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おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘無症状のコロナウイルス感染者は約9日で陰性化’という報告です。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での新型コロナウイルス感染者128人を受け入れた藤田医科大学岡崎医療センターが、無症状の感染者の経過について公表した。同センターで経過観察を行った無症状の感染者90人のうち87人が、3月6日夜の時点で、感染の有無を調べるPCR検査で2回連続、陰性が確認された。陽性とされた日から、かかった日数は9日(中央値)だ
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘新型コロナウイルスの血清診断も可能に?’という報告です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、わずか2カ月の間に世界中で約10万例の感染者と3,000例超の死亡者が報告されており、世界的に早急な対策が求められている。横浜市立大学学術院医学群微生物学の研究者らは、3月9日、ELISA法とイムノクロマト法を用いて、COVID-19患者の血清中に含まれる抗ウイルス抗体IgGの検出に成功したと発表。今後は、
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘新型コロナ検査、医療者に感染リスク!’という報告です。日本医師会(日医)は本日(3月月4日)、東京都で記者会見を開いた。同理事は新型コロナウイルス(2019-nCoV)に対するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査が今後保険適用されることを踏まえ、検体採取などの際に医療者側に感染リスクが生じるとして注意を喚起。また会見中、明日(3月5日)に決定される予定だった同検査の保険適用が、3月6日以降にずれこむことも明らか
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’北海道で感染者が多い理由は?’という報告です。北海道で28日、新たに12人の新型コロナウイルスの感染者が報告され、道内で判明した居住者の感染者は、国内最多の64人となった。北海道で感染者が突出して多いのは、中国人に人気の冬の観光シーズンが感染の広がった時期と重なったためとみられる。北海道内で感染が初めて確認されたのは1月28日。中国・武漢からの旅行者だった。2月14日に札幌市で道在住者の感染が初判明し
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’検査をさせない様にしているは事実誤認!’という報告です。国立感染症研究所は3月1日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査への感染研の対応について、一部に事実と異なる内容の報道があるとし、事実誤認を正す異例の声明を発表した。きっかけは、北海道に積極的疫学調査のために派遣された職員の発言をもとに、「感染研が検査をさせないようにしている」などと糾弾する報道があったこと。この職員の発言は、感染伝播の状況を把握すること
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘新型コロナウイルス感染症対策ハンドブックを無料公開開始!’というお話です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大を続ける中、東北医科薬科大学は市民向けにCOVID-19の基礎知識と対応策をまとめたハンドブックを作成し、PDFをサイトで公開している。医療者にとって、患者からの問い合わせに応える一助となる内容だ。2月25日に公開されたこの「新型コロナウイルス感染症~市民向け感染予防ハンドブック」は
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘武漢市からの帰国者へのホテルでの対応とは?’という報告です。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中国・武漢市からの帰国者を受け入れた千葉県のホテルにおける当時の状況が明らかになった。亀田総合病院感染症科部長の大澤良介氏は、同ホテルで帰国者やホテル従業員などに講じた対策を日本環境感染学会で報告。感染管理の原則を考慮しつつ、置かれた環境で実行可能な対策を柔軟に実施することが重要であるとの見方を示した。同氏は武漢
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘コロナ対策で今、気をつけるべきことは...’というお話です。クルーズ船で陣頭指揮をとっておられた高山先生のFBにアップした記事、長文ですので要約した内容をお伝えします。新型コロナウイルスの感染力は実は思っているほどは強くは無く(少なくともインフルエンザほどではない様だ)飛沫感染はするが、それも限定的なのではないかと思われる。ドアノブや手すり、トイレなどに付着していたウイルスに触れて、その手を目鼻口の粘膜に付
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’ストレスで白髪が増えるはホント?’という報告です。反抗期の子どもに「あなたのせいで白髪が増える」と言うのは、あながち間違いではないようだ。米ハーバード大学の研究者らは、マウスを用いた実験を行い、ストレスがかかると白髪が増える機序を解明したと報告した。この発見は、ストレスが人間の身体に与える影響について示唆を与えるものだとしている。同研究者は「われわれは誰もが、ストレスは自分の身体、特に皮膚や髪の毛に影響するも
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘新型肺炎、タバコで重症化の可能性?’という報告です。朝日新聞の記事によりますと…新型コロナウイルスによる肺炎は、たばこを吸っている人が重症になりやすい可能性が出ている様だ。中国で死亡した感染者の割合は男性でとくに多く、喫煙率が高いこととの関係が指摘されている。米フロリダ大や北京大などのチームは、中国で報告された感染者約8900人について分析した論文を公開した。感染者のほぼ半数は50歳以上で、患者のうち亡くなる
