ブログ記事57件
先日、読んだ「バスラの図書館員」の作者ジャネット・ウィンターさんが絵を描き、文は娘のジョナ・ウィンターさん。母子でノンフィクション絵本作家ってすごい。母から影響を受けた娘さんなのかな。「この計画はひみつです」アメリカのニューメキシコの砂漠で核実験を行われていたノンフィクション絵本。オッペンハイマー(名前は出ていませんが)や科学者たちが核実験を行う様子が描かれてます。ジョナ・ウィンターさん、長崎と広島に落ちた原爆は「人類の歴史の中で最も重大で恐ろしい」と、その時のアメリカの実験の隠蔽
お肉が大好きな人にとってはステーキレストランや焼肉専門店などはすばらしい場所でしょう。ですがお肉が食べられない人にとっては一刻も早く立ち去りたい場所になるかもしれません。「すばらしい」には絶対的な基準があるわけではないのですね。--------------今回ご紹介する絵本は、こちら。『とってもすばらしい場所』マット・デ・ラ・ペーニャ文パオラ・エスコバル絵さくまゆみこ訳岩波書店レポートで満点をとったルーカス。とてもうれしくて学校で胸をはっていました。
こんにちは。絵本セラピスト®️⭐️みっちゃんです!(*^_^*)12月の週末、神保町ブックハウスカフェ☕️で開かれた「アフリカを読む、知る、楽しむ子どもの本」展に行って来ました。こちらは、アフリカ子どもの本プロジェクト創立20周年を記念して開かれたものです。会場にはアフリカの絵本や児童書が120冊ほど展示。(会場の関係でほんの一部の展示です)展示で飾られた図書のジャンル分けが上手いなぁ…と思って手に取って見ていると、プロジェクトメンバーさんの中には図書館司書の方もいるそう。あぁ、納得
昨日の午後、さくまゆみこさんの2回目の講演会があり、隣県まで行ってきました。「子どもの本は窓私が訳してきた児童文学について」先々月の末の講演会は翻訳された絵本が中心でした。その時まとめたブログが「子どもの本は窓」さくまゆみこさん講演会①|家庭文庫どんぐり小屋今回は海外児童文学について話されました。最初に、今のAI時代に、自分の頭で考え、自分の心で感じる人を育てることが大切であることを話されました。この軸がさくまさんが訳するに値するかどうか児童文学
講演会の情報がいろいろ入ってきました。①今度の日曜日、土岐市役所一階多目的スペースにて、「本好き集まれ!科学好き集まれ!ブック&サイエンスフェス2024」が開催されます。本好き集まれ!科学好き集まれ!ブック&サイエンスフェス2024開催!|土岐市公式ウェブサイト私は、三辺律子さんの講演会に興味があります。今読んでいる児童文学も三辺律子さんの訳なんです。②11月23日(土)、犬山市図書館にて、斎藤惇夫氏の講演会があります。「子どもたちを冒険の世界に導く
こんにちは図書ボランティア【ぐるんぱ】です!たんぽぽ学級では、今回はほかの場所でよく英語の読み聞かせをされている地域の方が読み聞かせしてくださいました。こちらの小学校では初めてでしたが、とても良い時間となりました。多治見図書館でさくまゆみこさんの講演会に参加されたあとの読み聞かせだったので、さくまゆみこさん翻訳の海外文化を垣間見る本も読んでくださいました。みんなそれぞれの個性や文化が違っても、みんな大切な一人と感じるような本たちです。たんぽぽ学級で楽しんだ本チトくん
昨日の午後から、さくまゆみこさんの講演会がありました。「子どもの本は窓」という演題で、さくまさんが翻訳された絵本を中心に話され、その後、BookGalleryトムの庭の月岡さんとの対談もあり、充実した時間でしたのどの調子の関係で、話す順番をかえられて、まず、「子どもの本は窓」という結論から話されました。子どもは、今いるところに縛られている。いじめ、虐待…逃げることができない。そういう時に、本という窓をのぞくことで、別の世界があるということ
こんにちは!!!愛友です🐥⸒⸒ついに!!!!!!!我々18期生の夏の公演情報が公開されました⸜(*˙꒳˙*)⸝こちら↓↓↓演劇研修所第18期生公演朗読劇『風が吹くとき』新国立劇場の演劇公演「演劇研修所第18期生公演朗読劇『風が吹くとき』」のご紹介。新国立劇場では、意欲的なラインアップにより演劇の多様性と豊かさをお届けします。www.nntt.jac.go.jp『風が吹くとき』作:レイモンド・ブリッグズ翻訳:さくまゆみこ演出:田中麻衣子です📖´-➪日程2024年
「こうなったらいい」そうイメージできていても具体的に行動してみるとなかなか進まなかったり後退するように感じたりしてがっかりすることも少なくありません。でも行動したことや人とのつながりは確実に何かを変えているのです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『いつかきっと』アマンダ・ゴーマン文クリスチャン・ロビンソン絵さくまゆみこ訳あすなろ書房「どうってことないから、気にしないで」「どうしようもないことさ」「やってもむだだね」そう、みん
