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こんにちは!「さまよえる古道具屋の物語」読了しました!通い慣れた道のわきにふと、見慣れない古道具屋を目にする。こんな所に、こんな年季の入った古道具屋なんて、あっただろうか?そんな事を思いつつ、遠巻きに見つめていると気がつけば店内に──そうして店主からガラクタを売りつけられたお客達の未来に変化が起こる。時には幸福に、時には不幸に。何故、彼らの前に古道具屋は現れたのかどうして、彼らは選ばれたのか。店主が意図したこととは──?とて
柴田よしき著の「さまよえる古道具屋の物語」である。ふいに出会う古道具屋で手にしたものに纏わる主人公達の、6編の短編からなるのかと思い読み始めた。よくあるちょいと不思議な物語だった。ハートフルで、傷ついた心を埋めるほんわかストーリーである。夢破れた青年、借金にあえぐ女性、そんな人達をじんわりと癒す話なんぞ、よくある話で、今までに何編か読んだ事もある。おやっ?と思ったのはその後だ。「よくあるそういう話」じゃない気がしてきて、何じゃいと思う間にぐいぐい引っ張られてしまった。そうな
柴田よしきさんの作品はかなり以前数冊まとめて読んだ時期がありました久しぶりでしたある日突然その古道具屋に気づいた登場人物。今までちっとも目に入らなかったのに。気になって入ってみると店主が現れた。短髪で目がかなり大きくて口角がぎゅっと上がり笑顔が不自然(笑った顔のお面のよう)この感じは誰か···そうだ忍者ハットリくん。店内にある安楽椅子に腰掛けたら余りに座り心地が良くてうっとりしていると番茶をサービスされる。店主は関西弁か京言葉のような喋りで何が欲しいのか尋ねて
柴田よしきさんの小説です。ある日突然目の前に現れた古道具屋、買いたい物もないのに吸い込まれるように店に入った主人公は、文字と絵がさかさまに描かれた絵本を買いたくもないのに買ってしまう。しかも、店主の言った金額は彼の財布の中身とピッタリそして、それをきっかけに彼の人生が変わっていく。というのが1つ目のお話。それから底のないポケットの付いたエプロン、持てないバケツと、主人公の違う古道具屋にまつわる短編が続きます。読み始めはなかなかホワっ
親メダカさんたちの動画です元気に泳いでおりますそんな中、親メダカさんたちの中で1匹元気のないメダカさんがいたので、別の容器に移して経過を見守っております泳いでいるこのメダカさんは、動画ではちょっと見えないのですが、横から見ると他のメダカさんたちに比べてやせ細っていたんのです生まれから2~3年経つメダカさんです元気になってもらいたいのが一番の願いですが、最後まで綺麗な水の中で泳いでもらいたいので丁寧に水換えを行っていきたいと思います異変にもっと早く気づいてあげていたらという気持ちもあり
さまよえる古道具屋の物語Amazon突然街角に存在する不思議な古道具屋で、欲しくもないけど何かを買ってしまう客。買ったもので手に入れる運命って…幸せになるのか、不幸になるのか。それぞれの運命の行く先が気になって途中で止めたくなくなるのよね。あぁ、この人どうなっちゃうんだろう(´д`|||)って気になってしょうがない。
こんばんは久しぶりの柴田さんです不思議なというか怪しい古道具屋さんとその店に関わった人達の連作短編6話からなるお話。全6編でひとつのストーリーとなる、しっかりした組み立てでした売ったのは(買わされた)のは変わった絵本、金色の豚の貯金箱など買った人に大きな影響を与えるファンタジーでもありホラーなところも多少あって、運命を変えるような切なさがけっこう好きです6つのお話の絡みが多少難しく、何度か前に戻り読み直し理解柴田さんっぽい優しい終わりでほっとしまし
4月の読了本は10作品。初読み作家は、塩田武士さん。1番面白かったのは、「罪の声」塩田武士。lighthappyの本棚-2017年04月(11作品)Tの衝撃安生正読了日:04月01日たんぽぽ団地重松清読了日:04月05日貸し込み上(日経文芸文庫)黒木亮読了日:04月06日貸し込み下(日経文芸文庫)黒木亮読了日:04月07日沈黙法廷佐々木譲読了日:04月14日紙の城本城雅人読了日:04月19日バラ色の未来真山仁読了日:04月20日罪の声
さまよえる古道具屋の物語著者:柴田よしき新潮社発売日:2016-12-22ブクログでレビューを見る»迷っているときに突然現れる古道具屋。さかさまの絵本、コインの投入口がない金色の豚の貯金箱など、買うつもりのなかったものを買わされてしまう。そしてそれらのものは、買った人々の人生に大きく影響を及ぼす。別々の時に別々の場所で買ってしまった人々が一同に介したとき、謎が・・・ミステリー、ファンタジーやホラーの要素もあり、不思議な感じ。人々の心の奥にある想いや欲求などを、それぞれが買った
さまよえる古道具屋の物語Amazon忍者ハットリくん( ̄▽+ ̄*)その店は、人生の岐路に立った時に現れるさかさまの絵本、底のないポッケがついたエプロン持てないバケツ・・・古道具屋は役に立たない物ばかりを時間を、空間を超えて売りつけ翻弄する不可思議な店主の望みとは何なのか買主たちがその店に集結するとき裁きが下され、約束が産まれる柴田さんもTwitterフォローしてるんですがこれの宣伝ってあったのかな?他作家さんみたいにあまり日常を
柴田よしきさんも色々なジャンルの作品を書いている方なので私にとって、すごく好みだったり、全く面白くないなあ・・・なんて時もある作家さんです。そして今回のは。。。イイさまよえる古道具屋の物語Amazonとても悩んでいたりつらい思いをしている主人公たちは毎日歩いていた所で突然古道具屋を発見する。(あれ?こんな所にこんなお店があったっけ?)なぜか気になり入ってみるとその店主は若いのか年寄りなのか。。。男か女かさえもよくわからない。そして異常にに大きな目
No.0102017.1.22(日)さまよえる古道具屋の物語/柴田よしき/新潮社/2016.12.20第1刷1600+税久し振りに“柴田よしき流ミステリ”を読んだような気がする。ライトにチャッチャと読める種類のミステリで、どうしても食い足らなさがあった。人間の本質に踏み込む姿勢が、本来の姿なのではないかと思うのだが。第一話さかさまの物語第二話金色の豚第三話底のないポケット第四話持てないバケツ第五話集合第六話幸福への旅立ちそして、プロローグバ