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘インフルエンザ、過去10年で2番目に少ない?’という報告です。読売新聞の記事によりますと...厚生労働省は14日、9日までの1週間に全国約5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザ患者は1施設あたり9・04人で、過去10年の同時期と比べて2番目に少なかったと発表した。この時期に注意報レベル(10人)を下回るのは2010年以来となる。新型コロナウイルスの感染拡大で予防策をとる人が多かったためとみられ、患
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘1日1個の卵は心疾患リスク上昇せず?’という報告です。1日1個の卵は健康に良いのか悪いのか――。長年議論されてきたこの問題に終止符が打たれるかもしれない。卵を1日1個食べても心臓に悪影響はないことが、マクマスター大学(カナダ)公衆衛生研究所(PHRI)の研究チームが実施した大規模研究で示された。この論文の筆頭著者は「ほとんどの人において、たとえ心血管疾患や糖尿病の既往歴があっても、1日1個程度の卵の摂取で心血
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘日本人男性の食事と疾患の変化は?’という報告です。日本人の食事の欧米化が進んでいるが、過去60年間の食事パターンはどの程度変化しているのだろうか。また、それは冠動脈疾患の死亡率に関連しているのだろうか。久留米大学の研究者らは、SevenCountriesStudyの中の日本人コホートである田主丸研究(久留米大学による久留米市田主丸町住民の疫学調査)において、栄養摂取量の変化と冠動脈リスク因子または死亡率の
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘職場での受動喫煙で高血圧に?’という報告です。喫煙と高血圧の関連を検討した疫学研究は多いが、受動喫煙が高血圧に及ぼす影響を疫学的に検討した報告は少ない。東北大学の研究者らは非喫煙者に限定した受動喫煙が家庭高血圧に及ぼす影響を検討。職場における受動喫煙と家庭高血圧に有意な関連が認められたと報告した。喫煙は動脈硬化性疾患の危険因子であるが、高血圧との関連については議論が分かれている。近年、受動喫煙と高血圧の関連を
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘子供の行動に腸内細菌叢が関連?’という報告です。学齢期の子どもの行動上の問題には、腸内細菌が関与している可能性があることが、米オレゴン州立大学微生物学の研究者らによる研究で示唆された。行動上の問題を抱える子どもと問題がない子どもとでは、腸内細菌叢の組成に違いが見られたという。一方、このような腸内細菌叢の違いには、食べ物だけが影響するわけではないことも示された。同研究者らは、子どもの行動と腸内細菌叢の関係を調べ
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’15都県で花粉症シーズン入り!’という報告です。読売新聞の記事によりますと...気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は6日、全国15都県で花粉シーズンに入ったと発表した。記録的な暖冬の影響で、東海や近畿、九州の各県は平年より5~10日早いシーズン入りとなった。5日までに同社の観測機で基準を超える花粉が観測された。15都県は東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨、静岡、愛知、三重、和歌山、山口、愛媛、福岡、長崎、
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘運動習慣で糖尿病患者の介護リスク低減!’という報告です。2型糖尿病患者でも定期的な運動習慣がある者では、要介護状態に陥るリスクを非糖尿病者並みに低減できることが明らかになった。この知見は、新潟大学の研究者らが新潟県三条市の医療ビッグデータを統合解析して得られたもので、結果の詳細は医学雑誌に報告された。超高齢社会を迎えた日本では、健康寿命を延伸し要介護状態に陥る高齢者を減らすことが喫緊の課題となっている。2型糖
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’発酵性大豆食品で死亡率低下!’という報告です。アジア諸国、特に日本では大豆食品や発酵性大豆食品の種類が豊富で摂取量も多い。国立がん研究センター社会と健康研究センター疫学研究部研究員らは、日本人9万人超を対象に大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関係を検討した結果、発酵性大豆食品の摂取量が多いほど全死亡リスクは低下することが明らかになったと報告した。今回、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に資する
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘前立腺肥大症の発症メカニズムを解明?’という報告です。福島民友新聞の記事によりますと...福島医大医学部泌尿器科学講座と同大学医学部免疫学講座の関根英治教授らの研究グループは、前立腺肥大症の発症に働く仕組みを世界で初めて解明した。新薬の開発が期待される。研究成果は英科学誌「サイエンティフィックリポーツ」に掲載された。研究グループによると、体内に侵入した病原体を排除するタンパク質の一種、補体が炎症を引き起こす作
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘肥満は運命ではない?’という報告です。肥満は遺伝によって定められた運命ではないことを示唆する報告が「JAMACardiology」1月8日オンライン版に掲載された。遺伝子の研究が進歩したことで、さまざまな病気の発症と遺伝子の関連が明らかになった。そのような情報が社会に広がるにつれ、過体重や肥満はDNAのせいであって逃れることはできないと多くの人が考えるようになってきた。しかし今回の報告によると実際はそうでな