今日は大晦日。兎年の終わりに紹介するのは、『ウサギのソロモン、へんしんする』(ウィリアム・スタイグ作さくまゆみこ訳徳間書店)ウサギの男の子ソロモンは、自分の特別な才能に気づきます。いつでも好きなときに、さびたクギに変身できるのです。鼻をかきながら、つま先をもぞもぞ動かせば、ソロモンはクギになり、「ぼくは、クギじゃない。ウサギだ」と思うと、ウサギの姿にもどることができます。ある日、悪いネコにナイフをつきつけられたソロモンは、クギに変身して事なきを得
こんにちは、絵本好きな主婦なおたんです皆さんがお住いの地域では、もう雪が降りましたか?私のところでは、先週少し積もりました(雪かきするほどでは無かったです)今回は、雪が降り出した時のなんとも言えないような気持ちを、犬を連れた男の子を通して表現した絵本ですゆきユリ・シュルヴッツ/作さくまゆみこ/訳あすなろ書房32p、24×26cm対象幼児~小学校中学年あらすじ灰色の空から、ひとひらの雪が落ちてきました犬を連れた男の子が「ゆきが降ってるよ」といいますが、大人たちは
今朝の景色です。広い広い空にふわふわの雲がたくさん浮かんでいます。その向こうに鮮やかに礼文島が浮かんでいます。今日の絵本はほーら、これでいい!ウォン=ディ・ペイ&マーガレット・H・リッパート再話ジュリー・パシュキス絵さくまゆみこ訳アートンリベリアの民話だそうです。表紙では、頭と腕と足と胴体がバラバラになっていますね。最初は頭が一人ぼっちで登場します。腕も脚も胴体もないのです。思いもつかない発想です。民話ってこれだからやめられません。頭は、さ
利尻には大きな岩がたくさんあります。街中にも。野原にも。多分、大昔に利尻山が噴火して飛んできたんだろうなあ、と思います。岩の上に木や花が生えています。こんなのがところどころにあります。岩の上の木の上に、さらに鳥が留まっていることもあります。今日の絵本は『むこうがわのあのこ』ジャクリーン・ウッドソン文E.B.ルイス絵さくまゆみこ訳光村教育図書向こう側に白い人の子、こちら側に黒い人の子がいますね。そして、2人の間を隔てる柵が、右端から左端まで長々と続いています
私の実家は寺でして敷地内に、お墓がたくさんあります。ずっとその環境で育ったのでお墓に行っても「怖い」と思ったことはありません。でも昔話や絵本などではお墓を怖がっていたり幽霊から驚かされたりする場面が多くて「そんなことないのにな」と、子ども心に思っていました。例え悪気がなくともいや、悪気がないからこそ刷り込まれるイメージによって見えなくなっているものが実は、たくさんあるのかもしれません。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『わたしとあなた
父と母が残してくれた築50年ほどになる昭和の小さな実家を守っていこうと決心したものの母の荷物にも手をつけれず本棚からはみ出した絵本たちを収納するのも今の本棚だけでは限界感じて、なかなか、動きだせなかったけど、床を張り替えしてもらい床下収納をリクエスト明るい感じに✨昭和の和づくりを活かしたくて、天井は、自分でリフォーム😉👍さんに色つけして白の壁紙貼り作業。カッター作業はお手のもの😊👍こんな時に、製本の技術が役に立つなんて👌手づくり絵本メンバーは、壁紙貼り替え向いて
子どもの本の翻訳作品を読む指標の一つに、翻訳者さんがこの方なら、と決めることもあります。そのおひとりが、さくまゆみこさん。最近の出版だと、『彼の名はウォルター』(エミリー・ロッダ作さくまゆみこ訳あすなろ書房)も面白かったです。物語の中で別の物語が語られ、繋がっていく謎解きサスペンス|家庭文庫どんぐり小屋(ameblo.jp)昨夜、大阪の友人が、さくまゆみこさんが出ているラジオを教えてくれました。今日、早速聴きました。https:
行き詰まった時読んで欲しい一冊です。少年の未来への希望となるパパの愛が伝わってきます。いつも投稿を楽しみにして頂きありがとうございます。愛しているよ、坊主それがお決まりのノックノックゲームの締めです。毎朝僕とパパはゲームをした。パパが部屋のドアをノックする。僕は寝たふりをする。その内パパがベッドまでくる。そしておはようってパパに飛びつくするとパパが
物語の中で、別の物語が語られる―そういう形の物語があります。今日、紹介する児童文学はまさにそういう物語です。『彼の名はウォルター』(エミリー・ロッダ作さくまゆみこ訳あすなろ書房)学校の研修旅行の途中でバスが故障してしまい、レッカー車の運転手の父親が所有している荒廃した屋敷に、4人の子どもとフィオーリ先生が避難します。嵐も来て、その屋敷で一晩過ごすことになります。台所にあった机の隠し引き出しの中に一冊の本を見つけ、暇つぶしに読むことに。し
【あさがくるまえに】著者:ジョイス・シドマン、さくまゆみこ出版社:岩波書店ISBN:9784001112665発売日:2017年12月14日【作品紹介】どうか一度だけ世界をかえてください。願いと祈りの絵本。(ブクログ/作品紹介・あらすじから引用)【感想】絵本って感じより、詩と絵が一緒になってる感じがします。絵が多いので、ある程度ひらがなが読める子なら1人で読めちゃうかもしれません。冬に凄くピッタリな絵本な気がします!【リンク先】★Amazonあさがく
