんは食べてきたんやろ?」「そうやけど、食べたい」「ええよ、無理しなくて」「無理してへんよ」「こんな可愛いお嫁さんが作ったご飯を食べないなんて損やろ?」「っ///」「わかった、じゃあ一緒に食べよ」「はぁ
渡辺「彩ちゃん、見た?新入生の子〜」朝イチ席に着くと美優紀がニヤニヤして駆け寄ってきた山本「なんかあったん?」渡辺「可愛いって言うてくれてん!」なんやこいつほんまちょろいな山本「あーまぁ1人可愛い子は見つけたな」渡辺「……誰?」山本「内緒」こいつに言ったら多分ろくな事にならんなんたってこの学校一のいじめっ子なんやから渡辺「彩ちゃん?」山本「なに?」渡辺「んーん、なんもない」怖い何しでかすか分からんし。これからも近くにおらなあかんなんてほんま地獄やわ。
ん…………いつの間にか寝てしまったみたいさすがに太田さんは帰ったやろうか?目を開けるとお腹あたりパーカーが。太田さんのかな?“また会った時に返してください”ってメモが起こしてくれてもよかったのにまぁ1時間サボったし教室戻ろか……。渡辺「あー彩ちゃんどこいってたん?」山本「保健室」渡辺「体調悪い?」山本「ううん、もう大丈夫」なんて嘘だらけの会話をしてまた自分の席で眠りについた
暖かい風が短い私髪をさらさらと流して落ちた桜の花弁や砂埃を連れてどこかへと吹き抜けていった私も連れてってくれれば良かったのになんて。だって、私がおらんなっても変わらんやろ?太田「山本先輩」山本「ん?」太田「死なないでくださいね、後味悪いんで」山本「え?」太田「口に出てましたよ“私がおらんなっても変わらんやろ”って」っ〜……嘘やろ……顔が赤くなるのがわかる山本「聞かんかったことにして」太田「まぁ、さっきの発言は冗談としてここに入れてくれたんで愚痴くらいは聞きますよ?
初めまして、natumeです。私はさやみるが大好きでめちゃくちゃさやみる小説読んでました笑今もですけど笑書きたいと思っていたのですが文章力がない為なかなか書こうという気持ちになれなかったのですが挑戦してみようかなと思ったのでこれからさやみる小説を書いていきたいと思います。頑張って書くのでこれからよろしくお願いします温かい目で見てください笑
教室に戻ったあと自分の笑顔が頭から離れなくて頭がもやもやとする山本「……次古典やしサボるか」黙って教室を抜け屋上に向かう階段を登りきるとそこには見慣れない女の子が先輩やないよなかと言って入学式は明日……てか何をしてるんやこの子は屋上が立ち入り禁止なの知らんのかな山本「おーい……そこの子……屋上は立ち入り禁止やで」「えっ、そうなんですか?……でも去年来た時は生徒が屋上におった気が……」……それ私や。全校生徒の中で屋上の鍵持ってんの私だけやしなんて、教師にバレたら
渡辺「彩ちゃんトイレ行こー?」貴重な休憩時間をそんな事で潰したくないがここで断れば何を言われるかわからない山本「おー、ええよ?」自分の気持ちを押し殺して笑う渡辺「ねぇ彩ちゃん」山本「ん?」渡辺「隣のクラスの松井さんうざない?」また始まった渡辺「次はあの子いじめたいなぁ」山本「美優紀言うだけで出来やんのやからやめとけ」渡辺「は?」美優紀の目の色が変わった気がしたこわ……でも流石に止めなあかんやろ。三田「あ、山本さん、渡辺さんおはよー」山本「おはようございます先
アラームが朝を告げる鳥が鳴いてカーテンを開けると青い空がこんなにもいい朝くらい嫌な事を忘れさせてくれてもいいのにな制服に腕を通し特に好きでもない食パンを食べて同じ服を着た同じ様な人が揺られるバスに乗り新しい教室に入る渡辺「彩ちゃん!久しぶり!」山本「美優紀おはよ」挨拶を交わしそのまま席に着く今日も地獄の始まりの合図が鳴った
投稿しなおしましたーーーーーーあなたは太陽みたいな人いつも周りを明るくしてくれて優しくみんなを見守ってくれるーーー『美優紀〜!』ニコニコと躊躇いもなく校庭から手を振る恥ずかしいなって思いながらも満更でもなく控えめに手を振り返すーーふふっ、山本さんはほんまに美優紀ちゃんが好きやね〜「そう、みたい…///」私は生まれつき体が弱く保健室に通うので精一杯小さい頃は何度か教室にも行けたけど、周りの空気に耐えられずそれがトラウマで行けなくなった運動はもってのほか長時間座ることもでき