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘コロナウイルスの人から人への感染は早い段階で起きていた?’という報告です。読売新聞の記事によりますと...感染が拡大する新型コロナウイルスによる肺炎について、中国疾病対策センターなどのチームは、人から人への感染が12月中旬から起きていたとする調査結果を発表した。1月29日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された。調査は、今月22日までに感染が確認された15~89歳の男女42
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’喫煙者は禁煙後も痛みを感じやすい?’という報告です。喫煙によって健康上のさまざまなリスクが増加することは周知の事実であり、喫煙によって身体の痛みが強くなるという報告もある。さらに、現在は禁煙しているがかつて日常的に喫煙していた人は、日常的に喫煙したことがない人に比べて身体の痛みを感じやすく、現在日常的に喫煙している人と同じように高いレベルの痛みを感じることが分かった。喫煙した期間が痛みに対して永続的な影響を及
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’高齢糖尿病患者では食べなさ過ぎにも注意?’という報告です。高齢の糖尿病患者では「食べ過ぎ」だけでなく「食べなさ過ぎ」が死亡リスクの上昇と関連しているとの報告が医学雑誌に掲載された。東京都健康長寿医療センターの研究グループが「J-EDIT研究」のデータを解析した結果、明らかになった。J-EDIT研究は65歳以上の高齢糖尿病患者への治療介入効果を検証した多施設共同研究。今回はこのJ-EDIT研究登録者のうち、
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘新型コロナウイルス感染患者の臨床的特徴!’という報告です。中国湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が、急速に拡大している。中国・金銀潭医院の研究者らは、2020年1月2日までに新型コロナウイルスの感染が確認された入院患者について、現段階で判明している疫学的特徴と臨床転帰について前向きに調査、分析した。Lancet誌オンライン版1月24日号掲載の報告。調査対象は、新型コロナウイルス感染が疑われ、武漢
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘平均体温は低下?’という報告です。19世紀に米国で確立された「平均体温は37℃」という常識が揺らいでいる。米・StanfordUniversityの研究者らが、現代の米国人における平均体温は37℃よりも低く、1800年代以降低下し続けていることが明らかになったと報告した。ヒトの体温は多くの人が思っているほど高くなく、平均体温はおよそ37℃という説は誤りとしている。平均的な体温とされてきた37℃という数字は、
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘電子たばこはやはり危険!’という報告です。国連(UN)の世界保健機関(WHO)が21日、電子たばこが使用者だけでなく、電子たばこから出る蒸気にさらされる第三者にも害を及ぼすとの報告書を発表した。WHOは、電子たばこは成長過程の胎児の健康や10代の若者の脳に影響を及ぼす可能性があると警告している。正式には「電子ニコチン送達システム(ENDS)」と呼ばれる電子たばこは、メーカーおよび一部の政府から、従来のたばこの
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘平均寿命が10年伸びる5つの生活習慣?’という報告です。米国で看護師健康調査(Nurses'HealthStudy)に参加した女性看護師7万3196人および医療従事者追跡調査(HealthProfessionalsFollow-upStudy)に参加した男性医療従事者3万8366人を対象に、健康的な生活習慣と重大な慢性疾患(がん、心血管疾患、2型糖尿病)のない平均余命の関連を前向き試験で検討。喫煙歴
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’前糖尿病状態から糖尿病にならないためには?’という報告です。前糖尿病者において、肥満かどうかにかかわらず体重を増やさないことで糖尿病発症リスクを最小限にできることが、国立国際医療研究センターの研究者の研究で示唆された。体重を減らすことは肥満者が前糖尿病状態から正常血糖に戻るのに役立つ一方、体重を維持することは非肥満者が正常血糖に戻るのに役立つ可能性があるという。本研究では、最大8年間、毎年健康診断を受けた
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘一晩の徹夜でも認知症のリスク増加?’という報告です。タウ蛋白質の増加はアルツハイマー型認知症のバイオマーカーとして知られている。今回新たな研究によって、たった一晩でも睡眠を取らなければ、健康な若年男性であってもタウ蛋白質の血中濃度が上昇することが分かった。アルツハイマー型認知症患者の脳ではタウ蛋白質の蓄積が見られ、発症する数十年前から蓄積は始まると考えられている。高齢者における過去の研究では、睡眠不足が脳脊髄
おはようございます。福島市さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘スポーツは聴力向上にも役立つ?’という報告です。スポーツをすると、脳が音を処理する能力が向上する可能性があることが、米ノースウエスタン大学コミュニケーション科学・神経生物学教授の研究から示された。同氏らは「この研究結果は、聴覚低下に苦しむ人々のための新しい治療法の開発につながるかもしれない」と期待を述べている。この研究は、同大学の学生アスリートの男女495人と、年齢および性をマッチさせたスポーツ経験のない対照