いつもよりもなんだか静かで明るく感じる朝カーテンをあけると一面、銀世界。雪国で生まれ育っている私はそんな経験を何度も何度もしてきました。子どものころは、ただただ嬉しかった雪は大人になってからはちょっとやっかいなものですが静かな銀世界はやはりいつも、美しいと感じます。---------------今回の絵本は、こちら。『ゆき』ユリ・シュルヴィッツさくまゆみこ訳あすなろ書房灰色の空からまいおりてきたひとひらの、雪。「ゆきがふってるよ」男の子は言います
#ねむいねむいおはなし#ユリ•シュルビッツ#さくまゆみこ#sosleepystory#urishulevitz新潟、今時書店ブックオーナーの本の森です。お立ち寄りいただきありがとうございます^_^冬になると、暖かい部屋で過ごす夜の時間をイメージする本に手が伸びます。特別なことはなくても、暖かくある事が何よりのご馳走。そこで微睡む時間のなんと素晴らしことか。#今時書店に置いてますTopPage|今時書店imadoki-shoten.com
「ふしぎなボジャビのき」再話.ダイアン・ホフマイアー絵.ピート・フロブラー訳.さくまゆみこアフリカのむかしばなしおなかがぺこぺこの動物たち。美味しそうな樹を見つけるも、そこには蛇が巻きついている〜!!樹の名前を言わないとどいてくれないよう。。。動物たちは、その名を知っているライオンに順々にその名を尋ねにいくストーリー。順番にライオンのもとに行くけれど、教えてもらった樹の名前を忘れてしまう動物たち。でも、動物たちが、思い出そうと絞り出してくる樹の名前の響きが、ポップでとっても面白
『こどもの本で平和をつくる~イエラ・レップマンの目ざしたこと~』作:キャシースティンソン絵:マリーラフランス訳:さくまゆみこ出版社:小学館発行日:2021.7.14ページ:32p【出版社からの内容紹介】子どもの本を通して希望の種をまく戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、少女は、弟の手を引いて建物に入りました。すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。そして、ステキな女性と出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。イエラ・レッ
【あさがくるまえに】著者:ジョイス・シドマン出版社:岩波書店ISBN:9784001112665頁数:48頁<作品紹介>どうか一度だけ世界をかえてください。願いと祈りの絵本。(ブクログ/作品紹介・あらすじから引用)-------❁❁❁-------絵本で48ページもあるなんて、ちょっと驚きました。普通なのかな?もう少し、薄めの絵本だと思っていたからかもしれません。冬に読んでみたいなぁと思って、気になった絵本です。表紙に描かれている雪の結晶が凄
絵本じゃないけど、最近読んだ本。あまりによかったので!「雪山のエンジェル」雪山のエンジェル[ローレン・セントジョン]楽天市場1,540円子どもにも読ませたいなー。こちらは訳者さくまゆみこさんのブログ。雪山のエンジェル:バオバブのブログ(way-nifty.com)昨年10月に出た本なので、あとがきにはコロナのことにも触れられていますが、エボラ出血熱で両親を亡くした少女のものがたりです。絵がステキです。これは誰が描いたんでしょう?装丁は
夫の机の上にあった1冊の本。表紙には車いすに乗った人の写真と『ホーキング宇宙を語る』というタイトルが。その人がとても有名な科学者だと知ったのはそれから少し後のことです。------------今回の絵本はこちら。『スティーブン・ホーキングブラックホールの謎に挑んだ科学者の物語』キャスリーン・クラル・ポール・ブルワー文ボリス・クリコフ絵さくまゆみこ訳化学同人幼いころから一日中本を読んだり、考えたり。ラジオや時計をバラバラにしてどうやって動いてい
せまいへやにいても、こころはとおくへとんでいけるのだった。男の子が地図を眺めながら地図を描き写しながら想像の世界へと旅立つセリフですおとうさんのちずAmazon(アマゾン)599〜5,450円戦争が起こり故郷を追われた家族命からがら辿り着いた土地は夏は暑く、冬は寒い東の国食料は乏しく寝床は土を固めた床の上オモチャも本も無く何もかもが足りなかったそんな時お父さんがパンを買いに市場へ出かけるとなかなか帰ってこないのでお母さんと男の子が心配して
こんにちは!!いかがお過ごしでしょうか?私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)今日は、絵本の紹介をさせてください。今回紹介するのは、「くまさんのおたすけえんぴつ」アンソニー・ブラウンさん作さくまゆみこさん訳です。くまさんのおたすけえんぴつAmazon(アマゾン)1,980〜19,695円主人公のくまさんは、散歩に出かけました。