ーーーーーーあれからどれくらいの月日が過ぎたのだろう私たちの気持ちは交わることなくまたこの季節がやってきたーーもちろん彩は今年も出るやんな!ーー目指せ連覇!「いや、もうさすがに…」ーーよーし!今年もこのクラスが優勝すんで〜!「え、いや…はぁ」隣から視線を感じ、そっちを向くとあなたは慌てた様子で顔を逸らす…なんやねん、期待、しちゃうやんこの1年間私にとってあなたのそばにおれへんことがどれくらい苦しかったか私が見た限り、嫌いじゃなく、むしろ…なんて思えるのはエゴやろうかー
ーーーーーーあれから私は彩ちゃんを避けてる理由は分かってる分かってるけど、この気持ちは気づいてはならなかったのだそう思ったらそばにいることさえもが私を苦しめる文化祭での彩ちゃんを見た時あやふやだった気持ちが、彩ちゃんが女の子に囲まれてるのを見た時確信に変わったあぁ、私は彩ちゃんのことが好きなんや、と幾度となく彩ちゃんに向けた言葉が今になって後悔へ変わるなんて毎日何人もの女の子に告白されてもしかしたら…彩ちゃんがそっち側の人だったらありえるもし私がこの気持ちに素直になってあ
ーーーーーー"彩ちゃんが男の子やったらよかったのに"君からその言葉を聞く度に私の胸が締めつけられて苦しくなってまた今日も自分が嫌いになるーーー『それでなぁ、…って彩ちゃん!私の話聞いてや!』「えー、あー、うん」『もう!それ聞いてないやんか!』「…そんな言うなら別れたらええやん(ボソッ」『え?なんて?』「なんもないよー、んで?どうしたん?」『もういいですー。はあ、彩ちゃんが男の子やったらよかったのに〜』「はいはい、ごめんなさいねー」『そしたらこんな可愛い子が彼女やね
ーーーーーーーーカンパーイーーいや〜ほんと2人が入ってくれて嬉しいよ〜ーー期待の新人って感じだね〜ーー山本さん飲んでる?「飲んでます」ーー山本さんさ〜今まで彼氏とか何人いたの?ーー山本さんなら彼女の方がいそうじゃんーーえ、確かに、どっちにもモテそう!「あー、いや、そんなことないですよ今まで恋人とかいた事ないんで」ーーえ〜絶対うそ!「ほんとですよ」先輩たちもお酒が入り容赦なく質問が飛んでくる別に嘘をついてる訳じゃなく本当に恋人はいなかったそれなりにたくさん告白はされた
ーーーーーー『おっきくなってもみゆのこと好きでいてくれる?』ーーー「山本彩です、よろしくお願いします」社会人一年目夢と希望に満ち溢れてこの会社に入社…したわけでもなく、ただ東京に来たかったそれなりに成績がよかった私はすぐに就活が成功し、一応希望の会社にどこにいるかわからないあの人を探してはるばる上京世間は狭いなんてよく聞くけどほんまにそうやろかもしこれで会えたらまるで恋愛小説のような人生やなと感心するーーじゃあ山本の教育係は山田で、吉田は上西で唯一の同期の吉田朱里私とはほ
ーーーーーーーーあの人めっちゃイケメンじゃない!?ーーえ、女の人でしょーーそんなのどっちでもいいの!話しかけよ!ーーいやいや、絶対恋人いるってーーいなかったらどうすんの!ーーいた時悲しくなるだけだよ?さっきからここを通り過ぎる人たちがみんな口を揃えてイケメンイケメンって言ってるそんなイケメンがおるなら見てみたいもんやーー助手席で眺めたいよね〜ーーわかる!ずっと見てたい!どうやらそのイケメンさんは車に乗ってて誰かを待ってるらしいー渡辺さんもう上がっていいよ!「ほんまです
ーーーーーー『もーいくつねーるーとーお正月〜』「もう寝えへんくても正月や」『う〜さむ〜』「あんたがここで年越ししたいって言うたやんか」『やって、思い出の場所やもん』「そうやけどさ、せめて神社ちゃう?海で年越しって」そう今私たちがいるのは夜の砂浜ヘタレな私が勇気を振り絞って美優紀に告白した思い出の場所『そんなに嫌やったら帰ったらええやん、私ひとりで年越しするから』「ごめん、今年最後にこんな喧嘩やめよ、ごめん」『...抱きしめて、ちゅーしてくれへんと許さへん』「えぇ...」